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Wednesday, December 16, 2020

a day off

アルバータ州の感染の勢いが止まらず、こんなに後になって、ようやくまたロックダウンに近い状態になりました。もっと早くしてほしかった。。。
この日曜から4週間、お店はそれでもまだ開けるようだけれど、お客さんは容量の15パーセントまで、それ以外のサービス(ヘアサロンなど)は閉店、図書館も今まで少し公共に開いていたところは、直接接触のない受け取りサービスのみに戻りました。
自分たちの家族以外と会うことは屋内外禁止、クリスマスも今暮らしている家族とのみ過ごすということに。外にスキーやスケートには行けるけれど、自分の家族とだけというルールです。

ファイザー社のワクチンがカルガリーとエドモントンに届いて、昨日から医療従事者の皆さんなどから接種が始まっています。この小さな町に届くのは随分と先になると思うけれど、ワクチン接種が始まって、今のひどい感染状況が収まり始めたらいいと願っています。
今日は休みで、ずっと前に借りて観ようと思っていたDVD「エマ」を観ました。すごく面白かった、なんとなく笑える場面があちこちにあって、でもロマンティックなところあり、花も景色も家の中も衣装も小物も色がとてもきれいで、「エリコはきっと好きだと思う」と職場の後輩に勧められて借りたんだけれど大正解。はじめは英語でサブタイトルをつけて観て、夜にもう一度ジュリも主人も一緒に話しながら、焼いたラベンダークッキーと紅茶も出して楽しみました。

ジュリと主人は今週金曜日で学校は終わり。私は明日から23日まで日曜を除いて働いて、クリスマス休暇になります。気を引き締めてあと一週間頑張ります。

Saturday, November 07, 2020

Knit along, draw together, connecting is important.

思いがけなくたくさん雪が降って強風の続いた10月後半は、家にいることが多くて、ジュリがピアノを弾いたり、オンラインで友人たちと話をしたり、主人がコンピューターゲームをしたり、プラモデルを作ったり、窓の外は真っ白で、編み物をしながらソファから見る家の中の景色はあの3月の自粛期間のものと似ていて、あの頃よりもずっと1日の感染者数が増えている今なので、これからこの長い冬がまた孤独で暗いものになるのかと思うと、本当の本当の本当に私たちはそれぞれ趣味があって良かったと感じます。

趣味を通じて「繋がる」ことを意識して取り組んでみようと思っていて、この10月はジュリと一緒にインクトーバーチャレンジを今年もしました。インクトーバーは、10月の31日間、毎日題が与えられて、インク(ペンなど)を使ってその題に沿った絵を描く、またはショートストーリを書く、そしてそれを載せたい人はソーシャルミディアに載せる、というもの。インスタグラムを最近とうとう始めたので、私は自分の絵を載せて、他の人たちが描いた絵を見てなるほどーと感心したり驚いたり。

小さなことだけれど、よし、今日の題は何かな、とジュリと一緒にテーブルに着いて思い思いに描いて見せ合うのが楽しかったし、特に部屋にこもりがちな思春期の娘を巻き込んで一緒にやってみるアクティビティーとしては成功だったと思います。彼女は描いたものを外には見せたくないというけれど、なかなか面白いものを楽しそうに描いていました。

私は編み物でも新しい「繋がる」チャレンジに取り組んで、数日前に完成しました。スティーブン・ウエスト氏が毎年10月にミステリーニットアロング(MKAL)と言うのをやっているのを知ったのが10月の中旬。パターンを購入すると、10月の毎週金曜日にパターンを4セクションに分けた1セクションずつが送られてきて、編んでいる参加者たちはショールを編んでいるということはわかっているけれど、どんな形に仕上がるのかは最後のセクションが送られてくるまでわからないという、そこがミステリーでとても面白いアイディア。

そんなおもしろい編み物に参加しない理由はないと、見つけたその日に参加して、すでにセクション2まで配布されていたけれど、追い付くまで見ないようにして、時間を見つけてはガシガシ編んでいました。このプロジェクトのいいところは、特にこのコロナでみんなが行き来できない中、世界のあちこちから何千人ものニッターたちがこれに参加し、ルールを守ってインスタグラムやラベリーにその過程を載せ、お互いにポジティブなコメントを残せるということ。日本からもドイツからもチリからもカナダからも参加者がいっぱいいるとスティーブンは言っていました。

毛糸屋さんは山にはないし、オーダーしたら山に届くには2週間くらいかかるので、そうすると10月も終わってしまう。なので、家にある手持ちの糸をどうにか組み合わせて、本当はもっと鮮やかで色を楽しむのが彼流なんだけれど、私は地味目にグレーと紺系で参加しました。インスタグラムで参加者たちの色合いを見るのがとても楽しくて、しかも、糸や色は違うけれど、みんな似たようなペースで同じショールを編んでいるという「繋がる」感が嬉しくて、こういうことを呼び掛けられるスティーブンってすごいなぁと。編み図もシンプルな編み方を使いながら面白い模様を作れる彼の作品は過去にも4つ編んだことがあるけれど、どれもとても魅力的で編み続けたいと思うものばかりです。


ショールが完成して、編み物ジャーナルも完成したら、本当に心が満足して、達成感でいっぱいで、それをインスタグラムに載せたら、まだ始めたばかりで知り合いの数もとても少ないのに、ショールを通して世界のあちこちからコメントをもらったり、私もいろんな人たちのショールを見てインスピレーションをもらったり、「繋がり」を感じてさらに編み物を好きになりました。

そんなことをしていた10月でした。

あとは最近どんなことをしたかな。

ジュリに読んでいた赤毛のアンシリーズも読みたかったアンが家庭を持つまでの4冊を読み終えました。1冊目は持っていたのだけれど、図書館にも2-4冊目がなくて、他の図書館から取り寄せるのはこのコロナの中あまりしたくなかったし、時間もとてもかかるので、アマゾンで安くしかもこのかわいい切り絵のような表紙の4冊セットが売っていたので、購入して読みました。ジュリと私が好きだったのは1冊目と3冊目。

夏の終わりに主人の母が送ってくれたお庭のルバーブを解凍して、ルバーブクランブルパイを焼きました。熱いパイにバニラアイスを載せて、ルバーブの酸っぱさとアイスの甘さがぴったりでした。

今日も雪の土曜日です。ジュリはオンラインでD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)を仲間とやって楽しそうにしていました。あとはテスト勉強に集中するようです。私は掃除と洗濯と、夜には新しい編み物を始めようと思います。


Friday, September 04, 2020

Anne of Green Gables / Anne with an E

ジュリとのブッククラブがまた始まりました。

今回はなんと、「赤毛のアン」です。

カナダに暮らしているけれど、ここから反対の東側にあるプリンスエドワード島でのお話。確かジュリがもう少し小さい時、シークレットガーデンとかを読んでいた時に続けてクラッシックを読もうと思って読んだことがあったけれど、途中でやめてしまった本でした。

数週間前のある夜にジュリと何かテレビを見ようか、と、ネットフリックスで見るものを探していた時に、”Anne with an E" というテレビドラマを見つけました。ジュリと話して、1話だけ一緒に見てみて、そのまま見続けるかどうするかを決めようと見始めた時から、その映像、特に美しい自然、そして衣装、それに日々の生活の様子。。。見入ってしまって、シーズン3まで毎回すごく楽しみました。私はサブタイトル付きでもう一度見たほど。

映像は美しいものが溢れているけれど、内容はヘビーなものも多く、ものすごくひどいいじめ、人種差別、LGBTQについて、カナダのインディジネスの人々の暮らし(レジデンシャルスクールのこと)、女性の権利について、などなど、見ていて胸が痛くなる場面も数多かったです。このドラマは原作の本にそのまま沿っているのではなくて、それをベースに作られた別のもので、それを知らずに見ると、「本はこうなのに、このドラマはひどい。」という印象を持つかもしれません。

(日本でもNHKで「アンという名の少女」という題名で9月から始まると聞きました。)

私はジュリと毎回見た後に意見交換を随分としました。ちょうど13歳のアンの設定だったので、同じ13歳のジュリも自分の生活と比較したり、自分がアンだったら。。と考えてみたり。。。そういう時間を一緒に持てていいタイミングだったと感じています。

本棚に眠っていた”Anne of Green Gables" を取り出してきて、チャプター1だけ読んでみる?と聞くと、「いいね!ドラマと原作がどういう風に違うのか気になったんだ」とジュリ。

それから毎日読んでいます。カナダの自然の描写が、実際にカナダの山に暮らしているからか、手に取るようにわかります。アンの話しっぷりにジュリがくすくす笑ったりしています。

ドラマを見ている時も、本を読みながらも、今の生活がいかに便利で何でも簡単に手に入ると感じます。自分たちの生活やすぐそばにある偉大な自然に感謝するのと同時に、見直せること、例えば、物を大事に使い続けることとか、すぐに買わずに工夫できることを考えてみるとか、そういうことをジュリが一度立ち止まって見まわして考えてみることもいい機会になったと感じます。アンの友達やクラスメートのために立ち上がって、いじめや差別に対して違うものは違うと言える勇気、正直でとにかく思ったことをすぐに口にして行動してしまうから失敗することもたくさんあるけれど、何事にも真剣に正面から向き合う行動力と熱意、そんな様子にジュリは共感や興味を感じるところがあるようでした。

子供の頃にもきっと読んだと思う、赤毛のアン。プリンスエドワード島はものすごく日本人観光客に人気だと聞いても、今まで訪れてみたいと思うこともありませんでした。でも、カナダに移住して12年、今回こうやってまた「赤毛のアン」と出会ってみて、行ってみたいなと思うようになりました。ドラマは全部ではないけれど、プリンスエドワード島で撮影されたそうです。映像がとても美しいドラマでした。

Wednesday, April 22, 2020

these days...

Stay Home.
学校が閉まり、図書館が閉まってから1か月と1週間が経ちました。皆元気です。
編み物は家にある毛糸消費も兼ねて、3つのプロジェクトを進行中。奥のピンクのは友達と新しいプロジェクト・カーディガンのスタート。

春の色合いでメレンゲを焼いて時々つまむおやつに。
私はパンジーの色のイメージで黄色と紫を選んだけれど、ジュリはこれを見た時に「ばぁばのイメージの色合いだね」と。

今週は一気に気温が上がって、山のようだった雪もほとんど解けました。散歩中にカラスやレイヴェンじゃない赤い鳥を見つけたのがすごく嬉しかった。何て名前の鳥だろう。。。
きっとすぐにロビンもツバメも帰ってくると思います。

13歳のジュリ、彼女の方がよっぽど難しい言葉を知ってるしスラスラ読めるけれど、まだ私の読書に付き合ってくれて、2人でブッククラブをしています。最近読み終わったのは私たちの大好きな「ハウルの動く城」の原作。映画とはまた違っておもしろかった。
読み終わった後に映画をまた観て、「でも映画もすごくいいよねー!」と。
今読んでいるのはシャーロック・ホームズ。
13歳だと今まで見られなかった映画やドラマも少し見られる範囲が広がって、家族3人でカンバーバッチ氏の「シャーロック」を毎晩1エピソードずつ観ていました。ジュリはこういうのが大好きで、原作を借りておいたのでそれを少しずつ読み始めています。
私も原作を読むのは初めて。130年も前に書かれた話、どんなものなんだろうと思ったけれど、おもしろくて、難しい言葉もあるんだけれどジュリが助けてくれるので、意味を話し合ったりしながら進めています。
ちなみに、「シャーロック」をあまりにも気に入っていたので、「イミテーション・ゲーム」も一緒に観ました。主人と私は随分前に観たけれど、暗号を解くコンピューターを作った人のことだったよなぁ。。。と言うところばかり覚えていて、一緒にもう一度よく見てみたら、もっとずっとずっと深かった。

1回、前に観たものもジュリと一緒に観るとまた違うように見えるし、あとで思ったことを話ができるので「家族で映画を観る(Netflixで)」時間も増えました。

日曜日には主人の両親と弟夫婦とフェイスタイムで顔を見て話しながら夕食をとりました。ジュリも週に2度の友人7人でやるゲームが元気のもとになっています。
こうやって離れていても繋がれるインターネットに感謝の日々です。

Sunday, April 14, 2019

Finished reading the series for the third time!

