我が家のジェイミー？生パスタに挑戦。

このブログでも書いたことがあるけれど、私はジェイミー・オリバーが大好きでした。
１０年前のイングランド生活、キツイなぁ。。。ということがあっても、週に１度のジェイミーのクッキング番組を見れば心ときめいて、クッキングっていいな、やっぱりイングランドっていいな、ってパワーチャージ。
失敗なんて気にしない、誰でもできるんだから、楽しんでリラックスして作ればいいんだよ、と、自ら本当に楽しそうに料理をする姿に憧れ続けて４年後、東京に彼のプロデュースしたレストランがオープンした日、朝一の新幹線で駆けつけてお店に並んで、夢が叶ってジェイミーと会えて、少しだけれど話ができて、実際に彼の作ったお料理を食べることができたことは、それからさらに6年経った今も思い出すだけでもドキドキしてくる、そんな経験でした。
先日、小麦の取引のお仕事をされているお友達のご主人から、オーガニックのデュラム小麦粉をいただきました。
優しいいい香りの小麦粉。「生パスタにしてみてね。」と。

それからレシピと小麦粉とにらめっこ。
そして今日、とうとう生パスタをランチに作ってみることに。
ジェイミーの番組では何度か小麦粉からパスタを作る様子を見ていて、小麦粉の山の真ん中にくぼみを作って卵を落として、だんだんダムを壊しながら混ぜていく様子が浮かぶのだけれど。。。まぁ初めてということで、ブレッドマシーンの機能で挑戦。パスタマシーンはないので、出来上がった生地を我が家のジェイミー（。。。主人）にロールピンで伸ばしてもらいました。
粉をふって生地を何度も伸ばしていく姿はなかなかかっこいい。ジュリもいつもと違うダディに興味津々。
私が鮭とお庭のほうれん草でクリームソースを作っている間に、生地を全て伸ばして、フェトチーネのように少し厚めに切ってくれました。

たっぷりのお湯で茹でて、完成！
あれ？切っていた時には薄そうに見えたパスタが茹で上がったら、気持ち「ほうとう」のように見えるのは。。。と、思ったけれど、まずは試食・試食！パスタは柔らかい小麦の味がおいしかったです。もりもり食べました。でも、ほうとうでは？と思ったのは気のせいではなくて、粉の振りが足りなくて、切った時とお湯に入れた時にパスタ同士がくっついてしまって、ところどころ厚くなってしまっていました。それがとても残念。次回はとことん薄くなるまでやってみるか、それともファルファッレやラザニアのようにして使ってみるか、またレシピとにらめっこして考えてみようと思います。

生パスタはイングランドの友達の家で作ったことがあったけれど、それっきり。
こんな機会をいただけてラッキーです。おいしい小麦粉をうまく引き立たせるパスタが作れるように頑張ります。

ジュリは大好きなスパゲッティーが小麦粉からできているなんて初めて知ったのでは。。。？
「私も手伝う！」と、エプロンをつけたものの、2年前に作ったエプロンは小さくなってしまっていました。
ブレッドマシーンで生地を練ってもらっている間に、久々のミシン登場。型紙もしつけも縫いしろもない、何とも雑なやり方だけれど、これから当分着られる大きめのエプロンを作りました。デザインは全く同じでリバーシブル。大きいエプロンをつけて、「私ってぐ～んと成長したんだね！」ってジュリは喜んでくれました。