Friday, December 20, 2019

Her last school concert/play

ジュリの学校の演劇&コンサートに行ってきました。
あんまりにこのクリスマス前の時期はイベント尽くしでバタバタしているから考えたこともなかったけれど、会場に着いて席に座ってショーが始めるのを待っている20分間に体育館の中を見渡しながら「6月にこのミドルスクールも卒業で来年はハイスクールか。。。」と。。。と言うことは、と初めて気づいたこと。

「もしかして、これが最後のコンサートじゃない?高校生はコンサートしないし。」と主人に言うと、「そういえばそうだねぇ。」と主人。
初めてのコンサートはプリスクールの時、それからキンダー、1,2,3,4,5,6,7、そして8年生と10年間もこうやってクリスマス前に学校へ子供たちが歌うのを楽しみに見てきました。ひどい風邪をひいて一番後ろの方でカタカタ震えながら見に行ったこともあったし、ジュリが機嫌が悪くて仁王立ちして1曲も歌わなかったコンサートもありました。小さい頃はジュリはドレスを着ていくのが好きだったなぁ。。

                   ☆☆☆

ジュリは選択授業(6-8年生対象)で「演劇」をとって、9月からショーのために練習してきました。今回のコンサートは演劇クラスの劇と、その間に劇に関連したクリスマスの歌を各クラスが歌うというものでした。1時間半近くの大きなショーでした。

ジュリの朝練と私の夜までの仕事で一緒に過ごす時間がなかなかなく、家で台詞を練習したりしているところも見たことがなかったので、どんなものなのかも全然知らないでいたのだけれど、昨日の夜、「ところでマミィ、席はダディの分とリザーブしてあるから、明日は着いたら前の方に行けば誘導してもらえるからね。」とジュリ。
「え?そんなことあるの?」と聞くと、笑いながら「私メインキャラクターのうちの一人だからさ!」と。

会場に着くと、ドアが開いたばかりなのに体育館はいっぱい(400人以上来たらしい)。本当に前の方に行けばいいのかなぁ。。。と、とりあえず前の方に歩くと、「ジュリエットのお父さんとお母さんの席はこちらです。」とジュリのクラスメートの男の子が誘導してくれました。連れて行ってもらったのは、なんと1番前の席の真ん中。ステージの真ん前です。え。。。こんなところに座っちゃっていいのかなと椅子を見ると、「ジュリの家族の方々のためのリザーブ席」と貼ってあって、ちょっと驚きました。(左上の写真の紙。嬉しくてもらって帰ってきちゃいました。)

ショーはものすごく楽しくて、こちらの子供たちに人気のDr.Seuss という作家さんの話とクリスマスキャロルをアレンジした内容(演劇クラスが毎年台本を購入している)で、ジュリは4人のナレーターの一人でした。メインキャラクターはスクルージ、そして舞台にずっと出て話をするナレーター4人の計5人だったため、その家族や両親が最前列の席をプレゼントしてもらいました。

さすが、演劇クラス。
1時間半近くのショーの台詞は本当にものすごい量だったけれど、しっかりと暗記して遠くに通りやすいクリアで大きな声で話していて、感心しました。丸暗記したような言い方でなく、みんな本当に上手に話していた。
ジュリはとっても自信気に役になり切っていて、生き生きとしていて、こういう機会があって良かったなぁと改めて思いました。小さな町だけれど、そこにも必ず素晴らしい先生がいて、子供たちの特異なところをしっかり見て引き延ばしてくれる。ジュリは先生たちに恵まれていつも励ましてもらいながら成長している気がします。

そして、頑張って獲得した役で私たちにこんないい場所で最後のコンサートを見せてくれて、本当に彼女は小さい時からこういうことを私たちにいっぱいしてくれているとありがたく感じました。

おまけ。
ショーが終わって、ジュリが着替えてくるのを待っていると、たくさんの友人の保護者のみなさんから「ジュリエット上手だったねー」と声をかけてもらいました。先生たちも言いに来てくれて、その中で何人もが「Animated 」という言葉を使って褒めてくれていて、アニメィティド。。。ふーん、声が声優っぽかったってことかと思いながら会話をしていたのだけれど、あまりに言われるから、帰りの車で「ねぇねぇ、みんながジュリが声優の声みたいだって言っていたけれど、私には声優っぽくは聞こえなかったけれどねぇ。」と言うと、「そんなこと誰も言ってなかったけれどねー。」と主人。「言ってたじゃん、アニメィティドってさ。」と言うと、ジュリと主人に「それは、アニメじゃなくて、生き生きしてとか、活気のあるとか、そういう意味なんだよ。」と言われました。
新しく習った単語です。


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