週末に読み終えました。ハリーポッターシリーズ。
これで3度読みました。一人で1度、ジュリに聞かせるのは2回目。
今まで、ずっとシリーズの中で1冊目が一番好きだと思っていたけれど、今回読んでみて、5冊目あたりから最後まで良くなっていると感じました。未だに意味が分からなくて前後の文脈で理解する言葉がいくつか後半の本にはありましたが、勉強している成果もあるかな、前よりよく理解できたと思っています。

前回プロフェッサーダンブルドアが亡くなったところで大泣きしたジュリだったけれど、今回はセドリックが亡くなったところと最後ヴォルデモートのいる森に自分の意志で向かうところ、そこで泣きながら聞いていました。好きな本は生徒たちみんなが力を合わせるDAが出てくる5冊目だそうです。
私は毎回母がらみの(リリー、モーリー、マルフォイのママ)話のところでは泣きながら読むのですが、今回は初めてダドリーがハリーと別れる場面で大泣きでした。そして毎回のことながら、登場人物のつながりや背景が本当によくできていると感心しながら読みました。

きっと、世の中にはたくさんのいい本があって、それなのにどうして3度もハリーポッターシリーズを読んでいるんだろうと不思議に自分でも思うけれど、好きなんだなぁ。。。どうも。
11歳から18歳の大切な仲間の成長やチャレンジ、関わり方、ジュリと一緒に読むにはいい時期だと思いました。友達の大切さ、思いやり、助け合い、あと死ということもテーマになっていて、時々、チャプターを読み終わって本を閉じて、ジュリはどう思うか、私はどう思うか、そんな話合いをすることもありました。小さな2人だけのブッククラブです。

半年近くのブッククラブを終えて、なんだか寂しい気持ちだなぁと思っていたら、「次は何を読んでくれるの?」とジュリ。そうか、まだ私の読書に付き合ってくれるのか。と、嬉しくなりました。
明日からとうとう開く図書館で仕事終わりに探してこようと思います。

Sunday, November 18, 2018

To watch Fantastic Beasts : The Crimes of Grindelwald

ロッキー山脈の中にある小さな町の暮らし。
映画館なんてものはもちろん町にはない。
どうしても観たい映画があったら、どうするか。

答えは、雪の降る中でも、高速にのって200キロ先の映画館まで行く。

もう少しで12歳になるジュリの家族からの誕生日プレゼントは、ファンタスティック・
ビーストシリーズの2作目、”The crimes of Grindelwald" を観ること。雪の季節は、数年前にタイヤがスピンしてハイウェイ脇の雪に車ごと突っ込んだ怖い体験をしてから極力町から出ないのだけれど、週末に休みをもらえることがわかって、高速のコンディションが良かったら行こうと、前もって3Dの席を予約していました。

今朝は晴れたけれど、昨日雪が結構積もって道路が凍結していて悩んだ。けれど、無理そうだったら引き返そうととりあえず行ってみることに。除雪がまぁまぁしてあって、主人もスピードを落として気を付けながら運転してくれて、映画館に無事に到着しました。

レイヴェンクロウのマフラー巻いて。
ジュリのアイディアで、弟夫婦からプレゼントしてもらったグリフィンドールのマフラー、私がジュリに昔編んだグリフィンドールとレイヴェンクロウのマフラーを持って行っていて、3人とも首に巻いて映画を観ました。

内容は始まったばかりだし書けないし、複雑で消化するのに時間がかかって見逃したり聞き逃した部分も多いけれど、全体的には面白かったと思う。ちょっと登場人物が多くて余計なインフォメーションが多いかなと思ったけれど、ジュード・ロウのダンブルドアはとてもいいキャスティングだと思いました。ハリーポッターシリーズは大ファンというほどではないけれど、ジュリと原作も3回は読んでいるから、ファンタスティックビーストの映画の中で見つかるハリーポッターシリーズの中での出来事とのコネクションにワクワクしたり、「もしかしてこうだからこうだったのかな?」と、推測するのが楽しくて、帰りは家族3人でずっと映画について、コネクションについて話に盛り上がり、家についてももう一度ファンタスティックビーストの1作目を観たり。

「考えてみれば、高速往復4時間以上かけて映画だけ観に行くって、ぼくたちも結構ナード(おたく)だよね。。」と主人。「マフラーも巻いちゃってね。」

いやぁ、すごい商売だな、まんまとはまっているな、とは思うけれど、魔法の世界はやっぱり魅力的で。できれば、映画のスクリーンプレイでなくて、本を読みたい。J.K.Rowlingさんの頭の中でこの世界はどうなってどこまでできているんだろう。。。本を書いてくれないかな。。。

ハイウェイの帰り道、映画が終わってさっと食料の買い出しだけして4時には出たのだけれど、フリージングレインと日がすぐに落ちてしまって、後半は真っ暗で雪とアイスの中、怖い運転でした。しかも突然大きなムースが2頭も目の前に飛び込んできて、ぶつかると思った。主人がうまく避けてくれて助かったけれど、路上が滑りやすくて、危なかった。無事に帰ってこれて良かったけれど、映画一つ観るためにかなりの冒険でした。

Wednesday, October 04, 2017

Author visits

図書館にアルバータ州出身の子供絵本作家キャロリン・フィッシャーさんが来てくれました。私はこの機会を本当に楽しみにしていて、彼女のプレゼンテーションを絶対にジュリに聞いてほしくて、水泳を休ませて参加してきました。
何が楽しみだったかと言うと、彼女が作者なだけでなく、イラストレーターだと言うこと、私たちの暮らす町は本当に小さい町で、学校でもアートに触れる機会もほぼないし、美術館とかもないし、芸術に関してはとても寂しい町なのです。なので、プレゼンテーションで絵を描いてくれるそうだと聞いていたので、どんなパフォーマンスが見られるのか楽しみにしていたのです。

彼女の作家になるまでの話はやっぱり努力の積み重ね、どうやったら1冊の本ができるかという過程の説明も子供たちにも私にもとても興味深いものでした。ジュリは今年、選択授業でジャーナリズムをとっていて、ホームページのエディターを担当しているので、なるほどと思うところがいくつかあったようです。

短い時間で描く肖像画のデモをしてくれると言うことで、子供たちの中からモデルを選んだ時に、偶然ジュリを選んでくれました。とても楽しかったようで、プレゼンテーションの後の片付けも手伝ったのだけれど、その時もずっとジュリはキャロリンさんと話をしてました。
「もうすぐ新しい本は出るの?」
「今まだ描いている途中、しかもさっき話したようにそれが認められるかは別の話よ。」
「なかなか厳しいね。」
「描いている話の終わりを今3パターン考えいるんだけれど、あなたに話してみて感想を聞いてみようかしら。」

と、ジュリは本当に楽しそうに彼女にくっついて話をしていました。

私が水泳を休ませてでも参加させたいと思った理由は、ちょうど私がジュリの歳の頃、家族で週末によく行く大きなショッピングセンター内にあったこども図書館でまついのりこさんを招いて本を作るワークショップに参加させてもらった機会があったことでした。
これはジュリのだけれど、私も持っていたまついのりこさんの「とけいのほん」
(今回のブログを書きながら、まついのりこさんが今年お亡くなりになったことを知りました。)

お話を考えて、下書きをして、マーカーでなぞって、絵を描いて。。。。細かいことはさすがに忘れてしまったけれど、「作者に会った、一緒に本を作って褒めてもらった」と言うことはずっと覚えていて、その本も母が大事に今も取っておいてくれています。写真を送ってくれました。(左の写真)

