毎年、ジュリの誕生日からクリスマスまでものすごい勢いで日々が過ぎます。
今週もカレンダーはそれぞれ予定がぎっしり。ジュリは学校のクリスマスダンスパーティーがあったり、水泳大会があったり。私は今年本当にお世話になった友人家族にクリスマスパーティーに呼んでいただいたり、先生やその奥さんたちが集まってペインティングをする会に呼んでもらったり、図書館もクリスマス関連のイベントがあったり、ボランティアの機会もあったりです。
ツリーは先週の土曜日に山に行って切ってきました。
今年は30秒もしないうちに家族3人ひとめぼれで決めたこの一本。私たちが来るのを待っていたかのように、そこにきれいにまっすぐと立っていました。
木を切りながら、主人が「お、これはバルサムファー(もみの木の一種)だ。今までの木に比べると随分とファンシーな木だよ」と。私はよく木のことはわからないけれど、このもみの木の先の部分はすごく柔らかくて今までの木とは違うと飾りつけをしながら感じました。柔らかすぎて、重さのあるオーナメントを付けると垂れてしまうので、軽いのだけ枝先に、重いものはみんな奥の方につけました。色も、少し黄緑色っぽいのかもしれません。
生のクリスマスツリーは本当に大好きです。
飾った日にはトラディションだからとモルドワインも作って主人と飲みました。
今年はいつもワークショップに参加して作るリースを諦め、作ったり編んだり集めたりしてきた小物を付けたハリーポッターのテーマのリースを飾っています。ずっと前に作ったハリーポッターの本のページを使ったリースに貼り付けました。
ジュリが準備してたゲーム |
すごくいい友達であり、水泳仲間でもある友人たち。男の子たちなんて誕生日の歌とか歌うの面倒くさいかなと思っていたけれど、全員が大声で「ハッピバースデーディアージュリエーッ!!!」と歌っていて、かわいいなぁ、優しいなぁと思いました。
ジュリを冷かしながらカラオケの時にはテイラー・スウィフトの「ラブストーリー」(歌詞にロミオとジュリエットが出てくる歌)を男子3人で歌っていたのを、ジュリがあきれ顔で頭を振って目を回しながら見ていたのは笑えた。
ジュリは終始ものすごく嬉しそうで、こういうパーティーもやってみて良かったなと思いました。
プレゼントは持たないようにと伝えたのに、お誕生日だからってみんな結局ギフトを持ってきてくれていました。ジュリのことをよく知って選んでくれているプレゼントや手作りのカードに母は感謝。ティーンエイジャーって多分これから色々あるけれど、いい友情関係が続きますように。
綿菓子を作るマシーンがある友人には「ギフトはいらないけれど、大きな綿菓子だけは欲しい」とこっそりお願いしていたよう。こんなに大きいのをギフトと一緒にプレゼントしてくれました。これが一番嬉しかった様子。
そんなジュリは夏明けから取り組んでいた1000の折り鶴を折り終え、糸を通し始めました。初めて作る千羽鶴。私が今まで3回作った時には折るのは紙が小さくてほとんど手伝わなかったジュリだったけれど、今回は私は多分50羽手伝ったくらいかな?ほとんど自分だけで折り続けました。
私は家に合った毛糸を組み合わせてまたスカーフ完成。
今、友人に編み物を教えていて、一緒に彼女の伴奏をしながら編んでいるものがあって、彼女が編むのを待っている時に何か編めるものをと始めたスカーフ。
手持ちの毛糸の色合いを見てジュリが「タンポポを連想させるね。」と言ったのがヒントに、青空からタンポポ畑、白い綿毛、濃い緑の葉、をイメージするスカーフを編むことにしました。
どちらかと言うと、スカーフを完成させたというより、ひとつアートを作り終えた感じです。パターンはスティーブン・ウエスト氏の「Exploration Station」をもとに。でもすごく勝手にアレンジしちゃったから全然違うように見えるけれど。
苦手だと思っていた英語のパターンも慣れると難しくないことが分かりました。ラヴェリーで実はたくさんいろんなパターンを購入しているので、取り組むのが楽しみです。
以前片方だけ編んで断念した手袋。
その話を友人にしたら、彼女はこの町で育って町の人みんなが知り合いみたいな人で、「私の知り合いに病気で以前片手を失って、片手だけで元気に暮らしている人がいる。その人の手にもしもその手袋があったら、エリコはそれをプレゼントしたい?」と聞いてくれた。「もちろん!そんな嬉しいことってないよ。」と言うと、「じゃぁ、左手かどうか調べてくる。」(私が編んだのが左手だったので)と、友達。数日後に「左手だったよ!」と連絡が。都合の付く日に合わせてその友人と一緒に会いに行かせてもらって、その手袋をプレゼントしてきました。
「まぁ、本当なの?でも美しすぎて使えないわ。額に入れようかしら!」とその方。「いえいえ、使ってください。」と言うと、とても喜んで受け取ってくれました。よかった!
友達と一緒に同じものを編んで、おしゃべりをして、間違ったら大笑いしながら戻ってやり直して。。。その時間がものすごく楽しい。この町に暮らして丸7年が経って、本当に何でも話せて、困った時に頼れて頼ってもらえて、そういう友人たちが何人かいることに感謝を感じます。
ジュリも13年のうちの7年って半分以上をこの町で暮らしているんだなぁ。。。この町が大好きだというのも、彼女にしてみたらそうなんだろうなとそんなことを考えて、いい友達みんなに感謝した日曜の午後でした。
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