Friday, November 04, 2011

a fun experience at a high school

朝起きて気温がこんなことになっていなければ、着物でも着ようか。。。と思った日だったのでした。
マイナス15℃。
カ ナダの冬も4度目となれば、これがまだまだ冬の入り口と言うこともわかっているし、もう11月でこんな北に移ったにもかかわらず未だに雪が一度も降ってい ないという事実を本当はとてもありがたく感じなければいけないのもわかっているのですが、こんな温度計を見ると、寒いなぁ。。嫌だなぁ。。とやっぱり思っ てしまうものです。
マイナス30℃以下の毎日が続けば、マイナス15℃なんて、余裕で散歩できるじゃん、な、気温なんですが。。。ね。心の準備がまだ。。。
It was -15℃ this morning. This is my 4th winter in Canada and I should have known that -15℃ is just a beginning of winter and we will have -30℃ or more but maybe I am still not used to Canadian winter... it was cold.
着物。
日常生活で着ることは全くなく、大好きな大切な着物を持ってきているのにその機会がなくどんどん自分が歳をとっていき、鮮やかな色を着るのを躊躇する歳になっていくのが残念だなぁ。。。と、時々箱を開けて着物を眺めては思うのです。
I was going to wear my Kimono today, because Col asked me and Juliett to visit his Japanese class as special guests. But, I didn't have confidence to walk to his school in Kimono on this cold day. Too clod for Kimono.

今日は主人に依頼を受けて、主人が選択科目で教えている日本語クラスにジュ
リと初のゲスト出演する日でした。
大 都会でも多国籍な町でもないわけで、もちろんみなさんが「日本」をよく知っているわけではなく、中国の一部と思ったり、未だに国には忍者のような格好をし ている人たちが多いと思ったり、そんなのはまぁ、当然といったらそうで。私も興味を持ったことや行ったことのない国や地域に関しては全然知識がないし、そ ういうもの。
なので、主人は語学、というよりは文化をひっくるめての日本を知るクラス、を担当していて、生徒さんたちも楽しんでくれている様子を聞いて、まず興味を持ってくれている生徒がいることに私はすごく嬉しく感じています。
中 にはアニメーションを通じて日本に興味を持っている生徒さんたちもいて、日本文化の中から興味のあることを一つ調べてプレゼンテーションをやった時、生徒 さんたちが選んだトピックがとても興味深かったです。「原宿」とか「携帯電話」とかもあったし、「ホワイトデー」、「お弁当」とかもありました。
Col is teaching Japanese at his school since September.I was so amazed when he told me that there were about 20 students in his class. I was really glad to know there were some students who were interested in such a small country.
He is teaching basic Japanese and also doing some introduction of Japanese culture, includes tasting Japanese food.
さて。暖かかったら着物、着て行って主人含めて驚かそうと思っていたのですが、マイナス15℃に負けて(徒歩なので)、ジュリと着込んで着込んで向いました。
今まで外からしか見たことがなかった高校、入ってみたらなかなかモダンな造りでびっくりしました。
校長先生のお出迎えを受けて緊張。主人がオフィスに迎えに来てくれて、教室についていきました。
Juliett and I walked to school, met the principal, and waited for Colin the office. It was interesting to see the school inside, the outside looks like a big flat box building( my schools(elementary, junior high, high,and university were all tall buildings,had 4 th floors), but inside was quite modern.
(the photo, Juliett was standing in front of the school eating ice cream (treat!))

教室に着くと、15人くらいかな、生徒さんがいました。みんな「こんにちわ!」って。
At his classroom, there were about 15 students there today and said "Konnichiwa" to us. Fun!

主人がジュリと私の紹介をして、ジュリは持って行ったマイメロディの紹介をしました(まるでShow&tellみたい)。
それで一緒にひらがなの練習をして、それから生徒さんたちから日本についての質問の時間。
Then he introduced Juliett and me to them, then we checked students Japanese letters writing, after that, they gave me questions about Japan.

私は英国で約1年間幼稚園と小学校に通って日本文化を紹介するボランティアプログラムに参加したことがあって、その時に、途中から隣町の高校でも日本語クラスがあるから週に1度来てくれないかと言われ、通ったことがあります。
書 道を一緒にやったり、本を読んだり、楽しかったけれど、10年以上前の話で英語の発音もひどかった私、間違った発音をしてしまって別の言葉に聞こえ、生徒 たちに大笑いされてすごく傷ついた思い出があり、それから外国のティーンエイジャー恐怖症?になりました。なので、ちょっと今回もビビッてたのですが、み んなすごくいい印象で、楽しい質問の時間を過ごせました、それはまずは私が先生の奥さんということ、それに私が歳をとり、あの時より少し上達した英語でコ ミュニケーションをとる自信がついたから、かな。
After I graduated the university, I went to England about a year to do a volunteer. I stayed with a principal of an elementary school and went to her school every day, showed Kimono, some Japanese toys to kids, did Origami, making Sushi, Calligraphy with them, and taught some Japanese words to them. Then I was asked if I would like to visit a high school and help their Japanese class and I did. It was a lot of fun, but one day, I was explaining something and said something with wrong pronunciation, then students laughed and made fun of me, it hurt me so much(maybe I was too young), since then I have been afraid of talking to the young, worried if I would do the same mistake again, and that makes me very quiet & shy person in front of them. So, I was a bit nervous at Col's class, but his students were very nice to me(maybe because I am Mr.B's wife), I was very surprised and appreciated.