そして、やっぱりそういう体験はしっかりと心に焼き付くんだなと思うので、ジュリに絶対に参加してほしいと思っていました。
彼女はどう感じたかな。。。これからはキャロリンさんの提案通り、スケッチブックをいつも身近に置いてアイディアが浮かんだらすぐに書き留めるようにするんだと話していました。

すごく感じのいい方で、気さくにいろんな質問にも答えてくれました。
本を2冊(はじめの写真。左の雪の本は作・絵、左のポテトのは絵)買いました。
話を聞いてから一枚一枚ゆっくりと本を読んで絵を見てみると、図書館には何千もの本があるけれど、本を1冊作ることって改めてすごいことなんだなと感じます。

やっぱり、会ってみるって違う。特別なコネクションができた気がして、ジュリにとっても私にとっても好きな作者の一人に跳ね上がりました。これからの彼女の本が楽しみです。
とてもいい機会を町に提供してくれた図書館に感謝。

Sunday, April 09, 2017

fun 3 days in city

ホームページの写真で見た時から食べてみたいと楽しみにしていた
Duchess Bakery での春のエクレア。

まだまだ段ボールだらけ、カーテンもピンでとめてある状態の家だけれど、学校が始まる前に春休みらしいことを、と、用事もあったので、エドモントンに行ってきました。

去年、ジュリがもらった賞にウェストエドモントンモールの大きなビーチで1日遊ぶチケットがあったので、1日WEMで遊んだり、ジュリと楽しみにしていた映画、Beauty and the Beast を観たり、家に必要なものをIKEA で買ったり、都会でやりたかったことを詰め込んだ3日間でした。毎日引っ越しの片づけと仕事でへとへとだったので、全部を忘れて、すごくいい気分転換になりました。

Beauty and the Beast はものすごく良かったです。もともと美女と野獣はディズニー映画の中で1番好きだということもあるけれど、エマ・ワトソン以外に誰があんなにベルを演じられるだろうか、と思ってしまうくらいぴったりな役で、キャスティングもよかった。衣装もさすがディズニー、すごいです。ところどころにオリジナルの映画と違うところがありました。歌もキーが違ったり、アレンジがあったりして、私はオリジナルのも今回のも両方好きです。(ただ、Be Our Guest はちょっと引き気味に観てしまったけれど。)
エドモントンの帰りの車の中は美女と野獣の歌一色でした。ジュリは今日も大声で歌いながら部屋の掃除をしています。

また、山に戻ってきて、明日から学校が始まります。
ここから6月末までが、正直1年で一番苦手な季節。日が伸びて天気が良くなって、外でのイベントが急に毎週のように増えるのと、冬の間、無人のようだった町にいきなりみんな外に出てきてBBQやらパーティーやら、やたらハッピーで活動的なのと、もともと私はアウトドアでもアクティブでもないし、大勢とかが苦手なので、そういうイベント関係が山ほどあって苦手なのと。でも、緑が増えて空気が気持ちいいのは私も嬉しいので、ガーデニングに取り組んだり、ハミングバード用のドリンクを置いてみたり、自分なりに季節を楽しむ時間を作りたいです。

Monday, March 20, 2017

daughter and mom's time

春にある図書館でのイベントの準備も兼ねて、クリスマス頃からまたジュリにハリーポッターシリーズを読んでいます。ジュリが2年生の時にも1度読み聞かせしたのだけれど、内容がダークになってきた4冊でジュリに読むのはやめていました。でも、もう5年生なので、全部読めるかな、と思って。

昨日、4冊目が終わりました。今日から5冊目です。Harry Potter and the Order of the Phoenix は7冊の中で一番長いのだそう。資料を見てみると、7冊の本のトータルページ数は4,224枚、使われている言葉は1,083,594語。
一応児童書だけれど、英語の勉強になっている、はず。

やっぱり映画の印象が強くて、本をもう一度読んでみてジュリも私もその面白さにまたどっぷりはまっています。やっぱり本は全然違う。ずっと細かくてひきこまれます。想像力は果てしない、作者ってすごいなと思います。毎回読み終わってからジュリとあの表現の仕方だと状況が手に取るようにわかるね、とか、こんなところにずっと先につながるヒントが隠されていたんだね、とか話をするのも楽しみだし、友達の大切さ、あと、誰が誰のことを気になっているのかとか、そういうのも入っているし、仲間を思う気持ち、家族を思う気持ち、母が子を守る様子、これは映画ではハリーのことが有名だけれど、本の中には他の登場人物にも感じられます。(そしてそういうシーンは泣きながら読む私)

ジュリはジュリでもう10歳なので、自分の部屋で好きなことをしたりすることもあるし、私も仕事の時間が遅い時もあるから、あんまり一緒に何かをする時間が持てなかったのだけれど、「ママ、ハリーポッター、読む時間ある?」「あるよ、始めようか。」と、時間が2,30分しかなくても、一緒に魔法の世界を共有できて嬉しい時間です。

でも映画は映画で好きな私たちです。
ハリーポッターとは違うけれど、エマ・ワトソンの美女と野獣を観に行くのを心待ちにしているジュリと私です。
あと1週間で待ち望んでいた春休みです。


Saturday, August 27, 2016

books I bought recently

この春から夏に買った本たち。
前から気になっていた本がセールになっていて、いくつか買いました。
この The Vintage Tea Party Year は、本屋さんで何回か手に取ったのだけれど、買うほどすごく好きではないなと棚に戻していたのだけれど、7ドル位にまで下がっていて買いました。クラフト、髪形、デザートにドリンク、なかなか面白いアイディアが詰まっています。多分、手元に置いておくと何かに役立つと思って。

右は毎年使っているモレスキン。気分転換に青、しかもいろいろ書き込むので大きめなものを買ってみました(上に乗っているのは今使っているもの)。これも夏始まりなのでセールで。
塗り絵ブームが今も続いているようで、本屋さんには塗り絵の本がいっぱいです。もう1冊くらいほしいかな、と思っていた時に見つけたアリス。オリジナルの絵が好きです。でも、ジュリと塗り絵をしようということになって、お互い塗り絵の本を開いても、私はどれを塗ろうか考えているうちに、この本はそのまま白黒の方がいいのじゃないかと思っていつも塗らずに終わる、そんな塗り絵本です。。。 右はいろんなフォントを眺めるのが好きなので、セールで見つけた文字のデザイン本。
こちらだけは定価で。
大好きなパターンがいっぱいです。寝る前に眺めるのが習慣に。
これはオンラインでセールで見つけて、5ドルとかだったから飛びついちゃったんだけれど、やっぱり本は見てから買うものだと気づいた2冊。ハミングバードベーカリーのはもっと大きなレシピ本と間違えて買ってしまったもの。

