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Tuesday, March 12, 2024

March 2024

書こう書こうと思って日々が過ぎ、2024年ももう3月中旬になっていました。木曜日は主人の47歳の誕生日です。

元気にしています。ジュリはこの6月に高校卒業なので、日本のセンター試験みたいなそういう大事な試験が1月にあったり、とても忙しくしていました。私も仕事が忙しい。労働時間は増えていないけれど、新しいプログラムが始まったり、イベントを担当したり、頭の中がとにかくいっぱいで、ブログまで手が届かない日々でした。

毎年恒例にしていた1年間で編んだもの、インスタグラムには載せていたけれど、こちらには載せていなかったので、随分と遅くなったけれど、2023に編んだもの、こちら。


縁があってスティーブン・ウエスト氏のテストニットチームに入れてもらって、テストニットどっぷりとはまった1年でした。他にも編んでみたいデザイナーさんの作品などもあるけれど、今年はテストニットを頑張るという目標をたててできるだけ参加してきたので、2枚のブランケットを含む11作品、テストしました。テストのチームにはいろんな国のニッターさんたちがいて、本当にこんな機会をもらえて幸せだと感じながら世に出る前の作品たちを感心しながら編んでいました。

他にもグッドラン・ジョンストンさんの作品も3作テストさせてもらって、年の初めころはまだ余裕があって他にも編めていたので、2023年合計はセーター6枚、カーディガン1枚、ショール5枚、カウル3枚、ブランケット2枚、ミトン3ペア、帽子5枚、靴下4ペアとクリスマスデコレーションの大きな靴下1枚。


今も4月初めが締め切りのテストをしていて、これでスティーブンのテスト20作になるので、ここで一旦休憩をしようかなと考えています。写真は最近パターンが販売されたセーター。Briornate Sweaterと言う名前です。一緒に写っている帽子もブランケットもテストで編んだものです。


図書館では、あみぐるみが流行っていて、中学生の女の子たちが編んでみたいと言ったのをきっかけに、編みぐるみクラスを作ってかぎ針編みを教えることになりました。と言っても、私は編み物はするけれど、かぎ針編みはほとんどしないし、あんまり好きでなかったので上手になりたいと思ったことがなくて、クラスを教える前に私が基本の確認やテクニークを学ばなくてはならず、最初は面倒くさいなぁと思っていました。でも、作品ができると何気にかわいいし、棒針編みに比べてものすごく早くできる。しかも、生徒たちがぐんぐんうまくなって、毎週欠かさず習いに来てくれて、小さな編みぐるみを完成させて嬉しそうにしているのを見ると、私も嬉しくて、家で時間があるときはテストを進めているか、かぎ針編みを練習しているかの日々です。



最近、英国のTOFTというお店が出しているかぎ針編みのパターンや作品に惚れて、そこの王冠、花、鳥などを作っていました。ここのお店を知ったことで、私のかぎ針編みへの印象が随分と変わって、はまりそうです。


2月末に慌ててジュリのお雛様を出しました。ジュリが出しました。17年間もジュリの成長を毎年見守ってくれているお雛様に話しかけていました。友達を呼んで着物を見てもらったりもしていました。こちらでも鬼滅の刃が流行っているので、着物はかっこいいのだそうです。「友達や先生に説明しようと思ってウィキピディアを読んだら、日本の家は娘が10歳くらいになるまで毎年お雛様を飾るって書いてあったけれど、ねぇ、私もう17だよ!!」って言ってました。なんでそんなことウィキピディアに書いてあったんだろう。。。お嫁に行くまで飾るんじゃなかったっけ?

