Wednesday, December 29, 2021

around Christmas time...

気が付けば2021年もあと数日。

いろいろあって、少しドタバタしているので、1年の編み物の写真は1月に撮るとして、最近撮った写真を今年のうちに載せておきます。

今年もブログを見に来てくださって、どうもありがとうございました。

皆さんの2022年が良い年となりますように。カナダも日本も寒いので体、くれぐれも気をつけてください。

今年のツリーは、ライトをかなり増やしたので、とってもきれいでもっとツリーの周りでゆっくりと過ごしてみたいと思っていたけれど、恒例のムルドワインも作る時間なし。少し残念でした。1月に作ろうかな。
これは私の友達へのオーナメント。

職場の同僚が、今年も頑張ったねとカップケーキをくれて、仕事場で食べる時間がなく家に帰ってきていただきました。パンプキンスパイスだったかな、おいしかった。

そして今年買ったエマブリッジウォーターのマグ。

町の掲示板で「子供たちの大切にしているエルフを犬がダメにしてしまって。。。誰かエルフの服を編んで元に戻すことができる人いませんか。」というのを見て、編み物で誰かがハッピーになるのなら。。と思って、編んだ洋服。10センチくらいで小さくて細くて、パターンもないので自分で壊れたものを見ながら似たように編みました。子供たち2人とも、ものすごく喜んでくれたと聞いて良かったなと。


娘の同級生のお母さんが癌と戦っていると聞いて、そのお母さんとは面識がほとんどないけれど、娘さんのことを同級生たちで励ましているようなことを聞いたので、何かできないかと本当にラストミニッツで家にあった肌に柔らかい糸を使って帽子を一晩で編んで持たせました。帽子はきっといくつあってもいいと思うし、あわなかったら娘さんがつけてもいいし、寄付してもいいし。

そして、仕事を23日に終えて、24日にカルガリーへ。
このクリスマスは、寒い。町の方ではマイナス40℃近かったようです。カルガリーもマイナス35℃辺りでした。家の中にこもりっぱなしでした。


また写真足します。皆さん良いお年を。

Saturday, December 11, 2021

December..


私は放課後の子供たちとアクティビティーをしたりすることが多いので、昼から働くことが多いのだけれど、たまにジュリと主人が登校した30分後の9時から働くことがあって、その度に図書館の後ろにきれいな朝焼けを見られるので、滑る地面に気をつけながら、朝歩くときはカメラ(携帯)をすぐに出せるようにしています。ピンクが本当にきれい。

学校は今週で終わりで、18日から2週間強のクリスマス休暇に入ります。私は23日まで働くし、ジュリはバイトがあるのかな?わからないけれど、毎日とくに彼らは水泳と勉強で忙しくて、1週間前の日曜に切ってきたツリーも、普段だったらすぐに飾りつけするのに、ただ水の入ったスタンドに設置したまま、まだ手付かずです。水だけは忘れずに足しています。



ちなみに、町が主催してくれたツリーハントのイベントに行ったので、無料で、指定された林のエリアの中から木を選んできていいと言うことで、町のすぐ裏だし、ちょうどいい高さの木がたくさんあって、ものすごく寒い日だったけれど、家族連れがいっぱい来て人気でした。私たちも林に入って、10分後には気に入ったのを見つけて木を担いで車に戻ってきました。

この冬は今のところ、マイナス20℃などになることなく比較的マイルドなのだけれど、強風が毎日吹いていて、みんな、「晴れて風がないマイナス30℃の方がましだ」と言っています。私も同感。風が本当に強くて、とうとう少し前に隣の家の大きなスプルースの木が3本ごっそりと根が持ち上がる感じで倒れてしまいました。幸いなことに、いいところに倒れて誰もどの家も被害がなかったけれど、今までいい木陰を作ってくれた大きな木は3本とも切り倒されることになって、残念だとお隣さんと話していました。

ちょうど今の時期、スプルースの枝や松ぼっくりを使ってクリスマスクラフトやデコレーションをする人がいっぱいいるだろうと機転を利かして切り倒した木をちょうどいいサイズに切って、あと暖炉の薪にも、「欲しい人好きなだけ持って行って。」と庭に出しておいてくれました。


