Tuesday, November 28, 2017

my wreath

世間は11日のリメンバランスデーが終わるとクリスマスの準備をぼちぼちと始める雰囲気だけれど、うちはジュリの誕生日がいつも区切り。
ジュリの誕生日を終えて、ここから慌ててクリスマスまでダッシュという感じです。
今週末にツリーを山に探しに行く予定。
町のガーデンショップでリースとテーブルセンターと家の外に置くアレンジメントのポット作りのワークショップを開いてくれて、昨日友人とリース作りに参加してきました。
すごく楽しかった!

2時間の講習で、私は仕事前ぎりぎりだったので、1時間半くらいしか居られなかったけれど、大満足のリースができました。材料は全て込みで、作業場にはきれいなキラキラのオーナメントやボール、リボンやグリターなどもいっぱいあって自由に使っていいとのことで、最初はたまにはキラキラな豪華なのを作ろう!と思ったのだけれど、作っていくうちに結局私はこういう自然のものが好きで、赤いベリーだけ偽物、あとは全てアルバータと隣のブリティッシュコロンビアの山から採れたものを使いました。
オレンジ色の柳とか、いろんなサイズの松ぼっくり、赤っぽい枝、自然の中に美しい色がいっぱいで、かなりワクワクしながら作りました。松ぼっくりにまだ種が付いたままなのがすごく気に入っています。
ジュリは「素敵なのを作ったねー!種が残っているから、リスが遊びに来るかもしれない!」と言ってました。

先週から雪と、雪まじりの雨が続いて、歩道がすごく滑って危ないので(昼に溶けて夜に凍ってしまうので)、主人と交互に雪かきをしています。手に大きいまめがいくつかできました。
コンドを借りていた時はコンド費を払っていたので雪かきはメインテナンスの一部でやってもらっていたので楽だったけれど、家を持つということはドライブウェイも家の前の歩道も雪かきを24時間以内にしないといけないので、大変だと感じます。

今日は放課後に主人がドアにリースをつけられるようにしてくれるそうなので、仕事から帰って見るのが楽しみです。

Monday, November 27, 2017

her birthday morning...

「今日は雪が深いから早めに出たら?」
「うん、そうする。じゃあねー。」と、玄関のドアを開けたジュリ、「ん?」と動きが止まり、また家の中に戻ってきました。手紙を持って。

「家の前の雪の上に置いてあった。ホグワーツからだ!」

ジュリ宛の手紙が届いてました。

ジュリが8歳頃から時々思い出したように言うことがありました。
「11歳の誕生日に私にもホグワーツから手紙が来るのかな?マミィとダディはマグルだけれど、ハーマイオニーみたいに私が魔法使いってことだってあるじゃない?」

なので、11歳の誕生日にはホグワーツからの手紙を送ってあげようとずっと思ってました。主人にそのことを伝えて手紙を作るようにお願いすると、コンピューターでそういうことをするのが好きなので、張り切ってそれらしいものを作ってくれていました。「すごいね、見せて見せて!」と言うと、「君はジュリと同じくらい、それかそれ以上にこういうのを喜ぶから、明日ジュリと一緒に見ればいいよ。」と。

さて、慌てて手紙を開けたジュリ、もっとワクワクしてくれるものかなと思っていたのだけれど、内容にささっと目を通すと、
「うん、残念ながらこれは偽物だ。きっとマミィかダディが作ったと思われる。」
と、推理探偵みたいな発言。
「ほら、ここを読んでみて、学校長アルバス・ダンブルドアって書いてあるでしょう?覚えてる?ダンブルドアは死んじゃったんだよ?6冊目の本で。今の校長は確実にダンブルドアじゃない。」

ガガーン。
ほんとその通りでした。もうちょっとしっかりと計画すべきだった。
「いや、亡くなっても名誉校長という意味で名前があるのかもよ、それにこの手紙の差出人はマクゴナガル先生だから。」と、言ってみても、

「でもさ、こういうプレゼントって嬉しいよ。大事に部屋に飾るよ。そうだね、あのパジャマを昨日の夜に着れば良かったね。」
と、やけに大人な11歳の反応でした。
これがそのパジャマ。

11歳。
現実的でとても冷静な反応に、もうサンタさんとか、トゥースフェアリーとか、終わりだな、と思いました。が、
「サンタさんだけはまだいてほしい。」とニヤニヤ都合のいい娘でした。 
ぐんぐん新しいことを吸収して成長し、人に優しい子でいてほしいと願います。私も母親12年目、一緒に成長していかなくては。

