先日、町にひとつだけある小学校付属の幼稚園(キンダーガーテン)に入園申し込みをしてきました。
ひとつしかないので、そこに行きます。町の子供たちはもちろん、隣町の子供たちもバス通学してくるそう。
プリスクールと違って義務教育なので、学校側(公立)はたとえ定員オーバーでも拒否ではなく、逆に新しいクラスを作るのだそうです。
We have done Juliett's kindergarten registration the other day. They have 3 classes, Monday&Wednesday 2 full days class, T&Th 2 full days class, and Mon to Thus mornings class. Hope she can go to mornings one. I wrote some information compared from last preschool and Japanese kindergarten.
今まで暮らした2つの大きな街にはたくさん幼稚園があったし、モンテッソーリの学校とかフレンチやスパニッシュの学校や私立もあったし、日本ほどではないと思うけれど、カルガリーのお友達からは予約申し込み受付の日の早朝から並んでスポットを確保する、なんていう話も聞いたけれど、この町にはひとつです。
受付は学校のカウンターにジュリの市民カードを持って行き、渡された紙に必要事項を記入して終了。
クラスはバス通学の子供たちの都合を考えて(多分、小学校と高校の生徒たちも一緒にバスに乗って来て、一緒に帰る)、月&水2日間、8時25分から3時半までのクラスと、それの火&木クラスと、月から木の4日間、朝8時25分から12時までのクラス、3種類があるということで、希望は毎朝のクラスに出してきました。学校が始まる日(9月7日)の前の日に壁にクラスが貼りだされるとのこと。
もらったプリントには学校のいろんなルールが書いてあり、新しい学校に娘を入れる母として、ドキドキしながら読みました。
去年、プリスクールで緊張しつつ楽しんだスナック当番は、この学校ではありませんでした。
子供のスペシャルパーソンとして、年に5.6回ボランティアにクラスを手伝いに行くのはあるそうですが、スナックはこの幼稚園では各自持参とのこと。
と、言うことは、年に何回かクラス分のスナックを用意することはなくて、毎日ジュリだけ用に袋におやつを詰めて持たせるということ。
何を持たせてあげようかな。。。毎日お菓子を手作りするわけにもいかないだろうな。。と、グラノーラバーやヨーグルトを大量買いしておきました。
もしも、1日中のクラスになったら、お弁当に加えて、午前と午後用のスナックも持たせるそうです。
ひぇぇ。。。バックパックの中は食べ物ばかり。。学びに行くのか、食べに行くのか。。。
「小学生たちのイベントにも積極的に参加しますが、ひとつだけ参加しないのはドレスアップです。ご了承を。」と書いてあって、ガーン。
スナック当番と同じくらい、いやそれ以上に楽しんだいろんな特別な格好をしていく日、それもないのか。
まぁ、確かに、午前中だけでなく昼をはさんで午後もある生徒たちもいるわけだから、バレリーナの格好で1日中とか過ごすのは結構無理があるわけで、納得なんだけれど。。。母さん、これじゃ張り切る場がないよ。
さてさて。
義務教育、ということで、基本学費は無料。
遠足やいろんな細かい材料費などの年間必要額は80ドル(6000円くらい?)で受付で支払ってきました。
それとは別に、学校が始まる日にこれをもって来てくださいというサプライリストが渡されました。
プリスクールと同じように、バックパック、室内履き、アクシデント用着替え、水筒。そして、それに加えてクラスに供給するものはこちら。
マーカー2セット、のり5本、ティッシュ2箱、お手拭1パック、そしてなぜか、おしり拭き1パック。
街に行った時に準備しました。これで準備完了です。
These are the things on the school supply list. The big change to me is I have to prepare a bag of snack for her everyday. If she goes to 2 full days class, I need to prepare 2 snack bags and a lunch bag. That is a lot of food in the backpack, I thought.
日本の幼稚園は、入園前にいろいろな袋作りをするってイメージがあって、まさかカナダで子育てをするとは思ってもいなかった私は昔、それをとても楽しみにしていたんだけれどな。自分の子供が自分のものだとわかるように目印のマークとか刺繍したり。楽しんで学校に行けるようにかわいい柄を選んだり。
残念ながらそういうのは全くないけれど、きっと別の楽しみがあるでしょう。
とりあえず、数週間前に越してきたけれど無事に幼稚園に申し込みができてほっとしています。
ジュリがクラスメートや先生みんなと楽しく毎日を過ごせますように。
一人だけ町の新しい子でも、一人だけアジア人でも、それらを辛いと感じるようなことがありませんように。
彼女を見ていれば、きっと大丈夫だと思うけれど、自分と重ね合わせてしまう部分があって、やっぱり心配は絶えません。
毎日元気に笑顔で送り出そうと思ってます。
I hope she will enjoy her new kindergarten life. I t will start on the 7th.
毎日ダディとサッカーをしてもらってジュリは嬉しそう。
広い芝のお庭はこの家の得点。雪が降る前にいっぱい遊んでおかないと。
Juliett enjoys playing soccer with Daddy at our big back yard every evening.
