Sunday, May 31, 2020

knitting, sewing, and painting

夏用に半袖セーター、きれいな緑で編んでいます。
いよいよ、今週からまた仕事に戻ります。
当分は図書館は一般には開けず、メールやサイトや電話でリクエストされた本をチェックアウトし、指定した時間に図書館の外のテーブルに置き、利用者に来て持って帰ってもらう、というやり方で、貸出をまた始めます。ちょっと返却された本の扱いとか心配なんだけれど、やっぱり少しずつ戻らないと。

アルバータ州はマスクを着けるように(特に人が多い時)推進しているけれど、つけるマスクは医療用のはダメ(それは医療関係者がつけるべきだから)で、医療用でないマスクを着けることを推進していて、それはいわゆる布マスクと言うこと。
町でも黒いのとか迷彩(さすが狩りが人気な町)柄が売られ始めているようだけれど、んー。。ということで、仕事でつけるようにいくつか縫いました。
以前いただいたリバティプリントあり、ソレイアードあり、ジュリのよだれかけ用に使った残り布あり、そして、ジュリにスカートなどを作った時にたくさん買っておいてあった柔らかいゴムがあって助かりました。

このステイホームの2か月間に何枚か塗って、自分の鼻にしっくりくるものを探していて、主人は立体型(型紙が必要でカーブがいっぱいな)、鼻の低いジュリと私は折って縫うだけのシンプルな形がいいとわかり、この週末にカラフルなマスク縫いました。
どのくらい手作りマスクに効果があるかはわからないけれど、つけて頑張ります。

ジュリとずっとオセロをしたいねーと言っていて、でも、オセロが家になくて、アマゾンで買おうかとも思ったけれど主人はオセロが嫌いで、きっと何回かやってすぐにやらなくなってしまうなら無駄だなぁ。。。と思っていたのだけれど、川に行って石を見ていたら、作れる!と思って、バーバパパに続き、石を半分白く塗って(黒いアクリルペイントが家にないのでそのままで)完成。ボードは昔、セカンドハンドで買った木の絵を黒板にしていたけれど、それを緑に塗ってマーカーで線を引いてシーリングして完成。

今年初めてのてんとう虫。オセロを見に来た。
ほとんど何にも考えないで角だけ取りたいと置いていく私と、一手一手しっかりと考えて置くジュリ、最初の何勝負かは私が勝っていたけれど、コツをつかんでからは毎回ジュリが勝つようになり、さすがだなぁと思います。ジュリ、チェスとか得意だから。。。

デッキに出るのが気持ちがいい季節になり、外でオセロ勝負しています。

Monday, May 25, 2020

rock painting

ここ数年、どうやら石にアクリルペイントで絵を描いて、シーリングスプレーでペイントが剥げないようにして庭とか(家の中でも)飾るのが流行っているらしい。図書館が開いていた時には、何回か石のペイントのアクティビティーをしたこともありました。

少し前に川に散歩に行った時に拾ってきた石、何かペイントしようかジュリと考えていた時にふと「形がみんな違うからバーバパパにしてみようか。」という話になりました。
できた。ジュリは「私は絵の具で塗るのがどうも嫌い。」と言って、赤いのだけ塗って部屋に戻ってしまったので、私一人で熱中してしまった。私はこういうのが好きだ。

ママや女の子たちはほんとうはお団子みたいな頭が上につくのだけれど、まぁそれは仕方ない。黄色のが一番うまくいったと思う。
でも、バーバパパの家族は体の形が自由自在なところがいいところ。
花の種を植えたプランターにみんな一緒に。
私はガーデニングが本当に苦手だから、芽が出てくるかもわからないけれど、少し様子を見てみようと思う。
その後ろに見えるように、ようやく芝が緑になってきました。

Sunday, May 17, 2020

nature walk

連休のトレイル歩きのハイライト。見えにくいけれど、写真、撮れました。
この町のトレイルで、鹿、狐、熊は見るけれど、うさぎは滅多に見ません。町に暮らして7年、うさぎたちを見たのは2度目。すっごくかわいい3匹、おしりと足が白くて、ぴょんぴょん跳ねて森の深い方へ入っていきました。
すぐ裏のトレイルで木に登っている熊の親子が数日前に見られたようで、熊も元気に活動している様子です。雪に覆われていたトレイルは少しずつ春のサインがあちこち見えていました。
ジュリがりすを見つけました。この赤茶色のりすが私はとても好きです。
都会で見かける黒いのよりも図々しくなく、かわいい。
今朝、トレイルを歩くと、しーんとした中、いろんな種類の鳥の声だけが響いていました。
キツツキが飛んでいて、留まる木によってつついた時の音が違っておもしろい。写真だとよく見えないけれど、頭の上が赤いよく見る種のでした。