誕生日祝いのメッセージ等どうもありがとうございました。


Saturday, November 25, 2017

11th birthday party

ここ数年は親友だけを呼んでお泊りの誕生日会をしていたのだけれど、今年は水泳やガイドを通じていろんな友達と仲良くなったから仲良しを呼びたいというので、4年生から中1までのお友達6人を呼んで、今日の午後1時から5時、誕生日パーティーを開きました。

普通パーティーは2時間くらいなんだけれど、ここのところ忙しくてジュリの友達を全然家に呼べたりしていないので、倍の4時間。ジュリと話してクラフトとたくさんのパーティーゲームを準備しておきました。一応ジュリが好きなアドベンチャータイムという漫画を主なパーティーのテーマにはしたけれど、知らない子たちもいるだろうからとあまり固執しすぎずに。
これがアドヴェンチャータイム。
専業主婦だった時は振り返ってみれば、クラフトパーティー、アリスのティーパーティー、ハリーポッターパーティー、理科の実験パーティーなどなど時間をかけていろいろ準備できたけれど、今回はまぁとにかく時間がない。

よりによって昨日仕事がとても忙しくて、へとへとで戻って本当に休みたかったけれど、考えてみればジュリにデコレーションもカードすらも準備していなかったなぁと思って、パーティーのバナーだけ心を込めて作りました。アドベンチャータイムのロゴをもじって「イッツ パーティータイム」にして。
ジュリは大喜びしてくれて、これからも部屋にずっと飾るのだそう(今日来てくれた友達みんなにも大好評でした。)やっぱりそういうのを見ると、頑張って作って良かったぜ。と思うのです。

ケーキは今朝焼いて、ジュリのリクエストに沿ってデコレーションしました。
アドべンチャータイムのフィンをカップケーキにランピースペイスプリンセスというキャラクターを大きなケーキにアイシングで描きました。

招待した6人はみんな本当に本当にいい子たちで、ジュリが年齢問わずいいお友達に巡り合えていることに感謝です。みんな楽しそうに遊んでいたし、譲ったりシェアしたり、手伝ったり、褒めたり、見ていて気持ちのいいグループでした。

楽しくて興奮気味な女の子7人をまとめながら、そう言えば数年前まで家でパーティーを仕切るのが苦手で、いつも主人に必ず居てもらっていたなぁ、なんて思い出しました。今日もパーティー前の掃除と買い物を手伝ってくれて、パーティー中も家にいた主人だけれど、主人の手を借りずにパーティーは進行できました。
結局、なんでも経験の積み重ねで、ガールガイドや図書館のイベントで子供たちをまとめて一緒にゲームしたりクラフトしたり何度もしてきているから、今じゃ普通にできるんだろうな。。。と気づいたから、やっぱり慣れていないから苦手と思ったことにも挑戦することが自分の幅を広げるんだと思いました。
パーティーの後、ナナパパ、私の両親、義弟夫婦、イングランドの友達から届いていたプレゼントと主人と私からのプレゼント(大きな大きな競泳用のリュック)を開けて、たくさんのギフトと素敵なカードたちに囲まれて嬉しそうなジュリでした。みなさん、どうもありがとう。
お友達の一生懸命描いたカードはどれもかわいくて、ジュリの大切な宝物になると思います。

誕生日まであと2日。いよいよ11歳です。


Wednesday, November 22, 2017

1000 cranes for my friend

英国の大切な友人とずいぶんの間に連絡が取れず、どうしているんだろう。。と心配していたところ、誕生日にもらったメールに今年はずっと病気と闘っているということが書いてありました。
風邪を長く引きずってしまってその間には全然折れなかったのでずいぶんと時間がかかってしまいましたが、ようやく昨日作り上げました。千羽鶴です。
彼女のことをいっぱい考えながら折りました。私は家族でもないし、近くに暮らしている友人でもないから何にもできない、すぐに会いに行くこともできない、と思った時に私にできることは心を込めて千羽鶴を折ることだと思いました。
すごくきれいにできた。きっと、箱を開けて鶴を見たら彼女が笑顔になると思う。
人生で千羽鶴を折るのはこれで2回目。前回千羽鶴を折った時はジュリは小さくて数えるのと色合わせを手伝ってくれたけれど、今回は10羽、折ってくれました。

平和について話をした時に禎子の千羽鶴の話を読んで鶴の折り方をみんなで練習したので、明日英国に送る前に今晩はガールガイドのミーティングに持って行って千羽鶴を見せようと思います。なかなか目にすることはないと思うから。

