デトロイトからは車で4時間ほど。カナダ側とアメリカ側から滝は見えるのだけれど、カナダ側の方がいいと聞いて、カナダに戻ってきました。弟たちは初めてのカナダです。
ナイアガラフォールズの町に着いて、カナダ人の主人ですら、完全に観光地化されたど派手な町並み(ユニバーサルスタジオみたいな)にびっくりでした。レストランになぜかホーンテッドハウス(お化け屋敷)系が多くて、あといかにも土産屋みたいのもかなりありました。
ちなみに、この夏が猛暑なのか、もともとそういう気候なのか、デトロイトもナイアガラもとにかく暑かったです。湿度も私たちが暮らすところよりもずっと高く、天気予報も32度だけれど体感気温は40度と言う日が何日かありました。この日もすごく暑くて混雑した滝の前を歩くのが本当に暑かった。
でも、滝はすごかった。さすが、世界でももっとも有名な滝の一つなだけあって、迫力が。左側のアメリカン滝を見ながらさらに歩くと大きな馬蹄の形をしたカナディアン滝が見えてきて、さらに進むとカナディアン滝の上の部分を見ることができます。
滝の写真を数枚載せます。お天気が良くて虹があちこちに見えていました。
アメリカンフォールズ。 奥に見えるはアメリカです。 |
「ジュリちゃん、ジュリちゃん。」とジュリと一緒に歩くのが嬉しそうだった甥っ子くん。 |
虹、虹、虹がいっぱい。 |
カナディアンフォールズの上の部分から。 すっごい水量です。 |
暑くて水しぶきが気持ちがいいくらいでした。 |
カナディアンフォールズは本当に大きい。 たくさんの人を乗せられる船がすっごく小さく見えました。 |
The Works と言うバーガーレストラン。
メジャリングカップにお水がドーンと入ってきたり、レストランの作りも工業的?日本語でなんて言うのかな?インダストリアルスタイルでいい感じ。
フレンチフライにグレイビー、そしてチーズカードをのせるカナダ東部の名物「プティーン」を食べました~!!!!本場のを食べてみたいと思っていたので嬉しかった。濃い、重い、カロリーすごく高い、けれど、おいしい!
いろんなバーガーを自分で選んで作れるお店で、私はエルクのお肉を食べました。ビーチソースっていうのがベースで、サンドライドトマト、アボカド、そしてフェタチーズの組み合わせ。とても新鮮でおいしかった!家でもビーフパティで作れるかな。
主人はビーフパティにピーナッツバターとベーコンみたいなカナディアンな組み合わせ。弟たちもそれぞれに頑張って注文してもりもり。カナダに来ているからカナダらしいものに挑戦していていいなと思いました。
週に何回か滝の上に花火をあげているよう。
短かったけれど、なかなか大きな規模の、カナダで見た花火の中では結構いい感じの花火でした。ジュリは村とか山の小さいのしか見たことがないから嬉しそうでした。
次の日の朝、早起きをして急いでチケット売り場に行って船のチケットを購入。混雑をぎりぎり避けた朝9時前の船に乗ることができました。
赤いポンチョをもらって、いざ出発。滝の反対側のデッキに立ったのにそれでも滝の近くに着くと、土砂降りの雨の下に立っているような感じでした。
でも、これ、人生に1度の経験。びっしょびしょだったけれど、私はとても楽しかったです。地理も社会も苦手だった私ですら、というか誰もが知っているナイアガラの滝の目の前に今立って、水しぶきを浴びている。しかも、弟家族と一緒に。そんなこと小さい時に想像しただろうか、縁のない話だと思っていたに違いないけれど、人生わからないものだなと思いました。ジュリも楽しんでいるようでした。主人もカナダ人だけれど、ナイアガラは初めて、いい経験だったと喜んでいました。
滝の前にヴィクトリアガーデンと言うとてもきれいに整備された広場があって、お別れの前に少しのんびり過ごしました。ジュリと甥っ子くんは木に登ったり、地面に絵を描いたり、リスを追いかけたり。私たちの翌日のフライトはウィンザーからなので、一緒にデトロイトには戻らずにウィンザーにホテルを取りました。
私は甥っ子くんや私が大泣きしたりすることがないよう、さらっと別れた方がいいと思って、軽く昼食をとったお店を出る時にさよならしたのだけれど、やっぱりどこで別れようが家族と別れるのは寂しいな。でも、カナダに移住した時、まさか弟家族とこんな形で会えるなんて思っていなかったから、本当に行って良かったと思いました。1週間はとても短くてあっと言う間でしたが、会えて嬉しかった。同じ大陸にいるからまたきっと彼らの滞在期間に会える気がします。
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