Thursday, September 23, 2010

プリスクール7日目、スナック当番。

とうとうやってきました。
プリスクールのスナック当番。

日本ではそういうの聞いたこともなかったけれど、こちらでは、保護者が指定された日に子供たちがおやつの時間に食べるお菓子を持って行きます。
月の初めに、月のイベントと共にどの日が担当であるか書かれたカレンダーをもらっていました。

アレルギーのある子供もいる、ということで、ナッツ類は禁止。量もあくまでも「おやつ」だから、それを考えて持ってくる、とのこと。
今まで好評だったおやつ例として、野菜・果物のスライス、チーズ、ヨーグルト、ドライフルーツ、クッキーやライスクリスプス、などがあげてありました。

結構気楽に構えていたんです、始めの頃は。じゃあ、ヨーグルトかなぁ~!って。
でも、毎回ジュリに「今日は何を食べた?」と聞くと、1品、ってことがなくて、カップケーキとチーズ、とか、クッキーとヨーグルト、ライスクリスプといちご、とか。

先輩ママに聞いてみると、「あの子たち、結構食べるのよ。」と。そうか、1品じゃ足りないのね。
しかも、クラス20人、中にはおかわりをする子もいるとのこと。

おやつを届けたら帰るのかと思ったら、どうやらその日は「良かったら一緒に参加しませんか?」という日らしく、子供たちと一緒にいることができるというのです。それはちょっと楽しみ。でも、ジュリに「本読みの時間はおやつを持ってきたママがみんな日本を読んで聞かせるんだよ。」なんて言われて、すごいプレッシャー、数日前からドッキドキでした。(イングランドで幼稚園でボランティアをした時、子供たちに発音が良くわからないと言われたトラウマあり。)

昨日買い物に行ってヨーグルトを調達。夜に32個ミニマフィンを焼いて、ひとつ味見。いつもどおりの味ってことで、準備完了。
朝起きてもうひとつ味の確認、パサついてなくてオッケー。計30個のマフィンとヨーグルトを持ってジュリと家を出ました。
去年のクリスマスに主人の弟夫婦からもらったプレゼント、ケーキを運ぶケースがとうとう役立つ日が来ました。こんな大きなケース、いつ使うんだろうと思っていたけれど、ちゃんとマフィンの形に合わせたくぼみ(大・小)もあって、なんとありがたい。取っ手がついているので歩いて運ぶのにとっても楽でした。

今朝は1℃。明け方に霜が降りたようで、日陰側の屋根や車の屋根は雪が降ったかのように真っ白でした。
ジュリも手袋をつけて登
校。まだ霜の降りたままの落ち葉を見つけて踏んでみたり、解けた水滴が草の先端にまぁるくついている様子を見てにっこりしたり。

そしてプリスクールに到着。
今日は集合&個人写真を撮る、という大きなイベントがあって、朝からバタバタ。
すぐにみんな並んで体育館で写真を撮ってもらいました。カメラマンを見ながらみんなで「アイスクリーム!」「クッキー!」と言って(はいチーズ、みたいなもの)、写真を撮ってもらっている姿がほほえましかったです。みんないい子!

私は個人写真なんて、学校で撮ってもらったのは卒業の時くらいだったけれど、こちらでは毎年撮るようです。
ポーズは5ポーズから選べて、背景の色も5色くらいから、写真のサイズも小さなものからすごく大きなものやカレンダーやマグネットにしたりするものまで、幅広く選択があって、しかも7ドル加えるとにきびなんかを消してくれる、まるでモデルのようです。

写真が終わると教室に戻ってプレイタイム。子供たちはいくつか机やカーペットの上に出してあるおもちゃやパズルで遊びます。私も一緒に。
今日は写真がドタバタで予定が随分狂った様子。いつものクラフトや、写真を撮っているということで体育館での運動はお休みでした。

すごいな、と感心したのは、しっかり片づけができる子供たち。お片づけの音楽が聞こえてくると、みんなで手伝いながらテキパキ片付けを始めます。様子を見ながら、この子たち、3歳4歳だよなぁ。。。と驚きました。遊び途中でもちゃんとさっと切り替えられる。うちではあまり片づけをしてくれないジュリさんも張り切ってました。

先生が手をたたき出したら、みんなも手を叩きながら手作業をやめて先生に注目。カーペットの中にすっと集まったり、ささっと1列に並べたり。プリスクールが始まってまだ3週間。みんなすごく頑張ってる。私はほぇ~と感心しきりでした。

どうやら、スナック当番、イコール、本日のスペシャルガール(ボーイ)というシステムらしく、今日はジュリが毎回列の先頭、名前を呼ばれるのも1番はじめでした。
ジュリはもう「英語があまり得意でないマミィをサポートする」任務に必死。「マミィ、こうやるんだよ。」「次はこうするんだよ。」教えてくれます。
お友達の男の子も「この子の名前はOOだよ。」って教えてくれました。私、名前を覚えるのが苦手、だけれどできれば子供たちを名前で呼んであげたい、だからすごく助かりました!