本屋さんが近くにあるといいのだけれど。。。。。

本、と言えば、もう1か月も前のことだけれど、「ハリーポッターと呪いの子」(英語の)がカナダでも発売になって、それでカルガリーのあるエリアがダイアゴンアリーになるというイベントがあって、それに行ってきました。ジュリはコスチュームで。でも、混みすぎてすごいことになっていて、2時間くらい並んでも何もできずに断念して帰ってきました。その時のジュリの写真。さすが都会、本気のコスチュームの人たちがたくさんいて、それを見れただけでも行って良かったかな、と思いました。

本が小節でなくスクリプトだから買おうか悩んで、図書館にリクエストしたら、私の前に343人もリクエストしている人がいると結果が出て、これじゃぁ1年は届かないかもしれない、と職場の人に話したら、買ったから貸してあげると言ってくれて!今ジュリと読んでいます。
やっぱり、おもしろいです。
秋のファンタスティックビースツの映画も、家族で楽しみにしています。


Monday, April 04, 2016

Harry Potter Party

ハロウィンのコスチュームは、時間をかけて手作りしても、2、3回着てもらったらラッキー、という感じなのですが、この2014年に作った衣装に関しては、出番が多くて、本当に作って良かったなぁ。。。と思います。
I am so glad about that Julie has had so many chances to wear the costume I made. Usually she wears her costume 2 or 3 times around Halloween, but this one, she has worn more than 5 times! It was worth making with a lot of time.
手作りのフォトブースで。
7月に新しい本が発売されるから?そうでなくても、ハリーポッターはいつまでたっても流行遅れでないものですね。「クラッシック」というカテゴリーになるんだろうな。
土曜日に、買い出しに行く街の大きな図書館が図書館内で「ハリーポッターパーティー」を3時間にわたって行うのを知って、ジュリと参加してきました。
While Col was having so much fun at a game store playing Magic The Gathering yesterday, Julie and I found a cool event at the library in the city, "Harry Potter party" at the library for 3 hours long!


その前に。
木曜日に仕事から帰ると、ジュリが「ダディがニンバス2000を買ってくれた!」と小躍りしていて、見せてもらうと、ネコヤナギ?(プッシーウィロー)で作ったほうきでした。2人で山に散歩に行って家にあったウォーキングスティックにウィローを結び付けて作ったらしい。ジュリは木の枝を洗うのを手伝ったり、2人で楽しんだようで、主人やるじゃん!と思ったのでした。
でも残念ながら、ほうきは邪魔になっちゃうからイベントの日は家で留守番でした。
But before writing about the event. I need to mention about this broom. When I came back from work on Thursday, Julie was jumping around with this cool broom. She told me that Col took Julie to the woods and they made this broom with one of our walking sticks we had at home.
We didn't take it to the event but I thought that was such a cool thing Col did with Julie.

工夫された手作りがいっぱい。しかも、混んでも子供たちが退屈しないように、大きな図書館内のあちこちにステーションズが準備されていて、3時間があっという間に過ぎた本当に楽しいイベントでした。
I was just so amazed by so many wonderful creative ideas, preparations, and staff in costume all over in the library. They had fun stations everywhere and children(and parents) had great fun at the event for sure!

スキャバンジャーハント、ストーリータイム、クラフト3種、ボール投げのクウィディッチなどゲーム3種、そしてお話にも出てきたO.W.L.sテスト、までありました。
Scavenger hunt, story time, crafts, games, and they even had O.W.L.s exam!

パーティーの始まりにくじ引きみたいな感じでソーティング。ジュリはハフルパフになりました。それからあったいろんなアクティビティーでポイントを集めていって、最後にどのハウスが一番得点を取ったか、発表とプレゼントがありました。
Julie was sorted to Hufflepuff. She tried her best to earn as many points as possible for her house.
きっと図書館の人たちもハリーポッターシリーズが大好きなんだろうな、手作りのこだわりレベルがすごく良かったです。暖炉から飛んできたように見える封筒たちにはしっかりと緑のインクで宛先が書いてあって、それが図書館のスタッフ宛だったり、本のキャラクター宛だったり。
さらに、暖炉の横にはフルーパウダーまでありましたよ。
So many cool decorations and displays. I love this letters flying from the fireplace. They even got addresses with green ink to the library staff and characters of Harry Potter series!

私は付き添いで居ただけだったんだけれど、別室で行われたO.W.L.sテストはジュリとチームになって、参加しました。かなりマニアックなハリーポッターシリーズに関する筆記試験を30分。これは本当に良くできていてすっごく楽しかった!
I wasn't doing the activities(I was supervising Julie), but I joined to take the O.W.L.s exams. It was such a great time, the quiz was quite tricky(maniac) and fun! It tool 30 minutes to do the all questions and I think everyone had SO MUCH FUN!!
スリザリンが勝ってジュリは少し残念そうだったけれど、本当に工夫されているいいイベントでした。
大都市じゃなくてもティームワークと創作力でできるんだなぁ。。。感心しました。
Hufflepuff didn't win but Julie really enjoyed the event.
Thanks to all the library staff who planned and prepared this fantastic event.
I saw their great teamwork and fantastic creativities.

Monday, March 23, 2015

まだまだ雪の降る春の始まりには。


2週間待ってようやく遠くのライブラリーからリクエストしていた「SHERLOCK シーズン3」のDVDが届き、主人と90分一緒に時間がとれる夜に見ています。本当におもしろいです。
特に、シャーロックとドクターワトソンのやりとりがおもしろすぎて、主人とニヤニヤしてます。
いいテレビ番組(と言うよりほとんど映画)に出会えると嬉しいですね。
大雪警報が出ているこんな春の始まりには特に。

ロバート・ダウニー・ジュニアとジュード・ローの映画のシャーロックホームズも観たことはあったけれど、アクション映画というイメージが強くて、私はあんまりおもしろくなかった。アメリカのドラマ「エレメンタリー」はシャーロックホームズを現代版、しかもニューヨークを舞台にしたもので、はじめはルーシー・リューがドクターワトソンを演じているからおもしろいと思って見ていたけれど。。。最近は見てません。「SHERLOCK」も現代、そしてロンドンに場面設定されているけれど、アクションじゃなくて推理なので楽しいです。ほんと、これ、おもしろいです。すっごくファンがいるって言うのも見てようやく納得。

さて、ダウントン・アビーとグレイト・ブリティッシュ・ベイクオフの両方をやっていたPBSというテレビ局は日本のNHKみたいな局(非営利・公共放送局)で番組中にはコマーシャルがありません。番組と次の番組の間に長いドネーションを求めるコマーシャルとスポンサーのコマーシャルをするけれど。なので、ドラマも切れることなく、どっぷり50分間見られるのが魅力。アンティークロードショーもこの局がやってます。

