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Tuesday, June 04, 2024

May June 2024

 「いるよ。」

カーテンを開けるのが今年も楽しみな季節になりました。ようやく朝もマイナスの気温にならないようになると同時に芝やタンポポやクローバーがぐんぐん伸び、新緑が景色に加わりました。

「今年も来るかな。」週末に今年初めての芝刈りをした主人に「裏庭は刈らなくていいよ、来るかもしれないから。とっておいてあげよう。」と伝えて1日。仕事のランチブレイクで家に戻った途端に雨が降ってきて、もう止んだかな?とカーテンをめくって外をのぞいた時、「あっ。」と嬉しい声が出ました。ママ鹿が子鹿のバンビを連れて今年もうちの庭に遊びに来ていました。


今年も生まれて間もない感じ。どうやったら前に歩けるのか、足を頭の上くらいまで上げてぎこちなく体を動かし進みます。きれいな茶色の柔らかそうな毛にたくさんの白い模様。あぁ、どうかこの子も元気に健康に山で大きくなりますようにと、もうそれからは気になって気になって仕方ありません、私、ほんと、おばあちゃんみたい、目を細めて鹿の親子を眺めるのが癒しです。ジュリも「今日も来てるね。」と、なんとなく気にしているようです。



また、随分と間が空いてしまいました。忙しくしています。ジュリの高校卒業が間近で、その直前にセンター試験のような州の試験の後半(前半は1月に)があります。卒業式の様子はかなり日本のと違うようなので、それはまた後日ブログに載せようと思います。



先月は世界中で話題になったオーロラ、日本でも北部で見えたようですが、私たちの町もオーロラに覆われました。今までカナダに越してから特にもう少し北の町にいた時は、薄緑や水色、白のようなオーロラは何度か見てきましたが、今回のはあまりにカラフルで怖くなったほどでした。デッキに立ち、空を眺めると自分の真上からこの町を覆うように360℃一面で光が踊って、自分たちのそそいでくるようにさえ見えました。白や水色はもちろん、赤、紫、ピンク、今まで見たことのない色に感動しました。その夜と次の日は図書館でもどこでも、みんなオーロラの話で盛り上がりました。


編み物も変わらずスティーブン・ウェスト氏のテストニットをしています。ブランケットと2枚のショールを最近は編み終えて、パターンが売り出されています。

Flying Foxtail Blanket by Stephen West

Rib Vault Shawl by Stephen West

Quirky Quintet Shawl by Stephen West

大人を対象に図書館で始めたかぎ針編みクラスも好評で、皆、基礎を得て、ブランケット、ディッシュクロス、手さげ、編みぐるみ、それぞれの作品を楽しそうに編んでいます。質問に答えたり、手伝ったり、毎週の2時間はすぐに終わってしまって、帰り道はいつも、私もかぎ針編みやりたいなー。と思いながら家に着くので、そんなことを重ねているうちに、私もひとつかぎ針編みでひざ掛け完成しました。77枚の花のグラニースクエアを編むのはとっても楽しかったけれど、毛糸の端の始末と四角を繋げるのが大変でした。アクリルの糸で編んだので、ガシガシ洗えるしドライヤーにも入れられるので、外で使うブランケットとして大活躍しそうです。

Orlala Square by P.S.I Crochet

また、卒業式後に書きます。短い夏がはじまるのでウキウキしています。日中窓を開けられるのが嬉しい、山に戻ってきた鳩の鳴き声を聞くと、新潟の祖父母の家を思い出します。

Tuesday, March 12, 2024

March 2024

書こう書こうと思って日々が過ぎ、2024年ももう3月中旬になっていました。木曜日は主人の47歳の誕生日です。

元気にしています。ジュリはこの6月に高校卒業なので、日本のセンター試験みたいなそういう大事な試験が1月にあったり、とても忙しくしていました。私も仕事が忙しい。労働時間は増えていないけれど、新しいプログラムが始まったり、イベントを担当したり、頭の中がとにかくいっぱいで、ブログまで手が届かない日々でした。

