誘ってもらって、覚悟してからこの4か月間、ガールガイドのリーダーたちとは週に1、2度の打ち合わせ、さらにはメールでの日々のやり取り、保護者とのやり取り、そして週に1度のガールズたちとのミーティング、本当に一生懸命ボランティアをしてきたと思います。「ボランティア=無償」とは考えられないほどの仕事量、準備、そして責任です。
やってみるまで、このガールガイド(スカウト)のアクティビティーの裏にはこんなにボランティアでしているリーダーたちの努力と時間があるのだということなんて知りませんでした。
でもその反対に、一生懸命考えて準備しただけある反応、自信、笑顔がガールズたちから溢れて、そういう様子を見るとやっていてよかったな、そういう瞬間に居られてなんてラッキーなんだろうと思います。
I think I have been doing my best to Girl Guides, I know I am still not good at talking with or leading girls very well, but I think I have done my best for whatever I can do. We have so many prep works and researches for every meetings, other than meetings and events, there are paperworks and more to do. I was surprised by the mount of things to do and also the huge responsibility being a Girl Guide leader at the beginning and I was overwhelmed.But now I think I am so lucky to be a leader and everytime I see girls happy, bright, and confident faces, I also feel so happy. All leaders are amazing and we get wonderful support from parents, and yes, our girls are AWESOME!
私は仕事がないけれど、私以外のリーダー全員は仕事もしていて、さらにそれ以外の時間に家事と育児(しかもほとんど子供が2人以上)、さらにガールガイドのプランと準備、どうやって生活のバランスをとっているのか、想像つきません。そんな彼女たちと、昨日の夜はミーティングの後にささやかなクリスマスパーティーでした。
デザートを持って来たい人が持ってきて、ひとりひとつ手作りのプレゼントを用意して交換するということにして、のんびり話をして、とてもいい時間になりました。
We, leaders, had a dessert and gift exchange party. I had time to make desserts during weekend, so I made lemon marshmallows and peppermint meringue kisses(both gluten-free). There were gingerbread cake with lemon sauce, cinnamon rolls, and gluten-free chocolate roll cake there, everything was really good! We had a great time there.
グルテンフリーのリーダーがいるので、昨日作っておいたのは、レモンの皮とエクストラオイル入りのレモンマシュマロ、それと、ペパーミントエクストラクトを入れたメレンゲ。
他にはグルテンフリーのチョコレートロールケーキ、ジンジャーブレッドケーキ&レモンソース、シナモンロールもありました。
プレゼント交換は順に好きなギフトをテーブルの上からとる、または既に開けた誰かのギフトを横取りする、というので、私は最終的にすっごくかわいく鍵編みで編まれた首巻きとコーヒーカップのスリーブをあるリーダーから横取りしてもらっちゃいました。
At the gift exchange(pick and steal? something like that), at the end I received a beautiful crocheted cowl and coffee cup sleeve. :) All leaders are such busy people with their work, housework, and being moms of many kids, but they spent their time and made handmade gifts. I respect them, they are so talented and fun to get to know!
私が準備したプレゼントにはこちらを編みました。
シナモンスティックを買って、クリスマスツリーで切り落とした枝と一緒に紙袋に。
ラッピングにつけたタグも、それに押してあるスタンプも手作りです。いつも編み物をプレゼントする時につけるようにしてます。
I prepared this gift. I made this stamp with linoleum piece a while ago and every time I give something I knitted, I put this tag with it.
編んだものはヘアバンドとオーナメント。嬉しいくらい人気で、横取りいろんな人からされてました。
カナダのガールガイドは小さい子から、スパークス、ブラウニーズ、ガイド、パスファインダーズ、レインジャーズ、とグループが分かれていて、この町にははじめの3つしかないのだけれど、そのモチーフを編みました。
I knitted a headband, and 4 motifs which are symbols of Sparks(pink star), Brownies(owl and toadstool), and Guides(blue clover). Thanks to cool knitters at Ravelry, I found those patterns there.
スパークスは火花とかのイメージなんだけれど、どういうのを作ったらいいかわからず、星に。スパークスのシンボルカラーのピンクにしました。ブラウニーズはマッシュルームとふくろうが話に出てきて、リーダーたちはフクロウの名で呼ばれているので、その2つを、そして、私たちガイドは青いクローバー。
I am looking forward to more events and meeting in 2016.
I am so glad to see girls doing so many cool things in community.
I am so happy to see Julie loves Girl Guides! I love it too!
☆☆☆
カナダに移住してから8年になるけれど、この4か月で経験したことは新しいことばかりで、ようやくここまで地元の人(カナダ人)たちと一緒にいろんなことができるようになったということ、すごくいい自信になりました。「私は日本人。英語を話すけれど、母国語でないから思っていたことを言えないことがある、コミュニケーションが苦手だ。」と言い訳を呪文のように言ってきたけれど、どの保護者と話しても通じないということがなくなった。「っていうかさ、エリコの言ってることがわからないこと、一回もないから。」と友人たちは笑い飛ばす。
子供たちも、私が発音を間違っても馬鹿にはしない、「あぁ、なんだ、別の言葉を言ったのかと思ったよ。」と笑って直してくれたり、「マミィ、それこういう風に言うんだよ。」とジュリが助けてくれたりする。頭の中で「この人は日本人だ」とわかっていても、普段人前で私が日本語を話すことがないから、どちらかと言うと「英語がちょっと違う人」って思っていたのかもしれない。でも、他のリーダーたちに勧められてガールガイドの入会式で日本語でガールスカウトへの約束を暗唱した時から、「おっ、本当に違う言葉を話す人なんだ。」ってわかってくれたようで、昨日は「子供を育てる時、別の言葉を話して育てるのって大変じゃない?ジュリエットはどうやって育てたの?」「ジュリエットが日本で生まれたって、ということは、覚えた赤ちゃん言葉は日本語だったの?」とか、いろんな質問をしてくれて、彼女たちの興味の扉が開いたように感じて嬉しくなりました。
ある保護者が、「あなたがリーダーをしてくれてすごく嬉しい。子供たちが世界にいろんな人がいると言うことを理解できるし、この小さな町だけでなくて世界を知るきっかけになれるから。それとね、英語にアクセントがあったって全然いいの。子供たちは、あ、エリコが話をしているからちゃんと聞こう、聞き取ろうって普段よりも注意して耳を傾けるから、それってすごく得だと思ってどんどん話せばいいのよ!」と言ってくれて、ずっとずっと思い込んでいたものが崩れて気がすごく楽になって、人と話すのが楽になりました。そういう風に思ってくれていたんだ。。。って。
知らない人たちばかりのミーティングにも参加したし、研修も受けた。そんなこと、少し前なら失敗とかわからないこと、ついていけないこと、意見が言えないことが怖くてできなかった。
でも、話せばみんな優しい。一生懸命やれば、わかってくれるし、見ていてくれる人がいることもわかった。
8年間、移民と言う立場で悶々としながら、それでもボランティアをしたり人と関わることを続けてきて良かったと思います。英語から逃げないで良かったと思う。いつかは仕事をしてみたい。
1月からのガールガイドのアクティビティーもとても楽しみです。
町の人たちから認知されるようになって、コミュニティーからも「これをガールズはやってみたいかな?」といろんなオファーを受けるようになってきました。ガールズたちもコミュニティーに貢献しています。そういう流れってすごくいいと思うのです。
この町に暮らして3年と1か月。不便なことも多々あるけれど、町をどんどん好きになっています。
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