好きで参加するのを楽しみにしているリースのワークショップ、今年は仕事のスケジュールとどうしても合わせられず、リースが作れず残念だと思っていたところだったので、枝をいくつかもらってきて、サッとまとめてドアのリースを作りました。ワークショップで作るのはもっと柔らかい枝だけれど、これはごつごつしていて、かなりワイルドになった気がするけれど、何気に気に入っています。

私は図書館で折り紙クラブを6年近くやっていて、コロナ禍の間もZoomで続けていて、今年の9月からも結局Zoomになってしまっていたけれど、毎週、必ず6年生から高2の6人の生徒たちが折り紙クラブ(上級レベル)に遅れることなく休むことなく欠かさず参加してくれて一緒に難しいものをたくさん作ってきていました。ほとんどの子たちが6年、5年、4年と長く通い続けてくれてい、私の本当に楽しみな時間だし、自慢の生徒さんたちです。ビギナーレベルのクラスはお母さんと子供たちが何家族か参加してくれていて、それもとっても楽しい時間です。


そんな彼女たちに感謝の気持ちをと言うことで、規則通り、テーブルを2mずつ離して、それでもみんなでたまにおしゃべりができるような環境づくりをして、マスクをしてクリスマスのお花のくす玉を作るイベントをしました。Zoomで毎週会っている仲間だけれど、やっぱり実際に会って折り紙をするのはまた楽しさが全然違って、みんなとっても嬉しそうでした。以前にダメージがあるからとリサイクルに回されたハリーポッターの本や高校生向けの本などのページをためておいたので、それを正方形に切って準備しておいたら、ものすごく喜んで、折りたいし、でも読みたいし、と、キャッキャ言いながらきれいなボールを作りました。私もとっても嬉しくて、こういうのがあるからやっぱり図書館で働けて良かったと思いました。

私もおさるのジョージのクリスマスの話の本を使って作りました。ピクチャーブックで作るのは初めてだったけれど、色があるのもかわいいなぁと思いました。

今週は大人を対象にこのクリスマスボールワークショップを少人数で2回、それに高校生とは別のクラフトをすることになっていて、普段の仕事に加えて忙しくなりそうです。去年のクリスマスの頃は規制が厳しくて、クラフトの材料を入れたキットを配布するくらいしかできなかったけれど、今年はしっかりとルールを守ってやればワークショップもできるので、気をつけながら頑張ってこようと思っています。

クリスマスの準備。。しないうちにクリスマスが来てしまわないように、見えるところに置いて取り掛かろうと思います。良い週末を!

Saturday, December 04, 2021

this 3 months.


 大好きな人が空に旅立ってしまってから3か月。はじめのひと月は家にいる時は泣いてばかりで、そっとしておいてくれた家族がとてもありがたかった。それから10月の誕生日にも11月のジュリの誕生日にも、23年間何度も郵便で受け取って見慣れたきれいな字の彼女からの手紙は初めて届かなくて、私と1日違いの彼女の誕生日にも、自分の実家と彼女の家だけはどこからでも手紙が書けるように暗記しているその住所宛に、私はもう手紙もカードも送ることはないんだな、と、そんなことを空を見上げながら考える度にズシンと心に悲しみが響いて何とも言えない気持ちになりました。

時間が経つごとに、悲しい気持ちは少しずつ穏やかに、悲しんでいても空の彼女は喜ばないよ、なんてそんなことは十分頭でわかっていて、だから仕事をいつもに増して一生懸命してるし、家のことも。でもただ単純に、もう会えないけれど、会いたい。「もう手紙は書けなくなるけれど、これからはきっとあなたのすぐ近くにいるからね。」と最後のメールに書いてくれた彼女に恥ずかしくないように頑張ろうと思って背筋を伸ばして一生懸命暮らすけれど、恥ずかしくても猫背でもいいから本当はただ会いたい。

