Tuesday, March 31, 2020

折り鶴 paper cranes

学校が閉まってから半月。
家でのアクティビティーで子供たちと一緒に窓に絵を描いてソーシャルミディアに載せている知り合いたちの様子を見て、ジュリはもうそういうのを一緒に楽しんでくれる歳でもないからなぁ。。。と、やらないでいたのだけれど、毎日降る雪の雪かきをしている時に、うちの前を小さな子供のいる家族がぽつりぽつりと散歩しながら通っていることに気づき、何かカラフルな窓飾りをしようと思いました。
今日もマイナス20℃、雪。
一面真っ白な景色にカラフルな鶴は結構目立ちます。
やっぱり、私は折り鶴。
今回は今まで作ってきた千羽鶴と違って、標準サイズで大きく折ってるし、一つ一つ羽を広げられるのが作っていて嬉しいところ。しかも、色を考えずに気分でどんどん作って飾っていきました。ランダムの方が見て楽しいかなと思って。
ジュリも好きな色の紙を何枚か部屋に持って行って折ってくれました。
家の中から見ても太陽が当たるととてもきれい。
子供たち喜んでくれるかなぁ。。と思っていたら、近くに住む方が「元気が出る窓、なんて嬉しいサプライズ」と言ってフェイスブックに写真を載せてくれて、驚くほどみんなが喜んでくれて、やっぱり折り鶴ってすごいな、と。

「もっと作って。コロナウィルスが世の中から消えるように祈ってくれてありがとう。」とメモと一緒に、家にあった使っていない折り紙を袋に入れてドアにかけておいてくれた近所の方もいたりして、ここだけで220羽だったと思うけれど、その隣の窓ももっと作って飾っていこうと思っています。

イギリスに暮らしていた時も、ここカナダで暮らしている今も誰かとコミュニケーションのきっかけになる折り鶴。東日本大震災の時も町の日本人コミュニティーの皆さんと一生懸命折り鶴を数えきれないほど折った。遠くにいる大切な友人たちが大きな病気をした時に折った千羽鶴2つ、この冬に広島の原爆の子の像へ世界平和を祈ってジュリが折った千羽鶴。
折り鶴は私のものすごく身近にいつもあって、折っているうちに不安が落ち着きに変わって、それが祈りに変わる気がします。
ジュリと一緒に折り続けます。

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