式の記事からすぐに街の様子を載せるつもりだったのに、時間が経ってしまいましたが、短めにサスカトゥーンのステキ町並みを少し。歩いたのはホテルの周辺で、ダウンタウンからは少し離れたところだと思うのだけれど、サスカチュワン川沿いの道を散歩した時に古い教会をいくつか見つけて、その建物がとっても美しくて写真に撮りました。近くで見ると繊細なデザインがあちこちにちりばめられていて、見とれてしまうのです。
奥の方が建設中な様子が写ってしまって残念なんだけれど、これがサスカチュワン川。この街に橋は7つもあるそうで、その中のひとつ、ユニバーシティーブリッジが見えました。
歩道には車道側と川側に2本ずつ木が植えられていて、とても暑い日だったけれど、大きな木の下は歩いていてもすごく気持ちが良かったです。
きっとカルガリーにも街中を歩いてみたりすれば、あんなに大きな街だからステキカフェに当たることもあるのかもしれないけれど、ステキエリアに行く機会も時間もお金もなかった私たち。
ジュリの高熱のあたふたで結婚式前日の親族顔合わせディナー(こちらではリハーサルディナー、親族顔合わせと言っても全然堅苦しいものではないカジュアルなもの)に間に合わずに、行くことができなかったのだけれど、次の日の朝、散歩をしている時に、パパとナナが「いい感じのお店だったからコーヒーを飲みに行こう」と誘ってくれてついて行くことに。
いいカフェって言ってもねぇ。。。ここはカナダだし。。。と思いながら、みんなに続いてドアから入ってお店の中を見た瞬間、「こ、こ、こんなところがカナダに!!!」と、思わず言ってしまった私。ステキ・ステキがいっぱいなカフェだったんです。まるでロンドンで見たような!カナダ人の主人でさえ「これは青山辺りにありそうだね。」と。
入り口脇には新鮮なパン、ショーケースには色使いがかわいいケーキがいっぱい、レジの後ろは大きな大きな黒板にメニューがいっぱい並んでいて、レジの前のショーケースは新鮮な野菜や魚、デリのようにお惣菜も並んでいます。奥にはワインも置いていて、オリーブオイルやバルサミコビネガーは量り売りでボトルに入れて購入でき、棚にはいろんな種類の塩、ビネガー、ジャム、紅茶、ペースト、などなど、ステキ雑誌で取り扱われていたようなものがいっぱい並んでいました。
話によると、ここは昔からある建物を改造してカフェにしたのだそう。見上げる天井はとっても高く、これまたステキシャンデリアが下がっていて、モールディングが美しくて、紅茶を一口飲んでは天井を見上げて「すてき。。。」と幸せため息をついたほどです。
なのに、格好つけてこんな時に限ってカメラを取り出す勇気なし、1枚も撮ってきませんでした。すてきさが伝わるかわからないけれどサイトを見つけたので。こちら。
他にも、大きなビルの間に法律で守られている古い建物がポツリポツリ。
シェラトンは普通の四角い大きなホテルだったけれど、その目の前にあった街のシンボル(らしい)、ホテル・デルタ・ベスボローは、CNR(カナディアン・ナショナル・レイルウェイ)がバイエルンの城を元に作ったのだそう、どどーんと迫力ありました。
もう訪れるかわからない街だからこそ、本当はもっとじっくり歩いてみたかったけれど、できなかったということは、いつかまた機会があるってことなのかな。
車社会のこの国、車で走っているとどこも何となく同じように見えるけれど、やっぱり街を実際に歩いてみると発見がいっぱいで、その街を好きになるきっかけにも出会えたりもする。カナダに暮らす日数に比例して、カナダもなかなかいいところと思う気持ちも上昇、なのかも知れません。
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