Tuesday, December 21, 2010

皆既月食と冬至。

夜になって、急に主人が「今日は珍しい月食が見られそうだから頑張って起きていよう。」と。
冬至(Winter solstice)と皆既月食が重なったのはこの2000年間の中で1回、1600年代と言うから、ちょっとテンションが上がって、-15度の夜空の下、主人と一緒に皆既月食を見ました。

ちゃんとこうやってずっと見たのは何気に初めてかもしれない。日食はなんとなく子供の時に見た感じがするけれど。

イメージではもっと暗くなって、月が真っ暗になってしまうのかと思っていたけれど、実際は赤とグレーの混ざったような色。夜の11時半頃から始まって、1時には赤い月になりました。これからまた少しずついつもの月に戻るのは。。。眠いので見れないかな。

ジュリに見せたくて必死で写真をたくさん撮ったけれど、やっぱり月や星は難しいや。
肉眼だとすごくクリアに見えてどんどん影に隠れていく様子が良く分かりました。

月だけでなく、空が澄んでいて本当にきれいで、月の右下にはオリオン座、頭の上にはカシオペア座、電灯が少なくて、デッキに立っていると、まるでプラネタリウムを見ているような、そんなきれいな空でした。

Monday, December 20, 2010

2010年もあと少し。

気がつけば、今年もあと10日。
1年が過ぎていくスピードが毎年速くなっているように感じます。

この1年はカナダに来て初めて家族3人で丸々1年過ごした年でした。
ナナ・パパと同居していた時にサポートしてもらって築けた海外暮らしのベースをもとに、ここで出会ったお友達皆さんにいっぱいお世話になりながら、とても幸せに暮らすことが出来て、ありがたく感じています。
やっぱり生活して行く上でいろんなことが起こるけれど
、それを親身に聞いて、一緒に考えてくれる友達が周りにいることは本当に幸せなこと。私たちは街に来てまだ1年と少しなのに、家族のように私たちを受け入れ、一緒になって喜んで、怒って、悲しんで、楽しんで、励ましあってくれるお友達皆さん。本当に皆さんのおかげでどんなにこの不安いっぱいだった海外子育て生活が楽しくて充実した毎日になっているか。
感謝でいっぱいです。皆さん、どうもありがとうございました。
家族ぐるみで遊んだり、何度も食事をご馳走になってきたお友達ファミリーに遊びに来てもらって、ありがとうの気持ちをいっぱい込めてお料理を作りました。
メニューはチップスとサルサ&ディップ、ざくろのクリスマスサラダ、タコス、それにパヴァロバ、と、何とも各国混ざったものとなってしまったけれど、クリスマスをちょっと意識したかったのと、お友達が挑戦したことのないものを一緒に食べたかったこと、以前手作りピザパーティーをやって楽しかったので、今回
はタコスにしようと決めていたこと、そんなところからこのメニューに。
前回よりは一緒に座って話をする時間が取れたけれど、それでも私はバッタバタ。
いつも静かな主人はやっぱりホストでも静かで、ジュリはお友達が来てもう嬉しくってハイパーになっちゃって、お友達ご夫婦にキッズを見てもらう。。。というやっぱりそのパターンに。
でも、どれも喜んで食べてくださってお料理成功!嬉しかったです。
バタバタしていて子供たちの様子の写真すら撮れなかったけれど、心の中にまた楽しい思い出がひとつ残りました。
今年はブレッドマシーンを買ったこともあって、ベイキングに力を入れた1年だったけれど、来年はお料理をもう少し頑張って、気軽にお友達をランチなどに呼べるようになれたらな、と思っています。それが私の2011年の目標。
さて。
待ちきれずに一足お先にアドヴェン
トカレンダーを終えてしまったジュリと私。
プレイモービルのアドヴェントカレンダーは大人をもウキウキさせる最高のカレンダーでした。毎日開けるのが楽しかった。
ジュリなんて朝、目を覚ますと同時に「カレンダー!」と叫んで、「おはよう」の挨拶なしにお布団から飛び起きてカレンダーに向かうこの頃でした。
最後に出てきたのは海賊の船長さん。とにかく細部にもこだわりがあって、小さな小さな方位磁針、小瓶の中にはメッセージの書かれた紙、本当に玉の飛び出る大砲、などなど、毎日毎日何が出てくるのかワクワクでした。
私が夏にガレージセールで見つけた方は、典型的なクリスマスシーン。でも、数年前のものなので、出てくるビデオやカメラや携帯電話がやけに大きかったりしておかしかった。最後に出てきたのはサンタクロース。ジュリは両方をごちゃ混ぜにして面白いストーリを作っていました。家に海賊とサンタクロースがいっぺんに来て大騒ぎ!
クリスマスは家族と過ごしにカルガリーに行きます。
サンクスギビングで食べたばかりのターキー料理、またガッツリいただいてきます。チャーチのクワイアの皆さんに第九の話をしてきます。カルガリーのお友達にも会えたらいいな。