毎年恒例にしていた1年間で編んだもの、インスタグラムには載せていたけれど、こちらには載せていなかったので、随分と遅くなったけれど、2023に編んだもの、こちら。


縁があってスティーブン・ウエスト氏のテストニットチームに入れてもらって、テストニットどっぷりとはまった1年でした。他にも編んでみたいデザイナーさんの作品などもあるけれど、今年はテストニットを頑張るという目標をたててできるだけ参加してきたので、2枚のブランケットを含む11作品、テストしました。テストのチームにはいろんな国のニッターさんたちがいて、本当にこんな機会をもらえて幸せだと感じながら世に出る前の作品たちを感心しながら編んでいました。

他にもグッドラン・ジョンストンさんの作品も3作テストさせてもらって、年の初めころはまだ余裕があって他にも編めていたので、2023年合計はセーター6枚、カーディガン1枚、ショール5枚、カウル3枚、ブランケット2枚、ミトン3ペア、帽子5枚、靴下4ペアとクリスマスデコレーションの大きな靴下1枚。


今も4月初めが締め切りのテストをしていて、これでスティーブンのテスト20作になるので、ここで一旦休憩をしようかなと考えています。写真は最近パターンが販売されたセーター。Briornate Sweaterと言う名前です。一緒に写っている帽子もブランケットもテストで編んだものです。


図書館では、あみぐるみが流行っていて、中学生の女の子たちが編んでみたいと言ったのをきっかけに、編みぐるみクラスを作ってかぎ針編みを教えることになりました。と言っても、私は編み物はするけれど、かぎ針編みはほとんどしないし、あんまり好きでなかったので上手になりたいと思ったことがなくて、クラスを教える前に私が基本の確認やテクニークを学ばなくてはならず、最初は面倒くさいなぁと思っていました。でも、作品ができると何気にかわいいし、棒針編みに比べてものすごく早くできる。しかも、生徒たちがぐんぐんうまくなって、毎週欠かさず習いに来てくれて、小さな編みぐるみを完成させて嬉しそうにしているのを見ると、私も嬉しくて、家で時間があるときはテストを進めているか、かぎ針編みを練習しているかの日々です。



最近、英国のTOFTというお店が出しているかぎ針編みのパターンや作品に惚れて、そこの王冠、花、鳥などを作っていました。ここのお店を知ったことで、私のかぎ針編みへの印象が随分と変わって、はまりそうです。


2月末に慌ててジュリのお雛様を出しました。ジュリが出しました。17年間もジュリの成長を毎年見守ってくれているお雛様に話しかけていました。友達を呼んで着物を見てもらったりもしていました。こちらでも鬼滅の刃が流行っているので、着物はかっこいいのだそうです。「友達や先生に説明しようと思ってウィキピディアを読んだら、日本の家は娘が10歳くらいになるまで毎年お雛様を飾るって書いてあったけれど、ねぇ、私もう17だよ!!」って言ってました。なんでそんなことウィキピディアに書いてあったんだろう。。。お嫁に行くまで飾るんじゃなかったっけ?

そんな感じで、ジュリは学校、主人は仕事とボランティア、私は仕事とテストニット、そんな毎日です。みんなそれぞれ忙しく、顔を合わせる時間が少ししかない日もたくさんだけれど、夏に向けて頑張って日々生活していこうと思っています。卒業式のスライドのため、赤ちゃんや小さなころの写真を送るように学校から言われていて、昔の写真を眺めて、いつの間にか17歳になった娘の成長に驚いています、そして、はじめに主人が47歳になると書いたけれど、知り合って22年って、びっくりしちゃうね、と主人とも話しています。時間を大切に生活したいです。

Saturday, October 21, 2023

Rain or Shine Blanket / last week..Rain

 

Rain or Shine Blanket by Stephen West @ Westknits

初夏の間、18スケインを抱えて、せっせと編んでいたスティーブンのテストニット、誕生日の2日前にパターンリリースされたので、自分への誕生日プレゼントと言うことになりました。毎年、新しいセーターを編んでいたけれど、今年はキルトにミニチュア、あちこち手を出して、セーターを編む時間がありませんでした。

細い糸を2本取りで色を変えながら編むこのブランケット、色と毛糸は好きなものを使っていいと言うことで、気軽に洗えるように少しだけナイロンが入ったソックヤーンを主に使って、編みました。キングサイズのベッドには少し足りないけれど、大きな大きなブランケットです。


ブランケットを編むのは初めてで、時間はかかるし毛糸の量もすごいし、市販で素敵なのがいっぱいあるから、全然編むつもりもなくて、今まで身につけられるものばかり編んできたけれど、スティーブンのテストなら、と、挑戦してみました。黙々と編んで、1か月半、完成。



