Monday, October 03, 2022

My Fair Isle Knitting Sweater and Fingerless Mitts


去年、オンラインでシェットランドに暮らす編み物デザイナーさんの講習を受けて、フェアアイル編み物にさらに憧れ、なかなかカナダで手に入りにくいJamieson's of Shetland の糸で必要な色がちょうど入荷されているタイミングがあって、思い切ってセーターの分、糸を買いました。それが2月。


嬉しくて、マリーウォレンさんのパターンを初めて購入して、早速取り組んだけれど、なにせ、シェットランドの糸は粗く、ごつごつしていて、ものすごく「毛糸」らしい。針はサイズ2だったかな、細いので、指に結構負担がかかって、張り切ったものの、なかなか進まず、春が近づいて、暖かくなると、他の春らしい糸でさらっと編み物がしたくなって、途中のままバスケットに眠ったままになっていました。


夏の終わりに、この冬も手編みのセーターを着たいから、途中になっているものをしっかりと年内に終わらせる、と目標を立てて、バスケットからセーターを取り出して、編み始めました。下から編んで、いろんな色が入るヨークに近づくと、楽しくなってきたけれど、袖も袖口から編まなくてはならなくて、一つ編んでまたもう一つと言うのが嫌で、2つ一緒に編める方法をYOUTUBEでいろんなニッターさんから学んでから、袖を同時に仕上げ、胴と合わせて自分を励ましながら、ある日は1段だけ、週末はもう少し頑張る、という感じでついにセーターが完成しました。

硬かった糸は、ゆっくりとぬるま湯につけてしっかりと乾かすと柔らかくて暖かくて、色が鮮やかで。本当に頑張った、と、嬉しくて、残りの糸を使って同じデザイナーさんの指なし手袋のパターンを買って、それも編み上げました。これは色を変えて模様が出てくるのが楽しくて、すぐに編めました。

Pattern(sweater) : Bressay by Marie Wallin
Pattern(mitts) : Skerries Mitts by Marie Wallin

週末働いたので、今日が休みで、できたセーターとミトンを眺めていたら、こんなにきれいな自然の色がいっぱいちりばめられた作品を外で写真に撮ったらどんなにきれいに映るだろう。。と、友達に「今から丘に行かない?」と聞いてみると「行く行く、すごくいい天気だから歩きたかったところ!」と、返事をもらって、早速丘まで歩いて写真を撮ってきました。友達が一緒に歩いてくれてほんとラッキー、運動にもなって、おしゃべりもできて、きれいな景色に癒されて、いい写真も撮れました。




10月だと言うのに20度を超えてものすごく美しい午後、セーターの写真を撮る目的で行ったけれど、やっぱり自然の色には勝てない。きらきらきれいな葉に見とれて、友達に言われるまでセーターのことを忘れて、落ち葉の写真ばかり撮っていました。あぁ、きれい。

赤毛のアンが、10月のある世界に生きていて嬉しいーと言うようなこというところが話の中にあるのだけれど、私も10月が好きだから、ほんとそうねー、と、思いながら、きらきら落ち葉のカーペットの上を歩きました。