今週はジュリの学校でブックフェアが行われています。
売り上げの6割だかが学校へのお金になるみたいで、定価で本を買うことなんて普段無いのだけれど、今回は特別、ジュリの誕生日プレゼントも兼ねて本を選びに行きました。
Juliett's school is having a book fair this week. We heard that about 60% of the sales goes to the school, we usually don't buy books with full price but for fundraising we were happy to join the fair.
学校の図書館がブックフェアの会場になっていて、いろんな本が並んでいます。
ジュリと相談して、「チャプターブックが読みたい。」という彼女に、好きそうな探偵もののハードカバーの本を1冊買いました。誕生日から読み始めるんだって。嬉しそうです。
Juliett started reading chapter books by herself about a month ago, she wanted to have a chapter book for her birthday, so we bought a detective story book for her at the fair.
本を選んでいる時、学校の先生方やジュリのクラスでボランティアをされている保護者の方々が私がジュリの母親だとわかると、「ジュリエット、あの子はすごい本が読めるわね!」「私もこの間リーディングを手伝ったけれどびっくりしちゃった、彼女は読めるわ!」と、みんなが声をかけてきてくれて、「ほんと?どうもありがとう。」しか言えなかったけれどびっくりした。
それを主人に昨日の夕食の時に話したら、「ジュリエット、君がこんなに読めるようになったのは、この1年でマミィが1000冊以上も毎日読み続けてくれたからなんだよ。ありがとう、マミィ、なんだよ。」とジュリ言ってくれました。
When I was at the fair, some moms who volunteer at school and teachers noticed that I was Juliett's mom and said to me, " Juliett can read really well!" " Yes, she reads really good!" " She can read chapter books now." "Wow, she is a great reader." ...wow, I was surprised.
I told that to Col at supper time, and he said to Juliett, " Juliett, you should thank your mommy who reads you every day, more than 1000 books through the year. She has been reading to you, that's why you can read books by yourself." wow, that's nice!
去年10月から始まった家での本読み、キンダーを卒業した時880冊だったので、それからも同じペースで続け、引越しまでに1100冊を突破。この頃から、ジュリが自分で私に読みきかせをしたいと言い始め、ジュリに読んでもらったり、自分でチャプターブックを読むようになったりで、記録は一旦終了。ジュリに私は1日に1冊から3冊、ジュリが自分で好きなだけ、主人は時間がある時に長いチャプターブックを読むようになりました。
Since we finished reading log for her kindergarten about 880 books, I
have kept reading 3 or 4 books a day everyday, and it went more than
1100 books before we moved to this place. Juliett started asking me if
she could read for me, also she started reading by herself, I stopped
keeping track of the book titles or numbers, we still read a lot
together or individually.
写真はジュリの好きなチャプターブックたち。わからない言葉もあるけれど、前後で想像したり、私たちに聞いたりしてゆっくり少しずつ読んでいるようです。
(長靴下のピッピは随分字が小さいのでもう少し大き目の薦めてあげようと思っているところ。彼女は話がすごく好きなんだけれど。)
The chapter books(in the photo) are Juliett's favourites. She found that "Pippi Longstocking" was a bit higher level (letters are quite small and words are sometimes tricky), but she loves the story and she reads little by little. She loves Elmer series too.
子供の本は本当に楽しい。
私は努力して読んだとか、ジュリのために読んだ、とかそういう気持ちは全く無くて、図書館でも自分がおもしろそうだなと思う本を選んでいたし、何よりも自分の英語力の練習になるから続けていたことで、これからもずっと記録に関係なく続けたいと思っています。
(最近はジュリが文章を目で追って私が発音を間違えたりするとすぐ直す、複数形にし忘れて読んだりするとすぐ指摘するので、本気で英語の勉強になってる。。。)
I love reading books for Juliett, I have never felt that I had to do it for her, I just read because I want to. It is definitely good for my English practice too. Now Juliett can read, she checks if I am reading right, she correct when I say wrong. I have a good teacher at home.
今日はこの頃のジュリと私のお気に入りの本を何冊か。
I will write a bit about Juliett and my favourite books.
I am not good at writing about books, I just write some memo in English.
英語、の本の前に。
数日前に日本の両親からの小包が届いて、その中に私がオーダーしておいた本がありました。
First, before writing about English books, this is my old favourite book and I bought one from Amazon. jp and my parents sent us recently.
