We did our first backcountry camping in Jasper! Col has really wanted to do it as a family and we finally did it. We hiked in rain for 4 hours for 13 km, then did tent camping, then hiked back. A long hike carrying heavy backpacks, bearhangs, outside toilet, filtering lake water to drink, everything was new to me and Juliett. It was hard to do things in rain, but when I saw this gorgeous view in the morning, I thought it was worth it. We did it! We did great!
今年初のキャンプに行こうと言うことになりました。カルガリーに行った時に、4年かけて貯めたキャンプ用具資金から、とうとう比較的軽いテントと全員の新しい寝袋(軽くて暖かいもの)を購入しました。
主人はずっと「ジュリがある程度の年になったら、家族でバックカントリーキャンピングをしたい」と言い続けてました。バックカントリーキャンピングとは、道路や町、発展したエリアなどから離れた、足(ハイク、スキー、スノーシューなど)やカヌーなどでしか入れないようなところにあるキャンプサイトに何時間かかけて行き、そこでキャンプをすることです。
とうとう、道具が揃いました。ジュリも9歳になりました。
国立公園のパスを購入してあるので、ジャスパーでキャンプすることに。主人が選んだのは、山登りではなく比較的平坦なトレイル13キロというコース、その先に湖とテントキャンプサイト(8スポットのみ)があり、主人が予約を入れた時には(一人1泊10ドル)7スポットは予約済み、残りの一つをおさえられました。
前日の夜まで仕事があった私のためにジュリと主人がバックパックの準備をしてくれました。食べ物などもすべて。そして、朝出発。ジャスパー市内のツーリストインフォでパークカナダの方に「こんな予定で山に入る」と言うことと、トレイルヘッドに置く私たちの車の情報を伝えました。(電話等がつながらないエリアに入るので、何日間も車が置きっぱなしにしてあると言うことは何かあったと言うことで、調べてくれるということらしい)カフェで遅めのお昼をとって、トレイルヘッドに到着。3時にハイキングを開始しました。
主人は彼とジュリの寝袋、水、食料、テントを運んでくれて(約25キロくらい)、ジュリは自分の着替えと全員分のおやつとスリーピングパッド(約6キロ)、私は自分のスリーピングパッド、寝袋、調理用の道具とお皿など、(約10キロ)を背負って出発。ある程度慣れるまでは本当に重くて肩が痛くて、こんな荷物を持って13キロ歩くなんて到底無理と思ってました。今までこういうことをしたことがないから(ランドセル以来?)本当に重かった。
昔はあそこに氷河があったのかもね、なんて話しながら。 |
こういう橋が20ありました。ジュリは楽しそうに数えてました。 |
でも、時々その疲れを吹き飛ばすような景色に出会って、寝床にたどり着くためにまた頑張って歩く、それを続けて4時間半、13キロ先の湖のゲートにたどり着いた時にはもうみんなへっとへと、しかも雨に濡れて靴から水が出てくるほどびちょびちょでした。
あ、ゲートだ。 |
食事エリアの後ろの湖にムースがいました。 彼女も食事中。 |
お水は重くて運べる量が限られるので、主人がろ過できる道具を持っていきました。
湖から取った水をろ過して、(念のため初めてなので)沸騰させて使いました。私は半信半疑だったけれど、誰もお腹が痛くなりませんでしたよ。
食事を終えて片付けるとすぐに歯ブラシもしました。
と言うのも、山の中でテントキャンプをする時、歯磨き粉は熊が匂いを嗅ぎつけて来るので、テントの中に歯磨き粉(他ガムなどミント系)はダメなのです。なので、食事のゴミ、使った食器類、歯磨き粉、朝食やスナック、そしてそして、汚れた水(も流してはダメなので)もジップロックに入れて、袋にまとめ、ベアハングと言うシステムを使って、地上から4メートル上につりさげました。
今まではロックがついている鉄のゴミ箱があったり、車のトランクに入れたり、あとは火で燃やせるものは燃やしてしまったりしていたので、ベアハングは初めてでした。
そして、トイレです。