うちの家の千羽鶴を見て、「あのトレイルの鶴もあなたが作ったのかなって話してたの。」と友人に言われて、トレイルに鶴をつけた人がいるんだー!といつか見るのを楽しみにしていました。長いトレイルなので、どこにあるのか見かけることがなかったけれど、町の反対側の方から歩いてみたら、ありました。
いいなぁ、鶴。
特に、色のない雪と枯れ木だけの景色の中、このきれいな色の鶴たちはトレイルを歩く人を元気にさせただろうなぁと思います。
新芽がつきはじめていました。もうすぐ緑でいっぱいになります。
ダックたちも気持ちよさそうにすいすい泳いでいました。
カエルの鳴き声もいっぱい聞こえました。

こういう自然の色と形、長い冬が明けた時に探しながら歩くのがとても好きです。

今もまだ公園などは立ち入り禁止です。
こんな自然が家の裏にあって本当にラッキーだったと感じています。

Thursday, May 14, 2020

these days..

 "Birds of a feather" by Andrea Mowry
細いモヘアの糸とフィンガリングの毛糸を使って編むこのショール、モヘアを編むのがどんな感じなのか、モヘアが入ったらふわふわで軽いショールになるんじゃないかと思って、編んでみたいと思いました。
でも、指定糸はヘッジホッグファイバーズの毛糸をで、それだと高くなってしまうので、今回は少し手に入れやすいお値段の毛糸を使って。
見本に似ているけれど、自分に好きな感じの色を使って編んだので気に入りました。
とてもふわふわ。モヘアはすぐに絡まるし、ものすっごく細いので、今まで編んだ毛糸とは全然違いました。でも、この軽くてふわふわしている感じが面白いので、モヘアを入れたもの、また編んでみたいです。
毛糸はRiverside Studioというカナダにあるお店のもの。飴みたいな色が気に入りました。モヘアはKnitting for Oliveというお店のでシルクも少し入っています。よく上の写真を見るとわかるけれど、どうしても欲しいと思った「雲」という名前の糸が1玉しか在庫がなくて、それと、それに一番近い「オフホワイト」というのを買ったので、写真左側のピンクっぽいのが「雲」ちょうど真ん中あたりから「オフホワイト」。「雲」の方が透け感があって、ほんのほんの少しだけピンクが入っていてかわいい色です。

編み物と言えば、編み物ジャーナルを描いています。
普段は旅行に出るときだけスケッチブックを持っていろいろ書き込むのだけれど、当分それもできそうもないし。。。と、ヒントを探しにジャーナリングのオンラインコースを受けてみました。そしたら、やっぱり旅行のジャーナルはメジャーだけれど、ジャーナリングは実は何でもいい、例えばその日に買ったものについて何で買ったか毎日記録したって、自分の集めているものについて描いたっていい、気分を書いてもいいし、何でもいいと聞いて、「そうだ!今まで編んでみたものを記録したら面白いかも。」と始めた私の編み物記録。気が向いた時に一つ一つ書いて/描いています。
書いていると、あぁこういう糸使ってたな、へぇーこのお店のロゴってこうなってるんだ、とか、このスティッチを新しく学んだんだっけ、などなど、いろいろ思い出して、より編んだものに感謝の気持ちが増すというか、幸せな気分と小さな誇りが一緒になって嬉しくなります。
写真は去年の秋くらいに編んだスティーブン・ウェスト氏の「エクスプロレーション・ステーション」。彼の作品はもっと斬新でずいぶん仕上がりも違って、おもしろい色合いをしていて(コーラルピンクと白と黒)、それを見た時に手持ちの限られた色からどの糸を使ったら楽しいものになるか、悩んで何度も違う色の組合わせやり直して、やっぱり素敵な色がないからもうやめようか諦めた頃に合わせた色を見てジュリが「タンポポ畑みたいだね。」と言ってくれたのをきっかけに止めずに編み進めようと思ったショール。
本当に見本とは編み方が同じだけで色の分け方も驚くほど違うのだけれど、タンポポ畑が妙に嬉しいショールなので気に入っています。