みなさん、楽しいクリスマスをお過ごしください☆
Merry Christmas!!!

Thursday, December 16, 2010

プリスクール☆クリスマスパーティー

今日はプリスクールのクリスマスパーティー。
今月はじめくらいから、秘密でクリスマスの歌を何曲か練習している様子だったので、とっても楽しみに出かけました。

いつもの教室より少し大きめの美術室で保護者が待つ中、担任の先生に連れられて子供たち登場。
ジュリ、私を見つけて「マミー♪」なんて手を振りながら入ってきました。

そして始まった「ジングルベル」。
鈴を片手にみんな大きな声で歌い始めました。

また私はビデオとカメラでジュリの様子を撮り始めたのだけれど。。。

ジュリ、鈴はかろうじて鳴らしているものの、口は閉じたまま。
歌っていない。。。

どうしたんだろう、家でも元気に歌っていたから、歌詞がわからないわけでもないはずなのに。
ジングルベルが終わった時に目があったので、「歌はどうしたの?元気に歌って!」とジェスチャーで伝えるも、この表情。(→)
あぁぁぁ。。。何かあったんだ。。。

そして、どんどん続くかわいい歌声に保護者もみんな盛り上がり、ハッピーなムードあふれる中、ジュリは結局4曲のうち1曲も歌いませんでした。
母、残念無念。

その後は持ち寄りパーティーだったので、カップケーキや果物・チーズ、いろんなものがテーブルに並んだけれど、ほとんど口にせず、クラフトテーブルで黙々と色塗りをしていたジュリ、担任の先生もその様子に気づいていて、少し話が出来ました。

どうやらパーティーの前のジムの時間に、ジュリが少し悲しくなることがあったのだそう。
それを完全に引きずったパーティー。

パーティーの終わる頃にはけろっとして元気になり、
家に帰って今日学校でどんなことがあって、どんな気持ちになったか話してくれて、「マミィのために歌うよ。」と学校で歌わなかった4曲すべてを歌ってくれました。
私はそれで十分。とっても上手に歌えました。

カルガリーのナナと話したら、「特別な日に頑張ってい
る様子が見られなかったことが残念、でもそれは親が感じることで、本人にとってはきっとすぐ忘れてしまうこと。それよりも、それまでの練習の過程やプリスクールの毎日を楽しんでいたこと、それが大事なんじゃないかと思うわ。」と。
確かにそうだ。楽しみに期待して行って、思わぬ展開にがっくりしたのは私。これからこういうこと、いっぱいあるんだろうな、何事もどっしり構えて受けとめられる母さんにならなきゃな、と思いました。

ジュリに「プロフェッショナルの歌手は悲しいことがあっても、お客さんの前で笑顔で歌う、マミィも歌を歌う時はそうしてる。それに、歌を歌っていると心が幸せになってくる。」と話したら、「そうか!考えたこともなかったよ!ジュリは出来るかわからないけれどやってみるよ。」ですって。頑張れ、ジュリ。

1月から週4日プリスクールに通わせてもらうことになりました。きっとジュリを成長させてくれる経験がいっぱい待っているはず。楽しみです。

Wednesday, December 15, 2010

バレエの参観。

今週は習い事やプリスクールが一旦終了してクリスマスホリデーに入る週。
月曜日のサッカーは特別なことはなかったようだけれど、バレエは特別な日。普段、クラスの間、保護者はスタジオの外で待つのだけれど、今日はスタジオ内に席が準備してあって、「成長を見てください、好きなだけ写真でもビデオでも撮ってください。」ということでした。

