Tuesday, December 29, 2020

my 2020 knitting collection


 編んだ、編んだ。本当に編み物をして時間が早く過ぎるのを願ったような1年でした。気づけば、毛糸はいいものをいくつも購入するけれど、ここ数年セーターもカーディガンも1枚も買っていません。

ロックダウンしてずっと家にいた時は特に、鳥の模様のセーターを毎日のように着ていて、毛玉が随分とついたけれど、自分で糸から編んで作った世界で一つのセーターがとても気に入って何度も何度も着る、なんて、なんて幸せなことなんだと思います。


今年は、どうも前向きになれなくて、悪いことばかり考え心配する日々が多かったけれど、そんな時に編み物はいつも自分の手の届くところにあって、特に無心に編んで何も考えたくない時、難しいパターンを選んで必死で編みました。目ではっきりとその日のプログレスを確認することができるのも編み物のいいところだと思います。

友達とZOOMで繋がりながら一緒に編んだショールとカーディガンも、思い出いっぱいの特別な作品になりました。


スティーブン・ウエスト氏の編み物とキャラクターが大好きで、彼の行うニットアロングに本当に励まされた冬でした。世界の編み物好き、ショール好き、スティーブン好きな人たちがこのニットアロングにサインアップして、毛糸を各々用意して、週ごとに届くパターンを編む。そしてインスタグラムなどでここまでできたよ、こんな色で編んでるよー、ここが難しいよ、あら、それ素敵ね。そういう色の組み合わせもいいね、って、コミュニケーションをとる。スティーブンは時々Youtubeなどでテクニークの説明をしてくれて、本当に世界の編み物の仲間たちと繋がっている感じがして、ものすごく励みになって、編み物っていいなと思ったイベントでした。


ちなみに、世界中の自粛のクリスマスホリディにスティーブンが冬眠ニットアロングなるものを作って、また参加しています。パターンは主人がクリスマスプレゼントに購入してくれて、色々集めていた毛糸を使って編んでいます。26日はインスタグラムでニットアロング始まりのパーティーがあって、どうやって彼がこのショールのデザインにたどり着いたかなんかも聞けて面白かったし、今回も、インスタグラムでいろんな場所から参加している人たちと繋がっている感じが嬉しくて、皆さんのいろんな色合いを見て楽しんでいます。



編み物が自分の生活の一部になるとは、若い頃には思ってもいなかったけれど、今では欠かせないものになりました。時間があった今年は編み物ジャーナルも始めて、今まで編んできたものを描いてきたので、ここにまだ載ってないものもあるけれど、たくさん周りのお友達や家族に編んだものをもらってもらったのも目で改めてまとめて見ると嬉しくて、もっと渡せるようになりたいなと思ったり。

来年の2月で編み物ができるようになって9年。なんでもそうだろうけれど、編み物の可能性は限りなくて、どんな新しいものに出会うだろうと考えるとワクワクする。来年も面白いもの、いっぱい編んでいきたいと思います。

編み物、ありがとう。



2 comments:

kana said...

Erikoさん、圧巻ですね!!
編み目もきれいで、カラフルで、見ていて楽しいです。私もerikoさんのように、色んなパターンを編めるようになりたいです♪
ウェストさんのパターンはほんとうに斬新で面白いですね。難しそう。。。私、このブルーの色合いがとっても好きです。
ああ、また何か編みたくなってきました。毛糸ネットでオーダーしようかな。

今年もありがとうございました😄
来年も宜しくお願いします♪

eriko said...

Kanaさん、コメントどうもありがとうございました。
私、Kanaさんの A girl's best friend shawl の写真を見た時、とっても嬉しくなりました。私たちの暮らす町よりさらに北200キロに、小さな毛糸屋さんがあって、去年2月に毛糸を買いに行った時に、出来立てのA girl's best friend shawl をつけていったら、「あ!そのショール、これよね!色が違うと随分雰囲気も変わって、素敵ねー」とお店の人が店内のディスプレイを見せてくれながらとても嬉しそうに話してくれて、私もKanaさんのショールを見てそんな嬉しい気持ちになりました。お店で買った服とかが町を歩いている人とか知り合いとダブってしまった時はなんだか気まずい感じになるかもしれないけれど、編んだものは違う気がして、いつか、また旅ができるようになったら、シープフェスティバルとかウールフェスティバルとかに自分の編んだものを着ていくのが楽しみです、同じパターンで編んだ人を見つけたら、それだけで友達になれちゃうような、親しみがわいてしまうような気がします。

その毛糸屋さんへのトリップが最後で、去年はあとはすべてオンラインでの買い物でした。写真と届いた毛糸の色とかイメージが少し違ってがっくりすることもあったけれど、でも、こんな山の奥にでも届いて編み物ができることに感謝して、ガシガシ編んでいます。Kanaさんの作品、これからもとっても楽しみです。

昨年もこちらこそ、どうもありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。