Rain or Shine Blanket と言う名前なので、朝焼け夕焼けの空をイメージして変わった色合いの虹のようなブランケットにしました。誕生日に主人と湖に歩きに行って、その時にトレイルで写真を撮りました。10月2週目の土曜日は「毛糸が大好きな日」という日らしくて、まさに私の誕生日にぴったり、今年も参加しているスティーブンのミステリーニットアロングを湖に持って行って編みました。


誕生日は仕事だったジュリが戻ってきてからイートンメスを作ってくれました。おいしかった。ミニチュアリストというテレビ番組を見ました。ちょっと怖いけれど、出てくるミニチュアが美しすぎ。。。


毎週、同僚と交代しながら地元のシニアホームに行ってそこで暮らす方々とクラフトや折り紙をしているのだけれど、ホームをサポートしている人たちを招いて秋の感謝祭みたいなイベントを開いてくれて、招待してもらい、行ってきました。立食パーティーみたいのかなと思っていたら、別の町からシェフを招いての秋の野菜をたくさん使ったフルコースで、2時間かけて出席者の皆さんと会話を楽しみながらおいしくいただきました。カナダに来てからフルコースなんて食べたことがないので、感動してしまった。素晴らしく美しく、おいしかったです。(写真は杉とセージでスモークした鳥、ポテトピュレー、ペミカンスタッフィングと白豆)

子供たちのプログラムがあって、最後まで滞在できなかったけれど、ミュージシャンがきて楽器を演奏してくれて、みんなでダンスしたり、ゲームをしたり、素晴らしいイベントだったようでした。手書きの感謝のカードを頂いたり、私はシニアホームでクラフトをするのがとても楽しみで、いつも皆さんの楽しい笑い声や会話に帰り道はルンルンで仕事がんばろーと思いながら帰ってくるので、こっちが感謝なのだけれど、こうやってコミュニティーに得意な分野で関わることができて嬉しいです。

プログラムに来てくれる子供たちの会話はハロウィンに何を着るか、誰と回るか、そういうのでワクワク感がいっぱいだけれど、ジュリはどうだろう。。もう仮装しないのかな。主人は今日は水泳大会で別の街に遠征していて、コーチは仮装、と言うことで、スターバックスのエプロンを引っ張り出してきて、バリスタの格好でデッキに出ているようです。ジュリが水泳を辞めたのに、地域のためにボランティアでメインコーチを頑張っていて、本当に偉いなぁと思っています。

Tuesday, October 10, 2023

these days.. Oct 2023

随分と寒くなり、日が短くなりました。

この頃主人は夜に散歩をしていて、昨日は一人で9時頃に近くを1周だけ気分転換にしてくるよ、と、家を出たのだけれど、すぐに戻ってきたので、「あらぁ早いね。」と言うと、「裏の道路をクロクマが歩いてた。」と。警察にも電話したり、フェイスブックに載せたりして町の人に気づいてもらうようにできることはしたけれど、さすがに道路を歩いている熊を見たことはなかったから、かなり怖かったとのこと。何事もなくて良かったです。そんな秋の山です。

世の中は感謝祭、三連休な週末でしたが、私は働いていました。主人も学校の準備をしたり、ジュリは彼と遊んだり、それぞれで、結局普通の週末でした。


特に載せることもないけれど、私は相変わらず、自分の時間は編み物とミニチュア作りをしています。粘土や木を使って少しねずみたちの生活感を出しています。


食材を作ったり、ミシンや糸つむぎ機を作ったりしてみました。楽しい。


あと、もう直すこともできない西ドイツ製の古い時計を、うさぎがかわいいからと父からもらってきて、でも使い道もなくて閉まっていたのだけれど、YOUTUBEで古い置時計をミニチュアの図書館にするというビデオを見て、私もやって見たくて、解体してりすの部屋を作りました。かわいくて、私の作業エリアに飾っています。箱に眠ったままいつの間にか処分されるよりもずーっと良かったと大満足。