主人は学校で来られないので、私は左手にビデオ、右手にカメラで参戦。
どの子もみんな、お母さんやお父さんが来てくれてとっても嬉しそう。


はじめは出席確認。名前を呼ばれたら立ってファーストポジションをしてお返事。
はじめに呼ばれたのはジュリ。バレエを始めた時は、どうしてこんなに体がかたいものか、と思っちゃうくらい足が開かなかったのだけれど、それなりによ
れよれせずにポーズ。進歩、進歩。

それからお猿さんのダンスに、鉛筆のダンス、ポニーのダンスに、お家のダンス、どれも、どの保護者もほっぺがゆるゆるになってしまうかわいさで、幸せにあふれた空間でした。本当にみんなかわいい、それに上手になった!

9月に始まったバレエ、初めの日はママやパパから離れなかったお友達も音楽に合わせてくるくる楽しそうに踊っていたし、こんな小さな3歳・4歳児が先生と一緒にいろんな歌を口ずさみながら踊るのって!って考えたら感動で、ほんの少し前は抱っこされたベイビーたちだったのに!と、その成長振りに驚きと嬉しさでいっぱいになりました。

ジュリはお友達がいっぱい出来て楽しそうだったし、私も仲良くなったママたちと一緒に笑いながら子供たちの様子を見れて幸せだなと思いました。

そして、もうのり慣れてきたバスに乗ってダウンタウンへ。
市役所では12月17日まで、広場でクリスマスキャロルが歌われている、と言う情報を知ってネットで調べてみたら、今日はジュリの通っているプリスクールのある小学校の子供たちが歌うということでした。ジュリもすごく行きたがったので初めて市役所へ。(写真は市役所の大きなクリスマスツリー。)

4・5年生のクワイアとハンドベルのグループが30分くらい歌や音楽を聴かせてくれました。クワイアの中に、お友達のお姉ちゃん発見!ジュリは大喜びだし、私もこれは来て本当に良かったね~!とさらに歌が楽しくなりました。
子供たちの歌もハンドベルもかわいかった!みんなすごく大きな口を開け
て、曲に合わせて踊ったりもして、これまた見ながらああ幸せ♪と思ったのでした。

ルンルンで市役所を後にして、ダウンタウンの雑貨屋さんをいくつかうろうろしてからショッピングモールへ。
近くの学校で教育実習しているダディが帰りに拾ってくれることになっていたので、お昼をゆっくり食べてウィンドーショッピング。

大きな広場には恒
例の「サンタと写真を撮ろう。」エリアが出来ていて、ジュリはここを通る度に「あぁ、私も撮りたいんだけれど。」って言っていたけれど、おととしはカルガリーのモールで撮ったし、去年は家にパパがサンタさんになって来たので、今年もそんなことがある可能性もあるしとジュリの希望は軽く却下されていたのだけれど。。。

いっつも結構行列になって子供たちが順番を待っているのに、今日通りかかった時はなぜかすっからかん。
「へ~、今日は子供がいないんだね~。」って通り過ぎようとした時に、サンタさんがジュリを見つけて「そこの女の子、おいでよ。」と。

え?っとサンタさんの方を見た時には、ジュリは走って彼に駆け寄って、ちゃっかり横にちょこんと座ってました。
え~っ?!と私が苦笑いした時には、カメラの係りの方がカメラを構えていて、カシャ、カシャ。

「何枚買いますか?」って聞かれて、我に戻って、「いやいや、でも写真がどんなか見てからに。。。」
「どうぞ、どうぞ、この写真がとってもかわいいと思うけれど。」と、見せられた画面。。。あら、確かにかわいく撮れてる。(サンタさんは真顔。)

1枚しか買わないよって思ってたのに、2枚手に持ってジュリに「かわいく撮れたね~!」って言ってる私って、相当な親ばか。

ジュリは「サンタさんと私の作戦成功。」って笑ってました。

さあ、明日はプリスクールのクリスマスパーティー。楽しみです。
ポットラックに持っていくシナモンロールを発酵させながらのブログでした。

Tuesday, December 14, 2010

無性に食べたくなったもの。

この間、お友達とステキ・ティールームに行ってから、頭の中からずっと離れなかったのはスコーンのこと。

イングランドから戻って、何度もスコーンが懐かしくなることがあって、パン屋さんや、東京に出来たロンドンのスコーン屋さんのスコーンも食べてみたけれど、友達の家で一緒に作ってよく食べた素朴な味とはどこか違って、すごくおしゃれだったり、すごくふわふわだったり、ビスケットのようだったり。

