Sunday, May 25, 2008

open garden


午前中の荒れた天気が午後に晴れて、ばぁばの水泳のコーチがオープンガーデンを開いていることを聞き、みんなでお邪魔してきました。いい天気になったことに感謝! 想像をはるかに超えた素晴らしいお庭に、みんなで感激。

母も私もきちっと整った庭よりも、自然で、植物そのままを楽しめる庭を好むので、まさに理想に近いお庭!無農薬で葉っぱにも虫食いの穴があるとのことでしたが、どの植物も虫も生き生きと生活していました。緑がいっぱいで本当に本当に素敵!まるでターシャのお庭みたい!

ジュリもちょうちょや蜂を見つけて喜んだり、アリを追いかけたり、お花に触ったり、自然を満喫していました。かわいい犬もいて、苺もなっていて、ジュリの大好きなものばかりです。数歩歩いては「きれいね!」「きれいね!」。私も「ステキ!」ばっかり言っていた気がします。

初めてお会いした、コーチ。母から聞いていた通り、とっても魅力的な女性でした。色々なスポーツやアウトドアなこともする傍ら、こんなに素敵なガーデン(300坪!)も10年以上かけて作って、バルコニーでは朝焼いたというシフォンケーキや炊き込みご飯、お庭で採れたジャガイモのローズマリーソテー、お手製のあんこやおろし大根をからめた柔らかいお餅、・・・をふるまってくださって、(どれもとっても美味しかった!)なんて多才な人なんだろう!と驚きの連続でした。

たくさんのお皿が並んだ木のテーブルには、お庭で摘んだバラが飾ってあったり、お庭の中にも水にクレマチスの花を浮かべていたり、キャンドル台にバラを飾ったり、本当にステキ!ステキ!大きな木にはハンモックもかかってました。

興味がある花について尋ねると、惜しげもなくお花を摘んで「香りがいいから帰りの車のボンネットに飾って」と渡してくれたり、ジュリが「きれいね」とお花を触ると、「これは摘んでもいいのよ~」とジュリにお花を持たせてくれたり、そういう姿に本物のガーデナーを感じました。

イングランド・コッツウォルズにも何度も訪れたことがあるそうで、話も弾みました。
私はイングランドのガーデンやターシャのガーデンに憧れは持っているけれど、実際には土地も違うしとか色々理由付けて、本を眺めて満足していました。でも、そんな中途半端なかぶれかぶれの憧れを吹っ飛ばしてくれた出会いでした。私も「考える・思う」だけではなくて「行動する」ようにしたい。

カナダ移住に関して、いまいち未だに前向きになれない私の心が伝わったのか、「カナダにだって、アンティークやガーデン、ステキな楽しみがいっぱいあるわよ。それに辛かったら無理しないで、帰ってくればいいんだから!」と言ってくれた笑顔が、パワーいっぱいで、なんだか私にもできるかも!と思えてきました。

No comments: