感謝祭の連休でした。掃除をしたり、おいしいものを食べたり、散歩に行ったり、家族3人でのんびりと過ごせたいい週末でした。
連休初日の朝にダイニングテーブルに合うように縫ったテーブルラナーが秋にぴったりで、嬉しいスタートでした。母のお友達から分けていただいたフランスの布、ざくろがとても素敵でどうやって使おうか楽しみにしていました。
コロナ予防の中、カルガリーやエドモントンに行くという話も上がらず、ただのんびりと過ごす3連休だと思っていたけれど、土曜日に町のスーパーに行くと、凍った七面鳥が売っていて、主人と買おうか、いや七面鳥をすることになると大掛かりなことになる、と悩んで、「1周回ってまた戻ってきて決めよう」と一旦お肉売り場を離れました。
野菜売り場の入り口に山積みになったかぼちゃと一緒に並んでいたのが、これ。
芽キャベツです。小さなキャベツみたいのがばらばらで袋に入って売っているのは見たことがあったし、調理されたものも食べたこともあるんだけれど、茎にくっついたままになって売られているのを見るのは初めてで、「こんな風になるんだー!!」と思わず手に取って、かごに入れました。家に帰って、主人とジュリ(学校で習ったのだそう)が芽キャベツは、Brassica Oleracea という学名の植物が進化したもののひとつで、それからいい部分だけをとって進化させたものは芽キャベツ(葉の芽の中の方を進化)、キャベツ(葉の芽の外の方)、カリフラワー(花の蕾)、ブロッコリー(花の蕾と茎)、コールラビ(茎)、そしてケール(葉)!まであるんだよと教えてくれました。これみんな祖先が同じなの?と、驚いてしまった。でも、よく見ると芽キャベツの茎がすごくブロッコリーの茎に似ていて、納得。
「芽キャベツ買うんだから七面鳥するでしょ。」ということで、茎に着いた芽キャベツのおかげで七面鳥、そしてローストする野菜を買いました。一緒に置いたのはかぼちゃと人参とパースニップ。かぼちゃが売ってて嬉しかった!
あんまり見栄えのない感じだけれど、とりあえず、3人で感謝祭の夕食を食べました。七面鳥とローストした芽キャベツと根菜のレシピはジェイミーから。ちょっとタイミングが合わずに芽キャベツを焦がしてしまった。かぼちゃはお醤油、お砂糖、みりんとお酒で煮てほくほくでした。
食事を食べながら主人が「僕は必要な食材を買えて、こうやっておいしい食事ができることに感謝する。」と言いました。「時々思い出すよ、8年前一度教師の契約が切れて、職がなくなった3か月、大きなスーパーに1週間分の食料を買い物に行ってもお金があまりなくて、計算機を手に持って計算しながら買い物をした時の気持ちを。こうやって七面鳥とか買えることに感謝しないとね。」と。
そうだね、と、みんなでそれぞれが感謝することを話しながら食事をしました。
食べ終わって片づけた後に、スープも作っておきました。とてもおいしくできて、朝、初雪が少し降った今日のランチは温かい七面鳥と野菜のスープでした。まだまだお肉が残っているので、サンドウィッチなどにして今週食べ続けます。それが七面鳥のいいところ!でも、朝から私が一番張り切っていたのはアップルパイで、今回もクラストがサクサクに焼けておいしくてあっという間になくなってしまいました。
おいしいものをたくさん食べて、部屋の模様替えも少しして、たくさん歩いて、いっぱい睡眠もとったので、また今週も元気に頑張れそうです。雪予報が数日間出ているのが少し気になるけれど、今日まで雪も降らずに暖かくて美しい秋を過ごせたことに感謝です。
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