質問。。。。
高校生なんで、伝統的な日本文化に興味を持ってい る感じでもあまりなく、「カナダのこと好き?」から始まって、「日本のお墓ってどんな?」「ベーコン、好き?あの焦げてカリカリの。」「日本人とカナダ 人、どっちが親しみやすい?」「牛とか馬っている?」「パンダもいるんだっけ?」「結婚した時、両親は悲しんだの?反対した?」「東京でうちの土地くらい の広さを買ったらいくらするかな(彼女はエイカリッジ(約1200坪以上)に住んでいる)?」「カナダで差別受けたことある?」「ところで、あなた何歳、 すっごい若く見えるんだけれど。でもB先生(主人)の奥さんだよね?どうなってるの?」。。。などなど。(英語で)
Their questions..... nothing about traditional Japanese culture, of course, they are teenagers. (they asked in English)
Started from "Do you like Canada?" "What kinds of food do you eat in Japan?" ......"When you got married to Mr. B, your parents were happy about it?" "Have you had racial discrimination?" " Do you like burned bacon?" "Do you have cemeteries in Japan?" " Do you have Pandas in Japan?" " How expensive to buy an acre in Japan?" " What kind of houses have you lived in Japan?"..... Lots, lots of questions. I thought that was good , some were really hard to answer, such as racial discrimination, but it was interesting to know what kinds of things they were interested in.

でもちゃんと思っていることを答えたら(差別を受けたかどうかなんて、ものは取りようだから。。としか言えなかったけれど)、しっかり聞いてくれました。
「いくつに見える?」と聞いたら、「25歳?」「絶対30以下。」って声があちこちから返ってきたのには笑顔になってしまった。ははは。
The question that made me smile was .... "How old are you, you look so young." I asked them to guess, they said " You can't be more than 30, but you are wife of Mr. B... " "25!" " You don't say you are older than Mr. B, right?"
Hey, what good(polite) students they were!

ジュリもすっごく楽しかったみたい。最初はとっても恥ずかしがってダディの後ろに隠れていたけれど。
ひらがなをやる時には、各生徒を回って、「ここはもっとまっすぐにした方がいい。」とか訂正までしちゃってね。まだ自分は書けないのに。
Juliett had fun there too. She was shy at the beginning hiding behind Col, but when she and I walked around and saw students' writing, she was like, "you should write this like this. " She was teaching them how to write Hiragana! (she hasn't learned all yet though..)

楽しい時間でした。主人も楽しかったんだろうな、調子に乗って「次回はエリコが着物を着て抹茶をサーブしてくれるかもよ~!」って。
お茶の点て方、復習しなきゃな、でも、こんな小さな町だけれどいつかのためにと持ってきた日本グッズが役立ってくれるのは嬉しいものです。
It was fun. I enjoyed it so much. Col must have had fun too, he told them "Maybe next time, Eriko will wear Kimono and serve green tea!"....maybe.

ブザーが鳴って授業は終了。生徒たちと一緒に廊下に出たら、すごい数の生徒たちの波にジュリも私もびっくり。しかも私服だし、みんな背も体も大きいし。
まるでgleeの1シーンに入り込んだかのような気持ちになりました。(上の写真は学校の前で。ごほうびのソフトクリームと。)
After the class, when we got out of the classroom, there were lots of students in the hallway, I thought "Wow! it is like we are in a scene of "glee"!".

2 comments:

こここ said...

忍者!ぶはーーーーーっ(笑)そうですかそうですか、日本にはまだ忍者がいると思われているのですか、いや、いますよね、私の地元にも「忍者村」があるから。うふふ、そういうの楽しいですね。今度こそErikoさんもお着物が着られたらいいですね。あでやかなお着物、すてきでしょうね♡私も見たいなあ。「お正月」のおせち料理の紹介とか(食材が手に入ればの話ですが)初詣の参詣の仕方とか、お着物で登場するにふさわしい季節じゃないですか、寒いけど・・・ご主人と朝から学校に車で行くっていうのはどでしょう?自分で着られるってことですよね?すごいなホントに・・・

お抹茶ありますか?中釜さんで買って送りましょうか?

eriko said...

こここさん、ありがとう。
おもしろい体験でした。

生徒たち、みんなスキニージーンズにブーツ、パーカとかで、足とか組んでるから、私、びびりなんで教室に入った時すごいビビッてました。でも、ジュリには男の子も女の子も超優しくて、そのギャップがおもしろい。

抹茶、あると思います。気にしてくれてどうもありがとうございます。着物はね、「自分の着物を着れるようになろう」ってクラスがあって、それで習ってきました。なので、自分のだけは着れる(はず)。多分応用はききませんよ。

ジュリはすごいまた行きたいって言っていて、私も楽しかったので、邪魔にならない程度に参加できたらいいなぁと思うのです、だって、一応「本物の日本人=ネイティブスピーカー」ってことだもんね。

お庭素敵になりましたね。今日も寒いのかな、いい週末を過ごしてね。