Tuesday, November 21, 2017

このごろ。

最近の写真を。
ジュリ、ガールガイドのスキルを学ぶバッジの中にヘリテージというのがあって、その中で編み物を習い、何かを作ってみる、というアクティビティーがあり、急に編み物を教えてほしいと。前回教えた時、毛糸のテンションを保つのが難しくてすぐに諦めたので今回もそうだろうと思っていたら、なかなかうまくいっている様子。
相棒のキューティー(ぬいぐるみ)にブランケットか何かを作ってあげるのが目標なのだそう。
都会に用事で出かけていた主人、「これが一番いいお土産かなと思って。」と、アジアンマーケットで買ってきてくれたたくさんの栗。嬉しい!
茹でてホクホクのうちに食べました。町では売っていないし、都会で見かけてもスカスカのとかばっかりなので、甘くておいしい栗に幸せになりました。
最近買った本。。。と言ってもジェイミーだらけ。
サンクスギビングでジェイミーのレシピを久し振りに使い、とてもうまくいったので、今まで買わないでいた2冊と最近出た新しいのをまとめて。
冬休みに時間ができたら何か作りたいです。
日本の両親のところに届けて送ってもらったのは編み物の本。
編み物も、やりたいと毛糸だけは増える一方で時間がないのだけれど、素敵なものが載っていそうな本だったので購入しました。
これも、冬休みに少しできるかな。
町の売ります買いますみたいなところで見つけたこの鍵。
「古い昔の。」と書いてあって飛びついたけれど、まぁ触り心地とか見た感じからこれは古くなくて古く見せるように作った飾りだな、と。
それでもがっかりするような値段じゃなく、飾りとして買ってもお店よりはずっと安く買えたと思うので、嬉しいお買い物でした。

週末はジュリの誕生日会があってプラン・準備・掃除、いつもに増してバタついてますが、皆元気です。
またパーティーの様子を載せます。

Thursday, November 16, 2017

ファンドレイジングについて思うこと。

日本にいた時にファンドレイジングとか募金・寄付、そしてボランティアは、あまりなじみがなく、正直、地域の子供会の時の思い出(廃品回収とかバザーとか)と、あと寄付はお金持ちの人がすること、ボランティアも時間のある裕福な人がすることというイメージがありました。
でも、カナダでは違います。私たちはお金持ちでも全然ないし、私もパートで必死に家のローンの支払いをサポートしている主婦だけれど、私も周りの同じような環境の友人たちも、みな少なくとも一つはボランティア活動に属しています。完全に無償のボランティアで成り立っているグループが町の中にたくさんあります。なので、今の日本はどうかわからないけれど、引っ越してきた時に日本とは随分やり方が違うものだなぁ。。。とそれに慣れるのに結構戸惑ったものでした。

例えばジュリと私も所属するガールガイド。入会時にユニフォーム代と一緒に年会費を払うのだけれど、会員費は1年間で1万円と少しでものすごく安いです。その代わり活動費としてクッキーを売らなければならなくて、その売り上げからこの%は自分たちの活動費としてキープし、残りを本部に送るというルールがあって、クッキーを売ることがガールガイドの主なファンドレイジングです。なので、年に2回メンバーたちは家々を回ってクッキーを一生懸命売ります。この秋もジュリも36箱(ひと箱5ドル)を売りました。

リーダーたちは毎週ミーティングをし、女の子たちを見守って指導して一緒に活動する役割があるけれど、これもボランティア。誰もがなれるというわけでなくて、犯罪履歴はもちろん、推薦者も2人必要だし、面接も受けて、なれてからトレーニングもします。国の機関であるガールガイドに関わってボランティアをしたということは履歴書でもかなり高く評価されると聞いたことがあります。

ジュリの水泳チームのコーチみながボランティアと聞いた時は、嘘でしょ。。。と本当に本当に驚いたけれど、この国ではそういうのは当たり前で、サッカーもホッケーも、たくさんのボランティアで成り立っています。忙しい中週3,4回の練習を指導し、安全面でもスキルの面でも責任をもってサポートしてくれるコーチたちには感謝しきれないというか、すごいものだと感じます。費やす時間、責任、表面で見えないたくさんの書類の処理や準備、本当にすごい方たちです。それをしようとコミットしてくれる人たちがたくさんいるこの町はまたいい町だとも思います。

その、水泳チームのファンドレイジングが始まり、さらにジュリの学校の運動場にある遊具が古くなって撤去しなくてはならなくなって、新しく建てるための費用も生徒たちの両親たちがボランティアでファンドレイジングチームを組んで呼びかけをしています。夏には高校生(希望者)が海外に旅行に毎年行くのだけれど、その費用もファンドレイジングで何割か集めます。小学校では無料朝食提供が始まり、それをサポートするボランティアの募集、そしてそのプログラムの費用もファンドレイジングや寄付金で。
ジュリの去年の2泊3日のキャンプもそれまでにファンドレイジングをして資金を集めてきたから、生徒の親が負担するお金は随分と少なかったと思います。日本で私が子供の時に両親がしてきてくれたように修学旅行のために積立金をするのではなくて、多分そうすると支払えない家庭が出てきたりすると思うから、家族負担を少なくするためにファンドレイジングをその旅行に関係ないみんなも一緒にして資金を集めるのだと思います。

