Saturday, November 28, 2020

14 years old

ジュリエット14歳になりました。
誕生日はもともと学校がお休みで、この1年間、特に3月からはオンラインで一緒にボードゲーム、ダンジョンズ&ドラゴンズをやってきた友達8人と午前中からゲームをすると言うのがジュリからの誕生日のお願いで、みんな予定を開けていてくれたようで、オンラインでつながって、「誕生日おめでとう!」から始まって、7時間半!!!も遊んでました。

コロナで学校が違った形で始まって、2か月うまくいったと思って喜んでいたけれど、日本でもそうなようにカナダ、特にこのアルバータ州は感染者がものすごく増えて毎日千人超えの状況でまた学校(7年生から上)も緊急にオンラインに戻りました。
水泳クラブも中止。会えない友達とはもっとまた会えなくなって、だから止めないで好きなだけゲームをさせようと思っていたら、まさかの7時間超えでびっくり。とても楽しかったようでした。

小さい頃はピンクやパープルが好きで、ぬいぐるみとかかわいいものが好きだったジュリだけれど、5年生くらいから読書に並行してアニメに憧れを持って、水泳、ボードゲーム、カードゲームを通じていい友達ができて、理科と数学が大好きな14歳になりました。
そんな彼女の誕生日に欲しいものリストには、「友達とD&Dをする」「アドヴェンチャータイム(好きなアニメ)のDVDセット」「USBがネックレスになっているもの」「元素記号周期表のポスター」あとは本。どれもプレゼントしてもらって(ポスターはクリスマスに渡すためにオーダー中)嬉しそうでした。

ナナ、パパ、義弟夫婦、私の両親などとビデオコールで楽しそうに話をして、メッセージやカードなどでお祝いしてもらって「すごく幸せだなぁ。」と言ってました。

私たちからはものすごく欲しがっていたDVDセットをプレゼントしたんだけれど、私は何か手作りのものをあげたくて、少し前にレイヴェンクロウのカウルのパターンを購入して、編んでいました。すごくうまくできて温かそうで、誕生日まで待ちきれなくて、できた瞬間に渡しちゃったんだけれど、「こういうの欲しかったんだ!」と言って、涙を目にためてとっても喜んでくれました。

雪もものすごく降って、これから外に意識しないと出なくなる季節なので、彼女の好きなポケモンGO を一緒にしながら散歩をするようにしようと思ってます。温かいカウルをつけながら。
元気に成長してくれていることを感謝。これからも全力でサポートしていきたいです。

Saturday, November 07, 2020

Knit along, draw together, connecting is important.

思いがけなくたくさん雪が降って強風の続いた10月後半は、家にいることが多くて、ジュリがピアノを弾いたり、オンラインで友人たちと話をしたり、主人がコンピューターゲームをしたり、プラモデルを作ったり、窓の外は真っ白で、編み物をしながらソファから見る家の中の景色はあの3月の自粛期間のものと似ていて、あの頃よりもずっと1日の感染者数が増えている今なので、これからこの長い冬がまた孤独で暗いものになるのかと思うと、本当の本当の本当に私たちはそれぞれ趣味があって良かったと感じます。

趣味を通じて「繋がる」ことを意識して取り組んでみようと思っていて、この10月はジュリと一緒にインクトーバーチャレンジを今年もしました。インクトーバーは、10月の31日間、毎日題が与えられて、インク(ペンなど)を使ってその題に沿った絵を描く、またはショートストーリを書く、そしてそれを載せたい人はソーシャルミディアに載せる、というもの。インスタグラムを最近とうとう始めたので、私は自分の絵を載せて、他の人たちが描いた絵を見てなるほどーと感心したり驚いたり。

小さなことだけれど、よし、今日の題は何かな、とジュリと一緒にテーブルに着いて思い思いに描いて見せ合うのが楽しかったし、特に部屋にこもりがちな思春期の娘を巻き込んで一緒にやってみるアクティビティーとしては成功だったと思います。彼女は描いたものを外には見せたくないというけれど、なかなか面白いものを楽しそうに描いていました。

私は編み物でも新しい「繋がる」チャレンジに取り組んで、数日前に完成しました。スティーブン・ウエスト氏が毎年10月にミステリーニットアロング(MKAL)と言うのをやっているのを知ったのが10月の中旬。パターンを購入すると、10月の毎週金曜日にパターンを4セクションに分けた1セクションずつが送られてきて、編んでいる参加者たちはショールを編んでいるということはわかっているけれど、どんな形に仕上がるのかは最後のセクションが送られてくるまでわからないという、そこがミステリーでとても面白いアイディア。

そんなおもしろい編み物に参加しない理由はないと、見つけたその日に参加して、すでにセクション2まで配布されていたけれど、追い付くまで見ないようにして、時間を見つけてはガシガシ編んでいました。このプロジェクトのいいところは、特にこのコロナでみんなが行き来できない中、世界のあちこちから何千人ものニッターたちがこれに参加し、ルールを守ってインスタグラムやラベリーにその過程を載せ、お互いにポジティブなコメントを残せるということ。日本からもドイツからもチリからもカナダからも参加者がいっぱいいるとスティーブンは言っていました。

毛糸屋さんは山にはないし、オーダーしたら山に届くには2週間くらいかかるので、そうすると10月も終わってしまう。なので、家にある手持ちの糸をどうにか組み合わせて、本当はもっと鮮やかで色を楽しむのが彼流なんだけれど、私は地味目にグレーと紺系で参加しました。インスタグラムで参加者たちの色合いを見るのがとても楽しくて、しかも、糸や色は違うけれど、みんな似たようなペースで同じショールを編んでいるという「繋がる」感が嬉しくて、こういうことを呼び掛けられるスティーブンってすごいなぁと。編み図もシンプルな編み方を使いながら面白い模様を作れる彼の作品は過去にも4つ編んだことがあるけれど、どれもとても魅力的で編み続けたいと思うものばかりです。


ショールが完成して、編み物ジャーナルも完成したら、本当に心が満足して、達成感でいっぱいで、それをインスタグラムに載せたら、まだ始めたばかりで知り合いの数もとても少ないのに、ショールを通して世界のあちこちからコメントをもらったり、私もいろんな人たちのショールを見てインスピレーションをもらったり、「繋がり」を感じてさらに編み物を好きになりました。

そんなことをしていた10月でした。

あとは最近どんなことをしたかな。

ジュリに読んでいた赤毛のアンシリーズも読みたかったアンが家庭を持つまでの4冊を読み終えました。1冊目は持っていたのだけれど、図書館にも2-4冊目がなくて、他の図書館から取り寄せるのはこのコロナの中あまりしたくなかったし、時間もとてもかかるので、アマゾンで安くしかもこのかわいい切り絵のような表紙の4冊セットが売っていたので、購入して読みました。ジュリと私が好きだったのは1冊目と3冊目。

夏の終わりに主人の母が送ってくれたお庭のルバーブを解凍して、ルバーブクランブルパイを焼きました。熱いパイにバニラアイスを載せて、ルバーブの酸っぱさとアイスの甘さがぴったりでした。

今日も雪の土曜日です。ジュリはオンラインでD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)を仲間とやって楽しそうにしていました。あとはテスト勉強に集中するようです。私は掃除と洗濯と、夜には新しい編み物を始めようと思います。