彼女との思い出をつづるアルバムを作って、書き進めていたけれど、寂しくなって一旦休憩。バイオリンも休憩。家にいる時に、何か没頭できるものはないかな、と思った時にやっぱり私の周りには毛糸がたくさんあって。11月は好きなスティーブン・ウェスト氏のTexture Timeというショールを編んでいました。ただ黙々と編んでいました。

ふわふわでいろんな模様が入った面白い形のショール。完成して雪の上で写真を撮りました。

今年のはじめにYOUTUBEのおすすめか何かで知った、イングランドの北の方に暮らす女性のチャンネル、The Last Homely House 。ケイトさんの話し方が私の友達に似ているな、と始めはイングランドが恋しくて見始めました。彼女の生活の紹介、キルト、編み物、スピニング、ベイキング、クラフト、猫。ビーキーピングもするし、ニワトリやがちょうとの暮らし。。とにかく書ききれないほどいろんなことが上手なケイトさん。見ているうちに大好きなチャンネルになりました。特に私の友達が亡くなってからは、家にいる時はずっと聞いていたと思う。聞いている時は勝手に自分がイングランドにいて、大好きな友人やケイトさんや周りの人たちと過ごしているそんな気分になっていました。現実逃避と言うか。

秋に、20年ずっとケイトさんのそばにいた大親友と呼ぶ猫が亡くなり、辛い気持ちが痛いほどわかりました。

ケイトさんはクリスマス前に、家族、地元の友達や知り合いと一緒に、クリスマスボックスと言うのを作り、販売しています。今年は、その亡くなった猫をヒントに地元のアーティストに描いてもらった絵を知り合いにプリントしてもらったもの、チャンネルにも時々登場する息子さんが撮った写真をカードにしたカードセット、絵が上手な娘さんの描いた絵のついたエプロン、ケイトさんの話を小さな本にしたもの、手作りで今も伝統的なやり方でろうそくを作る工房のビーズワックスキャンドル、そして、ガラスの工房で作ってもらったオーナメントが入ったボックスを売りますよ、と、ケイトさんがそれぞれの工房や作業場を訪れて一緒に制作する過程などをアップし紹介していました。ケイトさんの大親友だった猫のプリントが出来上がったのを見た時、愛に溢れた作品にものすごく感動しました。ガラスのオーナメントが出来上がったのを見た時に、私は毎年オーナメントを一つ買っているけれど、今年は私の友達を想う特別なものを選ぼうと思っていたので、イングランド製の手作り、しかも世界で一つのガラスのオーナメント、いいなぁと思いました。

でも、数の限られたそのクリスマスボックスはショップに出た途端に売り切れてしまうと去年の様子を見て知っていたので、自分がそれを買うなんて無理だろうな。。と思いながらも、販売の時間ちょうどに見て試しに購入ボタンを押すと、カートに入れることができました。手作りのものが集められたクリスマスボックス、英国からと言うことも加わって、普段では自分で簡単に購入できるような価格ではないけれど、自分をかぶせ合わせて見てきて、彼女のビデオに支えられて励まされた感謝の気持ちも込めて、購入してケイトさんをサポートしようと思いました。後で聞くと販売から8分ほどで売り切れたというそのボックスが英国から届きました。

今まで、英国から荷物が届くのは私の友達からだけだったから、不思議な感じでした。自分で買ったのだけれど、彼女からの贈り物のような気がして、でも、違う。アドレスの字も違うし、においも違う。でも、とても特別でした。

チョコレートコインもコンフェッティーもギフトと一緒に入っていました。

一つ一つは12月に入ってから開けようと決めていたけれど、猫のプリントだけはすぐに出して部屋に飾りたかったので、箱を開けました。丁寧にパッキングされた箱、ケイトさんと義娘アナさんが箱に詰める様子もビデオで上がっていたので、それが自分の手元に届いて、また不思議に感じました。箱の一番下に置いてあった猫のプリントを見た瞬間心が暖かくなりました。猫が特別好きと言うわけではなかったけれど、このプリントには本当に想いがいっぱいこもっていて、とても素敵だと思いました。


