Monday, October 15, 2018

forty-three

40を過ぎてから自分が何歳なのか気にならなくなって、とっくに43だと思っていたら、今年43になりました。
何か得した気分です。
私の母は箱根にドライブに行くのが好きなのだけれど、私は何か機会があるとジャスパーに行きたいなと言います。何かそういうのが似ているのかなと、思ったりします。
この夏は大好きなジャスパーに行く機会がなくて、雪で道路が危なくなる前に行きたいなぁと言っていたのを叶えようとジュリと主人が天気が良かった誕生日にジャスパーへ一緒に行ってくれました。
「これを見せたかったんだけれどな。」と運転しながらぼそっと言った主人。
山の迫力が山火事から流れてきた煙で見えなかった時に私の弟家族が遊びに来た時のことを思い出して言ってました。本当にそうだねぇ。
「今日はファーストフードでなくておしゃれなレストランに行こう」と主人、調べて決めたのはメディタレーニアン(地中海)がテーマのお店。メニューの写真を見たとき、カラフルさと野菜がおいしそうで決めていた「仏陀ボウル」とやらを頼んでみました。仏陀?名前は謎ですが。
手前のボールはファラフェルという名前のひよこ豆をつぶして揚げたボールで、中東の食べ物らしいです。初めて食べました。中にこのお店はフェタチーズを入れていて、ひよこ豆はカレーのスパイスで味付けしてありました。サツマイモ(奥のオレンジ色の)や、ブラッセルスプラウト(小さいキャベツみたいなの)のロースト、赤キャベツといろんな種とキヌアとほうれん草。色々混ぜて食べたら本当においしくて、大満足の食事でした。

主人はラムのハンバーガー、ジュリはエルクのシチュー!(マミィの誕生日だからあんまり好きな感じじゃないレストランにも付き合うと言って頑張って食べていてびっくりしました。)みんなちょっとファンシーな食事を楽しみました。

湖の近くに車を止めて散策。
あぁ、あの向こうにあるロッジのどれかにプリンスハリーとメガンが泊まったのかねぇ。。。とうわさ話を思い出しながら歩いていたら、ゴルフコースに出ました。フェアマウント・ジャスパー・パークロッジ・ゴルフコース。「ここは多分じぃじがゴルフをしたいと思う場所だよ。」と主人。きれいな眺めでした。
少し遅くて黄色があまり見えなかったけれど、秋のジャスパーは色がいっぱいで美しいです。風が少しあって、思ったよりも野生動物を見れなかったけれど(エルクとリスだけ)、いい時間になりました。

誕生日の朝はジュリと主人が自分たちの大好きなパンケーキとベーコンを作ってくれました。私は両方あまり好きじゃないことも知っているのに、やっぱり誕生日の朝食はこれじゃないとと、自分たちの大好きなものを作るものかねぇ。。。と言いながら食べていると、プレゼントをごそごそ出してきました。
ジュリは私が欲しいと言っていたものをいくつか町のお店で買ってくれました。手作りのイチゴのカードがとても上手にできていてかわいかった。
主人はなんとびっくり、すごくいい機能の付いたラップトップを、スヌーピーのスティッカーまでつけて中身もすぐにいつも通り使える状態にすべてシンクしてプレゼントしてくれました。これには驚いた。
私は誕生日に別にほしいものが特になくて、だから何もいらないけれど、天気が良かったらジャスパーに行きたいと言っていたのに、普段時々ラップトップを使いながら「また容量が多くて画面が動かなくなった」と言ったりしていたのを聞いて、日本のニュースを見たり映像を見たり、ブログを書いたり、日々ラップトップをよく使う私にいいものをと考えてくれたのだそう。予想もしてなかったので大興奮でした。嬉しかったです。

家族と一緒にいい1日になりました。町の友人たちからも日本の友達からもたくさんのメッセージやギフトをもらいました。今朝はブランチに連れて行ってくれた同僚、手作りのカードと手作りのギフトを嬉しそうに図書館に届けてくれた女の子までいて、心が温まった誕生日でした。
みんなに感謝して私も自分ができることを精一杯返していきたいです。

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