Monday, July 25, 2016

Mount Stearn

先日のキャンプ&ハイキングで自分たちの力を過信?した私たち。
バックカントリーキャンピング出来ちゃったもんね、そうだ、あと2つ残っていたブロンズレベルの山登りも出来ちゃうかもね(おととしとその前の様子、4つの山はこちら)。ハイキングで平坦とは言え結構歩けちゃったから、片道6.5キロの山登りも行けちゃうかもよ?エレベーションはあると言えど、何キロもの重いバックパックは背負わなくていいしさ。

と、今朝、荷物を詰め込んでかなり軽い気持ちで山登りに出掛けました。
We climbed Mount Stearn yesterday. Because we did a long hike last week, we thought we might be able to climb a mountain. But I found it very hard, especially it was so windy at the ridge and we had to duck/crawl some times to avoid falling from the ridge. It was hard on my knee on the way down back too. It was a long hike, it took 4 hours up and 3 hours down. Anyways, I am glad we all did it and got home safe.
Mount StearnSummit elevation 2019km, distance 6.5km.

きつかった。。。
辛かった。。。
本気で来た道を帰ろうと思ったほど、やっぱり登りはきついんだなと体感しました。
「こんな山大嫌いだ。」と言いながら最後は登りました。
最後の最後は登ると言うより、岩にしがみつきながらよじ登る感じで。
きつくて、ほとんど花に見向きもしなかったけれど、アルパインの手前、急にカラフルになりました。
グリズリーのエリアなので、大声で文句を言いながら進む(特に私)。
なかなか頂上が見えなくて、道に迷う。
ようやくあの一番高いところにポスト発見。
着いた。風が強い。
一瞬立って慌てて写真を撮るも、すぐしゃがむ。
今日登った山はマウント・スターン。頂上の標高は2019㎞ トレイルヘッドからの距離は6.5キロ。この町で発行している山登りパスポートのブロンズレベル(日帰りハイキングでできる登山)の山です。登りは4時間かかりました。
風が恐ろしく強くて、頂上では這いつくばってポストにたどり着きました。
頂上の景色を楽しめるなんて状況ではなくて、人生で一番強い風、ジュリが飛ばされて崖から落ちてしまわないように、主人が固定してました。
私たちの住む町が見えます。この山はうちの窓から見える山で、今見ながらあの山に登ったこと、信じられないように感じます。

家からのいい写真が見つからなかったので、良く散歩に行くこのブログでおなじみ「ハイジの丘」からの去年の秋の写真を。登った山は矢印。

頂上と言うことで寒い上に汗が冷えて風が冷たくて、ジュリは座っていられずに地面にうずくまっていた状態で、急いでスナックを食べて、ポストでエンボススタンプをパスポートに押して(紙が飛ばないようにするのがすごく大変でした)、さっさと下山。
でもまたこの下山が大変だった。
主人が先に降りて、ジュリが足を踏み外さないように確認するようにして岩場を下りました。石がごろごろ滑りやすい。
晴れて風がなかったらいい景色だっただろうな、ブロンズマウンテン6つの中でも人気の山のようなので。。。私にとっては完全に最下位の山となりましたが。
奥に見えるが頂上、そしてそこから、リッジ(屋根の棟みたいなところ)を歩くのが本当に大変で、踏ん張らないと、私も倒されてしまうほどの強風で、ひどいところははいはいをしながら進みました。主人はジュリが飛ばされちゃうのが心配で、ずっと捕まえながら歩きました。
山の上に雪がまだ残ってました。

帰りは楽だと思っていたのに、もう40にもなると、膝にくる。後半の2時間の坂を下るのがウォーキングスティックなしではできませんでした(忘れたのでいい具合の木を代用して)。なのでカメラを出すこともなくただ早く家に帰りたいと思って下りました。
帰りは3時間20分。みんな本当に良く頑張りました。文句ぶーこの私に付き合って山登りをやり遂げてくれて感謝です。主人と私はへっとへとだけれど、ジュリはまだまだ力が余ってるようでした。なにはともあれ、6つのブロンズマウンテン、あと残りは1つ(片道11キロというすごいの)のみとなりました。

トレイルヘッドについて、車に戻るために道路を渡った時、道路から見える木が「あれ、なんか黒いな」と思いました。主人に、「あれ、熊みたいな色だよね?」と言うと、「おっ、良く気づいたね、熊の親子だよ。」と。

小熊の立った耳がかわいい。
私たちのいた道路から斜面になっていて、この木が見えました。距離にして20mあるかないか。主人曰はく、私たちのしゃべり声を聞いて、熊がまず子熊を木に登らせて、人間がいなくなるまで木に登っているのだろう、ということ。私は私たちに気づいたら下りて攻撃してくるんじゃないかと思ってドキドキしたけれど、そうじゃなくて、驚いているのは向こうの方で、主人の言ったとおり、ただ静かに木に登って私たちのいなくなるのを待っているようでした。

とうとう、ハイキングをして熊に出会いました。でも、ずっと前にパークカナダの人に教わった通り、基本、熊の方から人間の声を聴いたら離れていく、と言う状態でした。これが、私たちが道路に出た時に、登り遅れた小熊がもっといて、その小熊と母熊の間に出てきちゃったりすると、また別の話で、驚いて子供を守るために母親に攻撃されてしまうのだろうけれど、今回はそういうことはなく、大丈夫でした。
主人は、この山はたくさん熊が出るから、最後にこうやって実際に見ることができたけれど、私たちがハイキングしている間も、気づかなかっただけで、熊たちは上から横から私たちを見ていただろうよ、と言っていました。やっぱり常に声を出して、私たちがいると言うことを知らせることは大事なんだなと思いました。



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