Sunday, April 25, 2021

virtual walking, moon cowl

去年、ロックダウンになった時に、主人が(おそらく)ストレスで体調が良くなくて、家にこもりがちだったので、1日1度は外を歩こう、というのを習慣づけるためにFitbitを買って、世界のトレイルをヴァーチャルで歩く、と言うチャレンジに参加申し込んで、主人は去年の3月から秋くらいまで、スペインのカミーノ・サンティアーゴトレイル(772キロ)を歩いていました。このトレイルは主人がいつか実際に歩きたいとずっと言っているトレイルです(ヴァーチャルチャレンジでは冬に歩き終わって、完走のメダルを郵便で受け取りました。)

4月5日のトレイルからの景色
私は5月末に同じ会社(マイバーチャルミッション)の英国横断トレイルに申し込んで、歩いています。しくみは、私のFitbitとこのヴァーチャルフィットネスのページとリンクしていて、一日の終わりに、私が歩いた距離(仕事での本棚とカウンターの往復なども含め)が伝わり加算され、私の駒が歩いた分だけグーグルマップのトレイルの上を動きます。この英国横断は1744キロで、イングランドの一番左端、ランズエンドを出発してからもうすぐ1年になります。

なので、この1年、町の周りの似たようなカナディアンロッキーのトレイルを何度も何度も歩いたけれど、このチャレンジのページを開けば、私は英国ののどかな村を通り過ぎたり、羊を横目に丘に通る細い道を歩いていたり、とにかく英国に暮らすのを20年以上も夢見ている私にとっては、それが励みでも楽しみでもあります。ペースは1日4ー6キロなので、ゆっくりだけれど、数か月前にはとうとう23の時に1年弱暮らした町の近くや、そこから遊びに行った国立公園など、懐かしいところを通り過ぎ、英国で暮らす友人にスクリーンショットした自分の見ている景色と地図を送ると、彼女もとても喜んで、会えないけれどエリコがこの近くを歩いていると思うとウキウキするわと言って、一緒に昔の思い出を振り返ったり、とても懐かしく嬉しい時間がありました。それからも、「今どこを歩いているの?」と彼女は聞いてきてくれるので、もう湖水地方を超えてスコットランドが近くなってきたと伝えたところです。

EBが私のイニシャルです。
スコットランドが近いから、もう随分歩いてゴールが近いのかと思ったら、60パーセントが終わったところでした。思っていたよりもずっとスコットランドは大きいんだなぁ。

去年の5月31日から「歩いた」距離、1116キロ。

今日のトレイルからの景色(グーグルマップを使用したもの)ライブではないとわかっていても、青空に緑の丘、奥に羊たちが見えて嬉しくなるのです。

イングランドにいた時、北はヨークまでしか行ったことがなかったので、これからの景色もとても楽しみです。コロナがおさまり、人が今までのように自由に動けるようになったら、スコットランドやウェールズ、アイルランドにも行ってみたいと夢見ています。

最近編み終わったのは "Hypatia" と言う名の月の模様のカウル、デザイナーは Carissa Browning さんです。ポンポンマガジンのE-bookを買いました。初めてダブルニッティングと言うやり方を知りました。2色の糸を使って編み、出来上がるとカウルをひっくり返すと同じ模様が全く反対の色で出来上がっています。白っぽい三日月の面と、紫の三日月の面ができるのです。ちょっと感動しました。今まで編んできた模様編みは、裏面は糸が通っていて、裏面を見せて着るというのはそういうデザインでない限りしないけれど、これは完全にリバーシブルです。どんなふうになるのか見てみたくて挑戦したものだけれど、これでブランケットとか編んだらいいだろうなぁ、欲を言えば全部同じ三日月でなくて、月の満ち欠けがいろんなステージになってパターンに出ていたらもっと素敵だろうなぁ。。と思いながら、いつかブランケット、この方法を使って編んでみたい、かもしれないです。

以前に編んだ指なし手袋にも月の模様があるし、プラム色の糸を使ったので、いいセットみたいになりました。いや、ちょっとごちゃごちゃしすぎているかな。。

今日も家族でトレイルを少し歩きました。雪が随分と解けて、木に木の芽が膨らんできているのを見たし、ロビンとチカディーが鳴いていました。嬉しい春のサインです。

Monday, April 19, 2021

a sign of Spring

土曜日は気温が15度近くまで上がって、寒がりの私も半袖で過ごしました。まぶしい太陽のもと、家族でトレイルを歩くのは暖かくて気持ちのいい時間でした。今年初めて見つけた花は、きっとどこかの家の種が飛んだのかな、町のエッジに近いトレイルにポツンと咲いていた菫?ビオラ?の花、これって野草の菫とは違うよね?本当に本当に小さいけれど、色がとてもきれいで、見つけた時、ジュリも私もバイオレットだ!と声上げたほど嬉しかったです。
いよいよこれから春だなぁとウキウキしました。(日曜は10センチも雪が降りましたが)

アルバータ州はまた感染者がものすごい勢いで増え始め、ここのところは毎日千人以上、しかもかなりが変異株だということで、どうなってしまうんだろうと心配しています。約1か月前に「図書館は地域にとって、Wi-Fiが使えたり、本などを借りることができる大切な場所だ」と、予定より早めて図書館を開くことにすると政府が発表して私の働く図書館もアポイントメント制で開いたのだけれど、またこの状況変化で図書館は閉まり、利用者たちからのリクエストをメールや電話で受けて、貸し出したアイテムを予約した時間に図書館のドアのところに取りに来てもらう形に戻っています。