そんな感じで、ジュリは学校、主人は仕事とボランティア、私は仕事とテストニット、そんな毎日です。みんなそれぞれ忙しく、顔を合わせる時間が少ししかない日もたくさんだけれど、夏に向けて頑張って日々生活していこうと思っています。卒業式のスライドのため、赤ちゃんや小さなころの写真を送るように学校から言われていて、昔の写真を眺めて、いつの間にか17歳になった娘の成長に驚いています、そして、はじめに主人が47歳になると書いたけれど、知り合って22年って、びっくりしちゃうね、と主人とも話しています。時間を大切に生活したいです。

Monday, November 28, 2022

16

 ジュリ、16歳になりました。

数日前まで町で、というかカナダ全体で子供用の薬が品切れ状態なほど流行しているインフルエンザにかかり、学校を休んでいたジュリですが、無事に回復し、水泳朝練にもバイトにも元気に戻っています。

誕生日の前日土曜日はバイトで、9時半から5時と言う長いシフトの後に、突然友人のお母さんから連絡があり、「用があるから手伝ってほしい、7時に迎えに行く」と。なんだろうねぇ。。と思いながらその友人の家に到着してドアを開けると、真っ暗な家の中から仲良しのクラスメートたちが「ハッピーバースデー!」と言いながら飛び出してきたのだそう。


生まれて初めてのサプライズパーティー。そして、生まれて初めて、朝1時過ぎまで遊ぶと言う。。。私はいつ帰ってくるのか心配だったけれど、主人が「誕生日だ、お母さんが何度もメールしてくるのは恥ずかしいから、好きなように遊ばせてあげな。」と言うので、静かに見守りました。それにしても朝1時過ぎって。。。(まさかお酒飲んだりしていないよね、と帰ってから聞くと、ずっとみんなでゲームしてた。とのことでした。)

こちらの16歳の誕生日、とくにアメリカでは大きなお祝いらしいけれど、うちは普通に、ジュリの好きなクレープをブランチに、ステーキとベイクドポテトなどを夕食にお祝いしました。私も確か高校の時はいろんなことに変なこだわりがあって、PERSON’Sと言うお店のものが欲しい、とか、この色の服が欲しい、とか。普段欲しいものが本当にないジュリだけれど、だいすきなYOUTUBEチャンネルが出しているジャケットとパーカが欲しいと珍しくリクエストしてくれたので、アメリカのお店から購入していました。写真はそのジャケットとパーティーでもらったバルーンと一緒に。

誕生日当日もプレゼントをわざわざ届けに来てくれる友達もいて、小さな町で学生時代を過ごし、数少ないクラスメートの中で、友達と言える人たちを見つけるのが困難な時期があって、大丈夫かとはらはら心配した時期も長くあったけれど、歳を重ねて信頼できる数人の仲良しといい関係を築くことができて良かったなぁと思って、本当にジュリのお友達みんなに感謝の1日でした。彼らはみんな私にもとっても優しくて、図書館や町で見かけた時にも声をかけてくれたり手を振ってくれたり。

長く住むつもりもなく、主人の仕事がみつかったからと急遽越してきたこの町も、気づけば15年も暮らしていて、ジュリにとっては大切なふるさと、大好きな町。あと1年と少しでみんな卒業してそれぞれの進路に進む、だなんて、信じられない。本当にみんな大きくなったなぁ。日々の生活での発見を見逃さないようにこれからも大切に生活していきたいと思いました。

誕生日は部屋を掃除して、みんなからもらったたくさんのカードとプレゼントをあちこちに飾って。。 それを見回して、幸せだなと言っていたジュリが印象的でした。

家族親戚のみんなからもメッセージ、カード、ギフトなど受け取りました。嬉しいお誕生日なって本当にありがたかった1日でした。


Saturday, July 16, 2022

Summer has started..

