映画館なんてものはもちろん町にはない。
どうしても観たい映画があったら、どうするか。
答えは、雪の降る中でも、高速にのって200キロ先の映画館まで行く。
もう少しで12歳になるジュリの家族からの誕生日プレゼントは、ファンタスティック・
ビーストシリーズの2作目、”The crimes of Grindelwald" を観ること。雪の季節は、数年前にタイヤがスピンしてハイウェイ脇の雪に車ごと突っ込んだ怖い体験をしてから極力町から出ないのだけれど、週末に休みをもらえることがわかって、高速のコンディションが良かったら行こうと、前もって3Dの席を予約していました。
今朝は晴れたけれど、昨日雪が結構積もって道路が凍結していて悩んだ。けれど、無理そうだったら引き返そうととりあえず行ってみることに。除雪がまぁまぁしてあって、主人もスピードを落として気を付けながら運転してくれて、映画館に無事に到着しました。
レイヴェンクロウのマフラー巻いて。 |
内容は始まったばかりだし書けないし、複雑で消化するのに時間がかかって見逃したり聞き逃した部分も多いけれど、全体的には面白かったと思う。ちょっと登場人物が多くて余計なインフォメーションが多いかなと思ったけれど、ジュード・ロウのダンブルドアはとてもいいキャスティングだと思いました。ハリーポッターシリーズは大ファンというほどではないけれど、ジュリと原作も3回は読んでいるから、ファンタスティックビーストの映画の中で見つかるハリーポッターシリーズの中での出来事とのコネクションにワクワクしたり、「もしかしてこうだからこうだったのかな?」と、推測するのが楽しくて、帰りは家族3人でずっと映画について、コネクションについて話に盛り上がり、家についてももう一度ファンタスティックビーストの1作目を観たり。
「考えてみれば、高速往復4時間以上かけて映画だけ観に行くって、ぼくたちも結構ナード(おたく)だよね。。」と主人。「マフラーも巻いちゃってね。」
いやぁ、すごい商売だな、まんまとはまっているな、とは思うけれど、魔法の世界はやっぱり魅力的で。できれば、映画のスクリーンプレイでなくて、本を読みたい。J.K.Rowlingさんの頭の中でこの世界はどうなってどこまでできているんだろう。。。本を書いてくれないかな。。。
ハイウェイの帰り道、映画が終わってさっと食料の買い出しだけして4時には出たのだけれど、フリージングレインと日がすぐに落ちてしまって、後半は真っ暗で雪とアイスの中、怖い運転でした。しかも突然大きなムースが2頭も目の前に飛び込んできて、ぶつかると思った。主人がうまく避けてくれて助かったけれど、路上が滑りやすくて、危なかった。無事に帰ってこれて良かったけれど、映画一つ観るためにかなりの冒険でした。
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