12月に入って、はじめにガラスのオーナメントの箱を開けました。一つ一つ手作りで模様が違うクリスマスツリー。亡くなった私の友達はいつも私たちにイングランド製のカードやプレゼントをこだわって選んでくれていたから、ぴったりだと思いました。「これを買ったんだよ」と彼女の娘さんに写真を送ると、「ママはガラスのオーナメントが大好きだった、エリコすごいね、きっと空でママが大正解!って言ってにっこりしてるよ。」とすぐにメールが返ってきました。私も、そう思う。

クリスマスツリーを切ってきたら、オーナメントを飾ります。また背筋を伸ばして時間を大切に心を込めて生活したいと思います。


Monday, November 29, 2021

Fifteen

  
元気にしています。寒くなってきました。

27日にジュリは15歳になりました。当日と次の日は町から350キロ離れた町で水泳大会があり、主人とジュリは泊りがけで行ってきていました。数年前までは私も一緒に応援に行ったけれど、今はコロナの規制等で応援はないところが多いし、よく考えてみると、ジュリの方が体が大きいので、今まではベッドでジュリと私が一緒に寝ていたけれど、水泳で疲れて一人で大きなベッドで休みたいだろうなと言うのもあって、(あと私は仕事)、2人で行きました。

誕生日当日は、大会の開会式で、コーチが誕生日のスイマーがいます、一緒に誕生日の歌を歌いましょうと、他の水泳チームも含めたみんなでジュリに歌を歌ってくれたそうで、自己新も2つ出たし、いい1日だったと、大きなピザを主人と食べている写真を送ってきてくれました。優しいコーチたちに感謝でした。

私は水泳よりも、冬の車移動が心配で、特に2日目は雨氷だったので、無事に帰ってきてくれて本当に安心しました。また12月にも遠征があるそうです。どうして日も長く雪もない夏にやらないんだろう。。。と言うのが何年もの疑問です。


と言うことで、家族でのジュリの誕生日祝いは1週間前にしました。主人がジュリのリクエストのステーキとジャケットポテトを焼いて、私は濃厚チョコレートのケーキを作りました。(Duchess Bakery’s ”Duke”)見た目は美しくないけれど、ダッチェスのレシピで作るとどれもとてもおいしくできます。ステーキもケーキも大好評でした。

週末の遠征の道中で食べるようにマーブルシフォンケーキも焼いて持たせました。15歳のプレゼントは部屋のライティング、ラグ、鏡、などなど、もう小さい子じゃないんだなぁと言う、ティーン風なものを準備しました。

友達からもギフトカード、チョコレート、服、髪の毛の飾りなど、ちょっと大人っぽいギフトをもらって嬉しそうでした。カードやメッセージ、ギフトなど、家族からもたくさんもらって、みんなどうもありがとうございました。

健康に15歳を迎えられて、本当にありがたいです。


Tuesday, November 16, 2021

mid November 2021

 雪、たくさん降りました。



この秋初めての雪かき。ドライブウェイに置いてあるリサイクルとごみの入れ物(これを指定された曜日に道路に出すと、収集車が持って行ってくれます)の上にのった雪がなんだかかわいくて写真を撮りました。この季節の始まりです。


11日はリメンバランスデーで、このブログにも何度も書いてきたと思うけれど、ポピーの花を胸につけます。今年は、ピンタレストで見つけたアイディアを参考にフェルトで作りました。前日は図書館でも子供たちと一緒にポピーを作ったり、本を読んだりする会があったので、ネオンの糸と黒い糸で編んだ教会のステインドグラスのようなセーターに付けて仕事をしました。

12日から15日まで学校は秋休みで、主人とジュリはのんびりしたようでした。週末の初日は3人で歩きに行けたけれど、日・月と雪が降り続いたので、家で掃除したり、好きなことをしたり。クリスマス休暇は今年は早く、12月17日だったかな、くらいに始まるので、あと1か月、水泳の朝練と学校、頑張ろうとそれぞれ元気をチャージした感じです。