町にあるフードバンクは食料を購入することができない町の人たちのためのボランティアのグループで、町の人たちが缶詰や乾燥食品など、またはお金を寄付し、食べ物に困る人たちがいないようにサポートします。一時的なものでなくて、1年中ずっと終わることなく行われていることで、町のスーパーにはレジの横にお金と食べ物の寄付箱も置かれていて、私たちもしょっちゅうはできないけれど、機会ある時に寄付をするようにしています。
この季節になると、子供たちにクリスマスプレゼントを買うことのできない家庭のためにプレゼントをラッピングして寄付する活動も見かけます。

たくさんのファンドレイジングがいっぺんにあると、周りの友人や知り合いに「この寄付をお願いします、実はこれもあって、もしよかったら。。。」と声をかけるのが申し訳ないとずっと感じていて、クッキーも自分たちで初めの頃は何箱も買って自分たちができるだけ支払ってきたけれど、そうじゃなくて、みんなができる形で支援しているんだということがわかってきました。そういうシステムが根付いているから、「そうなの、こんなファンドレイジングがあるのね、一つ買うわ。」と、言ってくれたり、「あのファンドレイジングのポスターを見たんだけれど、ジュリエットも売ってるの?そうだったら買うよ?」と声をかけてくれる同僚たちや友人たちがいたり、本当にありがたく感じます。同時に「今回私はパスするわ。また声かけてね。」と拒否もさらっとできる関係もいいと思います。

私も、町に馴染んで、自分もボランティアをする立場になって、できる形で私たちもサポートしたいと思うようになって、たくさん貢献はできないけれど、いろんな子供たちのグループ(特にジュリの水泳を応援してくれる友人のように、ジュリの友達が頑張っているホッケー、フィギュアスケート、ガイド、学校など)のファンドレイジングは少しでも応援するようにしています。

ファンドレイジングがたくさんあって、友人、知り合い、同僚のサポートを本当にありがたいなと感じているこの頃で、ブログに書いてみようと思っていました。

Saturday, November 11, 2017

リメンバランスデー

募金をして受け取る胸につけるポピーの花と、図書館で子供たちと一緒に作ったポピーのマグネット。
今日はこのブログでも以前書いたことがあるけれど、第一次大戦終戦記念日、リメンバランスデーです。命を懸けて戦った兵士たちがいるからこそ今の平和がある、それに感謝し、彼らのことを忘れない。午前中は町の軍人会の式典にガールガイドとして参加、木曜日はジュリの中学校へリーダーたちと一緒に参加し、リメンバランスデーの集会で平和の歌をガイドたちと歌いました。

式典ではスパークス、ブラウニーズ、ガイズ、そして今年はその上のパスファインダーズのメンバーたちが皆リーダーたちと共に前に出て国歌斉唱、ガイズがリメンバランスデーの有名な詩「 In Flanders Fields 」を朗読しました。

水曜のガイドのミーティングでは、平和についての勉強をし、ガールガイドが戦争時に衣服の修繕やメッセージ(暗号)解読、手紙の配達、などをしたという話から、モールスコードとフォネティックアルファベットについて学び、世界の戦争について学ぶ時間には佐々木禎子さんの千羽鶴の話をして鶴を折りました。

7人の女の子たちと友人と私の9人で始めたガイズが今年もまた新しいメンバーを迎え、そして何人かがパスファインダーズに進級し、17人と4人のリーダーたちに成長。それに他のグループを合わせると60人以上のメンバーたちが皆青いユニフォームを着て町の大事な式典でしっかりと役割を果たす様子を見ながら、女の子たちの成長を感じていました。皆、どんどん凛々しくなって、ガイドであることに責任をもって活動しています。

ジュリは今年はガールガイドの旗を持ち、ガールガイドの先頭をマーチングする役割でした。家ではへらへらふざけてばかりの子犬みたいな子だけれど、グループでマーチしているその先に重い旗をしっかりと掲げて胸を張って歩いている姿が見えて、来年は自信をもってパスファインダーに送り出せるなと思いました。