この1週間は家を居心地のいいものにすべく、棚を買ったり小物を買ったり、45キロ先の街まで3往復もしました。
おかげで車庫の中に置いていた荷物の箱も随分減り、ようやく通常生活に戻りつつあります。
We went shopping to GP 3 times last week, we got 2 nice closets and now almost everything is sorted out.
街までの景色はこんな感じ(写真右下)で平坦で、時々丘や農家があります。
道路の反対側もこんな感じで、本当にカナダって広い国だなぁ。。。と感じるのです。
This is the picture on the way to GP, there are some farms, we see cows and horses, even buffaloes and elks in the farms.
早速、野生の鹿が野原を走っているのを見ました。
高速を走っている時は「あ、鹿だ!かわいい~!」とはいかなくて、急に道路に飛び出してくる可能性を考えて運転を気をつけないといけないのだそう。正面衝突したら、、パニくって大暴れする鹿の立派な角に人間の方がやられてしまうんだって。とても怖いのです。
ハイウェイは日本のように等間隔でライトが設置されておらず、インターセクションだけ電灯があるので、暗い夜や日の短い冬は特に要注意です。
街までの道のりにある牧場にいる動物は、牛や馬の他に、エルクとバッファロー。
エルクは鹿の仲間で、普通の鹿より大きく、ムースよりも小さいそう。ちなみにムースはエドモントンからこの街まで上がってくる時の高速に出没注意の看板が大きく出ていたけれど、街から私たちの町までの高速にはそのサインはなくて、鹿の出没注意のサインだけです。
そうだ、高速つながりで。。。
カルガリーからここに上がってくる時に、家ごと越しているトラックを見ました。
高速を時速100キロ近くで走っているから迫力ありあり。どうか倒れてきませんように~!ってつい追い抜く時に思ってしまいます。
お家を運ぶってすごいですよねぇ。
When we were moving from Calgary, we saw a truck carrying a house. It was big, and also quite fast on the highway. I was a bit scared when we passed it.
今日は「新生活頑張ろう」ディナーとして、ひっさし振りにピザを焼きました。でも突然思いついたので、あり合わせのトッピングで。
I made some pizza for supper this evening. It was cool today and I felt like using the oven for the first time.
昨日の夕食、野菜たっぷりミートソースの残り&モッツァレラ。
ツナカレーの残り&モッツァレラ。
ダウンタウンのお肉屋さんのソーセージ&コーン&トマトペースト&モッツァレラ。
照り焼きチキン&ねぎ・しそ・のり&マヨネーズ&モッツァレラ。
モッツァレラチーズが好きで、どれにものせたら、どれも同じような味になってしまった。
しかも、ピザを焼くぞって時に、「私、変装して、ガレージで仕事してるダディを驚かせたいの。」とジュリ。
[何になりたいの?」「女優。サングラスしてスカーフ巻いてるみたいなの。」「それおもしろい、のった!」
ピザそっちのけでジュリにワンピースコート(これは私の小さい時の服。)、頭にスカーフ、ジュリのお決まりピンクサングラス。。。なんてやってたら、あっという間に上段の照り焼きピザとカレーのピザが焼けすぎになってしまった。
「オードリーヘップバーン風、ヨーロッパを旅してる女優」
。。。でもアイテム不ぞろいで微妙。
なかなかおもしろくて、ガレージのダディも大笑いしてました。
ダディに「夕食できたよ」って言ってきてね。ってお願いしたら、
「私と一緒にディナーはいかが?」って誘ったんだって。
While I was cooking, Juliett asked me if I could help her disguised. She said, " I want to be an actress, wearing sunglasses and a scarf on." . I enjoyed helping her. (and forgot about baking pizza which made 2 pizza baked too much.)
She went to the garage where Daddy was working and said to him, "Would you like to have supper with me?".
さて。
新しく住み始めたところについて少し。
人口2000人ちょいの小さな村?町?です。
それでも、小さな図書館・警察・消防署・病院・歯医者とクリニック・動物病院があり、これだけ揃っていれば生活面では安心です。
学校は幼稚園・小学校。そして高校があります。(中学はバスで隣村へ。)
I am writing about our town. It is a small town but we have a library, a police station, a hospital, a clinic, a dentist, a fire station, and schools, which is very nice.
日本でも村や町が人を呼びよこそうとおいしい名物作りをしたりするように、 こちらでは小さい町や村にはそこの名物の大きな像を建てるらしく(例えば夏に良く食べた甘いとうもろこしで有名なテイバーと言う町には大きなコーンの像、 と言うように。)、この村にもあるんです、像が。
私たちはこの動物を食べたりはしないんですけれどね。
And this is the stature. It 's big!!!
今までお世話になった街のお友達にはお待ちかねのこの写真、どうぞっ!

