Saturday, January 05, 2019

Kakizome (Japanese Calligraphy)

書き初め、してみました。
筆を持つと、なんでしょう、背筋が伸びて、それだけに集中できる癖ができていて、気持ちが良かったです。字を上手には書けないけれど、筆で書き始めると、折り紙と似たような感覚で、ここがカナダ でもロッキー山脈の中でも、自分がふっと「自分の空間」に入れる気がします。
小さい時に日本語学校に通わせてもらった時にジュリも挑戦した書き初め。書道は私が学校を回ってボランティアをして何度かやっているけれど、ここ最近はやっていなかったので、ジュリも楽しそうに筆を持っていました。2019年がどんな1年にしたいか、そんなことを意識しながら言葉を選ぶんだよと言うと、Knowledge(知識) とすぐに言葉が浮かびました。ジュリらしい。ちなみに主人も即決 Muscle(筋肉)です。筋肉と書き初めで書く人なんていないでしょう。。。

私は四字熟語をネットでいろいろ見て「日進月歩」と「明鏡止水」を。
あとは思いついた「家族」「富士山」「感謝」、それに主人へ「髭」と「重量挙げ」を書きました。髭って漢字、人生で初めて書いたかもしれない。漢字ってよく見てみると面白いなぁ。。。と思いました。
*補足*
これらの写真をこっちの友人たちが見てくれているfbにも同時に載せたのだけれど、ほぼ唯一の日本人の友人に「家族の族、何か足りないよ」とメッセージをもらい、慌ててあれぇ冠がなかったー!と書き直した写真に差し替えました。下の写真には冠のない族が写っています。ちなみに、主人の筋肉と髭はこちらの友人たちには大うけで、さらに筋肉がムキムキの人の体に見える(多分肉の部分があばらっぽいという感じで)と、漢字がかっこいいと言ってもらっています。
ジュリは知識の後は「魔法」にこだわり、10回近く書いても気に入ったように書けず涙を流すという、珍しいジュリでした。完璧なのが書きたかったようです。
それから気持ちを切り替えて自分のミドルネームを書いて「日本語って面白い」と言っていました。「いっぱい書いたから、知識と魔法はもう見なくても書ける」のが嬉しいのだそう。

日本で買い足した100均の筆と墨でこんなに楽しくお正月のアクティビティーができて良かったです。ただ、漢字をものすごく忘れていて、テーブルに指でなぞると書けるけれど、いざ筆を持つと自信がなくなって辞書で確認して、なんてことを何度もしたので、英語の勉強もいいけれど、日本語しっかり覚えていようと思いました。

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