Monday, November 08, 2021

fun time

 いつもは大雪に覆われていることが多い11月を、雪なしで迎えられて、みんなが暖かい秋で嬉しいね、ハロウィーンをスノースーツでコスチュームを覆うことなく迎えられて良かったね、と話しています。今朝は少し雪が地面にあったけれど、気温はまだゼロから少しだけ下がっただけなので、本当にありがたいです。



土曜日、主人が「川でホットドッグを食べるぞ。」といきなり張り切って、仕事から帰ったジュリを乗せて川へ行きました。提案者の主人がささっと、火をおこしてくれて、枝を削ってものが刺せるようにしてくれて、日が沈んだ途端に寒さがしみてきたけれど、火の周りに座りながら、ホットドッグやマシュマロを火であぶって食べました。

静かだね、暖かいね、なんか、いいね。ジュリは仕事でへとへとだったけれど、こういうのが大好きだから、嬉しそうでした。いい具合にマシュマロが焼けると自慢げに食べていました。

だんだん暗さが深くなってくると、星がぽつぽつ見え始めて、帰るころには満天の星空でした。帰りたくないくらいきれいでした。今度は暖かいジャケットなどをしっかりと持って、星の観察に来ようと話しました。とってもいい提案で、ダディ大成功でした。

去年に続いて今年も参加したスティーブン・ウェスト氏のミステリーニットアロング。無事に編み終わり、今回は9月にオーダーしておいたのでオンタイムで届いた特別なタグも縫い付けて、ジャーナルも書き終えて、達成感でいっぱいです。

前回よりもインスタグラムで世界中の参加者たちの作品を見てコミュニケーションをとれたし、何より、町の編み物友達も初参加、一緒にZoomで繋がりながら編んだのが特別に楽しかったです。編んだことのないテクニークがいくつかあって、週ごとに送られてくるパターンを見ては、やっぱりこの人は天才だなと何度つぶやいたか。。。今年のテーマはタイトルからもわかるように、動きを大事にした、毛糸と毛糸がまるで踊って表現をしているようなイメージで、いろんなテクスチャーがまざって、本当に楽しいの一言でした。世界中のいろんなニッターさんたちの作品を見るのも、選んだ色によって印象が随分と変わるので面白いです。色を上手に選べるようになりたい、まだまだこれが課題です。

彼の作品を編むと、すぐにどんどん次を編みたくなる。魔法みたいです。

図書館内は未だに大人だけのプログラムは禁止されていて(コロナの制限で)、広くて大きな部屋がいくつもある町のツーリストセンターが、一緒にコラボしてクラフトの時間を作ろうと言ってくれて、約2年ぶりに大人のクラフトの時間が始まりました。11月担当は木のクラフトが得意な同僚、彼女がやるクラフトはどれもすごく人気でいいなぁと思っていたら、1つ空きがある、しかもコロナ中一度も散歩したりお茶したりできていなかった友達が参加すると知って、私も!とその最後の一席を申し込みました。


朝、友達と待ち合わせして、ツーリストセンターまで歩いて、大きな部屋でクラフト。昔は当たり前だったこういうこと、この2年近くずっとしてこなかったけれど、しっかりとルールに沿ってやることで安全で安心して楽しく時間が過ごせるんだなと実感し、感染者数がおさまってきたこれから少しずつこうやってまたいろいろ参加していこうと思いました。図書館はいろんな人が使うから、そういう面では人には毎日のように会っているけれど、友達と何かを一緒に作る、一緒に時間を過ごす、それは全然違って、帰り道は幸せ感と満足感でいっぱいでした。

私は木のクラフトは、本当に図書館でしかしたことがないから、いつもすごく考えちゃうし、思った通りにいかない。町には木のクラフトが好きな人がいっぱいいて、周りの参加者たちも始まった途端、もうどういう風に作りたいかイメージが湧いていて、やすりを使ってラスティックに仕上げたり、色を混ぜて部屋に合うものを作ったり、すごいなぁと毎回思います。私はいろいろ足したくなっちゃうけれど、シンプルにしようと決めて、家に帰ってきてジュリに昔編んだ帽子をのせて完成。同じ材料を渡されて、スノーとスノーマンと言うサンプルを見せてもらっても、二時間後にはみんなそれぞれ全然違う作品を完成させて家に帰る。あぁ、ものすごくいい時間でした。

