Tuesday, December 16, 2014

Dear Santa

これは昨日の夕焼け。この頃空がとても澄んでます。

明るい秋の朝は一人で両手を使って表現しながらいろんなおしゃべりをして登校していたジュリだったけれど、この頃は気がつけば毎朝私の手を探して必ずつないで歩く。登校時はまだ真っ暗だ。

クリスマスのライトをつけているお家の前を通ると安心したように、「きれいだねぇ」と言う。月も星もまだ見える、そんな登校時。あと数日でまた折り返し、夏に向かって昼間が伸びていくのだから、そう考えれば気持ちも少しウキウキする。

3年生。
私はいつまでサンタクロースを信じていただろう。
お姉ちゃんやお兄ちゃんのいるクラスメートがほとんどだから、ジュリはどういう風に思っているのかな、なんてこの頃考えてました。

でも、「この手紙、10日までに郵便ポストに入れればノースポール(北極)のサンタクロースから手紙が返ってくるって言うから、マミィ、必ず明日郵便局に行って出してきて!」と先週必死で私にお願いしていたところを見る限りではまだまだ信じている様子。

昨日、郵便局に行ったらジュリにサンタクロースから手紙が届いていて、ジュリは本当に嬉しそうだった。カナダポストは料金をどんどん上げて配送も時間がかかるし、私は日本の郵便と比べちゃうからポジティブなイメージがあんまりないんだけれど、こういう粋なことをしてくれる、そこは大好きだ。プリントされたサンタさんからのメッセージとともに、手書きでも少し、ジュリが手紙に書いた質問への返答が書いてあった。

「なんだかさ、9年生(中3)くらいになると、サンタさんはいないってそういう風に思うみたいだよ。」と、ぼそっと、登校時にジュリが言って、「そうなんだ?ジュリもそう思うの?」と聞いてみたら、「妖精も魔法もそうだけれど、信じている子供にはいると思う。でも、ちょっと気になるから、このクリスマスはキューティーをツリーの下に置いて一晩見ていてもらおうかな?」だって。キューティー、ぬいぐるみなのにね。

さらに、「マミィはさ、サンタクロースいると思うの?」と聞くから、「う~ん、信じるかな。」と言ったら、「そうだよね!」っていきなりパッと笑顔が広がった。
もしかして何となく気になってたのかも。

「ジュリが遅くまで起きてみたら?マミィも小さい時に気になって、弟と遅くまで起きてみようとしたことがあったよ。」と言ってみたら、「私は寝る。だって、サンタさんからの手紙にしっかり寝るんだよって書いてあったから。サンタさんとの約束なんだ。」と。

かわいいなぁ。。。


封をする前に見せてくれたジュリの手紙には、

「サンタさん、きっと毎日すごく忙しいと思います。小人たちも奥さんもトナカイたちも、みんな元気にしていますか。サンタさんもクリスマスにプレゼントをもらえるのかな?
私は今年はサラダやパンケーキを作ったり、マミィのお手伝いをしました。いい子にしてたよ。ジンジャーブレッドハウスだって作ったよ。
プレゼントには、一番はビーンバッグ(読書したりする時に座るビーズの入ったクッションみたいな椅子)が欲しいけれど、無理だったらレゴを、それも大変だったら、狼のぬいぐるみ、ください。
サンタさん、どうもありがとう。」

そう書いてありました。

何が届くかな。
きっと自分の両親たちも、こっそり準備するの、楽しかったんじゃないかな、なんてちょっと思う。
見張りのキューティーにはおもちゃの骨でも準備して、内緒にしていてもらおうかな。

No comments: