Sunday, July 23, 2023

June-July, family reunion, and test knits

気づけばもうすぐ8月です。

やっと日が長くなって、外を歩けばシロツメクサのいい匂いがして、気持ちがいい季節が来たと思っていたら、あっという間に夏至から1か月も過ぎてしまいました。

ジュリと主人は楽しそうに夏休みを過ごしています。ジュリはバイトをしているから時々働いているけれど、時間を見つけて友達とハイキングしたり、ゲームしたり。主人は2か月休みなので、ゴルフ場のシーズンメンバーになって、通って練習したり、エドモントンに遊びに行ったり、友人とビリヤードや飲みに行ったり。。学校があるときは毎日大変そうなのでいい気分転換になっていいなと思っています。


私も今週1週間は休みをとって、主人の母方の家族の集まりに家族で参加してきました。隣のサスカチュワン州北部にある国立公園の中のリゾート地に3州からなんと37人集まっての会になりました。小さな家族で育った私や一人っ子のジュリにとっては、ものすごい数で圧倒されてしまうけれど、みんな久しぶりに会って楽しそうでした。私たちも初めて会う、主人のいとこの子供たちや旦那さん、こういう機会がないと遠くてなかなか会えないので、行って良かったなぁと思いました。ちなみに行きは途中で1泊して行ったけれど、帰りは家に帰りたいと、主人がなんと12時間運転、距離にして1000キロ越え、すごい旅でした。


こういう会に参加すると、同時に、私も日本で暮らしていたら、この15年間、私の両親や家族ともっともっといろんなことができただろうに、どうしてこういう道を選んだかなぁ。。なんて思ったりもして落ち込むけれど、そこは仕方ない。集まりから帰ってきたこの数日間でまた前向きにとりあえず今を頑張るのみ、と、いつもの結論に至ります。




リゾートには湖とゴルフ場があって、ジュリと私は湖組に参加して、ビーチで私は編み物をしたり、子供たちが砂のお城を作るのを手伝ったり。

インド本場のチャイを主人のいとことその彼が作ってくれて、飲ませてもらったら、ものすごくおいしくて、目が覚めました。チャイらしいものを飲んだことは何回かあったけれど、全然違った。スパイスとミルク、とってもおいしくて、作り方を見せてくれる機会にメモを取りながら参加しました。


家に帰ってスパイスの棚を見ると、奇跡的に材料が全部手元にある。さっそくスパイスミックスを作って、それを使ってチャイを作ってみました。

3人でカップに入れて飲んでみると。。。おいしい。

帰ってきてから毎朝お鍋に4カップ分作って、みんなで飲んでいます。今日は同じスパイスを生地に練り込んで、パウンドケーキも焼いてみました。いい香り。

ブログを更新していなかったこの1か月の間に、スティーブンのテストニットをしていたショールのパターンが世に出ていました。Stony Stream Shawl by Stephen West



スティーブンと言えばショール、とうとう彼のショールもテストニットさせてもらえることになり、ワクワクで編みました。シンプルなテクニックなのに、蜂の巣のようなジオメトリックな模様が浮き出てきて、天才だなと、毎回のことながら思いながら編みました。


さらに、機会があって、シェットランドの糸を使った作品を多数出しているグッドラン・ジョンストンさんのカウルもテストニットさせてもらうことになり、Jamison of Shetland の糸を使って、首が温まるシンプルで軽いカウルも編みました。Hapkerchief by Gudrun Johnston


スティーブンのテストは今も何点か編んでいて、その合間に、山のようにたまったあまり糸を使って、カーディガンを編みました。これも結局スティーブンのパターン。結局彼のデザインが編んでいてとても楽しくて好きなのねー。Garter Marler Cardigan by Stephen West


載せるのを忘れていたけれど、今年も母親とその日かその前の晩に生まれただろう赤ちゃん鹿がうちの庭に来ていました。去年もそうだったけれど、まだ赤ちゃんは歩き方をやって見ながら感覚を身に着けている感じで、バランスが悪く、体の白いぽつぽつ模様もとってもかわいくて、またカーテンに隠れながらこの親子をずーっと観察しました。もう庭には来ないけれど、きっと、緑いっぱいの山でのびのびと飛び跳ねていることと願います。

私の夏休みはこれで終わり。これからは図書館で手作り工作キャンプをしたり、折り紙キャンプ、そのべ式の折り紙ボールをみんなで作るイベント等、子供たちとのプログラムでいっぱいの8月が始まります。頑張ります。

また書きます。日本は猛暑と聞きました。お体にくれぐれも気をつけて、いい夏を過ごしてください。