そこの番組宣伝で、「Mr. Selfridge」のシリーズ3がやることを知りました。カナダでは確か来週から。この番組、ロンドンのあのオックスフォードにあるデパートメントストア Selfridges を創立したハリー・ゴードン・セルフリッジ(アメリカ人)と彼の家族や百貨店で働く人々のドラマで、そういう番組があると知って気になっていました。ライブラリーでシーズン1と2をリクエストして先月今月と少しずつ見てきましたが、これもおもしろい。私はシーズン2でかなりはまって、最後は涙・涙でした。もうすぐはじまるシーズン3を楽しみにしているところです。

Downton Abbey にしてもSHERLOCKにしても、Mr. Selfridgeにしても、一応テレビドラマということだけれど、映画並みのセットのつくり、衣装道具へのこだわり、本当によくできているなぁと感心しながら見ています。さらっと見ちゃうにはもったいないくらい、細部まで丁寧に作られていて、ストーリーがわかった後には、そういうのにフォーカスして見てみたくて何度も見てます。

あと、どれも英国俳優たちが活躍している番組、と言うことで、カナダに6年半も暮らしていても未だに人々の顔を覚えるのがとても遅い私だけれど、「この人、他の映画でも見たことがある。。。」と、気づけた時はすごく嬉しい。映画とか俳優とかに疎いので、なかなかそういう風に気づく時が少ないので特に。

大好きな映画「ノッティンヒル」のあのバーニーがDownton Abbeyでグランサム伯爵をやってると知った時には、出世したなぁ。。。と本当に嬉しかったし、私はホビットは見ていないので、映画「ラブアクチュアリー」の脇役だったマーティン・フリーマン氏がいつの間にかすごく有名になって、ドクターワトソンを演じていると気付いた時、一人で大騒ぎになった。「ねぇ、ドクターワトソン、気づいた?ラブアクチュアリーのあの人だよ!」とかなり興奮して主人に言ったんだけれど、「そうだよ、マーティン・フリーマンだろ?」ととても冷静に対応されて、これにはガックリきた。
(とは言え、ラブアクチュアリーで一番知ってびっくりしたのはスネイプ教授がでていいたこと。)

そして、SHERLOCKのシーズン3を見ていたら、ドクターワトソンの彼女役に登場した彼女がMr. Selfridge の売り場担当の女性だと気づいて、また一人でウヒヒとなった。そして、「そうだよね、彼女だよね!」と確認グーグルしたら、2人は実生活でもパートナー同士だと知って、それはさすがに主人もびっくり。

ノッティンヒルといえば、大好きだったヒュー・グラントはどうしているんだろう。。。と、時々思います。スパイク役だったリス・エヴァンスは今も時々見かけて、主人と「彼、スパイクだよね!」って気づくとなぜか笑顔になります。はじめに書いたアメリカのシャーロックホームズ現代版みたいなドラマ、「エレメンタリー」で、マイクロフト役で出てきた時には、アメリカでも頑張ってるんだぁ。。。と感心しました。ハリーポッターでルナ・ラブグッドのお父さんとして出ていたことは全くわからなかった。どの映画を観ても同じように見える俳優女優さんもいるけれど、全く違う演技ができる俳優さんたちってすごいと思います。英語のアクセント・訛りとか、見た目や振る舞いとか。

最近主人が「おっ!」と気づいたのは、ジャガーの車の宣伝に出てくる男性(ニコラス・ホルト)が、「アバウト・ア・ボーイ」のルーカスだとわかった時。 あの少年がこの青年に。。。
上に挙げたどの俳優さんたちを見ても、自分が年をとったことを同時に感じます。


あの人は今どこに。。。的な内容になってしまったけれど、英国俳優たちの活躍を見るとなぜかとても嬉しくなるのでした。

ここでは日本のテレビは見られないし、随分日本の番組から離れちゃってるから、もうよく知らなくて、ネットで見たいほどのものもないし、だからここで見られるおもしろいものを探すのを楽しんでます。「英語の勉強」といういい言い訳にしながら。。。


Thursday, March 05, 2015

yellow, yellow, yellow!


いつもお茶を飲むマグにハチミツレモンを入れてコースターに置いたら。。。
意識してやったことじゃなかったから、フェルトした鳥のくちばしと、マグの黄色とレモンの黄色、それに今ゆっくり編んでる編み物、みーんな黄色と気づいたとき「おっ♪」と思いました。
When I put my honey-lemon drink on my coaster, I realized that I had many yellows around and that made me smile. 

この時期、無性に黄色に惹かれるのは、冬の間の日光不足、ビタミン不足とか影響があるのかな。まだまだ外は白と茶色だけれど、うちのダイニングはピンク、リビングは黄色と緑。
春よ来い、早く来い、です。
Outside is still Winter, but our dining room is pink, and our living room is yellow and green. I am looking forward to Spring.

お雛人形を片付けてしまったら、リビングの本棚の上がぽっかり空いてしまいました。
あんまり春らしい飾りを持っていないしなぁ。。。かと言って、こいのぼりの飾りをはじめるのも早いし。。。

カナダはセントパトリックデーとイースターとかこれからやってくるので、うさぎと緑を飾ろうと思いました。ライブラリーみたいに、本をたまには飾ろうと思って。
After I put the Hina dolls away, the shelf top was very empty.
I don't have Spring decorations, so I decided to display some picture books.


大好きなリチャード・スキャーリーさんのうさぎの本の中のうさぎがいっぱいのページ。
ジャン・ブレッドさんの苔を背負った亀のお話、エルサ・ベスコフさんの花のお祭りのお話は以前知り合いの方からいただいたジュリのお気に入り。
そして、V&Aのミュージアムショップで買った、これまた大好きなアーティストMark Hearldさんのうさぎのカードを貼りました。あぁ、うさぎがいっぱいでかわいい。
Our favourite books.  I also put a greeting card by one of my favourite artists, Mark Hearld, that I bought at V&A museum.


今週のベイキングはまたまたシナモンロールでした。
預かってる子の一人がレーズンが苦手なことを知って、上はレーズンなし、下はありで。
I baked cinnamon rolls(top shelf without raisins, bottom with raisins) again this week. 

                                       ☆☆☆

昼間子供たちと散々遊んだ後、ジュリが寝て片づけをしたその後のお楽しみは、こちら。
今更ながらに「シャーロック」、見てます。おもしろい。
ベネディクト・カンバーバッチ氏(改めてすごい名前だ)がどうも苦手かなぁ。。。とずっと思って避けてきたけれど、テレビで見ていたダウントンアビーもシーズン5が終っちゃったし、大好きだったメンタリストは完全に終了してしまった(涙)。グレイト・ブリティッシュ・ベイク・オフも今シーズン終了。何か夜に見るものないかなぁ。。。と思っていた時に図書館で見つけました。
Downton Abbey season 5 has finished, The Great British Bake Off also has finished, and my most favourite TV show, The Mentalist, has completely ended, I felt a bit empty.
But I found "Sherlock" at the library recently and I decided to try watching some episodes.

