
この迫力伝わるといいな。
すごい場所に行ってきました。写真、ジュリの両脇のサンドストーンの柱がまるでテーマパークのつくりもののように見えるけれど、全て自然が作り出したものです。
昔々は砂が層になって平らだったこの地、長い歴史の中、やわらかい砂は雨や風などで流され崩されていったけれど、硬い石や地層はそれに負けることなく残っていった。それで上に残った硬い石や層がまるで傘?マッシュルーム?のような形になって聳え立っています。これらを「フードゥー (Hoodoo)」と呼ぶのだそう。

そこに向かうまでの景色はいつもと変わらず平地で、こんなところのどこにパンフレットの写真で見たような景色があるのかと半信半疑で窓の外を見ていたら、この看板(写真右)を過ぎて突然、目の前にクーリー (Coulee : 深い峡谷、干上がった河床)が広がり、平地とは全く違う景色が!


駐車場に車を止めてフードゥーを見上げるとその迫力にまず圧倒されて、車で少し走っただけなのにまるで「海外」に来ちゃったような不思議な感じに、「すごいよ!すごい!すごすぎるよ!」とテンションがぐんと上がりました。だって、すごくないですか?こんな景色、映画とかでないと見たことがなかった。
いくつものフードゥーの間を歩いて、インフォメーションセンターへ。午後に2時間のツアーがあるというので、参加してみることに。
バスで一般には開放されていない地域に連れて行ってくれて、岩に彫られた先住民の絵を見せてもらいました。



ガイドさんの話はとてもわかりやすく、同じツアーにいた大人も子供もすごく熱心で質問は絶えず、楽しいツアーでした。ジュリは2時間ということで途中からつまらないモードに入ってしまって砂いじりしてました。

ドキドキしながら進み、主人が撮ってきた写真を見せてもらってびっくり。ちびへびなんてとんでもない、こんな大きいのがとぐろを巻いて歩道の脇にいたのだそう。「蛇を見れて嬉しかった。」と言う主人だけれど、気づかないでいたら。。。と思うと怖かったです。




私はサンドストーンと青空の色がとても対照的できれいで、あとで見たら写真を100枚近く撮ってしまっていたほど。小さい写真ではあの迫力は伝わらないかもしれないけれど、もう少し写真をのせます。良かったら見てみてください。




ここはキャンプもできるそうなので、本気でまた来たいって思いました。
前回の世界遺産ヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプでも思ったけれど、アルバータ政府が管理している州立公園や歴史的名所は、観光地と言っても日本のようにその周りにレストランやお土産屋さんが連なるわけでもなく、説明のサインと資料館、と、とてもシンプルでびっくりします。こんなにすごいところなのに。
「日本だったら、フーディーのかたちのチョコレートとかキティちゃんとか、プリントしたクッキーとか売っちゃうだろうし、団子屋とか飲み物屋なんて途中で開いちゃったら、他に何にもないから売れるだろうにね。」って言ったら、政府で管理されているところにはそういうお店を置いてはいけないと言うルールがあるのだそう。
本当にとってもとってもシンプル。でも、シンプルがいいんだってすごく感じました。
2 comments:
What's in the grass? A snake? It is beautiful scenery.
Hi, SJB.
How are you?
It was a rattle snake! Col found it by the trail. He said that was quite big.
We had a great time there. Until we got there, the road was so flat as usual and the view was quite similar. I was so surprised when the hoodoos appeared suddenly at the coulee! It was an amazing view. We also enjoyed the guide tour.
We are lucky to have interesting historical sights around our place.
We hope you had a nice long weekend too.
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