Boniettaは大好きなイングランドで出会ったあるうさぎの名前。 もともとは旅先や大好きなフリーマーケットやガレージセールで見つけたお気に入りのもの、趣味のクラフトについて書くブログとしてはじめましたが、2006年11月に娘が生まれ、2008年に主人の出身国であるカナダに移住。 現在は好きなものや趣味のことに加え、カナダでの子育てや生活文化などについて書いています。
Friday, March 31, 2006
BBC Proms
ここ、ロンドンのロイヤルアルバートホールです。
日本でも東京のどこかで、夏の間もしかしたら本場のクラッシックを身近に
感じてもらうために格安なコンサートを開いてくれているところもあるかもしれないけれど、
今日はコベントガーデンのところで書いたカジュアルにクラッシックを♪をテーマに
した時に抜かすことができない BBC Proms について書きます。
もう約110年の歴史があるというプロムズ。
目的は上流階級の人々だけでなく、もっともっと幅広い層の人々に身近に
芸術を感じてもらいたいというもので、毎年7月中旬から9月初旬まで行われます。
この外観(赤レンガ)も内装も美しい歴史あるロイヤルアルバートホールで、
アリーナ席は何と£4から、ホールの席は£5から本場のクラッシックを楽しむことが
できます。毎日プログラムや演奏者が違うのでみんな本や雑誌や新聞を見て、
どれを聴きに行こうか選ぶのだと思います。
プロの演奏者が出ることも多く、詳しい人は更に感動もののはず。
夏に行った時はベルリオーズ作曲のロミオとジュリエットのオペラを聴きました。
アリーナ席だったので立ったり地面に座ったりして聴きましたが、すばらしい演奏と
声を体全身で感じるのって何とも言えない感動です。
周りには学生もたくさんいて、ジーンズをはいた若者たちにも「今日プロムズに行こうよ」
って思わせるその身近さがいいなぁと思いました。
一人旅の時も夏であれば必ず日程とスケジュールをインターネットで調べて聴きに行きました。
ひとりで席に座ってゴージャスな気持ちでクラッシックを味わうのも観光やショッピングと
また一味違う良さがあります。
夏の間であれば、日が落ちるのがイングランドもカナダも遅いので(イングランドは夜9時過ぎまで明るい。)
人々は公園に出てゆったりとした時間を過ごします。(お店はほとんど閉まっちゃうので。。。)
少し大きな公園では、ジャズコンサートやクラッシックコンサートが毎晩のように開かれ、
もちろんフリーなので、フルーツとパンとワインなんかをバスケットに入れて公園に犬と散歩がてら
音楽を楽しめる、そんなところも魅力的です。
カナダではメロンと摘みたてのラズベリーとドリンクを持ってシェイクスピアの劇を見に行きました。
芝生に座ったり寝そべったりしながら芸術に触れるカジュアル感がかなりいい感じ。
うちの近くの公園でもやってくれないかなぁ。。。
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