本当のトラディショナルなスコーンがどれか、と言ったらまた別の話になっちゃうのだろうけれど、私が恋しくなっちゃうのは友達の作るゴツゴツのスコーン。初めて一緒に作った時にレシピを細かくメモったのだけれど、どうやらそれは日本の実家にあるようす。
考えれば考えるほど、食べたくて仕方なくて、ジュリがプリスクールに行っている間に、今日はジェイミーのスコーンに挑戦。

レシピを読みながら、なんとな
く思い出した感覚。粉とバターを混ぜてボウルに入れて、井戸のように真ん中に穴を作ってミルクを入れる。あんまりいっぱいこねすぎない。
なんかこういうの教えてもらった気がする。
出来たのはこちら。もっと厚くしなきゃいけなかった。けれどやっぱりなんだか嬉しくて、クロテッドクリームは手元にないけれど、とりあえず砂糖少量の生クリームとラズベリージャムをのせて、一人で出来立てのスコーンを口に放り込みました。

このゴツゴツ感、しゃれっ気のない感じ、ちょっと友達のに近いかも♪
プリスクールから帰ってきたジュリとティーパーティーをしました。
ジャムの嫌いなジュリはクリームだけをいっぱいのせて食べていました。
さて、プリスクールではクリスマスのアドヴェント・リースを作ってきました。とってもステキ。教室のドアが開いて、子供たちがニコニコしながら自分たちの作ったリースを両手で持っているのがすごくかわいかったです。
手に持っている小さなオーナメントも作ったのだそう。うちにはクリスマスツリーは今年もないけれど、リビングのクリスマスデコレーションと一緒に飾りました。

プリスクールも今年はあと1回。
木曜日はクリスマスパーティーです。秘密で歌を練習しているようで、それを聴けるのがとっても楽しみです。

Sunday, December 12, 2010

ビバ、ジャパン。

日本語学校の帰りにマックに行ったら、「サンリオ50周年」ということでハッピーミールがサンリオキャラの腕時計になっていました。
ジュリはもう大喜び!!!(私も。)
腕時計はこちらでも人気のキティちゃん、そしてマイメロちゃん・シュガーバニー2種・けろけろけろっぴ・あと、名前が分からないけれど黒いの2種の計7種類。

「マイメロちゃんがいい。」と見本を見てウッキウキのジュリ。
ダディがお店のお姉さんに注文する前に「ピンクの耳のウサギの時計ある?」と確認、「あるある。」と言うので、ハッピーミールを注文。
待っている間、嬉しくて嬉しくて店内でダンスのジュリさん。
でも、しばらくしてお姉さんが持ってきたのは、けろっぴと黒いのと、シュガーバーニー。。。耳のピンクのって。。シュガーバニーも確かにピンクの部分があり。。。
「もっと全部がピンクの耳のウサギは?」と聞くと、「そっちはない。」、とのことで(ガーン。)、ジュリは本気で泣きそうだったけれど、まぁ本人の中で第2候補だったシュガーバニーの時計を。

お昼の時間だったので、家族連れが多くて、小さな女の子たちがあちこちで嬉しそうに腕時計の袋を開けていました。
サンリオって、すごいなぁ。

自分で好きなテディベアを作れる「ビ
ルド・ア・ベア」というお店でもキティちゃんのお友達としてマイメロちゃんも売られていたし(ちょっとお顔が真ん丸すぎちゃっていたけれど)、前にブログにのせたことあったかな、PETZもマイメロちゃんのを見つけたし。マイメロも着実に浸透中。もう今やカナダでの「サンリオ」はキティちゃんだけじゃないがぜよ。

サンリオ、50周年、おめでとう!!!

さて。
もうひとつの日本ネタは、先日日本出張から帰ってこられたお友達のご主人さまからのお土産。
時差ぼけにもかかわらず届けてくださったお菓子。
はじめ、「あら、お菓子を!どうもありがとう!」なんて普通の挨拶をしてしまったのだけれど、
ご主人が、「それ、あののだめの。。。」と。それを聞いて、ボケボケしていた頭にスイッチが入りました。
!!!
まさに頭の電球がぴかっと光るのってこういうこと、のだめファンを自称しておきながら気づかない私って。。。(気づきたかったなぁ。。)
これは、のだめちゃんがオクレール先生への挨拶に渡した、博多「通りもん」ではないですかっ!