 
元気にしています。

6月は学年末の月で、何かとバタバタしてました。あっという間に夏がきて、もう7月も中旬、ジュリエットはバイトをしたり、友達と遊んだり、ライフガードのコースを受けたり、毎日楽しそうにしています。主人は弟夫婦の家に遊びに行ったり、ゲーム仲間と遊んだり、夏休みを楽しんでいるようです。私は、相変わらず仕事と普段の生活です。


先月から町のシニアホームで週に1度折り紙やクラフトをすることになり、どんなものかと心配していたけれど、皆さんとても温かくて、はじめは妙に明るい日本人がいきなり登場して大きな声で折り紙をやるので驚いたかもしれないけれど、3回目はお互いに慣れてきて、笑いのいっぱいの楽しい時間になりました。おばあさんが、「また次もその次も来てね。」と言ってくれて、嬉しい。


気温は20℃前後、雨も多く肌寒く、私はまだ半袖1枚では過ごせないけれど、夏を楽しまないとあっという間にまた冬なので、少し焦っています。何も手入れのしていないライラックも今年も元気に咲いてくれて、ハミングバードもたくさん飛んでいます。鹿の親子はもう山で食べ物がたくさんとれるのか、見かけなくなりました。


町の売ります買います系のサイトでサイズを間違えて買ってしまって、送り返す送料などを考えると町の中で安く買ってくれる人を探した方がいいと知り合いが新品の20ギャロンの水槽を売っていて、うちのミスターフィッシュにぴったりだと購入、ミスターフィッシュ、気持ちよさそうに2倍になった広さの水槽で泳いでいます。




編み物は夜の楽しみです。毎日黙々と編んでいます。同僚からガーデンでとれたルバーブをもらって、すぐに苺とルバーブのパイを焼きました。ものすごくおいしくて、主人が留守だったのをいいことに、ほとんどパイを丸ごと、数日間で食べてしまいました。


そうだ、とうとう毛糸のかせをケーキにする毛糸巻き機(手動)を買いました。これで、かせからケーキにするのがものすごく楽になります。

そんな毎日です。今日はジュリが9時半から5時までの長いシフトで、彼女のランチブレイクに合わせて待ち合わせをしてランチを一緒にとりました。「午後は商品のディスプレイを整頓したり、あと最後は掃除機かけとトイレ掃除だ。」と、言いながらまた仕事に戻りました。成長を感じます。


Monday, November 29, 2021

Fifteen

  
元気にしています。寒くなってきました。

27日にジュリは15歳になりました。当日と次の日は町から350キロ離れた町で水泳大会があり、主人とジュリは泊りがけで行ってきていました。数年前までは私も一緒に応援に行ったけれど、今はコロナの規制等で応援はないところが多いし、よく考えてみると、ジュリの方が体が大きいので、今まではベッドでジュリと私が一緒に寝ていたけれど、水泳で疲れて一人で大きなベッドで休みたいだろうなと言うのもあって、(あと私は仕事)、2人で行きました。

誕生日当日は、大会の開会式で、コーチが誕生日のスイマーがいます、一緒に誕生日の歌を歌いましょうと、他の水泳チームも含めたみんなでジュリに歌を歌ってくれたそうで、自己新も2つ出たし、いい1日だったと、大きなピザを主人と食べている写真を送ってきてくれました。優しいコーチたちに感謝でした。

私は水泳よりも、冬の車移動が心配で、特に2日目は雨氷だったので、無事に帰ってきてくれて本当に安心しました。また12月にも遠征があるそうです。どうして日も長く雪もない夏にやらないんだろう。。。と言うのが何年もの疑問です。


と言うことで、家族でのジュリの誕生日祝いは1週間前にしました。主人がジュリのリクエストのステーキとジャケットポテトを焼いて、私は濃厚チョコレートのケーキを作りました。(Duchess Bakery’s ”Duke”)見た目は美しくないけれど、ダッチェスのレシピで作るとどれもとてもおいしくできます。ステーキもケーキも大好評でした。

週末の遠征の道中で食べるようにマーブルシフォンケーキも焼いて持たせました。15歳のプレゼントは部屋のライティング、ラグ、鏡、などなど、もう小さい子じゃないんだなぁと言う、ティーン風なものを準備しました。

友達からもギフトカード、チョコレート、服、髪の毛の飾りなど、ちょっと大人っぽいギフトをもらって嬉しそうでした。カードやメッセージ、ギフトなど、家族からもたくさんもらって、みんなどうもありがとうございました。

健康に15歳を迎えられて、本当にありがたいです。


Saturday, November 07, 2020

Knit along, draw together, connecting is important.