最後は休日の今日焼いたおやつ。ポンデケージョ、もちもちでおいしくて一瞬でなくなります。

Monday, November 01, 2021

October

 



11月になりました。昨日はハロウィーンだったけれど、日曜日、しかもジュリはコロナの状況もあるし、もう近所を歩いてキャンディーをもらわなくてもいいと言うことで、家で映画を観ていました。私は図書館で仕事だったので、以前に着た、パディントンのコスチュームに加えてマスクをフェルトで作って、ダブルマスクで仕事しました。祖父のスーツケースを前回は使ったのだけれど、大事なのなので、簡単に持ち運びできるように家にあった子供用のスーツケースに色を付けて、それを使いました。

グリズリーベアの足跡です。



笑っている石。

誰かが作ったもの。

ジュリがバイトを始めて、土曜日に働くことが多くて、2週連続で、主人と私は近くの川に行ったり、湖に行ったりして、ただのんびりと読書したり、日光浴したり、石を見ながら歩いたり、そんな週末を過ごしていました。朝は霜が張って、雪の降る日もあるけれど、11月にしては比較的暖かい日が続いています。

10月はインクトーバーと、編み物デザイナー、スティーブン・ウェスト氏のミステリーニットアロングがあるので、家にいる自分の時間はその2つを進めていました。また写真、完成したら載せます。

Sunday, October 17, 2021

special birthday gift

 「バイオリンが弾けるようになりたい。」

カナダに来てから「バケットリスト」という言葉を知って、あなたのバケットリストには何があるの?なんて会話を、頻繁ではないけれど、何かの機会にしたことがあります。いわゆる、自分の人生でやりたいことリスト。

主人は高校卒業の時かな?に、50のリストを作って、それを今も大切にしているようです、この25年間で少しずつチェックが増えてきているようです。

15年くらい前、「のだめカンタービレ」にはまって、それまで自分はピアノを習ってきたけれど、オーケストラのパートに所属し、ピアノのように一人独奏でなくて、みんなで曲を作り上げていくということに憧れを感じて、素敵だなぁとクラッシックコンサートに行くようになりました。10年前に街の大学の合唱団に所属して、第九をオーケストラと一緒に歌うと知った時には、楽器ではなかったけれど、念願のオーケストラと一緒に曲を作り上げることができると感動したのを覚えているし、より興味を持ちました。

そんな私のバケットリストには、何年ごとに見直してみても、いつも叶わないと知っていても、「バイオリンが弾けるようになりたい。」と書いてあります。叶わないと知っているのは、バイオリンは小さいころからやっていないと弾けないイメージがある、今更無理だ、それに高級で手が届かない。主人にも冗談で何度か誕生日にバイオリンが欲しいなんて言ったことがあったけれど、本気さを感じないし、私はウクレレを欲しがって買ったけれど、ブームが過ぎてほったらかしと言う過去があるので、どうせそういう感じだろうと。でも、ピアノは運んでどこかで弾くことができないけれど、バイオリンならば運んで誰かに音楽を届けることができる、そういう憧れがありました。

大好きな友達が亡くなって、彼女のお葬式を見せてもらった時、教会でのお葬式が終わって、美しい薔薇の花がたくさんのせられた彼女の棺をご家族の皆さんで運んでいる時に、ハープで演奏された曲を聞いた時、涙でぐしょぐしょになりながら、なぜか自分が彼女のお墓の前でバイオリンでその曲を奏でている絵が頭に浮かびました。「今を楽しむのよ、自分の心が笑顔になることをしなさい。」と、彼女がよく言っていたのを思い出しました。

私の横で一緒に彼女を見送った主人に、「私、お墓にきれいなお花を届ける時に、この曲をバイオリンで弾いてあげたい。」と言いました。息ができないほど悲しくて、でも、それを絶対にしたいんだと思いました。