お友達が「お土産、喜んでくれる自信があるんだ♪」と言っていたのを思い出して、なんて粋なことをしてくださる、やっぱりステキ夫婦だなぁと思ったのでした。
もちろんもちろん、「通りもん」、人生初でございます。賞味期限が長いので少しの間眺めてから、おいしくいただこうと思っています。

Thursday, December 09, 2010

ジンジャーブレッドハウス作り&サンタさんへお手紙。

1週間、ご無沙汰しておりました~!
数週間前からうまくインターネットが接続できなくなって、今週に入って
ネットに全くつながらない生活を過ごしていました。

おかげで家族がリビングで一緒に過ごす時間がいつもよりずっとある、と
いういい点は発見だったけれど、日本の家族と連絡がつかなくて不安、ささっと調べたいものがあってもすぐに調べられない、主人も下の学生も仕事や宿題をインターネットでやるのでこの学校の追い込みの時期にこの状況はきつい、という困った点ももちろんあり、今日修理の方が来てくれて、ネットが使えるようになって、やっぱり安心感でいっぱいです。私たちが小さい頃なんてインターネットなんか身近になかったのに、今じゃ、ないと本当に困ってしまうねって主人と話していました。

さて、この1週間はクリスマスの準備真っ盛り
でございました。
本当は集中してクリスマスカードを書かなければならないのだけれど、時々現実逃避。逃避してジュリと楽しく作っちゃったのが、ジンジャーブレッドハウス。
今年はマーサ・ステュワートさんのレシピで。
去年は二人で協力して作ったけれど、今年はジュリはジュリ、私は私、と個々の家を作りたくて、台も2倍、クッキーの生地も大量生産です。
生地は前の日の夜に作
り、焼いて冷ました状態で次の日の朝デコレーションと組み立てをしました。

生地が余ったので、クッキーのリース(これもマーサさんの本から)も作ってみました。(写真右下) これ、結構大きくて、スパイスのいい香り。右のはお友達に。左の試作品はうちの家の壁かドアに飾ろうと思っています。
ジュリは紙にデザインを描いて、それを見ながら一生懸命小さな窓をいくつも開けました。
こうやって集中してクラフトができる
ようになってきたのも、プリスクールでいろんなクラフトをやってくれているからかもしれない。デザインをする時も、窓を作る時も、すごい集中力でした。

去年もやったステンドグラスのような窓にするアイディア(刻
だ飴を窓のところにしいてクッキーを焼きながら一緒に溶かす)、ジュリの小さな窓はカラフルになりました。太陽にかざしたらなかなかきれいでした。

アイシングは家の表面や木やジンジャーブレッドマンなどは、プ
リスクールのスナックにも持っていくクッキーなどと同じ粉砂糖と水のみのアイシングで、家を立てるときに使ったアイシングには、強力な粘着力を発揮する卵白入りのアイシング。
こちらの生卵は日本のと違って、基本生で食べられないし、小さい子が卵白入りのアイシングを食べてお腹を壊したらいやなので、学校とジュリには水で溶くのみのにしています。(粘着力は弱い。)
家のデコレーションももくもくとやったジュリ。ジップロックにアイシングを入れて、先を少し切ったので糊付けさせたのだけれど、とっても上手に出来ていました。
去年の糊付けは私が全部やったので、成長を実感。
さて、デコレーション完成。これから組み立てです。
クッキーが焼きあがった時に少し反ってしまったものもあって、やっぱり美しく組み立てるのが難しく、来年こそは!と思いました。
ジュリさんのお家はこちら。
ガーデニング?ランドスケイピング?もとってもステキにできて、カラフルな夢のようなお家が完成です。チョコレートのドアはジュリの夢だったのだそう。見ているだけでウキウキしてくるお家が出来ました。
私も自分の家が出来てルンルン♪ 屋根をつけるのが非常に難しく、アイシングがべたべたになってしまったのが残念。
30半ばらしく、シンプルに赤と白で作りました。