思いがけなくたくさん雪が降って強風の続いた10月後半は、家にいることが多くて、ジュリがピアノを弾いたり、オンラインで友人たちと話をしたり、主人がコンピューターゲームをしたり、プラモデルを作ったり、窓の外は真っ白で、編み物をしながらソファから見る家の中の景色はあの3月の自粛期間のものと似ていて、あの頃よりもずっと1日の感染者数が増えている今なので、これからこの長い冬がまた孤独で暗いものになるのかと思うと、本当の本当の本当に私たちはそれぞれ趣味があって良かったと感じます。

趣味を通じて「繋がる」ことを意識して取り組んでみようと思っていて、この10月はジュリと一緒にインクトーバーチャレンジを今年もしました。インクトーバーは、10月の31日間、毎日題が与えられて、インク(ペンなど)を使ってその題に沿った絵を描く、またはショートストーリを書く、そしてそれを載せたい人はソーシャルミディアに載せる、というもの。インスタグラムを最近とうとう始めたので、私は自分の絵を載せて、他の人たちが描いた絵を見てなるほどーと感心したり驚いたり。

小さなことだけれど、よし、今日の題は何かな、とジュリと一緒にテーブルに着いて思い思いに描いて見せ合うのが楽しかったし、特に部屋にこもりがちな思春期の娘を巻き込んで一緒にやってみるアクティビティーとしては成功だったと思います。彼女は描いたものを外には見せたくないというけれど、なかなか面白いものを楽しそうに描いていました。

私は編み物でも新しい「繋がる」チャレンジに取り組んで、数日前に完成しました。スティーブン・ウエスト氏が毎年10月にミステリーニットアロング(MKAL)と言うのをやっているのを知ったのが10月の中旬。パターンを購入すると、10月の毎週金曜日にパターンを4セクションに分けた1セクションずつが送られてきて、編んでいる参加者たちはショールを編んでいるということはわかっているけれど、どんな形に仕上がるのかは最後のセクションが送られてくるまでわからないという、そこがミステリーでとても面白いアイディア。

そんなおもしろい編み物に参加しない理由はないと、見つけたその日に参加して、すでにセクション2まで配布されていたけれど、追い付くまで見ないようにして、時間を見つけてはガシガシ編んでいました。このプロジェクトのいいところは、特にこのコロナでみんなが行き来できない中、世界のあちこちから何千人ものニッターたちがこれに参加し、ルールを守ってインスタグラムやラベリーにその過程を載せ、お互いにポジティブなコメントを残せるということ。日本からもドイツからもチリからもカナダからも参加者がいっぱいいるとスティーブンは言っていました。

毛糸屋さんは山にはないし、オーダーしたら山に届くには2週間くらいかかるので、そうすると10月も終わってしまう。なので、家にある手持ちの糸をどうにか組み合わせて、本当はもっと鮮やかで色を楽しむのが彼流なんだけれど、私は地味目にグレーと紺系で参加しました。インスタグラムで参加者たちの色合いを見るのがとても楽しくて、しかも、糸や色は違うけれど、みんな似たようなペースで同じショールを編んでいるという「繋がる」感が嬉しくて、こういうことを呼び掛けられるスティーブンってすごいなぁと。編み図もシンプルな編み方を使いながら面白い模様を作れる彼の作品は過去にも4つ編んだことがあるけれど、どれもとても魅力的で編み続けたいと思うものばかりです。


ショールが完成して、編み物ジャーナルも完成したら、本当に心が満足して、達成感でいっぱいで、それをインスタグラムに載せたら、まだ始めたばかりで知り合いの数もとても少ないのに、ショールを通して世界のあちこちからコメントをもらったり、私もいろんな人たちのショールを見てインスピレーションをもらったり、「繋がり」を感じてさらに編み物を好きになりました。

そんなことをしていた10月でした。

あとは最近どんなことをしたかな。

ジュリに読んでいた赤毛のアンシリーズも読みたかったアンが家庭を持つまでの4冊を読み終えました。1冊目は持っていたのだけれど、図書館にも2-4冊目がなくて、他の図書館から取り寄せるのはこのコロナの中あまりしたくなかったし、時間もとてもかかるので、アマゾンで安くしかもこのかわいい切り絵のような表紙の4冊セットが売っていたので、購入して読みました。ジュリと私が好きだったのは1冊目と3冊目。

夏の終わりに主人の母が送ってくれたお庭のルバーブを解凍して、ルバーブクランブルパイを焼きました。熱いパイにバニラアイスを載せて、ルバーブの酸っぱさとアイスの甘さがぴったりでした。

今日も雪の土曜日です。ジュリはオンラインでD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)を仲間とやって楽しそうにしていました。あとはテスト勉強に集中するようです。私は掃除と洗濯と、夜には新しい編み物を始めようと思います。


Friday, October 30, 2020

these days..

この間、仕事から帰ってきたらキッチンの窓からいい匂いがしてきて、家に入ると、ジュリが「誕生日にケーキとか何も準備してあげなかったから。」と、カスタードプリンを作っていてくれていました。夏にジュリに作り方を教えてから、気に入ったようで何度か作ってくれているけれど、これはいつもより特別嬉しくておいしかったです。

この2週間、山の町は重い雲に覆われて、雪、雨、吹雪、強風でした。

アルバータ州のCovid19の感染者数がここのところぐんぐんと上がってしまっていて、この小さな町にも広がり始めています。これ以上広がらないことを願うばかり。先週さっそくインフルエンザの予防注射を受けてきました。

明日はハロウィーンだけれど、今回は家族で参加しないことを決定。キャンディーは配らず、ジュリも町を歩きません。本当は土曜日だし、すごく楽しかったと思うけれど、仕方ない。今年はそういう家はかなり多いと思う。

皆変わらず元気にしています。本当に外を歩けないほど寒くて強風で暗くて、家にいる時間は編み物ばかりしていたので、カメラにも随分と触っていませんでした。ジュリの水泳が始まり、毎回のセッションの前に一人一人体調チェックと検温のボランティアが必要で、仕事が休みな日はそれをお手伝いすることにしました。

図書館が閉まって半年、マスク同士だけれどプールにやってくる子供たちの中には図書館のもと常連メンバーたちもいて、みんな元気で少し大きくなっていて、嬉しく感じました。今年は町で行われるクラブなどもほとんどキャンセルされて、しかもコロナ予防のため習い事を掛け持ちはしてはいけないので、どうかこの水泳クラブが来年の春まで無事に続きますようにと願っています。私たち大人のメンタルヘルスも大変だけれど、子供たちへの影響もこんなに長く自粛期間が続いて大変だと思うから。

また長い冬がやってきます。来月のジュリの誕生日も、今年は友達みんながそれぞれ誕生日会を開けなかったから、自分もそうなんだとパーティーに関しては随分と前から諦めている様子で、思春期だし、なんだかきっといろいろ考えることもあるだろうけれど、ジュリは日々淡々と過ごしています。何か喜びそうなことしてあげたいなぁ、でも何ができるかなぁ。。と考えているところです。

Tuesday, September 08, 2020

Her first day at high school


とうとう、新学年新学期が始まりました。6月にミドルスクールを卒業して、ジュリはハイスクール、と言ってもこの町の学校は9-12年生がハイスクールに行くので、日本だと中学3年生です。