「ももいろのきりん」 中川季枝子作
これ、私が小さい頃大好きだった本で、ジュリも絶対好きだと思って買いました。
長いからちょっとずつ読もうね、って読み始めたらやっぱりおもしろくて、ジュリには時々ちゃんと日本語がわかっているか確認して、知らない言葉は英語に直してあげながら読んだらすっごく気に入って、2晩で読んでしまった。クレヨンの木とか懐かしかったなぁ。本当に夢のある話。いろんな色の動物が出てくるのも、面倒見が良くて優しい女の子が出てくるのもとってもいい。
やっぱり大好きな本です。
It is a long story, I worried if Juliett could understand without translating, but she mostly did! I was really glad about that. I asked her if she was following the story, and when she needed more explanation, I explained in English. But she understood almost, and she loved the story, very good!
雪が降ると読みたくなるこの本は Jan Brett さんの " The Hat" 彼女の絵はとにかく細部まですごく丁寧に描かれていて、おもしろい仕掛けもあるし、登場する動物とニットものの絵が本当にかわいい(美しい)。こんな風に絵が描けたらなぁ。。。と本を手に取る度に思います。今週は町のライブラリーで彼女の本を4冊借りてきました。
We love Jan Brett's books, especially her pictures of animals and knitted items. "The Hat" is Julie's favourite. We borrowed many her other books from the library this week.
絵が美しい本でもうひとつ、ちょっと絵が怖いくらいなんだけれどなんだかどうしても気になる、Lauren Millsさんの"The Goblin Baby"(奥)と "TATTERHOOD and the Hobgoblins" (手前)。
1冊を随分前に図書館の古本セールで買って、もう1冊もスリフトストアで見つけて見たことある絵だなぁと思ったら同じ方で納得。 大好き、なんじゃないんだけれど、なんか気になる絵たちです。
ジュリは話とゴブリンたちがちょっと怖くってあんまり好きじゃないみたい。
Talking about beautiful pictures, Lauren Mills' pictures are very beautiful too(sometimes a bit scary).
ジュリはEmily Gravett さんの"Little Mouse's Big Book of Fears" が好きみたい。多分いろんな仕掛けが本の中に隠されているから。この人の本は雑貨屋さんとかでも見るけれど、シンプルな話で優しい色合いとタッチの絵がいいんだと思う。ジュリの好きなこれは優しい感じじゃないけれど。
Juliett likes "Little Mouse's Big Book of Fears" by Emily Gravett. I think she likes it because the book has many fun tricks.
で、同じねずみつながりで私がすごく好きな話は、Eve Titus さんの"Anatole"。
パリの近くの村に住むねずみがパリの大きなチーズ工場のテイスティング主任?になる話。
おいしそうなチーズがいっぱい出てきて、読んでいて楽しい話です。
I like this story, "Anatole" by Eve Titus. It is a story about mouse who lives near Paris, became a vice president in charge of cheese tasting at a cheese factory. We read this book many times.
主人の両親から私の誕生日のお祝いにといただいたお金で選ばせてもらった本の中で特別な2冊。まずは"Charley Harper an illustrated life" by Todd Oldham 。
チャーリー・ハーパーさんの絵は何かで偶然見たときに、子供の時に好きだった本(多分チャイクロか図鑑)に載っていた絵だ!と、かなり盛り上がって彼の絵が詰まったこの図鑑みたいな本を見てみたいと思って選びました。色使いの美しさとシンプルなデザインの動物たち(得に鳥!)は何度見ても感心しちゃう。ここのところ毎晩、寝る前に眺める楽しみです。
Col's parents gave me birthday gift and I chose these books. These two books are so interesting and I have been having a luxury time looking at their beautiful works.
そして "Edward Bawden's LONDON" by Peyton Skipwith & Brian Webb
私のロンドン&英国好きはもうどうしようもないのだけれど。。。
このアパートのリビングの大きな壁にロンドントランスポートのポスターを貼ろうかなといろいろ検索していた時に見つけたエドワード・ボーデンさんの版画やリトグラフの作品。 もともとロンドントランスポートのビンテージポスターがすごく好きで、ロンドンに行くたびにミュージアムに行ってコピー(葉書など)を買うのを楽しみにしていたのだけれど、こうやってそのアーティストの作品,特にロンドンを描いた作品が集まった本があると知って嬉しくて選びました。半分はノスタルジア、半分は興味深い作品集。これも私の生活を少し素敵にしてくれるアイテムのひとつです。
さて。
今朝はマイナス21℃。マイナス20℃を超える(より寒い)と、休み時間は体育館で遊べるそうで、今日はそうらしい。っていうか、マイナス20℃が基準ってところがかなりびっくりしたのだけれど、カナダってどこもそうだったかな。
だんだん日の出が遅くなってきて、ジュリを送る時にピンク色の朝焼けが見えるようになりました。写真だとうまく撮れないけれど、ピンクの空とその光が照らす白い雪ののった山はとってもきれいです。
It was -21 this morning. Sunrise is getting later and we often see the beautiful pinkish orange-ish sky. The colour reflects to the snowy mountains and that is spectacular.
