ジュリ、16歳になりました。
数日前まで町で、というかカナダ全体で子供用の薬が品切れ状態なほど流行しているインフルエンザにかかり、学校を休んでいたジュリですが、無事に回復し、水泳朝練にもバイトにも元気に戻っています。
誕生日の前日土曜日はバイトで、9時半から5時と言う長いシフトの後に、突然友人のお母さんから連絡があり、「用があるから手伝ってほしい、7時に迎えに行く」と。なんだろうねぇ。。と思いながらその友人の家に到着してドアを開けると、真っ暗な家の中から仲良しのクラスメートたちが「ハッピーバースデー!」と言いながら飛び出してきたのだそう。
生まれて初めてのサプライズパーティー。そして、生まれて初めて、朝1時過ぎまで遊ぶと言う。。。私はいつ帰ってくるのか心配だったけれど、主人が「誕生日だ、お母さんが何度もメールしてくるのは恥ずかしいから、好きなように遊ばせてあげな。」と言うので、静かに見守りました。それにしても朝1時過ぎって。。。(まさかお酒飲んだりしていないよね、と帰ってから聞くと、ずっとみんなでゲームしてた。とのことでした。)
こちらの16歳の誕生日、とくにアメリカでは大きなお祝いらしいけれど、うちは普通に、ジュリの好きなクレープをブランチに、ステーキとベイクドポテトなどを夕食にお祝いしました。私も確か高校の時はいろんなことに変なこだわりがあって、PERSON’Sと言うお店のものが欲しい、とか、この色の服が欲しい、とか。普段欲しいものが本当にないジュリだけれど、だいすきなYOUTUBEチャンネルが出しているジャケットとパーカが欲しいと珍しくリクエストしてくれたので、アメリカのお店から購入していました。写真はそのジャケットとパーティーでもらったバルーンと一緒に。
誕生日当日もプレゼントをわざわざ届けに来てくれる友達もいて、小さな町で学生時代を過ごし、数少ないクラスメートの中で、友達と言える人たちを見つけるのが困難な時期があって、大丈夫かとはらはら心配した時期も長くあったけれど、歳を重ねて信頼できる数人の仲良しといい関係を築くことができて良かったなぁと思って、本当にジュリのお友達みんなに感謝の1日でした。彼らはみんな私にもとっても優しくて、図書館や町で見かけた時にも声をかけてくれたり手を振ってくれたり。
長く住むつもりもなく、主人の仕事がみつかったからと急遽越してきたこの町も、気づけば15年も暮らしていて、ジュリにとっては大切なふるさと、大好きな町。あと1年と少しでみんな卒業してそれぞれの進路に進む、だなんて、信じられない。本当にみんな大きくなったなぁ。日々の生活での発見を見逃さないようにこれからも大切に生活していきたいと思いました。
誕生日は部屋を掃除して、みんなからもらったたくさんのカードとプレゼントをあちこちに飾って。。 それを見回して、幸せだなと言っていたジュリが印象的でした。
家族親戚のみんなからもメッセージ、カード、ギフトなど受け取りました。嬉しいお誕生日なって本当にありがたかった1日でした。