先週は少し早めにしかもコロナでの制限もあるので、9年生になる約50人の生徒たちが2つのグループに分かれ時間を離して、さらに小さなグループに分けて距離を保ちながら校内を見学して先生たちに会うオリエンテーションがありました。


コロナの影響で、この新学期は①学校に毎日実際に通う②週の半分はオンラインで家から参加して残りを学校に通う③すべてオンラインという3つのオプションから選択することになり、どのくらいの生徒たちが実際に学校に通うのか私はわからないけれど、先生たちにも生徒たちにとってもチャレンジングな年になりそうです。夏休み返上で毎日、どうやったら学校がスムースに運営できるか、どうやったら安全に生徒たちを迎えられるかを考えてくださった校長先生には本当に感謝しかなくて、この新しい1年がうまくいくことを願うばかりです。

「さぁ、じゃぁ、行きますか!」と、ランチ休憩に家に戻っていた主人と一緒にジュリが高校見学に行く様子を見て、この町に越してきた8年前にはまさかジュリが主人の教える高校に通う時までこの町に住み続けるとは思いもしなかったので、いきなりなんだか不思議な気持ちになりました。

「まさか、この日が来るとはねぇ。」と言う私に、「まさか自分の娘を教えることになるとはね。」と主人、それを聞いてにやにやしながら、「もしかして、いつか自分の娘を教えたいと思って教師になった、なんて言う?」とジュリ、「そうさ、それを夢見て10年、とうとうこの日が来たかと感無量だよ!!」とジョークを言いながらも主人は嬉しそうでした。

一緒に並んで高校に歩く二人の後ろ姿を見て、大きくなったなぁ。。と。主人は190センチ以上あるので、ジュリはこの夏に私の背を越してさらに少し伸びた気がします。

ちなみに、彼女の高校生活一番最初の授業は、選択授業としてとった「インフォテック・情報技術」のクラスです、担当教員は主人。そのせいか2人とも少しリラックスした朝でした。お父さんに学校で教わるってどんな感じなんだろう。。いい初日になることを願っています。


校内ではマスク着用なので、夏の間に作ったり買ったり。。。洗って使えるマスクを各自15枚くらい準備しました。いろんな形を試したけれど、結局ジュリと主人は市販のがいいようです、鼻の形と高さとかが違うからか、しっかりと合う形を作るのは難しいなぁと感じました。私は私に合う形を見つけたので、作りました。ジュリは紺か黒か青じゃなきゃ嫌だと、地味なコレクションです。

私も、図書館で働いていた時、生徒たちが教科書や参考本などを借りに来るのを見て、ジュリの学年ももうすぐだなぁと楽しみにしていました。6月に仕事を辞めて、それも叶わないと思っていたけれど。。。。。

どうしても納得がいかないことがあって自分で決めた退職だけれど、大好きだった仕事内容に未練を残して、これから先ずっと辞めたことを辛く思うくらいならば、次回は笑顔の退職ができるようにもう一度働かせてほしいと図書館に話してみようかと夏の間に何度も考えて、上司と話をし、2週間前からまた図書館で働いています。戻ってきてくれて心の底から嬉しいと言ってくれる同僚たち、もう一度チャンスをくれた上司に感謝です。思うことはあるけれど、仕事があることに感謝し、自分ができることを精いっぱいやることに集中しようと思っています。

なので、家族3人が同じ建物に通います。小学1年生の頃からボランティアを通じて知っているジュリのクラスメートたちの成長も見ることができるのが楽しみです。

コロナ禍でいつもとは違う形で始まった学校生活。

町の子供たちがハッピーな初日を迎えられることを願っています。

Tuesday, August 18, 2020

Baking and cooking with Juliett

主人が家にいない数日、ジュリはほぉっておくと1日中自分の部屋に閉じこもってコンピューターでゲームしたり、友達とチャットしたり、調べたり読んだり、タイピングしたり。そういう、これはコロナの自粛がきっかけで自分の部屋で時間を過ごすことが多くなったのか、もうすぐ高校生でそういう年頃なのか、自分専用のコンピューターを部屋に持てたからなのか、それとも私たち親が細かく注意し続けなかったからか、うーん。。。全部が理由なのかもしれない。

