明日から私の働く図書館では中国新年のお祝いの週が始まります。
日本にいた時、チャイニーズニューイヤーなんて正直気にしたこともなかったけれど、さすがに移民(特に中国系)の多い国カナダ。チャイニーズニューイヤーは子供達でも普通に知っている言葉で、ドラゴンとかランタンとか、そういう言うイメージがあるようです。チャイナタウンのあるカルガリーとか、バンクーバーなどではきっとお祝いがあるでしょうね。
週末は龍のクラフトをしたり、いつもの折り紙クラブでは、パンダとタケノコ、あとは簡単なドラゴンを折る予定。(本当にいろんな折り方がのっている折り紙本たちとインターネットに感謝。)
木曜日の夜には書道をすることになりました。
ちょうど、金曜日がリテラシーデーで、それも図書館として力を入れているので、中国書道じゃないけれど、日本の書道のほんのかじり部分を希望者とすることになりました。漢字は一応、中国新年を意識して、「福」「春」と、あとは中国漢字じゃないけれど「酉」から選んでもらうようにして、あと希望者はカタカナで名前も教える予定。
今日はどう説明するかを英語でノートにして準備してました。ジュリの教科書、とってもわかりやすくて助かります。100円均一で半紙や墨汁、筆、そして折り紙が買える日本って本当にすごいし羨ましい。それを高い送料をかけて送ってくれる両親のサポートに感謝です。
今じゃもう下手下手な日本語だけれど、筆を握ると6年通った書道教室を、それがまるで目の前に現れているかのようにはっきり思い出します。まさか、英国やカナダで現地の人たちと一緒に書道をするとはね、その頃には想像すらすることもなかったけれど、子供の頃にやっていたことが引き出しになって、役立っていることって色々あるなと感謝します。すっごく上手なわけではないけれど、やっていたからこそ、「見せて」って言われた時にそこに壁を感じないというか。移住を決めて慌てて数日で教えてもらった茶道を人に見せることはためらってしまうけれど、長くやってきたことは基礎を体で覚えているから、「喜んでくれるならシェアするよ」という気持ちになれます。参加してくれた一人でも「へぇ。。書道なんてやってみたこともなかったけれど、面白いものだね」と思ってくれたら、それで花まるです。
だから、ジュリにもそういう引き出しをたくさん作ってあげたい。いつか大きくなって、今はまだ想像もしないところで役立つかもしれない。と、思うのです。
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