1エピソードが長くて(2時間弱)、しかもシャーロックの話すスピードが速くて長くて声が低い。
とても聞き取りにくくて、しっかり理解してついていくのが大変と感じて、英語のサブタイトルとつけてみたら少し楽になりました。でも、サブタイトルに気をとられると、画面の中の大事なクルーを見逃すので、本当は夜のリラックスの時間のつもりだったけれど、話がおもしろいのもあって、編み物もせずにリラックスどころか聞き逃さないように見逃さないように集中して観てます。
どんどん面白くなってきてます、シーズン3のDVDもリクエスト、しました。
I found that each episodes was long but interesting, I like to watch scenes in London, but I found it is very hard for me to catch what Sherlock was saying(his voice is very low and he speaks super fast), so I put subtitles in English on and that helps me understanding so far. But when I concentrate on reading the subtitles, I miss pictures, so it's a bit tricky for me.
I concentrate on watching the show, so I can't knit or relax at all....but I am liking it and I enjoy the show. 


Sunday, January 18, 2015

my favourite TV show, "The Great British Bake Off"

ロンドンのホテルでテレビをつけた時、屋外のテントの中でベイカーたちが焼き菓子やパンを作ってその出来を競う番組のコマーシャルをやっていて、こういう番組カナダでもやっていたら絶対見るのに。。。  また、「いいなぁ。。。英国。」と英国びいきの血がざわざわ。
When we were staying at the hotel in London last summer, I saw a very interesting TV commercial on TV. It was about a baking competition. I remember that I said that I wished to watch the show.

編み物は大きいもの、編んでます。
冬はやっぱりテレビを良く見る。編み物をしながら夜つけていることも多い。
と言っても、見るジャンルは決まっていて、ニュースは毎日、エレン・デジェネレスは毎朝家事しながら。コメディはわからないから見ない、ジェイミーのお料理は時々。ドラマは2つ、毎シーズン欠かさず見てるのは前にも書いたけれど「ザ・メンタリスト」。でも、今シーズンで終わりだというから本当に残念。あと、「ダウントン・アビー」は去年図書館でシーズン4までDVDを借りて見て追いついたので、シーズン5がはじまって楽しみにしているところ。
その、ダウントン・アビーをやるテレビ局のガイドを見ていたら、たくさんBBC系の番組をやっていることに気づいて、さらによく見てみたら、見つけた!
「ザ・グレイト・ブリティッシュ・ベイク・オフ」 あの、ホテルで見たコマーシャルの番組を見られることを発見。嬉しかった!
In winter time, I watch many TV shows while I am knitting. My favourite drama is "The Mentalist", I am kind of liking "Downton Abbey", I watch news everyday, I don't watch comedy shows because I don't understand mostly.
When I was checking the show time of Downton Abbey on PBS, I found that they show many BBC shows on the station, "Queen's Garden" which Juliett and I loved to watch, some history shows about Queen Victoria, and I found "The Great British Bake Off" there! I was so excited to know that I could watch the show.  

アメリカでもいろんなお料理を競う番組があるんだけれど、みんなけっこうピリピリ・ガツガツしていて、競争心がすごく強くて「勝つのは絶対自分だ」というのがすごくて、私は見るのが苦手。見ていて疲れてしまう。
I know that there are LOTS of American cooking competition TV shows, but I don't enjoy watching them that much, too aggressive to me.  

なので、初めて「ブリティッシュ・ベイク・オフ」を見た時、主人と思わず顔を見合わせた。
「なんだか、エレガントだね。相手同士が褒め合ってるよ?競争者同士が手を貸したりしてる。放送禁止用語とかも全然使わないし、なんか全然違うね。」
この感想は英国びいきの私から、でも、そうでない主人も同感、「確かに全然違う」と、大きくうなずいた。
But when we watched "The Great British Bake Off", we all agreed that the show was much more elegant than American competition shows, competitors were giving compliments each other, sometimes even giving their hands to others, and there was no swear words. It was very different. 

それから欠かさず見てます。あっという間に1番好きな番組になりました。
多分自分もパンやお菓子を焼くからだと思うけれど、すごく楽しい。コツも教えてもらえるし、素晴らしいアイディアもいっぱい。その焼き菓子やパンの歴史も紹介したりもしてます。
そして、キッチンがかわいすぎて、いつもその背景をすごく見ちゃう。エナメルウェア、バンティング、ケーキ皿、すごく好みのもの多し。戦いの場、と言うよりは明るくてハッピーなキッチンです。
Since then, I have been watching the show, I LOVE it! Because I enjoy baking, I have lots to learn from each shows about tips for many kinds of bread, history of bread and desserts, and I get inspired by those fantastic bakers.
Also, the kitchen studio looks so attractive to me, cute bunting, kind of country style interior, I always enjoy watching baking but also decorations of the show.

夕食に合わせて、ジュリや主人のお弁当に合わせて、パンを焼くことは日課になっていて、その感動を忘れて、まるでお皿を洗ったり掃除機をかけたりすることと同じように、「あ、パン焼かなきゃ。」って思う、「作業」のようになってしまっていたのが現実。
けれど、この番組の説明を聞いていると、パンもケーキもそうだけれど、やっぱり焼ければいいってわけでなくて、それぞれそういう風に焼く・練る・成形するのに理由があって、私もそういうことも考えられたらもっと作るのが楽しめるだろうと思って、これも編み物の目標と同じ、今年は少し「丁寧に」頑張ろうと思うのでした。
Baking bread became my routine and sometimes I just do it as I wash dishes. But to re-think about baking and bake bread/desserts with knowledge must be much more fun, I would like to do it. 

そんなことを考えながらジュリと一緒に週末に作ったのは、チーズケーキブラウニーとプレッツェル。何度も作ったことがある2つだけれど、ちょっとだけ丁寧を意識して作りました。ジュリは計量にこだわって、1gも違わない材料を全部計量して準備してくれました。
I baked a cheese cake brownie(brownie bottom and cheesecake on the top), and pretzels with Juliett this weekend. 

ジュリが横で見ながら感動してくれた模様作り。
焼けた。ちょっと気泡がみえるけれど、まぁまぁ。
一晩冷やして、コーヒーと一緒に。
ちょっと色がつきすぎたかな?
成形があんまりうまくないけれど、味はしっかりプレッツェルだった。

ジュリは明日の学校のランチにどちらかひとつを持っていくそうで、リボンの形とかたつむりの形を作ってました。「いつもおいしいけれど、自分で形を作ると最高。」だそう。
Julie made some pretzels, she will take the ribbon one(with some veges and cheese/ham) to school for her lunch tomorrow! She loved eating what she made.