ジュリは家の中をのぞいて、「マミィ、みんなが家の中でダンスをしているよ。」って。
カラフルなジンジャーブレッドハウスの、カラフルなステインドグラスの向こうでは、きっとハッピーで楽しいパーティーが行われているんでしょうね。

さて、ジュリさん、今年初めてサンタクロースにお手紙も書いてみました。
日本では確か、1000円くらいお金がかかるけれど、サンタさんに手紙を送ると、ノルウェーかどこかのサンタさんから手紙が来る、なんていうのを昔見たような記憶があったけれど、ここカナダでは、「北極のサンタさんへ。HOHOHO(ホォホォホォ:サンタさんが言う言葉と郵便番号をかけている)」とだけ書いて、自分の住所を書いて切手も貼らずにポストに投函すると、なんとサンタさんからお返事が来るのです。なんて夢のあるカナダポスト♪


自分で書きたいと言って、アルファベットの本を見てスペリングを聞きながら、ジュリが全部自分で書きました。
見ながら書いたと言えど、こんな風に書けるようになったんだと主人とちょっと感動。Sが反対なのもあるけれど、それもよし。
いっぱいお誕生日におもちゃをいただいたジュリ。実は誕生日に欲しいものとして私たちに教えてくれた第2候補は絵の具セットでした。
最近になって急にDSが欲しいと言い始めたけれど、「誕生日にもらわなかった絵の具セットをサンタさんに頼んでみたら?」と言ってみると、そうしたい!と乗り気。
気が変わらないうちに(笑)、お手紙を書いて、ポストに入れてきました。

11月も恐ろしいスピードで過ぎて行ったけれど、師走は本当に早い。
来週はもう習い事やプリスクールの学期末だし、次の週はクリスマス!?!
クリスマスが大好きなのに、あっという間に過ぎて行ってしまいそうで、時間よ~!待って!という気持ちです。
時間を大切にせねば、です。

Friday, December 03, 2010

楽しくて嬉しくてルン。

もうずいぶん経ってしまったけれど、コンサートとジュリの誕生日イベントの合間にも楽しくて嬉しくてルンルンなことがいっぱいあって、今日はそれらをまとめて書きます。

まずは、1ヶ月早いクリスマスパーティー。
前回のハロウィーンパーティーを主催してくれたお友達ご夫婦&息子くんがクリスマスパーティーを開いてくれました。
その日は-20℃くらいだったけれど、美しい青空で、澄んだ空気がとっても気持ち良くて、しっかり準備していれば全然寒くなんかなくて、ジュリのバレエまでバスで行き、そこからもバスを乗り継いで街の反対側のお友達の家に向かいました。
バスを待っている時、ダイヤモンドダストって言うんだと思うけれど、きらきらと結晶が空気中にいっぱい輝いていて、ジュリはそれが嬉しくて歩道の上でバスを待つ20分間、ずっとダンスをしていました。写真にも少し写っていると思うので、見てみてください。左は街のちょっとヨーロッパ風?時計。ジュリはこれが好きなんだって。

お友達のお家では、折り紙でサンタさんやスノーマンを作るクラフトを用意してくださったり、ご夫婦からの出し物、と言うことで、ハンドベル演奏をしてくださったり(ご夫婦で息を合わせながら、ニコニコしながら演奏してくださる姿に感動。)、かめさん好きのお友達がにっこり笑顔になっちゃうかわいい親子亀パンを焼いてくださったり、それはそれはハロウィーンパーティー同様、すごいなぁと刺激をいっぱいいただくステキな時間でした。正直、パーティーの後に「よっしゃ、面倒くさがっていないで私もジュリの誕生日にはケーキを焼きますか。」と思ったほど。
最後にはサンタ(赤いジャージがかっこいいお洒落サンタ)に扮した旦那さまから、なんとプレゼントをいただいて、もうキッズ大喜び!!!
プレゼントはなんと!プレイモービルのアドヴェントカレンダーで、キッズも
さらにママたちも大喜び!!!
アドヴェントカレンダーを12月1日から楽し
んで欲しかったから。。。と早いクリスマスパーティーを主催してくださったということでした。
ご夫婦でいつも協力し合っていて、いつお邪魔してもお家には愛が溢れている彼ら。
みんなをハッピーにするのが本当に上手で、私たちもそうなれたらなぁ。。。と思うのです。

