Saturday, April 23, 2022

embroidery fun


図書館で、折り紙クラブは6年間やらせてもらっていて、その他には月ごとの子供の本の作者紹介とイベント、季節のイベント、これまでにレゴクラブやコードクラブ、パズルクラブなどいろいろ子供たちとやってきて、他にどんなクラブを作れるかなぁ。。と考えた時に、この町の学校のカリキュラムには家庭科がないことを思い出して、小学4年生くらいから上を対象に縫い物や編み物をはじめとしたクラフトの基礎を一緒に楽しむクラブを今月から作ったら好評で、すぐに申込みがうまりました。

クラブの一部のメンバーたちの作品。

第一回目は縫い物の基礎、針に糸を通す、玉結び、何種か縫い方、玉止め、ボタン付け、を目標にフェルトを使って、縫い針などを収納できる針の本を作りました。折り紙同様、自分の好きなことを子供たちとシェアできるのはとても楽しくて、みんな「これ、楽しい!」と言いながら取り組んでくれて、嬉しいスタートでした。

ここ何年も時間があれば編み物、だった私は刺しゅう糸やフェルトがクラフトルームの奥の方に眠ったままでした。でも、このクラブで私も一緒にサンプルを作ったり、手伝ったりしながら、うわ、刺しゅう楽しい。と気付いてしまいました。

家に帰って、熱中して作った私の家(一番はじめの写真)。どんな見た目の家にしようかな。。と考えた時に、自分のテーブルの目の前に飾ってある英国の大好きな友達の家の写真が目に入りました。最近、とうとう彼らの家が売りに出ていて、わかってはいるけれど、もう遊びに行けない、自分にお金がたくさんあったら私が買いたいけれど、それもできない。次に英国に遊びに行く時に寄りたいと思っていたけれど、見た目が随分きっと変わって、さらに悲しくなるだけかな。。なんて考えていたばかりだったので、彼らの家を刺しゅうしようと思いました。


刺繍のスキルなんてなくて、昔クロススティッチにものすごくはまったくらいで、やり方もよくわからなかったけれど、思ったようにどんどん花を足していきました、あぁ、クリスの家はいつも薔薇とフューシャと藤が咲いていたな、写真をよく見るとこんな花もあんな花もある、夢中で刺しゅうしたらかわいい懐かしい家が見えてきました。ジュリに言えの表の部分を見せると、「ママはクリスの家を刺しゅうしたんだね。」と一目でわかったようでした。最後に家の後ろに「I love you Chris」と刺しゅうしました。また、会いたい。

それにしても、刺しゅう、楽しい。ちょっと付け足すだけで表情が変わるのが不思議。


外はまだ枯れたような色の芝と雪の残り、仕事で日にちを書かなきゃいけない時に何度も3月と書いて訂正したほど、周りの景色はまだまだ冬景色だけれど、気づけば4月も終わりです。花が欲しい、花で楽しくしたい。せっかく刺しゅう糸を出したので、お気に入りのエプロンとバッグにお花をつけ足してみました。うん、かわいい。

早く本物の花が見られる気候になってほしいです、きっとあと少し。


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