自分で穴を掘って。。。というところまでは行きませんでしたが、すごいものを見ました。これです。ちょっとテントサイトから歩いたところの茂みの中にありました。使用する時は家族に少し離れて立っていてもらって、誰かトイレに来ないか見てもらいました。
シンプルです。でも、主人いわく、日本の湿った夏の匂いのこもる山の中の公衆トイレよりもずっといいって(お遍路をした時に思ったのだそう)。確かに、臭くはありません。ちょっと不思議な感じですが。トイレがあるだけありがたかったです。
手は、持参したアルコール除菌でしっかり洗います。ペーパーももちろん持参で。
新しいテントと寝袋、まぁまぁ眠れました。テント8つが結構近かったのが難点で、人の声で5時には起きました。きっと主人の大きないびきも他の人はうるさいと感じたかもしれません。ジュリはぐっすりでした。
翌日は前日の天気とは打って変わって、青空が広がりました。
急いで湖を見に行きました。
湖が鏡になっていました。なんと、美しい。
青空の下、この景色を見て、雨の中頑張って歩いただけのことがあったと思いました。
今までも静かな湖の朝の美しさに感動してきたけれど、山の奥に歩いただけあって、景色が格別でした。写真だとその迫力が全然伝わらないのが残念なんだけれど、この写真で見るよりもずっと山が近くて偉大で圧倒されます。
濡れていたものを干して、朝食をとって、テントを片付けて、11時にまた車に向かってハイキング開始。まだまだ地面はぬかるんでぐちゃぐちゃだったけれど、景色がやっぱり晴れているからすごくいい。(その分、蚊の数がすごかった。。)
倒れていたちょうを救ってあげたのだそう。(左手首) |
きれいな野草がいっぱい咲いていました。 これは好きなコランバイン。 |
バターカップの花畑。 |
頑張れ、頑張れ。 |
無事に車に戻りました。達成感でいっぱい。私たちはいつも練習をしっかりとせずに思い付きでハイキングに挑むので、それがよくないのだけれど、それでもやり遂げることができて嬉しかった。主人は本当に嬉しそうでした。
今回、学んだことがいっぱいで、次にする時はもう少し上手に荷物を選んだり、服装を考えたりできると思います。
人気なトレイルで、何組かその日にキャンプをする人たちとすれ違いました。だから、熊のことをすごくは心配しなかったけれど、一度、うちとその少し前を歩いていたカップルが同時に何度か足を止めて聞いた唸り声があって、この辺りに熊がいるのだな、と言うことを実感しました。
出くわした動物、と言えば、リスとムースくらいでした。あと、ハミングバードが私たちの頭の上を通り過ぎていきました。
何時もジャスパーに来るたびにドキドキワクワクするようなことがあって、それを私たちは「ジャスパーマジック」と呼んできました。今回のジャスパーマジックは、1泊テント泊の26キロハイキングをやり遂げたこと。
思い切りインドアな私がカナダに来て、なんとなくハイキング、山登りに参加して、テントのキャンプを初体験して、とうとうバックカントリーキャンピングまで体験しました。忙しい夏休み、あとどのくらい何ができるかわからないけれど、もう一度くらいやってみたいな、なんて思います。
ジャスパーから家に帰る前に寄ったマクドナルドのフレンチフライが温かくておいしかったこと。水が簡単に水道から飲めたり、暖かい食べ物を食べられたり、ふかふかのベッドで眠れたり、シャワーを浴びれたり、トイレがあったり、昨日の夜は家に到着して、日々の生活に感謝の夜でした。
最後の写真は、ジャスパーを出る手前の山で見かけたマウンテンゴウト。
観光客がいっぱいの夏のジャスパーは、大体車が路肩にとまっている時は、何かワイルドライフがいるサインなのだけれど、さすがに山に4年暮らすと、熊とか、エルク、マウンテンシープなんかはスルーしてしまうけれど、この真っ白のゴウトだけはいまだにスルーはできずに慌ててカメラを構えてしまいます。嬉しいサプライズでした。
2 comments:
Wow - looks like you guys had a lot of fun. The photos are gorgeous.
Thanks, Laura.
Yes, it was a great experience and the views were just amazing in the morning.
We had so much rain and thunders but finally the weather is getting nicer! I am sure you will have a great time when you guys come up for camping in August.
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