数か月前にオープンした図書館にジュリと私を連れていきたいと、ナナが前々から言っていて、私たちもすごく楽しみにしていました。
カルガリーには20くらい市民図書館があるのだけれど、その中の一つ、セントラルライブラリーにクリスマス休暇に行ってきました。
未来に向かう船をイメージした建物。吹き抜けになっていて、階段が広くなっているところがあって、クッションがあちこちに置いてあり本を自由に読める広い空間が目に入ります。
本を返却するとベルトにのって上の階に上がっていきます。階はフィクション、ノンフィクション、で分かれていて、コンピューターでちゃんとその階に送られるのかなぁ。。。かっこいいなぁ。。と思いながらジュリと見上げていました。
階段もあるけれど、子供エリアまでベビーカーを押していけるようにスロープになっているのもとてもいい!壁には折り鶴を連想させるようなデザイン。
子供のエリアは大きな遊び場(ジャングルジムのように登ったりネットの上を歩いたりできるところ)があって、等身大チェスなんかもあって、パズルやレゴはもちろん、絵を自由に書いたり、詩を作れる場所があったり、とにかく広くてみんな楽しそうに遊んでいました。今も、「図書館では静かに」というイメージが強くて、私も働いていてあまりに必要なくうるさいと注意するけれど、新しい図書館の考え方は何でも「シーッ」と注意するのではなく、賑やかでもそれがアクティビティに合った賑やかさであればよくて、すごく過ごしやすい空間だと思います。
とにかく広い、というのが印象的でした、椅子がとにかくいっぱい、もっとコージーなテントみたいなもの点々ともあって、人が本をのんびりと読むことができます。
期間ごとに著者やアーティストがそこで仕事をするガラス張りの部屋もあって、どんなことをしているのか見ることができます、ミーティングルームもコンピューターも山ほどあって、カフェまでありました。おしゃれな勉強部屋もあって、そこはたくさんの人々が勉強したり調べ物をしたりレファレンスブックを読んだりしていました。地下には電車の駅があって、寒い日も駅から出ずに図書館に入れます。
ボランティアの人はこの色のTシャツ、職員はこの色のTシャツと決まっているようで、ボランティアの人数の多さにも驚きました。主人が「3年の図書館スタッフの経験あるんだから、こういうところで働けるのイメージできる?」と聞いたけれど、正直素敵すぎてイメージすらわかず、「ここは私には格好良すぎ。。。」というのが私の答えでした。
ジュリは感動。「ここなら何時間も何日も過ごせる」と言っていたけれど、本当にそうだと思う。とってもオープンで、だれでもウェルカムな雰囲気、読んでみたい本もいっぱいあって憧れました。
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