あとは、毎年恒例スティーブンのミステリーニットアロングも参加中。夏の間、編み物に興味が向かなかったけれど、またやる気が戻ってきました。



そうだ、スティーブンのテストをしていたショールも世に出ました。Mingling Daisies Shawl と言う名前でデイジースティッチがかわいいです。

図書館では相変わらず、子供たちと折り紙をしたり縫い物をしたりしています。「エリコが先生で本当に嬉しい。私図書館が大好き。」と言ってくれる子供たち、手づくりの楽しさを伝えることができて本当に嬉しいです。

町の編み物が好きな人たちを集めて、町で寒い季節、帽子や手袋が必要な人たちに温かさを届けようと言うプログラムも始めました。たくさんの寄付の毛糸をもらい、編み物好きさんが図書館に集まって、おしゃべりしながら帽子を編んでくれています。子供用も大人用も。たくさん集まって、これからの寒い季節、町の人たちが心も体も暖かくなりますように。

Monday, September 18, 2023

September.....already

9月も中旬になっていました。朝起きるとまだ暗いし、日中の風も冷たく、暖房もかかるようになりました。と言うことで、秋。新学年です。ジュリはとうとう12年生(高校3年生)、来年の6月には卒業です。高校に隣接された図書館で働いているので、子供たちの成長もずっと見てくることができたけれど、とうとうジュリの学年が最高学年になって、テキストや参考資料を借りに図書館に来る様子がなんだか信じられないと言うか、不思議な感じです。それと同時に赤ちゃんの頃から知っている利用者たちが大きくなって、ミドルスクールに入ったなんて言う様子を見てもびっくりしちゃう。


写真を撮ることなんてほとんどないんだけれど、今朝はブログに載せないと、とお願いして1枚学校に行く前に撮らせてもらいました。今年は小4から続けてきた水泳クラブをやめて(メインコーチの主人は悲しそうだったけれど)、今年は学業に専念(プラスバイト少し)するそうです。

私は相変わらず。夏休みも特別とらなかったので、9月になったことにがっくりすることなく淡々と日々過ごしています。短かった「セーターを着ない時期」が終わり(ほんと2か月くらい)、また手編みのカーディガンや薄めのセーターを着られて嬉しいです。



8月末にクリスに宛てたラブレターキルトを完成して、後ろに名前も付けて、たまっていたテストニットを2作、今月初めに完成させて、今は10月からの恒例スティーブンのミステリーニットアロングに向けて準備したり、家にある毛糸の整理をしたり、しています。
スティーブンと言えば、随分と前にテストニットしていた靴下のパターンがパブリッシュされました。“Bubbles and Brioche Socks”と言う名前で、なかなかかわいいです。

テストニット続きで、10月20日に、シェットランドをテーマにした編み物の本がLaine Publishing から発売されるのだけれど、作者(デザイナー)はグッドラン・ジョンソンさんともう一人メアリーさんというデザイナーで、短く言うと、そこに入っている14アイテムのうちの2アイテムをテストニットしていたので、出版されるのが楽しみです。テストニットしたのは2月で、9月までは写真をどこにも出さないでと言われていたので、しまっておいたけれど、OKが出たので、載せます。出版される本の名前は ”Grande Shetland Adventure Knits" By Gudrun Johnston/ Mary Jane Mucklestone で、私がテストニットしたセーターは  "Lucky Lines Pullover" 、カウルは " Flooers Cowl" と言う名前だそう。自分でデザインしたものじゃなくてテストニットしただけでこんなにワクワクするのだから、自分でデザインした作品が世に出る、しかも素敵な本になって出るって、すごいことだろうなぁ。。。と思います。

Lucky Lines Pullover

Flooers Cowl

もう、ものを増やさない、今年はものを減らすことに専念しようと3人で話し合ったはずなのに、8月末にカルガリーから戻ると主人がニヤニヤしながら、「もうちょっと早いけれど、誕生日プレゼントをあげたい。店で見つけた時にエリコは絶対好きだと思って即決した。編み物の季節の前にやってほしいと思って。」と言って、プレゼントしてくれたのがこれ。


自分で組み立てるミニチュアキッチンセット。
木のピースや印刷された紙、作り方が入っていて全部それに沿って作るとこのような(箱についている写真)キッチンになるのだそう。
私は自分で気分であるものを使って何かを作ることが好きだから、こういうキットは微妙。。と思いつつ、「気に入った?好きでしょ?見つけた時にこれだと思ったんだから!やってみてよ、作ってみて!」と妙に嬉しそうに話す主人にのって、週末に作り始めました。


