Monday, July 20, 2020

these days

カルガリーから戻って、裏庭が見える窓を開けた時、思わず「あ!」と言った。
シロツメクサが一面に咲いていました。私はシロツメクサが大好き。
行く前に芝を刈っていって、その時は芝とタンポポの庭だったのに、たった8日でこんなにもシロツメクサが咲いて、嬉しくて思わず庭に出たら、蜂があちこちで花の蜜を楽しんでる。鳥の声も聞こえるし、てんとう虫も。
芝を定期的に刈るだけの何もない裏庭だけれど、そこに座って青空を見上げて、のんびりするのが気持ち良かったです。
まるまる大きなバンブルビー。両足に花粉のボールをつけて忙しそうに花から花へ。

「また、花の冠作ってるの?」と外に出てきたジュリ、「どうやってやるんだっけ?もう一度教えて?」と、やり方を聞くと、自分用に冠を作り始めました。「こういうの、誰が教えてくれたの?なんかいいよね。」と言って、彼女ものんびりと、蜂の話をしたり、てんとう虫を手にのせたり。
芝を刈り始めた主人に、「ダディ、蜂がいっぱいいるからシロツメクサの部分は刈らないでおいてあげて。」と頼んでました。日本でもそうだと思うけれど、カナダでは蜂の数が減ってきて、蜂を救うために花を植えようというのをよく聞きます。
ジュリの願いを聞いて、主人はシロツメクサの部分を残して(と言うことは裏庭はほとんど残して)芝刈りをしてました。

感染者のいない町から、都会で感染者の多かったカルガリーに行ったので、戻ってきてこの1週間、人に会わずに家で体調を一応観察するようにしていました。町には小さな小さな病院が一つしかなく、町にもしも広がったら多分大変なことになるので。もう少し続ける予定です。
なので、この1週間はせっせといろんなものを作っていました。

パパとナナのお庭からもらってきた新鮮なルバーブ。
早速洗って、煮込んで、メレンゲと一緒にルバーブメレンゲパイを作りました。


メレンゲがとてもうまくできた。
ふわっふわで、ルバーブの酸味とメレンゲの甘さが絶妙。

2月に友人に教えてもらった毛糸染め。
家でもやってみてねと色のついていない毛糸を2カセと染色の粉を何種かもらったのを思い出して、染めてみることに。
桜みたいなピンクにしたかったのに、古い腰紐みたいに蛍光のように明るいピンクと白の組み合わせになってしまって、がっくり。やっぱりちゃんとプランを立ててやらないから。。。

こんな色の糸で何も編みたくないよ。。。と箱の奥にしまうか、黒で全て染め直すか考えたけれど、もう一度チャンスをあげよう、と、次の日にスペックルをつけてみようと挑戦。もう一度薄めのピンクにも浸けました。そしたら、やっぱり好きな色ではないけれど、少しましになった!
今って、ものすごい数と色の組み合わせの手染めの糸があるから、これ、ストロベリーミルクシェイクと言う名前で出したらふーんと思う人もいるかも。。と、好きになろうとしてます。でも何をこれで将来編むかは、ピンク過ぎて想像がつかない。

編み物友達がどうしても初めてのセーターに編んでみたいと言って、今回も伴奏しながらZOOMで毎週進度などを確認しながら挑戦したアンドレア・モーリーさんのLYSと言うカーディガン。3か月かけて完成。写真がなくて残念だけれど、友達はものすごくこだわって、お手本と同じものが欲しいと、指定糸をパリのお店から取り寄せました。美しい黄色のカーディガン。たくさんのボタンはおばあちゃんが譲ってくれたボタンを使ったのだそう。初めてのカーディガン、すごく嬉しそうに着ている写真を送ってくれました。

私はカナダの手染めの毛糸屋さんから「ペタル」と言う名の糸を買って編みました。ボタンは近くで見るとあり合わせなのが良くわかる。昔着ていたカーディガンなどから。
カーディガン、久しぶりに編んだけれど、裏編みが多くて、裏編みがあまり好きでないから胴の部分は数列やってはほったらかして。。を繰り返してました。完成して嬉しい。少ししたらこれを羽織って友達の家の庭に見せに行く予定です。次は何を一緒に編むのかなー。

あ、あと、まだまだ残っている乾燥したラベンダーを使って、匂い袋、もっと作りました。これ、引き出しに入れておくととてもいい香り。

今回はリバティプリントの中で一番好きな Yoshie (母のお友達からいただいたもの)を少しだけ使って作りました。ちょっと入っている金色がかわいい。

終わりは今日の庭のワイルドフラワーたち。みんなかわいいね。

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