                  ☆☆☆


ようやく夜中の咳がおさまって、喉のヒリヒリ感がましになってきたので昨日、インフルエンザの予防注射を受けてきました。風邪で寝込んでいてジュリと主人が受けた日に行けなかったなぁ。。。と自分のスケジュール帳を見てぞっとしました。それってもう2週間も前のこと。数えてみたら3週間風邪をひいていました。今年の風邪は長いと聞いていたけれど、ほんと、その通り。
主人も私から何となくもらって、咳と喉を少し、でも1週間もしないで治って、ジュリは私たちと一緒にいるのに全く元気なので、私、もう少し体力をつけないとなぁ。。。と感じています。ジュリを見習って水泳かなぁ。。。


Monday, November 06, 2017

Her first swim meet

日本にもあるように、こちらにもスイミングクラブがあって、うちのような小さな町でも立派なプールと歴史のあるスイミングクラブがあります。ここで育った選手が国内のチャンピオンシップで何度もメダルを取っているのは町では有名な話。

ジュリはずっとライフガードクラブや赤十字がやっているスイミングクラスに参加してきたけれど、今年、友達や知り合いたちに励まされて町のスイミングクラブに入ることを自分で決めました。レベルテストを受けてジュリは練習放課後45分x週3回のレベルに入りました。
毎日、「疲れた、足がクラゲになったみたいだ。」と言いながら帰ってきて、ぐっすり寝ます。

練習に参加してから7週間。町から月に1度くらい大きな買い出しに行く街で水泳大会があるということで、申し込みしてみました。ジュリにとっては初めての大会なので、どのレースに参加しても記録は自己ベストになるし、何より刺激を受けるいい機会だと思って。
雪がかなり降って、-30度近くの天候の中、金曜日学校が終わってすぐに街に向かいました。土日の大会は朝7時45分にプールデッキに集合、街に暮す主人の叔父叔母の家に泊まらせてもらって参加してきました。2泊3日ともなると食費やらいろいろお金がかかるので、泊まらせてもらって本当に助かりました。

さて、大会。
大きなプールで5つのチームが集まって行われました。隣の州から来ているチームもありました。ジュリからは緊張は何にも感じられず、いつも楽しんでいる様子で、本当に私とは性格が違って良かったと観客席から見ていて思いました。
ジュリは2日間で8つのレースに参加、平泳ぎ50m、クロールは25m、50m、100m、背泳ぎは25m、50m、100m、200m、そしてクロールで4x50のリレーに出してもらいました。レースの前、朝と昼食後にウォームアップを300m泳ぐから2日間でかなりの距離泳いだと思います。

年齢別なのだけれど、経験がある選手たちと一緒に泳ぐとその差はもう。。。200mの背泳ぎなんてひとりだけほぼ50mみんなから遅れてしまって、見守っている私は、たった6週間練習に参加してレースでずいぶん遅れても頑張って前に進むジュリに本当に感動してボロボロ涙をこぼしながら、頑張れ頑張れあと少し!と応援したのだけれど、泳ぎ切ってプールサイドにあがって、私たちの下(観客席は2階)を通り過ぎたジュリはルンルンスキップに笑顔で「自己ベストおめでとうのリボンがもらえたよ!やったやった!」と。
あとで、泳いでいる時どんな気持ちだったか聞くと、「隣も見えないし、音もよく聞こえないから、自分が何位かわからなかった、私の泳ぎどうだった?」とにっこにこして言うから、この子から学ぶことは本当に多いなぁと思ってぎゅー――っと抱きしめました。

 自分でチャレンジすることと同じくらい素晴らしいなと思ったのは、やっぱりチームメイトの活躍を見ることができること、チームに所属し仲間と頑張ること、ジュリは一人っ子で今までチームスポーツに真剣に取り組んだことがないから、とてもいい機会だと思いました。

「水泳クラブに入れようか」と主人から去年も言われたんだけれど、私と主人のスケジュールが忙しすぎて面倒を見切れないと諦めて、今年も忙しさは同じで、少し考えたけれど、ガールガイドは水曜で水泳の練習は月・火・木。主人ができる時は迎えをしてくれるということで応援することにしました。練習はいつもだいたい仕事で見に行けないのだけれど、大会の様子を見て、本当に入れて良かったと思いました。素晴らしい仲間たちもみんなキラキラしていて、本当に楽しそうでした。

これからも練習を頑張って記録を少しずつ更新していけるように励んでほしいです。




Wednesday, November 01, 2017

November 1st

ハロウィーン楽しかったよねー。なんて言いながら起きて、カーテンを開けてガックリする。さすがに11月だから仕方がないけれど、いよいよ来たか、という感じです。
3日間降り続けるようです。
鹿はまだ木に残っているベリーをつついていました。