                                 ☆☆☆

週末はここのところの強風で続いてる偏頭痛もあり、のんびり。お掃除したり、本を読んだり、DVDを見たり。
主人は学期末の試験前なので、生徒たちに復習の講習会を週末返上で。(塾とかないから先生が。)

ジュリには冬休みをかけてワイルドウッドシリーズをとうとう読みきり、いつも大作を読み終わった後に感じる、あの空っぽになっちゃう感じ、それがいやで、本棚にあったけれど未読だった「ヒューゴの不思議な発明」をすぐに読み始めた。
これはジュリには余裕で自分で読めちゃうレベルだけれど、「もうマミィ、自分で読むよ。」と言われる日まで、私がジュリに本を読む時間を持ち続けたいと思っているから、まだ母は諦めない。
ヒューゴは映画は観たことがあったけれど、映画にはなかった(多分)、本だからできる素敵な終り方で、ジュリも私も最後の最後にほっと笑顔になった。
I finished reading "Wildwood" series with Julie and grabbed this "Hugo Cabret" from our bookshelf. We have watched the DVD but haven't read it yet(I bought it at a library sale a while ago). To compare with Wildwood series, it was much easier and quicker to read, we enjoyed the pictures too. I also liked how the story ended.

さぁ、次は何を読もう。
Well, we finished reading the book today. What shall I read tomorrow?


Tuesday, December 02, 2014

these days...

12月に入りました。
魔法いっぱいな誕生日会が無事に終わり、クリスマスの仕度を始めています。
パーティーデコレーションに使った星たちはそのまま飾り続けることに。
。。。なぁんて、それを見越して、楽をしたくてゴールドとクリームと黒で作ったのでした。一石二鳥!
これにクリスマスまでにジンジャーブレッドハウスを作る予定です。
リビングの水色と黄色と白の星たちはジュリの部屋に移動。喜んでましたよ。


ここ数回のポストで写真の中に登場している素敵な木で出来た動物たちと木は、お友達からプレゼントしていただいたものです。すっごくかわいくて、すっごく好みで、クリスマスデコレーションということだけれど、好きすぎて年中登場してもらうことにします。

木はお話に出てくるムースのアントラーみたいにもくもくしていて、狐、鹿、熊、りすは、この町で普通に見る身近の動物たち。近所の森から遊びに来てくれたみたいで嬉しいメンバーたちです。
雪をどうやって降らそうかな?熊もいるから降らさないようにしようかな?考え中です。外には十分なほどの雪が降ったし、いらないかなぁ。。。

右の写真は金曜日に撮ったもの。
寒くて今も全然溶けていないし、バランスの悪い木の上でもこんなに積もったので、地面には雪がもういっっっぱいです。気をつけて歩かないと、ブーツが埋まる。粉雪だったのに2日間降り続けるとその量もすごいものですね。

きっとクリスマスの時に会えると思うんだけれど、この準備の期間から楽しんで欲しいと、山までたくさんの送料をかけて送ってくださいました。
見るたびに嬉しくなる、とってもかわいくて温かい贈り物をどうもありがとう!私たちのダイニングエリアは森の仲間たちでウキウキです。

その素敵プレゼントと一緒に、息子くんからジュリにかわいい手書きのメッセージと貴重なポケモンカードをもらいました。ジュリは「クリスマスの時にポケモンカードをトレードして遊ぶ!」ってとっても楽しみにしています。息子くん、上手に書けていたね、どうもありがとう!


そのお友達からのプレゼントが届いた日、郵便局には日本から2つも小包が届いていました。
おじ・おばからと両親から。
私たちのことを考えて箱に詰めてくれたんだなと思うと、本当にありがたくて。。。
いっぱいの食材とプレゼント、どうもありがとう。大事にいただきます。

写真の真ん中にはアマゾンで買って両親に送ってもらった三國万里子さんの新刊。
あぁぁぁぁぁ。。。。すてき。修学旅行、最高です。またこれが身近に(勝手に)感じている英国の話なのでさらに。私も一緒に行きたい。
載っている作品の数は少ないですが、上手になったら編みたいものがいくつかあります。来年も編み物、頑張るぞ。

まとまりのない今日の記事ですが、ついでに本続きで、ジュリに読み続けている「Wildwood」シリーズ。2冊目も後半に入りました。この勢いだと次に図書館に行く前に読み終わっちゃうかも、と思って、最終の3冊目も借りておきました。1冊550ページ以上ある長いお話です。


これ、まだ和訳されてるかわからないけれど、2冊目に狐、そのままKitsuneと言う表記で登場するキャラクターたちがいます。彼らは日本の昔のお話の中にもあるような、姿を人間に変えることの出来る「狐」です。本を読みながら和訳する時はFoxとKitsuneをどうやって訳すのかなぁ。なんて考えて読んでました。

なかなかおもしろい本です。ジュリはすごく好きみたいです。私はジュリが本読みを聞いてくれて一緒にその話を出来るのが嬉しい。うちの近くにもウィルダネスの森があるので、何だか身近に感じるのかもしれません。全く知らない森の奥で動物が洋服着て生活していたら。。。やっぱりちょっとおもしろい。
ジュリは本好きを知っているお友達みんなから何冊も本をプレゼントにもらいました。読む本がいっぱいで幸せ~♪って毎晩ベッドで読むのを楽しみにしてます。


ついでにこの写真も載せちゃおう。
昨日、ジュリを迎えに行こうかなと思って、窓から外の様子を見てびっくりして(2度見しました)、慌てて撮った1枚。
馬が2頭歩いてます。本当に普通に道路の上を。
実は彼らに2度、散歩中に遭遇したことがあって。今朝も見ました。
鹿は警戒して向こうから去っていくけれど、彼らはのんびりとしていて。突然馬がいると、こちらがびっくりするものです。森の入り口の馬小屋から抜け出してきちゃっているのだろうか。「今日もダウンタウン、いっとく?」とか言いながら。
雪を掘って、その下の草を食べてました。

あ、そうそう。
先週、ブラウニーズの入隊式みたいのがありました。
主人と見に行って来ました。
写真は前に出て誓いを言っているところ。
ガールスカウト、たくさんの同年代の女の子たちと楽しそうにしています。
入って良かったね。

あとは1学期の成績表をもらったり、保護者面談があったり、ブックフェアに出かけたり、明日は学校恒例の読書イベントがあって夜に出かけてきます。

さぁ、ジュリが帰ってくる時間です。
今日は夕食に合わせてフォッカッチャを焼きます。
みなさんもどうぞ暖かい時間を。