Wednesday, July 29, 2020

Flood Mountain 2020

2014年夏
ジュリ7歳で登ったフロッドマウンテン。頂上でジャンプ!

2020年夏
ジュリ13歳。そんな写真撮りたくないよーと言いつつ、付き合ってくれて頂上でジャンプ!

6年ぶりにフロッドマウンテンに登ってきました。
前回に比べて随分と工事が進んで車で入れるところが奥になっていて、トレイルヘッドが2キロくらい奥になっていました。なので、前回は18キロくらいの距離(往復で)歩いたけれど、今回は多分14キロくらい。9時に歩き始めて2時に車に戻りました。
標高は1826m トレイル始まりからは約900m標高差があるようです。

今日もワイルドフラワーの写真をいっぱい撮ってきました。山がすごくカラフルでした。
メモも兼ねて載せます。
 Twin flower (リンネソウ)小さくてピンクがかわいい。

これは角度が良くなくてよくわからない。。
これはMonkshood(僧侶のフード)トリカブト。すごく毒性が高いと言います。高度が上がると多く咲いていました。深くきれいな色でした。

 アスターとかデイジーとか、菊系の花はあんまり写真を撮らないけれど、こんなにも鮮やかで夏の山に色を加えてくれているのを見ると、思わずカメラを向けたくなります。
 Fireweed(ヤナギラン)、咲き始めていました。
これからどんどん咲いて、すごくピンクになるんだと思う。
そしてルーピン。
登りながら、すでにお豆をつけている大好きなルーピン、花の季節を逃してしまったと残念に思ったけれど、山の頂上あたりは少し寒いからか、まだ咲いていて嬉しかったです。結構花の上の部分がもぎ取られているものが多くて、もしかしたら、花が甘くて鹿とかが食べるのかなぁ。。。と。
木が短くなってきて、頂上が近づいてきました。
前に来た時よりも、向かいの山の木が随分と伐採されていて、こうやって変わっていくんだなぁ。。。と景色の変化を感じました。
到着。
朝、慌てて詰めたスナックやサンドウィッチを食べました。前回、ブログに「風が強くて寒かった」と書いてあって、他の山でも頂上は寒かったイメージが強いので、帽子やジャケットをバックパックに入れて準備してきたのに、時々吹く涼しい風が気持ちいい程度で、なにも寒くない頂上でした。登り下り通して、あと頂上での休憩、どこでも蚊がいっぱいで、虫よけを何度も塗りなおしても防げないほどでした。

すれ違ったのは1家族だけでした。前回のジュリくらいの小さい女の子も元気に登っていました。
 こんな頂上でもアルバータローズは育って花を咲かすんだなぁ。(すごく短い)
 岩の上にはとても短いヘアベル(多分)。
蜂と蝶とてんとう虫、たくさん見かけました。
これ、Death Camas と言う花かもしれない、よく見かけるけれど、読んでみるとCamasという花の球根はノースウェストエリアの先住民の人たちに大切な栄養素だったらしいけれど、この球根は食べたら毒が強くて死に至るのだそう。結構山って毒のある植物が普通に生えているものなんだなぁと思いました。
 こんなにカラフルでした。
またコランバインを見つけて写真を撮りました。本当に何度見ても惹かれてしまう造り。

今朝、天気を見て、山に登ると決めた時に、やってみたかった写真を撮ろうと思いつきました。私がこんなにも編み物の世界に没頭するきっかけとなった、主人からの去年の誕生日ギフト、"Find your fade" shawl by Andrea Mowry 大好きなショールを持って行って、山の上で写真を撮ってみたかったのです。
モデルが私なので美しくないのだけれど、大好きなこの大きなショールを広げて緑の中で撮ってみたいと思っていました。
何年も憧れてピンタレストで眺めていたショールを編むキットをプレゼントしてもらった時の嬉しさ、初めて触ったヘッジホッグファイバーの毛糸の柔らかさと色の鮮やかさと美しさ、一目一目編んだ時の幸せな気持ち、出来上がった時の達成感と信じられないような夢のような気持ち、そういうのが詰まったショール。これをきっかけに英語のパターンに挑戦するようになって、編み物の世界が広がりました。あれからいろんな編み方に挑戦したし、友達と一緒に同じものを編んでみたり、自分で糸を染めてみたり、挑戦する作品にも質のいい毛糸やいろんな人の手染めの毛糸を使うようにもなりました。
なにより、そうやって憧れている様子を横目で見ていて、何も言わずに聞かずにリサーチして、ヘッジホッグファイバーの毛糸を取り扱っていて、指定色の在庫のあったオンタリオの毛糸屋さんから7色の糸を取り寄せてくれて、編み物もしないのにラベリーのアカウントを自分用に作って、編み図を買ってプリントアウトして、サプライズでプレゼントしてくれた主人に感謝いっぱいのショールです。

いい山登りでした。

No comments: