Thursday, September 09, 2010

プリスクール3日目。と、私の挑戦。

今日はあいにくの雨。
ジュリのレインコートは用意したけれど、私はレインコートもなければ、傘も持ってない。
ということで、ダディを朝7時半に送って、家に戻ってジュリはミッキーのテレビを25分だけ見て、車でプリスクールへ。

今日のお教室は真ん中に木のキッチンやソファが設定されていて、どの子供たちも大喜びで、お料理を作ってみたりソファでくつろいでみたり、木のお掃除道具で掃除してみたり。楽しそう!ジュリはちりとりとほうきを持って部屋を掃除してました。

私はジュリとバイバイして、そのまま街へ。
道路もお店も空いてるし、一人で買い物、ヤッホー!って感じでした。ほんと、先週の「ドキドキ、ジュリはしっかりやっているだろうか。時計をちらちら」な私はどこへ。楽しんでやってると聞いて、安心しきって掃除も
後回しで自由時間に早速買い物です。(まだ始まって3回と言うのに。)

ジュリは今日はその木の家具で遊んだり、パズルをしたり、本読みの時間には先生がブルーって言う犬が学校に行った本を読んでくれたり、ヨーグルト食べたり、フラフープしたり、先生が切ってくれたおうちのに絵を描いたりしたのだそう。先生がやること(拍手など)を子供たちが真似しておもしろい音楽を作ったりしてそれがすごく楽しかったって家でもやってます。
写真はおうちの絵。てっきり私たちを描いてくれたと思ったら、上が先生、下はジュリと一緒にヨーグルトを食べた女の
子たち、なんだそう。きっと嬉しかったんだろうな。

さて話変わって、私の挑戦、とは。

カルガリーでクワイアに参加して歌を歌うことの楽しさを感じてから、この街に越してきてもずっと参加できるクワイアを探していました。私はクリスチャンじゃないので、教会のクワイアに参加することは難しくて(去年は義ママと一緒だったから参加できたけれど)、コミュニティーでやっているものを探していました。
はじめに見つけたのは、家から遠いカ
レッジでやっているもの、去年の冬に見つけてからどうしても通いたかったけれど、主人の学校のスケジュールと重なってしまって。。。心底ガックリ。

今期も歌を諦めたと残念がってた頃に偶然見つけたのが、大学のクワイア。
音楽科の生徒とコミュニティーの歌が好きな人たちを合わせたクワイア、なんと11月末には街のオーケストラと一緒にベートーベン第九を歌うと
言うのです。
これは本当に挑戦してみたかったこと!見つけたときは、こんなに嬉しいことってあるの!って思ったくらい。

大学は家から近いし、しかも主人の都合ともうまく合って、通えることになりました。
そしておととい。初めての練習です。練習時間は2時間半。

まさに、のだめのマンガで見たような大学の個室の楽器練習室を通り抜けて、奥のリハーサルルームに入ると、若い人から年配の方まで約60人、みなさん自分のパートの席に座っています。入り口でライブラリーの方に今期の楽譜をもらって、私はアルトへ。

緊張しまくっていたけれど、両側に座った皆さんがとても気さくな方々で、歌が好きなことや音楽のバックグラウンド、そんな話を聞かせてくれて、ちょっとリラックス。
そして練習が始まりました。

始めはクリスマスキャロルの歌から。
まずびっくりしたのは、もちろん中には何年もクワイアのメンバーでいる方々や歌を知っている方々もいるのだろうけれど、見渡してみると、皆さんがその日もらった楽譜を初見で指揮に合わせて歌っていると言うこと。やっぱり去年の教会のクワイアとはレ
ベルが違う。それを感じて、ちょっと焦るけれど嬉しくてドキドキ。私も汗かきながら、必死で音符と歌詞を追いながらついてきました。歌いながら助かった!と思ったのは、去年教会でクリスマスの歌をたくさん歌ったから、歌詞が読みやすいということ。知っている宗教の言葉があちこち出てきました。でも、ほんと、皆さん、すごい。

次はラテン語の歌。やっぱり周りの皆さん、普通にどんどん指揮に合わせて歌ってく。
ラテン語の歌も去年少しやってたから、ありがと、教会クワイア!と思いながらまた必死でついてく私。
指揮者はだんだん盛り上がってきて、「よし、今のところまで立って歌ってみよう!」と。
え!?立って歌うって、今日はまだ初見だし、私まだ全然自信持って歌えないし、えぇぇぇぇ(涙)。。。と思いながらも立ち上がって歌う、そして脱力。初日からハードだよ。。。 ここで休憩。本当に脱力。

そして休憩後、「さぁ、ベートーベンにいこうか!」
待ってました!私はこれがやりたかった、実はどうやって歌うのかも英語の歌詞をネットで調べて発音を読んできた、頑張るぞ!とページを開いたら、絶句。
英語じゃない。。。ドイツ語だ。。。原語で歌うのか、このクワイアは。。。

「はい、じゃあ、ジャーマンだし、テキスト(歌詞)から読んでいってみようか。」という指揮者に合わせて、みなさん結構すらすら読んでいくし、発音がとてもジャーマンっぽいんですけれど。。。
私、振り仮名振るのに必死、しかも、カタカナでは書けない言葉が多くて、焦る焦る。
しかもしかも、指揮者が「僕の生徒にOOOOOという日本人の子がいて、彼がこの発音ができなくてね~!」なんて余談を話してて、皆さん、ハハハと笑ってる。 。。。って言うか、私、日本人なんですけれど。ってもっと焦る。こうなったら発音頑張ってみせるぞ~!って思う。

ベートーベン交響曲第9番の合唱部分を3分の1くらいさらって、練習終了。
充実した2時間半でした。すっごい頭を使って疲れたけれど、それが嬉しくて嬉しくてたまらない。私、またクワイアに参加してるんだ!って。
のだめちゃんじゃないけれど、まさにおけいこバッグをふりふりスキップしながら駐車場に向かいたい、そんな気分でした。

そして、それから。
ピアノがないので、ジュリのピアノの絵本で練習(鍵盤足りないけど)、というよりとりあえずカタカナでドイツ語の歌詞が書いてあるサイトを見つけて発音練習が先。
どうなることやら。でも、ワクワク、とっても楽しみなんです。頑張ります。

写真は家でのんびりジュリさん。
ナナとスカイプでプリスクールの様子を話したり、お人形とティーパーティーをしたり。
まぁ、私がナナを横取りしてクワイアがおもしろかったことをマシンガントーク(って今も言うのかな)しちゃったのだけれど。
夕方にはダディを迎えに行かなきゃなぁ~。

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