Sunday, September 07, 2008

Fort Edmonton

エドモントンに2泊。今日はフォート・エドモントン公園へ。ここは1846年に作られた砦と開拓時代の古い町並み(1885年・1905年・1920年)を再現した公園です。

古い汽車にのって砦に到着。この時代は遠くから船で運んでくる毛布や食料とこちらで取れる毛皮を取引して生活していたそうです。
ジュリは広いお庭や家の中をドタバタしたり、樽を太鼓代わりに叩いてみたり。

興味深いのは、ここで働いている人々。建物に入っていくと「Good Day」と挨拶してくれます。Helloよりもフォーマルな挨拶だそう。
そして、彼らはただその時
様子を客観的に説明するのではなくて、まさに役者。その時代の人になりきっています。
「今日は寒いわね、火をおこそうかしら」とか、
今の時代のことなんかを聞かれても「この町からでたことがないからわからないなぁ」とか。なので、私たちもその時代に飛び込んでしまったかのように楽しめました。
砦では、ヤギの革を使った窓、いろんな動物の毛皮、古い窯、樽を作っている様子、色々な生活の工夫が見られました。

次は1885年の町並み。七面鳥が歩いていて、ジュリはそれに興味津々。あんなに大きいのに怖がりもせず、追っかけてました。砦の人々と服装も全然変わって、町の人々はおしゃれをして手にバスケットをさげて歩いてました。真ん中の女性の小花柄のドレスがとっても素敵で、声をかけて撮らせてもらいました。お買い物に行く途中だったそう。
古いミシンと衣装の仕立て屋さん、帽子につける羽や色々な色の糸、色見本、レース、はぎれも気になる。

確かここは1905年の町。子供部屋にはかわいらしい木のおもちゃがたくさん、輪投げや積み木、ゲーム。女の子はやっぱりお人形と一緒におままごとをするのが好きだったみたい。お人形の寝た小さな木のベッドを色々な家で見ました。ジュリも「ドーリー、ドーリー♪」と言ってお人形を撫でてました。
グリーンハウスのお花は咲ききってしまっていたけれど、ちょっとかわいいディスプレイ見つけました。

家のあちこちでキルトを見かけました。ベッドカバーやベビー小物用のテーブルクロス、あぁ、こういうのを見るとまたキルトをやりたくなってしまう。

最後の1920年の町にはウクライナの本屋さんがありました。エドモントンにはウクライナからの移民が多いと聞きます。
ウクライナの言葉でばぁばは「ばぁば」!同じだそう。じぃじはちょっと違ったけれど。
美しいイースターエッグや刺繍、食器がたくさん飾られていました。刺繍の図案やエッグは本当にきれいで細かくて、この間のスコットランドに引き続き、伝統技術の素晴らしさとそれぞれの色の美しさに感動しました。

薬屋さんやタバコ屋さんに飾られている商品の箱や缶のデザインもかわいいものがいっぱいあって、写真をたくさん撮りました。ブログで紹介しきれないのが残念。150枚も写真撮っちゃったんです・・・。

ジュリは、町の終わりにあった昔の移動遊園地で遊びました♪ 係りの人が手で回してくれる乗り物に乗って大喜び!ひとり1回というルールなのに、下ろそうとしたら大泣き。おまけでもう1度乗せてもらいました。「Bee!Bee!」と言って自分で選んだハチの乗り物。大満足のスマイルでした。









私たちも古い観覧車に
乗りました♪ これ、ベンチが宙に浮いているみたいで、腰の鉄ベルト以外は何もないんです。空高く、とっても気持ちが良かった。これも手動で、お兄さんがバランスを考えながらお客さんを乗せます(1番に乗せたら次は対称の7番に乗せる・・・と言うように)。そして全員乗ったらグルングルンまわしてくれました。

子供用のメリーゴーラウンドがとってもかわいかった!キリンとかうさぎとか初めて見た!キリンに乗りたい!ダメなら今度ジュリを乗せたい!

エドモントンを満喫して、また高速3時間。カルガリーに戻ってきました。いい週末になりました♪

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