もうすぐ14歳になるジュリにはうざったいかもしれないけれど、私はいまだに一緒にクラフトしたり何かを作ったり楽しんだりしたいと思っています。だからいろんな理由をつけて部屋から呼び出して誘うも、「んー。ちょっと興味ないかな。」「今はいいかな。」と断られることもあり。

この夏に様子を見ていると、お料理とお菓子はなんとなく興味がある様子。クラフトよりは実用的で、将来、寮生活や一人暮らしをする時にも役立つだろうし。。と、レシピを書いたりメモもするようになったので、ジュリの作ってみたいものをここ数日作りました。ルールは1日ひとつ。一気にやっちゃうと数日で飽きるので。ジュリがどうしても作ってみたかったのは、大好きなマシュマロ、カスタードプリン、うどん、シェパーズパイもどき。

ジュリが作りながら「あー。なるほど、こうやるからこうなるんだね!」とか、「こうやって作っていたのかー!」と気づく様子を横で見て、私は心の中で「いいぞ!」とガッツポーズ。「コンピューターで世界と繋がれるし、何でも調べられるし、便利な世の中になってきているけれど、でもでも、こういうのはさ、やっぱりやってみて体で覚えることだからね!」と、偉そうに娘に言いながら、今日も一緒に作れたぞー!と嬉しくなるのです。

マシュマロは理科の実験みたいで楽しそうにやっていました。自分の好きな色にすると言って、紫のフードカラリングを少し足していました。



うどんは薄く延ばすのと細く切るのが難しくて、途中ちょっと面倒くさそうだったけれど、茹で上がって流水で洗ってお皿に載せたのを見て、「これで山でうどんが買えなくてもいつでも食べられる!」と、ものすごく嬉しそうに食べていました。おいしかったです。



本人が一番気に入ったのはカスタードプリン。カラメルの苦さとプリンの柔らかさが絶妙で、私も驚いたほどおいしかった。一口一口本当においしそうに食べながら「このカスタードプリンを作った人はものすごく素晴らしい人だと思う。」と言うので、「自分のこと?」と聞くと、「自分も確かにすごいけれど、カスタードプリンを生み出した人に感謝したい。」とのことでした。これは毎日でも作りたいそうです。プリンが好きなじぃじに次に会う時に作ってあげよう。


シェパーズパイはラムとか使わないで牛ひき肉だし、けっこう適当なレシピだけれど、ジュリはマッシュポテトも大好きなので、作る過程でいろんな練習が入っていて良かったと思いました。


高校で料理のクラスを選択で取れるらしいけれど、それまで家庭科がないので、こっちの子たちは縫い物とか料理の基礎を家で習う以外はそういうきっかけがないんだと思います。

小学校の参観日にリンゴの皮むき競争があると言って一生懸命練習したこと、とか、中学の理科の時間に、ガスバーナーを使ってカルメ焼きを作るということで、理科室中にカラメルの甘苦い香りが広がったこと、そういうことを匂いとか手の感触とかで覚えていて、ジャガイモに皮むき器で格闘しているジュリやプリンのカラメルを作っているジュリに話すと、そんなことを学校でやったんだね、いいな、と言っていました。ほんとだよね。

ないものねだりをしてもしょうがないので、ここでは学校でやらないから、やっぱり私がジュリを部屋から引っ張り出してやり続けて行けばいいんだと思いました。

お料理、お菓子作り、続きます。

Tuesday, August 04, 2020

activities at home

ここ数年、日本のクラフトのサイトとかピンタレストとか見るたびに、レジンっておもしろそうだなと思って、クラフトのアイディアリストなどに入れていたのだけれど、なかなか実際にやってみる機会がありませんでした。

