Friday, May 06, 2016

a special weekend

 先週末、ジュリがアルバータ政府から「グレイトキッズアワード」と言う賞を表彰されました。
その表彰式に参加するために週末エドモントンに行ってきました。
Juliett was chosen as one of 16 Great Kids Award by the Government of Alberta.
We went to Edmonton last weekend to attend the award ceremony.
去年、高校2年生の社会の授業にゲストスピーカーとして参加し、自分が6歳の時からお小遣いや廃品回収をして受け取るお金を使ってやってきているKiva.org を通じてのマイクロローンについて、それとの関わり、その機能、そこから自分が考えることを話し、高校生たちに25ドルのローン対象者をディスカッションして選んでもらいました。それがきっかけになって、その高校ではこれからもKiva.org を通じて社会の時間の一環としてローンに参加していくことが決まりました。
(その時の様子はこちら。)

それを機会に、ジュリの小学校の先生方、あとその高校の社会の先生方が、何かに取り組み、自分でそれを理解し、さらにそこから周りにアイディアをシェアし、呼びかけていけることができる子供だ、と、さらに他にもジュリが今までにしてきたいろいろな例を挙げてくださって、グレイトキッズアワードにノミネーションをしてくれました。
After Juliett made a presentation at the high school about herself and Kiva.org and shared what she had been doing, some teachers nominated her for the award. The award is for children who have been helping, inspiring, and changing the lives of others.

今年のノミネーションは149人だったそうです。毎年16人(5歳から18歳)が選ばれます。締め切りが11月だったし、何せ規模が州と言うことで引っかかるとも思わなかったのですっかり忘れていた先日、ジュリ宛に電話がきました。
「私がジュリエットです、え?トロフィーがもらえるの?やったやった!」
I really appreciated that someone in this small town recognized Juliett. We didn't even imagine that she would win the award because it's province wide.  We know there are so many amazing children around.
Last month, Juliett received a phone call and they told her that she won and was going to receive a trophy. It was a big surprise.
アルバータ州内のあちこちから集まった16人、賞を受け取る前に、一人一人がどんなことをしているか紹介がありました。世の中にはスポーツ、勉強、いろいろな面で頑張っている子供たちがいっぱいだけれど、この賞はアルバータ政府のヒューマンサービス課から贈られる賞で、家族、友人、地域、そして世界の誰かのために立ち上がって何か行動を起こしている(ヘルプ、インスパイアー、チェンジをしている)子供たちということでした。
It was such an amazing opportunity to see and hear about all the winners(16 kids age between 5 and 18) at the ceremony. Juliett was very excited being there, I am sure she got inspired by those wonderful children there.

ノミネートをしてもらっただけで、山の中の小さな町で暮らしている、そこで誰かがジュリのことを見ていてくれたと知ったことだけでも本当にありがたいと親として思います。

素晴らしい活動をしている他の受賞者たちと時間を過ごして、ジュリもいい刺激を受けたようでした。
She has always wished to receive a trophy one day..... and now her dream has come true! She was very, very happy.

と言っても、まだ9歳の子供。正直一番嬉しかったのは、やっぱり賞として素敵なホテルに1泊できて、アトラクションのフリーパスをもらえて、さらにドレスを着て豪華なお食事をいただき、さらにさらにいつかは欲しいと言っていた念願のトロフィーを受け取り、授賞式の最後にスポンサーのIBMからアイパッドエアーを受け取ったこと。こんな体験もちろんしたことがないので、一番の笑顔でスキップしながら席に戻ってきました。
Well, the prize was not only the trophy. She(we) received a night stay at Fantasyland Hotel, casual supper, buffet breakfast at a restaurant, a gorgeous luncheon at the ceremony, a set of one-day passes for the pool(WEM), and an iPad air! 

ずっと自分用のアイパッドが欲しいと言っていたジュリ(普段は主人のを毎日30分だけ借りているので)、私もさすがに欲しい欲しいと言っていたものを実力で手に入れた娘にちょっと驚き。

授賞式には家族を招待することができて、市内でしかも家族が近くにいる子供たちのテーブルはとってもにぎやかでした。うちも日本の両親が近くにいたら喜んだだろうな、なんて思ったけれど、わざわざカルガリーから来てくれたナナとパパに感謝。
CBC(カナダの国営テレビ局)も来ていて、同年代の受賞者たちと一緒にインタビューも受けました。夜の番組で少しだけ流れました。
For the ceremony, we invited her Nana and Papa. Juliett was very happy to see them.
I am sure my parents would wanted to attend if they lived closer.  

本当にノミネートしてくれた先生方に感謝です。
これからもジュリが自分が決めたゴールに向かって頑張っていくそうです。ジュリの現在ローン数は37つ、合計34か国の人たちにローンをしました。ジュリは自分が女の子だし、女性は不利だったりすることがあるからと、女性だけ、そして教育・衣類・農業・住居だけに絞ってローンをしていて、Kiva.org にある世界地図を全部制覇したいそうです。
Congratulations, Juliett.
Her goal is to loan to a person in each country, she has made loans to people in 37 countries so far. She will keep working on it. I am looking forward to seeing her growth, interests, and challenges. We are so proud of her.

素晴らしい体験をさせてくれたジュリに感謝。私は彼女に何が貢献できているか実際よくわからない、実際どちらかと言うとジュリに教えてもらったり一緒に勉強していることばかりだけれど、母としてこれからも出来る限りのサポートしていきたいです。
Thank you so much to those who recognized and nominated her.
I also want to thank Juliett. It was such a special weekend. 

さて、先生方に報告もする時間もなく、日曜の夜遅くに戻ってきて、月曜からは毎年恒例、町にやってくるアメリカの劇団指導の方たちと一緒に毎日放課後9時近くまで劇の練習をしているジュリ、本当にタフです。またそのショーの様子は後日ブログにアップします。


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