日本の皆さんは何の動物かわかりますか。
ジュリは車で見てる限りでは「早く一緒に写真とりたぁい!!」だったのに。実際に真下に行ってみたら食べられそうで怖かったって。さすがに木を削る歯は立派ですなぁ。。。
村 の中心には「ダウンタウン」と呼ばれる通りがあって、そこにはなんというか何でも屋さんかな?それにお肉屋さん、ギフトショップ、薬屋さん、スーパーマー ケット、スリフトストア、それにコンビニとファーストフードが2軒、レストランが数件あります。あとちょっとしゃれたビストロも。
We walked downtown the other day. They have a good butcher(their original sausages were so delicious that Juliett couldn't stop eating samples, we bought some too.) , and a fancy gift shop(beautiful dishes,kitchen stuff, home deco, I liked the shop) and some more stores, and restaurants.
There was a great quilt store in this town, they had lots lots of beautiful fabric and a big space for classes, I am sure to join some classes in fall. I liked people's welcoming atmosphere at all shops we went. They were very nice to us.
この 村に越すことになってから、主人にはもちろん、少し離れた大きな街に住む叔母からも、「あそこにはとてもいいキルトショップがあるから、きっと好きになる よ」と言われていて、そんな励まし。。。って思っていた私、冷やかし半分に入ったキルトショップの中はびっくりするくらい充実した生地の数、奥には大きな スペースがあり毎週クラスが行われているそうで、遠くの街からも生地を求めたりクラスに参加したり人々が足を運ぶお店だと知って、こんな小さな村にこうい うお店がぽつんとあるから不思議だ。。。と思いました。村に馴染みたいし、知り合いもできるかもしれないので、秋にクラスに行ってみようと思います。
郵便は家のポストには届かず、各自、村でひとつの郵便局にある私書箱?に受け取りに行きます。
早速郵便局に行って鍵をもらいました。
そ こで「ようこそこの村へ。パンフレットのセットを渡すのでどこどこに来てね。」というメモをもらい、そのコミュニティーセンターみたいなところに行くと、 村のイベントやごみの収集日、緊急連絡先などの資料や、ダウンタウンのお店の紹介&クーポンなどが入った大きなファイルをもらいました。
We don't get delivered mails, we went to the post office and got a key for our PO box, that was a new experience for us. We also received a new comer packet from this town, which had many useful information.
「村に馴染むためにはまず挨拶が肝心。今日は特別予算を村の皆さんへの挨拶費として捻出、ダウンタウンに行こう。」と提案したら、「それ、すごくいいね、マミィ、気前いいね。」とジュリと主人。
お肉屋さんでまずは挨拶、そして世間話をしていたら、ジュリが何度もお店オリジナルのソーセージを試食しながら「このソーセージ、おいしすぎてとまらない。ねぇ買おうよ!」。主人ものりのりで2人で好きなソーセージを選んで購入、「この村にようこそ。」と帰り際にお店のおばちゃんが言ってくれて、3人でルン♪
その調子でギフトショップでも何でも屋さんでも購入、キルトショップではクラスのパンフレットをもらって、週に2日のファーマーズマーケットでは新鮮な野菜とジャム、それに隣村で手作りしている女性からはかわいい石鹸を購入。みんながみんな、「この村にようこそ。」と言ってくれました。
頑張れそうな気がしてきたぞ!(単純)
写真は石鹸。いい香りで色が好み。
マーケットで買ったジャムはベリーの固まりがごろごろ入っていておいしいです。
We went to the farmers' market too. They had honey, jams( I bought a raspberry one and it was yum!), sweets(Col and Juliett bought a bag of homemade brownie, they liked it very much.), and more.
I bought a handmade natural soap, I like it.
朝、お庭に出ればリスやうさぎに会えるし、ピンククローバーの花のいい香りがするし、この生活がちょっとずつ好きになってきています。もう既に朝晩は長袖を着るくらい冷えるので、一番前向きにいられるこの短い夏を楽しまなきゃ。寒くて暗く長い冬がすぐ来てしまいます。
We saw some squirrels and rabbits, pink clover flowers smell nice, Juliett and I started liking this new place.
主人が独断で借りていてくれた家は、とても小さな家だけれど、ここも日々居心地が良くなっていることを感じます。
We have almost done unpacking and started liking and feeling comfortable being in this house too. It is a small and old house, but very bright and clean.
It has a huge yard.
My favourite places are the porch, the kitchen, and the veranda . I enjoy decorating these places.

1940年ころに建てられた家なのだそう。
中は改築されて、ペイントなんかはモダンなんだけれど、古くてあちこち傾いています。ボールが留まらずに転がる家です。
そして、裏玄関スペースがオリジナルの家に付け加えてあって、そこの空間が私の好きな場所です。
オリジナルのレンガの壁が見えていて(写真右の白い壁。レンガにペンキが塗られてます)、裏庭が見渡せる小さな窓があります。
コートや靴、必要なものを収納したらあとは好きなようにしていいよ、と主人が言ってくれて、さっそく集めたバスケットを飾りました。30個以上のバスケットが並ぶトップシェルフは見上げると気分が上がります。
三角フラッグも、友達にもらったイニシャルアルファベットも、大好きなバッグもいい感じ。キッチンからこの空間を眺めるのは、ちょっとイングランドの古い家を思い出す、嬉しい時間です。