4つ葉のクローバー探しを始めて、本に挟んで乾いたきれいなクローバーを見て、とうとうレジンの液2種セットを購入。もっと難しいものかと思っていたら、ただ混ぜて流して数日置いておくだけだった!ジュリと一緒にここのところ実験を繰り返しています。
はじめは、小さな気泡がいっぱい入ってしまうのをどうやって取ったらいいかわからず、クラフト用のトーチとかもないし。。と、楊枝で取ったけれど取り切れずに泡だらけになりました。(写真上)
My seven leaf clover!
それから、液を温めるといいということを知って、それとクローバーを下の方に埋めるといいのもなんとなくわかって、少し上手くなってきたなと4度目にあの7枚葉のクローバーを入れて作ってみることに。
よく見るとまだ細かい気泡があるのだけれど、初めのに比べたらずいぶん良し。これでどのくらいの間この鮮やかな緑が保てるのかわからないけれど、リボンをつけて身につけられるので、本に挟んでおくよりもいいかなぁ。。と。
去年だったかな、冬になぜか家の中で見つけたちょうちょ、死んでしまったのをそっとドライフラワーと一緒にとっておいたのもレジンでチャームにしました。ほかにもドライフラワーとか、ジュリが前に朝食をとっている時に見つけてくれたハート形のチェリオ(シリアル)とかも試しに固めてみました。(軽いものはどうしても浮いてしまって、あまりうまくいかなかった。)
ジュリの作ったもの。右のはジュリの大好きな金平糖をふたつ。
途中からグリターで遊ぶのが楽しくなってきてしまったまさかの13歳。シリコンモールドと机をグリターだらけにしてくれました。
今週誕生日のある友達にはカードに添えたり。
これ、昔サンリオのお店で買い物をすると小さいおまけをつけてくれた、みたいな、そんな感じでギフトにつけたら喜んでもらえるかな、クリスマスのカードにつけようかな。

プラスチックをなくそうという時代にプラスチックのオーナメントを作っている矛盾が頭にちらつくけれど、購入した小さなレジンを作る液を使いきるまではいろいろ作ってみようとアイディアを考え中。

あとはいろんなキッチンの写真。
ジュリが初めて一人で作ったカレー、雑穀米と一緒に大盛り。おいしかった!

ミルク食パン、練乳を入れるレシピで作ってみたら、中がしっとりもちもち。

先月ガレットを作った後にピーチパイを焼いたけれど、ブログに載せるのを忘れておいしくてすぐに食べきってしまった。イエローピーチだけで足りなくて、レッドプラムも2つ入れたので、赤くなったけれど酸味が増していい組み合わせでした。
レシピ本を見ながら。
きれいに焼けた。
私はパイが好きな方ではないけれど、このレシピはいつも底の部分もサクサクにできて、おいしい。主人はもともとパイが大好きなので、今回は取り合いでした。

ジュリは加熱したフルーツが嫌いなのでパイとかは食べてくれません。何だったら食べるかなぁ。。。と考えた時に思いついたのが、「ロッテ・パイの実」!!あれ、チョコレートを中に入れたらいいんだろうなぁ。。。とネットで見つけたレシピなどを参考に作ってみたのがこれ。でも、生地が上下あるからと勝手に長めに焼いたら、失敗。固めになってしまって、ジュリにはあんまりでした。パイの実みたいにサクサクで軽くはできなかったな。

今日、花柄のマスクをして歯医者に行ったら、「それかわいいわねー!やっぱりかわいいマスクをしてみんなで明るい気分になった方が楽しいわねー!」って褒めてもらって嬉しくなりました。9月から始まるジュリの高校もマスク必須になったと今日ニュースで聞いたので、まぁ彼女は花柄なんて嫌だろうけれど、好きな色で作ってあげようと思います。