そんな彼らが作ってくださったジュリへのバースデーケーキ。
サッカーを頑張っているジュリへ、サッカーボールのケーキを焼いてくれました。ピンクのクリームでデコレーション。
そして、手巻きのオルゴールを出してきてくれて、オルゴールに合わせてバースデーソングをご家族みんなで歌ってくれました。なんて優しいんだろう。
人のためにここまで、こんなにできるってすごいことだと帰り道に考えながら帰りました。私は本当に人に恵まれている、出会う人たちはみんなすばらしくて、おしゃべりしたり、一緒に時間を共にさせていただいて、いっぱい勉強させてもらっていることに感謝を感じます。
パン作りの天才、お店を開いたら行列が出来るだろうと思うくらいおいしいパンを焼くお友達が遊びに来てくれた時は、前の日に「もってきて欲しいリクエストある?」って聞いてくれて、「日本の食パンが食べたい。。。」と言ったら、「OK,OK!」と本当に焼いて来てくれました。それって、よく考えたらすごいこと。天才だから出来ること。いただいたパンは、本気で涙がにじむおいしさでした。日本のパンだ。。。って。私はパンの耳が大好きなんだけれど、カナダの食パンは乾燥していて甘みもないし、全然耳だけを食べたいなんて思わないのだけれど、このパンは主人とジュリに「すまんっ。」と言いながらほとんど耳を食べてしまった。最後の両端なんてもう、これは大ご馳走。コーヒーと一緒に優雅にいただきました。

ジュリは娘ちゃんといっぱい仲良く遊べて、ちょっと嬉しかった。結構年上のお友達と遊ぶ機会が多かったので、年下の女の子に優しく出来るか心配だったのだけれど、娘ちゃんが最近はまっているという赤ちゃんのお人形を持ってきたので、ジュリも赤ちゃんを引っ張り出してきて、2人でママごっこしていました。かわいすぎ。
バレエへはバスで3回通いました。多分来週もその次も。バス停は近いし、大学のジムの近くで降ろしてくれるので、寒くないし、最高。ちょっと早く着きすぎちゃって、ジュリとジム内を探検したり、持ってきたお絵かき帳に絵を描いたり、本を読んだり、紙を結んだり、そんなことをして待つのだけれど、車で来るよりも冒険をしている感があるのかな、ジュリがいつもハッピーでいい子ちゃんなので驚きます。多分相当バスの旅が楽しいんだと思う。
バレエの30分間、始めの頃は他のママたちになかなか話しかける勇気がなくて、話したいなぁ。。。でも会話続くかな。。と、そんなことばかり考えて、時間つぶしの本を持って行ったりしていたけれど、気づけばもう4ヶ月目。話せるママたちがいっぱいいて、挨拶だけでなくていろんなことを話せるようになっていて、実はすごく、すごく楽しい。いろんなママがいて、それぞれの話が興味深くて、先週は話の面白さにうなずき過ぎて、バレエが終わった後に酔ってしまった(たまにある)。
バレエが終わった後、ジュリは楽しくてルンルン、ジュリと一緒に私も嬉しくてルンルンです。

いっぱい書きたいことがありすぎて、また長くなってしまった。
最後は子供たちが学校に行っている間に、優雅なひと時をお友達と過ごした話。
お友達に車に乗せてもらって、街のちょっとステキティールームに行きました。お茶の専門店ということで、お茶の種類がいっぱいで、ルピシアを思い出しました。席について、いただいたのはクリームティーセット(だったかな?)。ポットに好きな紅茶、プレートにはフルーツ、チーズ、スコーンがつきます。
なんか、こういうのって日本ではカフェに行ったり、ランチに行ったりしていたけれど、すごく久しぶり。とっても特別な感じがしました。
スコーンなんて、イングランドにいたとき以来食べていなかったかも。友達の作るのがおいしくて、どうも自分では作れなくて断念していました。だから、クリームをつけて食べるスコーンなんて本当に久しぶり。自分でまた挑戦してみようかな、クロテッドクリームはもしかしたら日本よりも手に入りやすいかもしれないし、と、また心がルン♪となったのでした。
おしゃべりをしながら、おいしい紅茶をいただいて、とってもいい時間でした。

みなさん、どうもありがとう。