昨日、まれに血栓が確認されるとして55歳から65歳の人たちだけ受けられるとしていたアストラゼネカ社のワクチンを明日からアルバータでは40歳以上に対象を広げて接種を始めることになって、ざわざわしています。主人も私も40代なので、希望すれば受けられるようになるけれど、一斉に中止したり、様子見でこの年代だけいいとしたり、永遠に中止にした国もあるし、ころころ対象が変わっているアストラゼネカ社のワクチン、受けた方がいいのかな。総理大臣とかは自分に接種機会がきた最初のワクチンを受けるようにと勧めているけれど、少し怖いのが正直なところ。でも、他の会社のが絶対にいいとか副作用がないとかは言い切れないし、他の会社のを待っていたら夏まで機会がないかもしれない。今日は心がざわざわです。

Monday, April 05, 2021

Our Easter weekend..

今年、 ジュリと主人の春休みの最後はイースターの週末と重なり、図書館も連休だったので、私も一緒に金曜から家でのんびりと過ごしていました。

昨日とおとといは晴れる時があって、そういう時を狙ってトレイルに歩きに出ました。この連休中、雪が特に金曜日と土曜の夜に降ったのだけれど、日曜の午後にはかなり溶け始めていました。町のレクセンターのイベントで子供たちが町のトレイルの木にイースターエッグをつけて飾りつけをしていたようでした。ポンポンもあってカラフルでかわいかった。

6か月の長い冬にはいい加減飽きて、タンポポでも見つけたいものだけれど、タンポポやつくしが見えるようになるのももう少しかな。。。 と思って、去年のブログを見てみたら、タンポポの写真が載っているのは5月中旬でした。まだまだ随分と先だった。。もうしばらく枯れた色合いには随分と鮮やかな苔などで。白と茶色だらけの景色の中、鮮やかな緑や黄色は目を引きます。


主人とジュリはこの10日間の春休みを思う存分、家の中で満喫しているようでした、ジュリは大好きなダンジョンズ&ドラゴンズの絵を描いたり、そのゲーム関連の調べ物をしたり、オンラインで友達と夜中まで話しまくったり、ゲームしたり。主人も同様、コンピューターをしたりゲームをしたり。ゲームやりすぎーとか、家事を少しは手伝ってよ、といろいろうるさい母親(私)が仕事でいなかったので、時間を気にせず休みを自由に楽しんでいたようでした。

編み物歴9年、初めて「ダブルニッティング」に挑戦。
パターンはポンポンマガジンから"Hypatia" by Carissa Browning

私も休みは自分に使おうと思って金曜日は雪だったしかなりのんびり、ポッドキャストを聴きながら好きなだけ編み物をしたり、友達とビデオチャットをしたり、したけれど、やっぱりそうも続けられなくて、結局ミスターフィッシュの水槽を洗ったり、床を磨いたり、パンがないからベーグルを焼いたり、学校からランチにくるジュリが食べやすいスープを作り置きしておいたり。それで家族でトレイルを歩いたり、夜は3人で好きなテレビのシリーズを観たり、編み物をしたりできたから、いい3連休だったと思います。

主人が町でよく買い物をする今年にできた食材屋さん(ケトジェニックダイエット用の食材をたくさん扱ってくれている)で先週「1人に大きなハムをイースタープレゼント」というイベントみたいのをしていて、50ドル分お店で買い物をするたびに名前を書いた紙を箱の中に入れてくれるそうで、それに何枚か入れてもらっていたそう。木曜日の夜に仕事から帰ると、「ガレージ見てごらんよ、サプライズがあるよ。」とにやにやしながら主人が言うので、ガレージをのぞいてみると、大きな、9キロもある、ハムがドドーンと置いてありました。当たったのだそう。

焼けた。大きすぎて七面鳥のロースティングパンにも入らなかった。

コロナ禍だし、家で特別イースターの食事もする予定もなかったので、とてもラッキー。土曜日に外側にマスタードとハーブのミックスを塗ってオーブンで焼いて(温めて)、ありがたくいただきました。まだまだいっぱいあって、ほとんど冷凍して長く楽しむつもりです。山の食材はどれも都会に比べると値段がとても高いので、何気にものすごく助かると、感謝しています。

今日のジュリのランチはハムの入ったスープとベーグル。

何かイースターらしいデザートでも作ろうよとジュリを誘ったけれど、今まで一番そういうのを喜んでいた主人が砂糖や小麦粉を食べなくなってしまって作る気がわかない。うーん、うーんと2人でどうするー?と考えていると、「これ自分用に買ったんだー高かったけれど、イースターのデザート!」と言って、ケトジェニックダイエットの人用のブラウニーの粉を嬉しそうに見せに来る主人。なんだ、そういうの買ってたの?それなら、主人はそのブラウニーを、ジュリと私は普通のチョコレートたっぷりのブラウニーを作ろう、と言うことに。

上にもイースターチョコレートエッグをのせたら、最近全然甘いものを食べてなかったせいか、それとも本当にすごく甘いのかわからないけれど、ものすごく甘かった。。。ジュリと少しずつ食べてます。主人は主人のブラウニーを少しずつ楽しんでいます。

また、今日から学校が始まりました。あと3か月で夏休み。これから少しずつ春のサインが町やそのまわりのあちこちに見えてくるだろうから、楽しみです。