書こう書こうと思って日々が過ぎ、2024年ももう3月中旬になっていました。木曜日は主人の47歳の誕生日です。
元気にしています。ジュリはこの6月に高校卒業なので、日本のセンター試験みたいなそういう大事な試験が1月にあったり、とても忙しくしていました。私も仕事が忙しい。労働時間は増えていないけれど、新しいプログラムが始まったり、イベントを担当したり、頭の中がとにかくいっぱいで、ブログまで手が届かない日々でした。
毎年恒例にしていた1年間で編んだもの、インスタグラムには載せていたけれど、こちらには載せていなかったので、随分と遅くなったけれど、2023に編んだもの、こちら。
縁があってスティーブン・ウエスト氏のテストニットチームに入れてもらって、テストニットどっぷりとはまった1年でした。他にも編んでみたいデザイナーさんの作品などもあるけれど、今年はテストニットを頑張るという目標をたててできるだけ参加してきたので、2枚のブランケットを含む11作品、テストしました。テストのチームにはいろんな国のニッターさんたちがいて、本当にこんな機会をもらえて幸せだと感じながら世に出る前の作品たちを感心しながら編んでいました。
他にもグッドラン・ジョンストンさんの作品も3作テストさせてもらって、年の初めころはまだ余裕があって他にも編めていたので、2023年合計はセーター6枚、カーディガン1枚、ショール5枚、カウル3枚、ブランケット2枚、ミトン3ペア、帽子5枚、靴下4ペアとクリスマスデコレーションの大きな靴下1枚。
今も4月初めが締め切りのテストをしていて、これでスティーブンのテスト20作になるので、ここで一旦休憩をしようかなと考えています。写真は最近パターンが販売されたセーター。Briornate Sweaterと言う名前です。一緒に写っている帽子もブランケットもテストで編んだものです。
図書館では、あみぐるみが流行っていて、中学生の女の子たちが編んでみたいと言ったのをきっかけに、編みぐるみクラスを作ってかぎ針編みを教えることになりました。と言っても、私は編み物はするけれど、かぎ針編みはほとんどしないし、あんまり好きでなかったので上手になりたいと思ったことがなくて、クラスを教える前に私が基本の確認やテクニークを学ばなくてはならず、最初は面倒くさいなぁと思っていました。でも、作品ができると何気にかわいいし、棒針編みに比べてものすごく早くできる。しかも、生徒たちがぐんぐんうまくなって、毎週欠かさず習いに来てくれて、小さな編みぐるみを完成させて嬉しそうにしているのを見ると、私も嬉しくて、家で時間があるときはテストを進めているか、かぎ針編みを練習しているかの日々です。
最近、英国のTOFTというお店が出しているかぎ針編みのパターンや作品に惚れて、そこの王冠、花、鳥などを作っていました。ここのお店を知ったことで、私のかぎ針編みへの印象が随分と変わって、はまりそうです。
2月末に慌ててジュリのお雛様を出しました。ジュリが出しました。17年間もジュリの成長を毎年見守ってくれているお雛様に話しかけていました。友達を呼んで着物を見てもらったりもしていました。こちらでも鬼滅の刃が流行っているので、着物はかっこいいのだそうです。「友達や先生に説明しようと思ってウィキピディアを読んだら、日本の家は娘が10歳くらいになるまで毎年お雛様を飾るって書いてあったけれど、ねぇ、私もう17だよ!!」って言ってました。なんでそんなことウィキピディアに書いてあったんだろう。。。お嫁に行くまで飾るんじゃなかったっけ?
そんな感じで、ジュリは学校、主人は仕事とボランティア、私は仕事とテストニット、そんな毎日です。みんなそれぞれ忙しく、顔を合わせる時間が少ししかない日もたくさんだけれど、夏に向けて頑張って日々生活していこうと思っています。卒業式のスライドのため、赤ちゃんや小さなころの写真を送るように学校から言われていて、昔の写真を眺めて、いつの間にか17歳になった娘の成長に驚いています、そして、はじめに主人が47歳になると書いたけれど、知り合って22年って、びっくりしちゃうね、と主人とも話しています。時間を大切に生活したいです。