Monday, December 19, 2022

-40C

 朝、6時。

水泳の朝練はこの頃、水泳仲間のお母さんがジュリも車に乗せてプールに連れて行ってくれていたのだけれど、「今日は友達が朝練休むって連絡来たから歩いてプール行くよ」とジュリ。主人は朝が苦手で送りはオプションになく。

歩くって言っても、なんか寒いよね?気温どのくらいだろう?と、天気を見て見ると。


マイナス40℃。

これは良くない、こんな寒くて水泳の朝練あるの?ジュリ、今日は休まない?と言っても、ちゃんと着こんでいくから大丈夫だと。

私も友達のお母さんが迎えに来れない時は運動がてら一緒にプール近くまで歩いていたので(真っ暗で裏道を通るので)、行くと言うのなら私も行くか。と、ヒートテック、セーター、本気のスノージャケット、レギンス、スノーパンツ、暑い靴下、ブーツ、本気の手袋(編み物とかじゃなくて)、鼻まで隠れる2重の首巻、帽子をつけて、歩き出しました。

風がないからそこまで寒くないかな?なんて言いながら歩いて数分、まつげが凍るのを感じはじめて、息がかかる顔の周りの髪の毛は真っ白に。すごい早歩きで歩いて、ジュリがプールの建物に入るのを見届けて走って戻ってきました。空は澄んでいて、星がきれい、どこの建物からももくもくと蒸気が上がっていて、とっても薄い三日月、しーんとした朝はきれいでした。

10時近くになって、まだ寒いのかなぁーと気温を見て見ると、マイナス36℃。「お、少し暖かくなった、これならもう少ししたら歩けるな、と思えてしまう自分、カナダ生活にも慣れたものだと変な感じでした。

ちなみに、水泳の後、プールのあるレクリエーションセンターの裏に高校があるのだけれど、建物はつながってはいなくて、ぐるりと回り道をしなくては学校に入れないようになっていて、どうだった?濡れた髪、凍った?と聞くと、「もちろん、速攻。」と言ってました。8時に練習が終わって、髪をドライヤーで一応乾かすけれど、時間がほとんどなくて、10分かけて高校へ行って、持ってきたおにぎり等とほおばって授業が25分に始まる、そんな生活を頑張ってます。

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