Boniettaは大好きなイングランドで出会ったあるうさぎの名前。 もともとは旅先や大好きなフリーマーケットやガレージセールで見つけたお気に入りのもの、趣味のクラフトについて書くブログとしてはじめましたが、2006年11月に娘が生まれ、2008年に主人の出身国であるカナダに移住。 現在は好きなものや趣味のことに加え、カナダでの子育てや生活文化などについて書いています。
Monday, June 19, 2006
antique
たまに・・・と言うか結構なんだけど、イングランドの友達や街、緑や花が
恋しくなることがある。
特にこの時期、バラが咲き誇って緑も花もいっぱいなこの季節。
でもそう簡単には行けないし・・・
そんな時はアルバムを見たり、本を読んだり、ネットで街の様子を見たり、
そういうこともするけど、このスプーンを丁寧に磨いてみたりもする。
このスプーン、私が暮らしてた小さな町にあったアンティークショップに
置いてあったシルバーと貝のジャムスプーン。
スコーンにジャムを塗るためのスプーンなんだと言う。
日本に帰る時に友人がくれたもの。
そのアンティークショップにはその友人とよく行ったから思い出深い。
日本のアンティークショップって言うと高価な年代ものとか、貴重なものを
扱っているお店、と言うイメージが私には強いけれど、英国のアンティークショップは
もちろんお店にもよるけど、もっと庶民的でカジュアルな感じがする。
本場だから、ロンドンもチェルシーやエンジェルの辺では緊張感あふれる
高級アンティークショップもたくさんだけど、小さな町にポツンとあるお店は
宝探しをしている気分になる感じ、こういうスプーンやクッキー・ジェリーの型、
ジャムのボトル、お菓子の缶、古い鍵、ホーローの食器、ボタン、そういうものも
あったりして見ていると長い時間が過ぎてしまう。
週末とかに開かれるアンティーク(がらくた)マーケットも宝探しだ。
錆びたドアノブとか、ポットの蓋とか、壊れたぬいぐるみとか、誰が買うの~?って
思うものもたくさん売ってるけど、ちゃんとそれを求めてる人もいたりして、
そういうのがおもしろいし、壊れたから、役に立たないから、新しいのを買って
古いものはゴミに。じゃなくて、壊れたけど、うちでは使わないけど、誰か
欲しい人がいるかも。ってゴミにはならずにどこか別の人に回るのがいいと思う。
古いものでなくても、ラズベリー摘みに使った紙でできたかごやスーパーで売ってる
お菓子のいい感じの色合いの箱、そういうものは私にとってはゴミにはなり得ない宝だから
自分の必要ないものもどこかで役立ったり大切にされたりするかもしれない。
日本に戻る時、重さとかの関係上持ち帰れない服や小物などを全部、
チャリティーショップに渡してきた。誰かそれらを着てる人がいたりするのかな?
って思うと不思議だけど、嬉しい気もする。
うちの町でも利益とか見栄えとか気にしない、がらくたマーケット開催されないかなぁ。
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