その週末、主人は町のグループのボランティアで大きな街に。1泊して仕事して帰ってきた主人は、「少し早めの誕生日プレゼントだよ。」と言って楽器屋さんで相談して、大人初心者用のバイオリンを購入してきてくれました。

主人と初めて出会った時から、私はイギリスに家族のように大切な人たちがいると言う話をしてきたので、主人はこのコロナの規制の中、思ったように会いに行かせられることができなかった、結局私たちは何もできなかった、そして泣いている私の横でやっぱりそばにいるしか何もできることはないと思って悲しい、バイオリンを弾く目標を持って進もうとするのならば応援したいと、言って、バイオリンを渡してくれました。


生まれて初めて触ったバイオリン、弓で弦をそっと触って、だんだん音が出てきた時、音が直接自分に振動で伝わって驚きました。ピアノをやっていたから楽譜が読めるけれど、ピアノはとりあえず押せば音はなるけれど、バイオリンは弓でなでても音がなかなか思うように出ない、これから時間をかけて練習して、曲が奏でられるようにしたいです。

ジュリにはバイオリンの絵の描いてあるきれいなカードをもらいました。カスタードプリンも焼いてくれました。主人の両親、伯母たちから手作りのカードがたくさん届きました。町の友達や職場の同僚たちからカードやギフトをもらったり、日本の家族や友人たちからメールやビデオコールをもらいました。ありがたい。頑張ろう。と思った誕生日でした。


Monday, October 11, 2021

Thanksgiving weekend

Thanksgiving Day(感謝祭)が月曜日なので3連休の週末でした。もともと夏から立てていた予定は、カルガリーで行われる主人のいとこの結婚パーティーに家族で参加すると言うことだったけれど、ここのところ私たちの暮らす町でコロナの感染者数が過去最高になって、ジュリの学校でも私の近くでもあちこちで聞かれるようになって、うちは皆ワクチンを打っているけれど、町の接種率はようやく半分に達したくらいで低く、公共の場でたくさんの人と接しながら働いていることなどを考えて、欠席させてもらうことにしました。

9月から学校が始まって、主人はそれと並行して町のスイミングクラブのヘッドコーチになり、仕事とボランティアで毎日働き通し、ジュリは放課後は学校の宿題、そして2週間前から週に2回2時間ずつのバイトを始めたので、それも加わり、友達とのオンラインの時間もとりたいしと忙しそう。私も同僚の時間をこの1か月はカバーしていたりしたので、いつもよりも多く働いていて、3人とも連休初日はただ、それぞれの時間をそれぞれに楽しむ、個々のバッテリーをチャージする、そんな感じでした。


2日目に天気もいいし、去年遊びに行った川を見に行こうと言うことになり、誰もいない川でのんびり、主人は座ってただ自然の中にいるのを感じ、ジュリと私はおもしろい石を探したりしていました。変わり気のないカナダのロッキー山脈の景色のようだけれど、やっぱり毎回いろんな発見があって、飽きないものです。きれいな化石も見つけました。黒い化石はよく見かけるけれど、こういうのは初めてで興奮しました。

出来立てのセーターを着て、秋の山を歩くのが嬉しかったです。

感謝祭は七面鳥やハム、ローストした野菜に、デザートはパンプキンパイを食べるのが恒例だけれど、主人は連休初日に町のチャイニーズレストランから出前を取ってくれて、みんな疲れているからこの週末は特に大きな料理はしないようにしよう、と言ってくれました。

でも、連休最終日、今日のお昼過ぎに「明日からの仕事の準備などをしなくてはいけない、帰りは何時になるかわからないから。」と言って、主人は学校に仕事をしに行ってしまいました。大変だなぁ。。何をしておいたら喜ぶかなぁ。。と考えた時に、いいことを思いついて、ジュリに相談。ジュリも大賛成で、早速大きな買い物袋を持って、スーパーに行き、もう時間が間に合わないからお店でローストしたチキン、主人の大好きなパンプキンパイを購入。それと一緒に今からでも間に合う野菜のローストは自分たちで作ろうと、パースニップ、にんじん、ベイビーポテト、などなど、買ってきました。