3 comments:
ジュリちゃんはもうそんなに上手に本が読めるんだね〜!すごいっ!そして1年間で1000冊も読んだなんて、Erikoさんもすごすぎです!二人の努力の賜物だね。私も見習わなければ…。
ところでジュリちゃんのお気に入り本のなかに、エルマーのシリーズが入ってて、実は昨日ちょうど我が家でも長女に2冊目の”エルマーとりゅう”の本を(我が家は日本語で)、通して読むの2回目がちょうど終わったところだったので、嬉しくなっちゃいました。この本は私もちょうど私が今の娘くらいのときに、大好きで何度も何度も自分で読んだ本なんだよね。自分が好きだった絵本って、娘にも読んで聞かせたいって思っちゃうよね。うんうん。
ももいろのきりんも夢のある話だよね〜。
あと、Jan BrettのThe Hatはもってないけど、The mittenは我が家にもあって、娘も大好き。絵が丁寧できれいだよね。日本で私は”てぶくろ”って絵本で大好きで読んでたから、これも娘がかなり小さいうちから買っておいたんだけど。
あと、Erikoさんが好きだと言うロンドンの本の絵。パッと見たときに、私の好きな安野光雄さんの絵を彷彿とさせる感じで、とっても素敵ですね♪
読んだ本の記録をこうして取っておくのって、本当にすばらしいし、大変な努力だなって思います。ジュリちゃんはErikoさんから、何にも代え難い素晴らしいプレゼントを毎日もらってるんだね〜。
読書の秋(もうすっかり冬だけど…)これからもいっぱい満喫して下さい♪…そういう私もなんか久しぶりにじっくり本読みたくなってきたぞ。
連続コメントごめんなさい。
今ふと思いついたので、忘れないうちに書いておこうと思って。
ジュリちゃんが好きそうな絵本。本屋だと見つからないかもしれないけど(多分もう絶版になってる)、我が家に数冊あるのは、グランマがガレージセールで買ってくれた絵本なんだけど、娘も大好きで。図書館にならあるかも。
James Herriotっていう、イギリスヨークシャーの田舎の獣医師が書いた話のなかで、子どもでも理解しやすい話が何冊か絵本になってるの。
これはそのうちの1冊です。
http://www.amazon.ca/Bonnys-Big-Day-James-Herriot/dp/0312010001/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1353849513&sr=1-2
ジュリちゃんなら絵本だし自分で読めるかもしれないし、きっと楽しいと思うよ。
もちろんチャプターブックもあって、そちらはまだちょっと難しいかもしれないけど、獣医の仕事をプライドを持って楽しくしている著者のやさしさと動物への愛情と、イギリスの田舎の空気が伝わってくるので、とってもお薦めです。
Noriさん、こんにちは。
コメントどうもありがとうございました!
私(たち)も安野光雄さん、好きです。
カナダに来る前に日本のしゃれた古本屋さんで見つけてしまった「あいうえおの本」をきっかけに、ぽつりぽつりと見かけると買う、そんな風になりました。すごく丁寧な絵と隠されたユーモア、大人でも眺め始めたら時間を忘れてしまう、そんな絵だと思います。
前にNoriさんの街の年に1度?の大きなライブラリー古本セールに行った時に、彼の本の英語版がいくつか売られていて全部買ってきました。
ジュリからすると、「キャ、かわいい!」っていうえじゃないけれど、でも無言になって本を見てます。
エルマーシリーズ、長女ちゃんも読んでいるんですね、しかも日本語!すごいなぁ!しかも2回目!
実家に日本語のは全部今もとってあると思うけれど、ジュリはいつか読めるようになるのかな、そこには相当な努力が必要、学校が始まって完全に怠けている日本語勉強、また冬休みに向けてエンジンかかけていかないと。。。と思いました。継続が大事なんですよね。。。とほほ。
Noriさんが追記で書いてくださった獣医さんの本、初めて聞きました。ありがとうございます、今度まずは図書館で探してみようと思います。ヨークシャーだなんて、私が1年間暮らしたところから結構近い州、友達も住んでいたところなので、読んでみたい!
日本の本もいっぱい読んでみたい本があるけれど、どれも定価、しかも日本から送ってもらわないと、っていうのが不便だなぁと感じます。編み物の本をちょっとだけ中をオンラインで見せてもらって買ってみたりしたけれど、やっぱり思っていたのと違っていたり。。って言うのを繰り返して、しっかり手にとって見たいなぁ。。。ブックオフが近くにあったらいいのになぁ。。。アマゾンカナダで日本の本が少し安く買えたらいいのになぁ。。。そんな風に思ってしまいます。
Noriさん、いっぱいコメントどうもありがとうございました。読書、楽しみましょう!
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