毎日の散歩道。見かけるのはりすくらい。 |
アルバータ州でコロナウィルスのケースがみつかったのが確か今月7日、それまでに隣のブリティッシュコロンビア州やオンタリオ州では数が増えてきたのだけれど、アルバータ州ではゼロでした。
それからたった2週間であっという間に増え、今の時点でアルバータ州は感染者は195人、中ではカルガリー地域が一番多いけれど、私たちの暮らす北アルバータ地域にも17人と日ごとに増えています。カナダは846人です。
今週の始まり15日の午後に翌日からのアルバータ州全校休校(幼稚園・ディケア含む)の連絡が来て、月曜からジュリは家にいます。主人は校内でフォローアップの作業や会議。
図書館は月・火と、返却貸し出しのみの少し短めの時間で開いていたけれど、火曜日の午後に州の図書館、レクセンター(プール、ジム)、博物館、美術館、コニュニティーセンターなどの閉館、50人以上の集まりの中止(結婚式とお葬式、教会の集まりも含む)、レストラン等は満員状態の半分の人数(大きいレストランは最大50人まで)でしか受け入れることは許可されなくなりました。
うちの町はスーパーマーケットが基本1店、コンビニ1店、薬屋2店、生活用品店2店しかないので、あっという間にトイレットペーパー、アルコール除菌、小麦粉、牛乳、卵、赤ちゃん用の粉ミルク、が売り切れました(でもまた入荷するとのこと)。歯医者も休業、整体やマッサージ、ネイルサロンとかも閉まりました。レストランも今日から中で飲食できず、デリバリーのみ。
私は図書館の中で中の仕事をしたかったらしに来てもいいと言ってもらったけれど、ジュリが少し不安そうなので、家にいようと決めました。(明日から建物が完全に閉鎖ということで今日は少し片づけに行きましたが)学校は最悪の場合、6月末まで休校、そしてそのまま夏休みなので、事実上9月頭まで休校かもしれません。
昨日、学校から連絡があって、ジュリのロッカーのものを一袋(大きなゴミ袋)にまとめて渡す準備ができたということで、受け取ってきました。今年は6月にミドルスクールを卒業の予定だったのに、こういう感じで終わってしまって残念だけれど、小さな病院が一つしかないこの町で広がったら大変なことになると思うので、理解できます。
先生たちがどうやって生徒たちに授業を提供しようか(特に高校)、大変そうです。私もジュリに勉強をうまく続けられるようにサポートしたくて、図書館で山ほど本を借りてきました。インターネットがあってありがたい。宿題や課題が先生たちから続々送られてきています。
とりあえずこの大きな変化の1週間は、あまりバタバタせず、掃除をしたり、本を読んだり、工作をしたり、話をしたり、状況を飲み込み受け入れることに重点を置いて、ジュリと過ごしています。ジュリはなんとなく落ち着くのか、音楽を聴きながら編み物を始めました。
家族3人で夕方、裏のトレイルを1時間弱歩くのが日課になりました。ありがたいことに、サマータイムになってから日が長いので、あと、ここのところは気温も上がってきて午後には0℃くらいまで上がるので、誰もいない山の中を歩くのは気持ちがいいし、少し不安から解放されます。
「お願いだから状況とこのウィルスについて理解して、必要でない限り外出は控え、家にいてください。」何度もテレビでも言ってます。
換気をしながら、家でできることをして、外で歩く時間も忘れずに、健康を保って乗り切れるよう家族で頑張っていこうと思います。一生懸命働いてくださっているお医者さん、看護婦さん、医療関係の方々に感謝。
皆さんもどうぞ、体に気をつけていてください。早く治療法が見つかりますように。
それまで免疫を高めて、前向きにいましょう。
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