カルガリーに行ってきました。(写真はナナ・パパのお庭、今年もお花がとってもきれい。)
2泊くらいのつもりが、楽しくて1週間近くパパ・ナナと一緒にのんびりしてきました。
今回はダディがジュリをずっと連れて行きたがっていたドラムヘラーの恐竜博物館にも行けたし、ジュリがパパ・ナナとスプラッシュパークで遊んでいる間に、主人と私でサイエンスミュージアムのボディーワールド展にも行けたし、パパのお誕生日を一緒にお祝いできたし、キャンプ歴のないジュリと私のために裏庭にテントを張って2泊練習もできたし、いつものことながら家族のイベントが多くて友達には会えなかったり、買い物などはできなかったりだけれど、楽しい夏休みでした。
そんな夏休みの写真をのせていきます。今回はまずミュージアム編。
まずはドラムヘラー。
カルガリーから車で1時間半、ドラムヘラーという町にあるロイヤル・ティレル古生物学博物館にパパも一緒に行ってきました。
町の近くのホースシュー渓谷の眺めはこれまた迫力あり。ドラムヘラーという町はまさにその谷の底にありました。町に着くとあちこちに恐竜の置物があって、ジュリは既に興奮気味。町のはずれの大きな博物館に到着すると、大好きマイメロちゃんも一緒に走って恐竜の像に近づいていきました。
私は恐竜のことなんて今までの人生で興味すら持ったことがなく、名前もほとんど知らないし、いつどんなところにどんな恐竜がいたのかなど全然知らなくて、主人が前からジュリを私を連れて行きたいと言っていたけれどあまり乗り気ではありませんでした。でも、このアルバータ州では数多くの恐竜の化石が発掘されていると言うことを聞いて、レプリカでなく本物の骨が見られるのならおもしろいかも!と行ってみることに。(博物館の中にはレプリカもあります)
時代の流れすらよくわからないので、英語の~紀なんて説明はちんぷんかんぷんで、途中で入り口に戻って日本語の音声ガイドを借りて再挑戦。そのおかげでたくさんのインフォメーションに頭の中がごちゃごちゃになりながらも、なんとなく少し恐竜の世界が身近に感じられたかもしれません。
ジュリはダディとパパに説明してもらいながら中を歩きました。「T Rexがかっこいい!」のだそう。
下の右写真のようにステキフレームに入れられて飾ってあった化石がいい感じでした。
ちなみに、思ったのは、カタカナの日本語はややこしい、ということ。
ティラノサウルスはラテン語ではティラノソーラス(Tyrannosaurus)で英語でもそう発音する。恐竜の”ソーラス”の部分を日本では”サウルス”と言うのに、トイザラス(Toysrus)はトイズルスとは読まない。小さい頃に何となく聞いたなーと覚えていたトリケラトプスだって実は本当はTriceratopsで、トライセラトップスと発音。それを知って、「え?じゃあ、あの日本の歌手のトライセラトップスってトリケラトプスのことだったのー?!」ってカナダの恐竜博物館で一人でそんなことに気づいている日本人。そんなふうに似ていて微妙に発音が違って覚えている恐竜たちの名前に、なんだかなぁ。。。と思いながら歩きました。
気温が30度近くまで上がっていいお天気でした。アルバータワイルドローズがいっぱい咲いていて、空気を吸い込むとまるで香水が近くにあるような、いい香りでした。写真はホースシュー渓谷とランチ中にジュリのおこぼれをもらいに来たリッチモンド・グラウンド・スクウィレル(発音をカタカナで書くのが難しいけれど「リス」)。
続いてボディワールド展。
恐竜にしろ、人体にしろ、サイエンス関係は主人のとても興味のあるところで、私はあまりにもこういう分野に関して無知なので、「少しでも知るために着いて来なさい」状態でした。プラスティネーション標本という仕方でドネーションされた遺体を標本にし、人の皮膚の下がどうなっているのか、骨、筋肉、神経、血管、臓器、お腹の中の胎児の成長過程、健康な臓器とそうでないものの比較、ダンス・ヨガ・サッカーなどスポーツをする時の筋肉の動き(上の写真右のようなポーズをとった標本)、などなどを見ました。
私はいろいろ余計なことを考えすぎてしまって展示を見ながら泣いてしまって周りをびっくりさせてしまったけれど、中で見れた映画?はとてもわかりやすく、若い時はスタイルがどうの、もっとこういう体になれたらいいな、なんて思っていたけれど、小さな小さなパーツがいっぱい集まって、それが全部しっかり機能して、こうやって健康にいられるんだと思ったら、それだけで十分すごいことだ、家族や自分の体を大切にしようと強く感じました。そして、妊娠・出産を経験して、ひとつの生命を誕生させたということを改めて実感して、ジュリに会いたくなって仕方がありませんでした。
短期間に2箇所もミュージアムに行って頭の中は情報を消化しきれずパンク状態でした。普段、違う言語を話す国でなんとなーく過ごしているけれど、日本語でですらわからないことの多い専門分野の外国語は難しい。痛感しました。
ここまでで今日はおしまい。次回はカルガリーで見た花や自然の写真をいっぱいのせます。
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