Wednesday, July 15, 2020

family time

コロナがまだまだ続くことを考えて、感染者数が少し落ち着いている今、去年の夏から会っていない主人の両親に会いに行くことを決めて1週間過ごしてきました。
行きは雨だったので、今日の写真は帰りのもの。
夏だけ開くアルバータ州立公園内のハイウェイを使うと一番速く主人の実家に着きます。今回、6時間半強で着いてびっくりしました。エドモントンを通って行く冬の雪の中の移動は10時間近くかかるので。
久しぶりの都会だけれど、食材以外の買い物は全くなし、基本涼しい日は家の中、気持ちのいい日はお庭、一度山登りに行ったけれど、それ以外は近くの公園や近所を散歩したり自転車に乗ったりして過ごしました。
ジュリはパパやダディと自転車でいい運動。ある日の夕方、近くの公園へ歩きに行ったら、ちょうど川に入っていくビーバーを見ることができて興奮。カメラを持たなかったのが残念でした。


ジュリのパパとナナのお庭は花が満開で、鳥があちこちでさえずっていて、大きな楓の木の下で何時間もおしゃべりしたり、編み物したり、ただ座ってその時間を楽しんだり、本当に気持ち良かったし、山生活から一度抜け出してリセットできた気がして、だんだん自分の中でストレスが消えていくのを感じました。
芝の上でゲームをしたり、みんなでボードゲームをしたり、お庭で食事をとったり、のんびりと家族の時間を楽しみました。

年に2度、カルガリーに来る時は山で買えないものをあちこちで買い出しして、山でできないこと、美術館や博物館、映画、そういうことをするのが楽しみであって、当たり前のように来る度にそうしてきたけれど、コロナのために今回そういうことが全くできなくなって、初めて、今までの生活がいかに自由でいろいろな機会があって豊かでありがたかったんだと感じます。

コロナの自粛が始まった3月から、ずっと友達にも会わず、自分たちだけで暮らしてきて、別の一つの家族とだけならお互い同意のうえで一緒に遊んだりしてもいいというルールができても、うちもナナたちもこの夏にお互いが会えるようにと、どことも接触を増やしてこなかったので、私たちが到着した時、「うちの中に私たち以外の誰かが入るのが不思議、半年ぶりだわ」と言ったナナ、ジュリも私も主人以外の誰かと近くに座ったり、実際に遊んだりすることが最初はなんだかぎこちなかったです。
2020年、世の中は本当に変わってしまった。

のんびりとお家やお庭で過ごしている時、12年前の今頃に日本から移住してきたんだなぁ。。と、ここで1年間同居させてもらったその頃のことを懐かしく思い出しました。
1歳半だったジュリが、13歳半。こんなに小さかったのに、私よりも今じゃ背も高くて随分と成長しました。長かったと感じる反面、あっという間だったとも感じます。
お庭の椅子に座って花を眺めながら、そんなことを考えていました。次の12年はどんなものになるんだろう、12年後にはどこにいるんだろう。
毎日を感謝して大切に過ごしたいです。

今回、新しい環境の中、私たちを喜んで受け入れてくれたナナとパパに感謝。
この夏に大事な家族といい時間が過ごせて本当に良かったです。

No comments: