Saturday, August 08, 2020

Mt. Louie 2020

町から出ない夏休みもあと3週間で終わり。と言っても、ジュリにとっては3月中旬から友人たちに会えなくなり学校にも通わなくなり、そのまま夏休みに入ったので長い長い自宅生活(今はソーシャルディスタンスのルールを守りながら友達の家の庭で話しに行ったりしてます)。

9月からの新学期、学校からは3つの選択が提示されていて、ジュリが ①毎日学校に実際に通って勉強する②半分オンラインにして、学校に通う日を半分にする③ホームスクール のどれにするか決めなくてはなりません。ジュリが通う高校で主人が教えているので、主人と一緒にジュリも毎日マスクを着けながら通うことになると思っています。他のクラスメートたちはどんな選択をするんだろう。。 

掃除をしたり、家の外壁を洗ったり、古くなったペイントをはがして新しく塗ったり、家にいる時はそういうことをしています。ジュリの背がぐんぐん伸びて、少し前まで私の服を適当に着ていたりしたのに、それでは小さくなってしまって、学校が始まる前に慌ててオンラインで服を買い足しています。娘のために自分よりも大きなサイズの服を買うのはなんだか不思議な感覚だなぁと思いながら。

気温が下がって風のあった昨日、ブロンズマウンテンの3つ目を登ってきました。

マウント・ルーイーに登りました。これは頂上近くからの写真、真正面奥に見えるのが私たちの暮らす町です。右側木の間に見える白っぽい建物の向かいから登り始めました。往復で11キロと少し。

この山はロッキー山脈の山らしく、岩だらけのごつごつした山です。風が強く、足元に気をつけながら黙々と進みました。
あんまり花がありませんでした。この山は前回登った時は蚊と暑さでいい印象がなく、今回は涼しい日を選んだので印象を変えられると思って楽しみにしていたけれど。。。
また、別の種類のライチョウに会いました。鳥や動物の様子をそっと見るのはやっぱり楽しい。
いろいろなサイズの石がごろごろしているので、気をつけながら登ります。何度か周りの木が低くなり、頂上が近いのか?と思うところがあったけれど、なかなかそうでもなく。
ようやく本当の頂上っぽいところが見えました。


到着。今日のジュリはこの写真でようやく笑顔を見せてくれたけれど、登りは眠くてイライラしていて、楽しくなくて無口なジュリでした。風がものすごく嫌だったとのこと。
「これを6歳の時の私、登ったの?」と信じられない様子でした。
うん、私もすごいと思う。きっと岩にしがみつきながら登ったんだろうなあ。

「下りは気をつけないと、あのごろごろした石がすごく滑ると思う。」と下山する前にジュリが言ったとおり、山の上の部分は帰りの方が大変でした。私は気をつけていたんだけれど、石に足を滑らせてお尻を地面に打って、一瞬ショックで吐き気とめまいでどうしようと思ったけれど、少し休んだら歩けて本当に良かった。次は主人のようにウォーキングスティックを私も使おうと思います。

このお花は初めて見たかな? Fringed Grass of Parnassus

花の季節が終わり、ベリーがとにかくあちこちでいっぱいで、熊がすぐ近くにいるんじゃないかと注意しながら歩きました。


山から下りてきて川を渡る、川辺のところでジュリがこのピンクの花を見つけました。Water smartweed というのだと思う。行きにはこの川でビーバーかマスクラットかわからないけれど、泳いでいるのを見ました。
川の近くにはたくさんのラズベリー。いくつかもいで食べました。甘酸っぱくておいしかった。
赤いトンボ発見。

登りも下りも3時間弱、計6時間のマウントルーイーでした。強風と転倒とでまたも印象は最下位。でも、達成感はあります。家に着いて3人ともへとへとでした。

この夏にシルバーマウンテン(多くの山が1泊途中でしないと登り切れないと聞く)に挑戦したいと思っていたけれど、こうやってブロンズをもう一度やり直して体力をつけていくのもいいかな。。と思います。

「ここは本当に山以外何もないところだ」とずっと言ってきたけれど、逆に考えてみたら、毎日がキャンプみたいな生活で、窓を開けて夜に空を眺めれば星がいっぱい、ドアを開けて数分歩けば森の中のトレイル、周りにカヌーや釣り、秋にはハンティングをする人もいっぱいだし、本当に自然の中に暮らしているんだなと感じます。ものすごくアウトドアなわけじゃないから、本当ならきっともっともっと外で楽しめることはあるんだと思うけれど、でも、家族3人で一緒に元気に山登りやハイキングができること、良かったなと感じます。


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