細かい。。。ナイフとかフォークとかも切ったり貼ったりしながら作らなくてはならなくて、途中で集中力も興味も切れて、自分の好きなようにアレンジして終了。ジュリと主人はしっかり最後まで作らなかったことを横でいろいろ言っていたし、「なんでもマミィ風に変えてしまうんだね。。」と言うのは褒めているのでなくて少し残念さが感じられたコメントだった。私の工作力(角をきっちりつけてのり付けするとか、しっかりペイントするとかそういうの)がとても弱い、適当すぎる出来上がりにもなんでそうなるの?と2人は首をかしげていたけれど、私はこれで満足。いいじゃん?こんな感じならかわいいじゃん。

でも。
これが、新しい趣味の扉を開ける機会になったことは確かで、今まで興味を持っても、やっぱりやめとこうと思っていたけれど、これを機会に、家族に宣言した。

「おばあさんになるまでこれからじっくりと時間をかけてミニチュアドールハウスを作る。」

今、自分の制作テーブルの上には前にブログに載せたジュリの子供の頃に買った木のドールハウスを改造したねずみたちの家があるけれど、目標はもっと大きなドールハウス。
昔、英国でそれが趣味で1m以上のマンションを作っている人の家に遊びに行ったことがあったけれど、そこまでいかなくても、手作りをいっぱい詰め込んで、ドールハウスを作ってみたい。たまにはアンティークショップとかで家具とか道具とかを買ってみたりしながら♪

なんてここのところ夢を見ています。

今週からまた図書館ではプログラムが始まるので楽しみ。子供たちに手づくりの楽しさを知ってもらいたいので頑張ります。山の木が枯れる前にトレイルウォークに行こうと思うので、また写真載せます。

では。


Monday, May 01, 2023

handmade is fun

 5月。

先週まで雪が歩道や芝に残っていたのに、週末はいきなり気温が22℃まで上がって、毎年のことだけれど、半袖や袖なしを着て太陽の光を思い切り浴びて、春がついに来たとみんなアクティブになる。カラスと大カラスだけだった空には、いつの間にか南から戻ってきた小さな鳥たちが加わって、窓を開けるとかわいい鳴き声が聞こえて、気分が上がります。

ジュリはバドミントン部で遠征に行ったり、学校のスキー旅行に参加してジャスパーに一泊して来たり、友人たちとトレイルをハイキングしたり、楽しそうにしています。スキーは中学の時の旅行でうまくできなくて、別にできなくてもいいやとそれからも興味を示さなかったけれど、今回、仲良しのグループや先生たちと一緒にどうしても行きたいと言い出して、主人旅行1週間前に1日ジャスパーまでジュリと友達を連れて行ってスキーを教えてくれました。

コロナの影響で申し込んでいたギリシャ旅行も中止だったし、高校は修学旅行とかはないので、スキー旅行はものすごく楽しかったようでした。私は忙しい中ジュリにスキーを教えてくれた主人の行動力に驚いて、感謝。

主人はバドミントン部のコーチ、あと引き続き地元の水泳コーチをしているので、週末は生徒たちと遠征に送ったり、大会に参加したり、えらいなぁと思います。

それに比べて私は自由時間を編み物やクラフトにどっぷり使ってラッキーでございます。そうさせてくれる主人にさらに感謝でございます。

さて、スティーブンのテストニット2作目も3月末にパターンが出版され、外で着られるようになり、最近までセーターを楽しんでいました。フィンガリングの糸なので、軽くて、コントラストの糸のところは透いたレースみたいになっているので、涼しいセーターです。


Slippy V Sweater   Pattern by Stephen West 

2人がバドミントン遠征で留守の週末はパイとチーズケーキを焼いたり。。



ラズベリーを入れたベイクドチーズケーキ、おいしすぎ。主人がKetoダイエットをまた始めたので、これらをほとんど自分一人で食べた。。恐ろしい。

図書館でやっている縫い物のプログラム、この町の学校は家庭科がなくて、だから縫って何かを作る楽しみを知らない子供たちが多くて、そういう子供たちに手づくりの楽しさを教えたくて始めた放課後のプログラムはなかなか好評。夏休み中に集中キャンプをやろうか、なんて話も出ていて、何を作ろうかなぁ。。とフリーパターンを探していた時に見つけた英国在住のアン・ウッドさんのねずみのぬいぐるみ。