あっと言う間にスナックの時間。
子供たち全員を先生たちがトイレに連れて行きます。
机を拭いて名前のプレートをテーブルに置いたら、「それじゃ、エリコ、よろしくね。」と先生。
あぁ、先輩ママに流れを聞いておいて良かった、と思いながら持ってきたナプキンをテーブルに1枚ずつのせていって、ヨーグルトをを冷蔵庫に取りに行って戻ると、「ハロー。」と大きい女の子2人が教室に。
これまた先輩ママに聞いていなかったら、彼女たちの存在がなんなのかわからなかったかもしれない、ほんと助かりました、彼女たちは休み時間を使ってお手伝いに来てくれる5年生とのこと。なんと優しい!「初めてなんだけれど、ナプキンの置き方大丈夫?」と聞くと、「大丈夫だよ。」と言って、マフィンとヨーグルトをあっと言う間にナプキンの上に乗せてくれました。ありがたい!

手を洗って列になって戻ってきた子供たち。
自分の名前があるテーブルに座って、今日のスナック当番のジュリと私に声をそろえて「ありがとう。」と言ってくれました。そしてモグモグ。
私もジュリのテーブルについて見ていると、「私、マフィンは好きじゃないんだけれど、でもこのナプキンとってもかわいいよ。」って言ってくれる子がいたり、「このマフィン、上手だね。全部食べたよ。」と言いに来てくれる子がいたり。おかわりをもらってくれる子たちも、少し食べて残した子たちも(なぜかジュリも。)。みんなそれぞれだったけれど、静かに食べて、自
分たちでしっかりゴミをナプキンに包んで、「もう席から離れてもいいですか?」と許可をもらって、ゴミを捨ててから遊びに行く姿にまたもほぇ~。。。と感心してしまいました。

スナックのあとはゲームの時間。(本読みは数人の子供と簡単な本を一緒にソファに座って読むだけでした。)
4つのゲームが各テーブルに置いてあって、先生3人と私がそれぞれゲームを担当、子供たちは各テーブル4.5人配置されました。私は知っているゲームが1つあって、それを担当させてもらいました。やしの木にプラスティックのサルをうまくバランスをとりながら引っ掛けていって、どのくらいサルがぶら下がるかっていうゲーム。日本で子供たちとやったことがありました。
みんなお話もしっかり聞けるし、順番も守れたし、サルの数も取り合いにならずに言われた数をちゃんと守れて、もう本当に感心しっぱなしでした。

最後は音楽の時間。音楽室に移動して、一人一人いろんな色のスカーフを手に持ってシンバルやドラム、木琴のようなもののスピードや音の高さに合わせて体を動かしました。みんなすっごく嬉しそうで大はしゃぎでした。楽しかった!

来る前はドキドキだったけれど、子供たちと一緒に過ごせて楽しい時間でした。何人か名前も覚えられたし。
スナック当番は月に約1度くらいくるのかな、これからは状況もわかってもっと楽しみです。
ジュリもスペシャルな日を楽しんだようでした。帰り道は強風だったけれどルンルン♪ 「マミィ、上手にできたよ。」ですって。ありがと~!

2 comments:

こここ said...

Erikoさん、こんにちは。
話には聞いていた「スナック当番」こんなに詳しく知ったのは初めて、こ・・・これは私には出来ない。(汗)
マフィンはErikoさんに教えてもらって作れるようになったけれど、こ、子供たちとコミュニケーションが取れないのはどうにも困った。お父ちゃんに毎回行ってもらうわけにもいかないだろうし・・・ひえええええええええ。
と言うことでかわいいジュリちゃんのお写真を眺めながら一人未来を心配しているのでした・・・
でもでも私のことはともかく、Erikoさんとジュリちゃんが楽しい一日でよかった♡またいろいろ教えてくださいね、先輩!!!

eriko said...

こここさん、こんにちは。
大丈夫!大丈夫です。
私もできたから、大丈夫。

本はジュリが大げさに言っただけで、実際は数人の子供たちと何となく読むだけだったし、困ったら先生やアシスタントの先生が助けてくれるし。ジュリと一緒に参加してる、そんな感じでした。

それにそれに、S太郎くんはまだあと1年も先だから、大丈夫。私も知らない世界なのでドキドキでしたが、何とかなりました。それに楽しかった。

でも何にもしていないのに結構疲れて、改めて幼稚園の先生とかって本当にエネルギーあるなぁ~!と感じました。私もだらけてないで体力つけないと!