ジュリは高校の選択授業で「料理」をとっていて、それまでに家で少し料理をしていて良かったなと思ったそうです。興味があるようで、野菜をローストしてくれる?と聞いたら、いいよ、とすぐに返事がきたので驚きました。プランは夜7時頃には帰ってくる主人にサプライズで日ごろの感謝の気持ちを込めてサンクスギビングのお料理を準備するということ。「これって、ねずみと靴屋さんの話みたいだね。」とジュリと話しながら、ワクワク準備しました。



疲れて帰ってきた主人に、「ハッピーサンクスギビングデー!」と言ってダイニングテーブルに連れて行くと、とても驚いて、おいしい、おいしいと言いながら食べてくれました。ジュリと私は良かったねー!と顔を見合わせながらにっこり。かぼちゃが売っていたので、かぼちゃのスープを作ったらこれが大好評、ジュリがローストしてくれた野菜はほかほかでとてもおいしかったです。主人が「こうやって暖かい食べ物をお腹がいっぱいに食べられることに心から感謝する」と言って、家族でそれぞれ感謝していることを話しました。

いい週末になったと思います。

参加する予定だったパーティーのドレスは新調しなかったけれど、秋に着るのが楽しみだったからし色にくすんだ水色の模様のついたドレスを選んでいて、それに合うように、夏にカルガリーで毛糸を買って、レースのショールを編んでいました。今回は出席できずに残念、次の機会に。

10月はこれで3年目、インクトーバーに参加しています。毎日、与えられたテーマで思いつくものを描く。10日分の絵です。あまり時間をかけすぎない、と決めているけれど、日によっては難しいテーマがあって、かなり悩んだ日もありました。今日は「酸っぱい」を描いたので、あと20日、続けて頑張ります。

Tuesday, October 05, 2021

making journal books

日曜日の午後、主人が空を見上げながら、「きれいな秋の日だなぁ、でも、多分、こういう秋らしい週末は今日が最後だろうな。」と、ぼそっと言ったのを、ふーん。。と思いながら聞いていたけれど、本当にその通りになりました。

まぁ、9月に今年は雪が降らなかっただけいいか。今朝は早起きしたジュリが「外見てごらんよ。」と言いながら起こしに来てくれて、カーテンを開けると、一面真っ白でした。あぁ、ローズマリー、カバーもせずにごめんね。全部切って乾かしてしまおうか。


ここのところ毎日仕事で、あとでのせようと思って撮っておいた写真がどんどんたまって日だけが過ぎてしまうので、9月の写真を少し載せます。本(ジャーナル)づくりにはまって、家にある布、硬い紙、いろんな種類の紙を使って、本を2冊作りました。小さい方は私の編みもののことを記録するノートに、そして大きいのは友達との思い出と写真などを綴る思いでアルバムにしたくて作りました。作り方は前回のカードをまとめた本と同じ、The last homely house の Kateさんの動画から。

ジャーナル用のノートを作ってみたいとはずっと思っていて、でも大きな作業になるかなと、取り掛かることなく、インスタグラムや動画などで手作りしている人たちの作品を見ていいなぁと思っていました。いつかやりたいなぁ。。と。でも、目的があると違う、これを作った週末は土曜の朝から取り組んで、日曜にカバーが乾いて、バンディングも完成。ものすごく気に入りました。15年くらい前に日本でミシンでいろいろ作っていた時に使ったコーデュロイの端切れとか、取っておいてよかった。リネンに刺繡のお花の布も、リバティの布も母のお友達から頂いたものです。自分で作ったノートに、思い出を書き込んでいくのは特別な時間です。アルバムを買おうと思っていろいろ探していたけれど、理想のがみつからず、どうしようかなと思っていたので、作ってみて、とてもいいものになって本当に嬉しいです。

秋になるとクランブルが食べたくなります。おいしい。

雪、溶けるかなぁ。。