2016年は本当に図書館な1年でした。
この2週間は「古本でクリスマスクラフトを」という無料のワークショップを担当していて、ダメージなどでリサイクルに回った本のきれいなページを正方形に切って、リースとボールを希望者の皆さんと一緒に作ってました(写真はそれ用に作ったサンプル)。予定では3時間を2回開催だったけれど、作ってみたいという希望者が多くて、1回追加、合計で36人の人たちと一緒に紅茶やコーヒーを飲みながらクラフトをしました。
毎週1回1時間、小学生高学年以上を対象に折り紙のクラブもやらせてもらっています。こんなに寒い冬になっても、楽しみにして15分も30分も早めに図書館に着て「今日も夕食急いで食べて走ってきた。今日は何を作るのかな」なんて言いながらウキウキしてる子供たちを見ると、私も嬉しい。しかも、始めた3月からずっと来てくれている子供たちは随分と器用になって、初めは角や紙の端を合わせるとかそういうことに慣れていなくて「あーうまくいかない!」と投げ出していた子たちも、今じゃ基本の形の四角や三角をほいほいっと作る。口コミで広がってお母さんが子供と参加してくれたり、おばあちゃんが孫と参加してくれたり、図書館を通じての出会いがどんどん広がって嬉しく感じています。ジュリも時々来てくれるんですよ。
他にも、この1年でいろんなアイディアを取り入れてもらいました。ガールガイドの読書推進ボランティアもさせてもらったし、掲示物、お話や作者をテーマにしたイベントを企画したり。普段図書館を利用しているだけでは知らなかったいろんな大事な仕事がカウンターの後ろにはあって、それもすごく興味深いものばかりで、新しいことを教えてもらうたびに私もウキウキしています。新しい本のプロセスだったり、修理だったり、他の図書館からのリクエストだったり。一番大事なカウンターの仕事も慣れてきました。「この本を探して」とキーワードのメモを持ってきたりする人が欲しがっている本を図書館で見つけて手渡す時、頼んだ人がぱっと笑顔になるのと同時に私もすごく嬉しくなります。
ジュリを出産する数か月前に子供英会話教室での仕事を辞めて、そこから9年半はジュリと毎日いろんなことをして過ごしてきました。その間に、どんどん友達や知り合いがパートを始めたり、仕事に戻ったり。ジュリが幼稚園に入ると同時に私もクラスでボランティアを始めて、学校でのボランティアはたくさんしてきたけれど、「仕事をしていない自分」に焦りを感じて悩んだ時期も正直何度もありました。
でも今は、ちゃんといいタイミングがくるんだな、と感じています。
そして、10年近くも自分の子供としっかりと向き合って毎日を一緒に過ごせたことに感謝。そうさせてくれていた主人にも感謝。
ジュリに毎日読み聞かせてきた何千冊の本、ジュリとやったたくさんのクラフトや工作、家にいて時間を自由に使えたから持てた趣味の時間、どれも今の仕事にとても役立っていて、無駄な時間なんてないんだな。。と思います。
クリスマスカクタスというお花だそう。図書館にも咲いています。 |
今日はお休みでした。
しっかりと夕食を準備して、おやつがなかったからケーキも焼いて、ジュリが帰ってきて一緒に折り紙でクリスマスプレゼントを先生や友達に作って、本を一緒に読んで、学校の話なんかもして。。。そういう時間が忙しくてずっと持てていなかったから、すごくいい時間が過ごせた気がします。
2年目も頑張りたいです。
もう少し家族と仕事とあとボランティアのバランスをうまくとるのが目標。
仕事が楽しくても、ジュリはどんどんと成長してあっという間にティーン、そして大人になっちゃうから、大事な時期にしっかりと側にいてあげられるように意識して両立していきたいです。そんなジュリはあと2日でクリスマスホリディです。
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