試しに作ってみたら、とんでもなくかわいくて、もう一匹、もう一匹!これエプロンつけたらかわいいかな、頭にお花も。。そうだ、地下に眠っているドールハウスがあったっけ、ちょっと持ってきてみようかな、部屋を飾ったらかわいいかも、編み物好きのねずみたちの家にしよう、。。。どんどん楽しくなってきて、こんなに広がってしまった。ねずみのパターンを出してくれているそのアン・ウッドさん、たまごケースとトイレットペーパーの芯を使ったウッドストーブの作り方や、粘土で作るお皿やカップも紹介していて、それもやってしまった。楽しい、癒される。。



チーズとお皿は粘土で。

昔からためていた細々としたものがかなり使える。
ウッドストーブ、この後黒いペイントで塗ってリビングの奥へ。

小さなライトをどの部屋にもつけて、夜は光るように。

新しい趣味の世界へようこそ。


ちなみに、このドールハウスは15年前にカルガリーのリサイクルショップで18ドルで買ったもの。ジュリはアンパンマンやばいきんまんを入れて少し遊んだくらいで、本物のキッチンや木のおままごとおもちゃの方が楽しくて、私のものになっていました。と言うか、私が私に買ったんだろうなぁ。写真のジュリかわいいねー。

Friday, April 07, 2023

these days..

 「今日何日だったっけ?3月?えっ、4月だったっけ?」なんて会話を毎年この時期にしている気がする。。あっという間に4月です。雪も随分と解けてきました。

毎日どこを見ても山なので、こういう平らな景色がとても新鮮。

3月末に春休みがあり、私も休みを6日間もらって家族でカルガリーの主人の実家に遊びに行っていました。クリスマスに行く予定が風邪をひいて行けなかったので、私は1年ぶり。今回はちょうど主人のいとこの赤ちゃんたちの1歳のお誕生日会にも招いてもらって、主人の親戚たくさんと会えました。コロナの心配があって結婚式や集まりに参加していなかったので、今回赤ちゃんに会うのも初めてだったし、初めて会う旦那さんもいたり、行けて良かったです。

他にも10年前に、私が糸紬に興味があると言ったら、すぐにスピナーをプレゼントしてくれた織物や毛糸の世界をものすごく良く知っている方にも会ってお礼にショールを渡すことができたし、何よりも義両親と久しぶりに時間を過ごせていい休暇になりました。

おいしいものもいっぱい食べたー。ラーメンとか、お寿司とか、ベトナム料理とか。

帰ってきた翌日からは、相変わらず、図書館と家事と編み物の日々です。休みもらった分、仕事が毎日入っていて、連続の最後の方は図書館でチェックアウトを待つ人たちが溢れかえる夢を見るほど。今週末は休みなので、嬉しいです。


私のインスタグラムを見て、この帽子をこれから抗がん剤治療を受ける母親に編んでほしいと言ってきてくれた人がいて、お金を払うと言われたけれど、心を込めてギフトとして編ませてほしいとお願いして竹のファイバーを使って作られた糸で編んだ帽子。気に入って春に役立ってくれたらいいなと思っています。

上のカウルはAmy Christopher さんのPressed flowers シリーズ、ショールは模様が楽しくて好きで3枚編んで、今回はカウルのパターンを購入して編んでみました。かわいい。


上に書いたカルガリーでの赤ちゃんのお誕生日会には、おすすめの本を数冊と2人にお揃いの帽子を編んで渡しました。気に入ってくれていたらいいけれど、どうだろう。


町のシニアホームには2週間に1度私の順番がきて通っています。春が待ち遠しくて、きっとたくさん色があったら嬉しいだろうなと思って、2月頃に作った折り紙のベルフラワー、中に針金で鈴をつけて、揺らすと鈴がなるようにしました。とても喜んでくれて、通りかかったスタッフたちが「あら素敵ね、折り紙」と言うと、「それだけじゃないんだよ、聞いてごらん。」と言ってベルを鳴らしてにっこりしている姿を見てこっちも嬉しくなりました。

本物の花がお庭に咲くにはまだ1か月半くらい必要だけれど、歩道の雪は随分と解けたので、スノーブーツじゃなく、スニーカーで歩けるようになって嬉しいです。