☆☆☆

食材の買い出しを2週間に1度にするようにしたら、野菜等はもつけれど、食パンが全然足りない。でも、ベーグルとかロールとか、なんだかおいしそうなパンを焼く気持ちになれず、ブレッドマシーンをはじめから最後まで使うという、今までやったことのないこの楽な機能を使って、パンを違うレシピでいくつか焼いたけれど、やっぱり、あんまりおいしくなくて、こんなもんだよね。。何も手を加えないのだし。。と。

それで作ってものを4斤くらい食べた後に、もうこのブレッドマシーンで最後まで作るのはおいしくない。なにかできないか。と、ごそごそ棚を見てみると、ずっと前に日本の食パンみたいにおいしいのが焼きたいと買った、食パンの型が出てきました。
マシーンで1次発酵後に取り出して、この型で焼いてみたら、水分がうまく閉じこもって、おいしいパンが焼けるかも。と、作ってみたのがこれ。
家族3人感動。ジュリ、特に感動。
これは。。。日本の食パンではないか。
ただ少し手を加えるだけで、こうも変わるのならば、これからはこれで。
他の食パンレシピも試してみようと思います。もちもちふわふわ。

完成した4作目の「大人の塗り絵」。キャンバス地にアクリル絵の具でのセットです。
今までと少し違ってファンタシー感あふれる絵を選びました。色ごとの塗る範囲が小さい細かい作業が夢中になれるのが魅力です。

という感じで、今もまだ必要最低限の外出以外は家にいます。
今日からアルバータ州はフェーズ1ということで、少しお店や美容院などが開くようになるのだそうだけれど、みんな慎重にという様子です。
ジュリも元気にしています。どうぞよい週末を!

Monday, May 11, 2020

My friend John

イギリスの私の大切な人が亡くなりました。
ジョン。先月80歳のお誕生日を病院で迎えて、それから10日間、コロナにかかっていなくても誰も面会に行けない、そんな中、病院で亡くなったと連絡が来ました。

優しくて、面白くて、地域のために一生懸命貢献し、街のみんなに愛されたジョンが遠くの病院で一人で亡くなったと聞いて、悔しくて悲しくて、ジョンと一緒に写った写真をアルバムから全部出してきて眺めながら、主人とジュリにジョンとの楽しい思い出をいっぱい話して聞いてもらいました。

英語もあまり話せない23歳の私に「エリコに英国の伝統料理を食べさせてあげたいと思ってね。」と家に招待してくれた友達、ジョンは彼女の旦那さん。その夜は真夜中まで身振り手振り、折り紙をしたり、ピアノを弾いたり、絵を描いて説明をしたりしながら、日本の生活や文化について3人で話しました。あれから20年。

甘いものは苦手だけれど、「これをエリコが作ったのか、それなら少しいただくか。どれどれ?うまくできたなぁ!」と、必ず毎回遊びに行ってデザートを作らせてもらう時に食べてくれた笑顔、「また会おう」と大きな手を振って家の外まで必ず送りに来てくれた姿、ジョークを言ってウィンクをするいたずら好きの顔、2014年に会ったきり、英国に行けませんでしたが、まるでここにジョンがいるようにはっきりと思い出します。

結婚した時には主人のことも会ってすぐに気に入って一緒にパブに行ったり、ジュリも連れて行った時には病み上がりだったのに、ジュリと主人に英国の美しいところを見せてあげたいと国立公園まで一緒に行ってくれたり、本当に誰でも大きな心で受け入れて、すぐに友達になる優しい人でした。

今日行われたお葬式はこのコロナのために小さな家族葬でしかできないけれど、それでもジョンが亡くなったことを知った街の人々が声を掛け合って、ジョンに敬意と感謝をと、ソーシャルディスタンスのルールを守りながら、彼を乗せた車の通る道に立ち、お見送りをすると書いてありました。街の人々がそうしたいと思わせる本当にみんなに温かくて素晴らしい人でした。

ジョン、どうもありがとう。


ブログに書こうかどうしようか考えたけれど、ジョンのことは千羽鶴を折った時にも、イギリスに行った時にも書いていたので、書こうと思いました。